提督×利根4-200

最近はとある海域の攻略のため徹夜続きで仕事をしていた。
数日に及ぶ攻防のすえ漸く海域から全ての敵艦隊を撃破に成功。
しかしこちらも全艦隊を用いた総力戦だった為艦娘達は疲弊仕切っている。
彼女らに比べればデスクワークでの疲れなど…と言いたいが作戦の資料や消費した資材、艤装の修復等々文字通り山積みとなった書類にはかなり苦戦を強いられる。
「ふぁ~」と欠伸と背を伸ばす。生理的にでた涙でぼやけた視界の中で人影を見つける
「随分とお疲れのようじゃな」「なんだ利根か」
若干投げやりな返事に対しぷくっと頬を膨らませ不服そうに口を尖らせる
「なんだ、とはごあいさつじゃな」「悪い悪い、もう体は良いのか?」「うむ、加賀と霧島からお主が無理をせぬように監視を頼まれた」
利根はぼすんとソファーに腰掛けぐっと伸び机の上を占拠する紙の山を一瞥する
「のう、お主も一息入れたらどうじゃ?」「いや、しかし」「こまめな休憩は重要じゃ」
そういうとぽんぽんと自分の隣を叩く
「少しだけな」「あぁ」
席を立つと少し立ち眩みが起きる。寝不足と疲労か…
それを隠しソファーに腰掛けた瞬間ぐいっと腕を引かれ上半身が利根の方に倒れる。側頭部に感じる柔らかな感触、膝枕の状態である
頭を上げようとしてもがっちり利根の左手で押さえられ動けない
「おい、何の真似だ」「こうでもせねばお主は休まんじゃろ?」「いや、俺風呂入ってないし」「ん?我輩はお主の匂いは好きだぞ?なんの問題もない」
とこっちが恥ずかしくなるような事をあっけらかんと言うものだから抵抗する気力も失せた
それに気を良くしたのかまるで子供を寝かし付けるようにゆっくりと頭を撫でられる
疲労感に暖かな人肌と心地好い懐かしさに瞼が重くなっていった

「ふむ、漸く寝たか。しかしこうして見ると中々に可愛いな」
「ふぁ…我輩もちと寝るか」

数時間後目覚めた俺の視界には膝枕したまま眠る利根と、此方をニヤニヤしながら眺める艦娘。
そして「姉さんをよろしくお願いします」と頭を下げる筑摩だった


膝枕の件から周りの勧めもあり提督と利根は付き合うこととなった。
嫌い合ってる訳でもないし彼女とは長い付き合いでもある、そこまで劇的に変わるものでもないと提督は思っていたのだが
「提督、その、お…お」「おはよう利根」「~っ!」
と利根のほうは意識しまくりで声をかけようものなら真っ赤になって逃げてしまうのだ
こうしてなんの進展もなく数ヶ月が過ぎる

「のう、筑摩。我輩は提督の顔すら見えんようになってしまった。我輩はどうしたらいいのじゃ?」
と筑摩の部屋にて机のとっぷす利根
「うーん、姉さんがここまで初心だったなんて」
筑摩も此処まで弱った姉は見たことがなくどうしたものかと悩む。
「姉さんは提督さんの事は好きなのは変わって無いわよね?」「もちろんじゃ!」 「アレしかないか」「む?なにか良い手があるのか!?」
意を決した筑摩は利根に耳打ちする
「恋人同士の絆を深めるには…」ゴニョゴニョ
「なっなぬ!?そのような破廉恥なこと…」「大丈夫よ姉さん。後は姉さんが勇気を出すだけ」「う、うむぅ…」

夜も深くなった頃、寝巻に身を包んだ利根は司令室前にて大きく息をすう
「夜分失礼するぞ」「うお!?利根!?」
利根は提督の私室に入り後ろ手で鍵をかける。丁度風呂上がりだった提督はシャツにジャージという出立ちで布団の上で読書していたが突然の来訪に驚いている
「どうした、こんな時間に」「提督…そのよ、ょ、夜伽に…」
ぴたりと時が止まる
「今、なんと…?」「だから夜伽じゃ、何度も言わせるな馬鹿者」
そう言って布団にのる。
「ふ、布団は共に…な」
(いや待て、落ち着け。)
高鳴る期待を押し殺し提督は考える
(あくまで夜伽、ただ共に眠るだけだ、そう健全にだ。)
据え膳食わねばと言うが相手はドがつくほど初心な利根だ。下手に手を出してしまわないようにひたすら平静を装い軽く世間話を振る。ここ数ヶ月まともな話が出来なかったがやはりどこかしどろもどろ。
さていよいよ眠ろうと布団にはいる。意識しないようにと利根に背を向け目を瞑る。すると背中にムニュっという柔らかな温かい感触が当たる
「と、利根?」「提督、お主には今日まで悪い事をした。意気地なく逃げてしまったからな」
背中から抱きつかれ白いてが体を寄せ合う
「嫌いに、なったか?」
少し震えた声がすぐ後ろからする
「嫌いになんかならないさ」

ギュッと手を重ね握る
「本当か?良かった」「利根」
クルリと体を回し向かい合う。頬を染め少し潤んだ瞳、石鹸に混じる利根自身の匂い。
喉がゴクリとなりゆっくりと顔を近付ける。利根も決心を着け目を瞑る
チュッと言う可愛らしいキス。二度三度、啄むように唇が触れ合い少しずつ互いに相手を求めてゆく。
「んちゅ、はっ、うぃん…」
色っぽい息がもれる。
「その、利根…」「うむ、我輩も覚悟は出来ておる。」
そう利根は返すが僅かに震えている
「無理なら言えよ?」「だ、大丈夫じゃ…不束者じゃがた、頼むぞ」
利根の寝巻のボタンを外し提督の手が胸を揉みだす
「っ…我輩のは筑摩より小さいから、その」「いや、綺麗だ」「は、恥ずかしい」
美乳と言うに相応しい形の良い胸を優しく解せばピンと自己主張する乳頭。それに思わずしゃぶりつく
「ひゃあ!」
ヌルッとする唾液とざらつく舌の刺激にピクンと大きく体が跳ねる。その反応を楽しむかのように執拗に胸をいじくり回す。
舐め、突き、押し付け、吸い上げ。様々な刺激に翻弄され声も高く大きくなる
「提督ぅ、提督」
提督の頭にしがみ付くと同時に一層強く乳頭を吸い上げると
「あ、あぁあああ!」
体を弓ぞりにし利根は果てた。
「はぁはぁ」「利根、大丈夫か?」「う、うむ」
少し落ち着かせ頭を撫でると利根は力なく笑みをうかべる
「我輩の初めて、貰ってくれぬか?」「分かった」
愛液で濡れた下着と寝巻のズボンを脱がすと恥丘に薄ら生える陰毛と愛液を流す裂け目が見える
「じっくり見ないで欲しい」
と真っ赤になる利根に一言行くぞと伝え人差し指を裂け目に入れる。ぬるぬるとしながら異物を追い出さんと指を締め付ける肉壁
「ひっうぅ…変な感じじゃ」「動かすぞ」
クチャクチャと水音を立て指が暴れだす。
「あ、あぁ!あん」
二本三本と指が入り少しずつ肉穴を拡げる
「そろそろ、入れるぞ」
限界待で昂ぶった肉棒が肉穴にあてがわれる
「う、うむ…あ、提督」「どうした?」「我輩は、提督の事大好き、愛してる」
ニッコリと満面の笑みを浮かべる利根にゆっくりと肉棒が入ってゆく。
「俺もだ、利根。愛してる!」「っは、あぁ」
ぷちっと破瓜し生暖かな血が流れだすが気にせずに腰を突き出す。
「奥に、着いたぞ…」「はぁはぁ、うむ我輩はもう大丈夫じゃ。お主の好きに動くのだ」
その言葉に甘えた腰を打ち付ける。粘液が弾け、肉同士が打ち付け合う音と嬌声が響く
「はぁっ、気持ち、良いぞ!」「利根、出るぞ」「うむっ中に、中にぃ!あっうあああ!」


翌日の昼。漸く立てるようになった2人が司令室に入るとパーティ会場となり利根が真っ赤になって倒れたのはまた別の話

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最終更新:2013年11月13日 02:35