アリアンロッドRPG ナイツ・オブ・ラウンド セッション

session005

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arafg

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這い寄る混沌の書

「また幽霊とか出てくるんだろうな・・・ 押しつけよう」
黒魔術屋の主人は邪悪な空気をまとった本を見ながらそうつぶやいた

参加キャラクター

  • フィリップ Lv5
  • ミルテ Lv5
  • ルー Lv4
  • プロトン Lv3

オープニング

ナイツオブラウンドのギルドに1つの手紙が届いた。
前に買い取った本が危険なものだったことが分かったのですが、
私の手元においておくのは危険すぎると判断しましたので、
エルクレスト学院の図書館に寄贈しようと思います。
お世話になったミルテちゃん達に手伝ってもらえないでしょうか
ミルテ「行くわ」
即決で依頼が決まった瞬間だった。

ミドルフェイズ ブリューグの黒魔術屋

マリンダ「来てくれてありがと。
 神殿に話をしたらエルクレスト学院からぴったりな冒険者が来るらしいから、
 それまで待ってて」

Q.店の中に骸骨の頭にろうそくが乗ったようなものはありますか?
A.あります

しばらく待つと店の前に馬車が到着し、
一人のモーニングスターを持ったいい男が入ってくる。
「エルクレスト学園から来たアヴェラルディです」
「周りからはアヴェさんと呼ばれています」
「にしても君はいい体つきだ」
「俺よりもっといい体のウィルソンという男を紹介するから・・・」

マリンダ「報酬は現物支給でいいかな」
マリンダ「最近黒魔術系の人たちの間で人気らしいニャルちゃんドールってのを仕入れたんで、
 これ売れば結構いい値段になるらしいよ」
そうしてマリンダは店の奥から1つのぬいぐるみを持ってくる
そのぬいぐるみは
紫色の不気味なぐずぐずに腐り果てた蛸を思わせる名状しがたい不定形モンスターが
さらに複数絡み合うように混ざり合った
不気味なぬいぐるみだった
常人が目を背けたくなるような奇怪で異質な異形の神を象った人形を見てしまったので、全員にSAN値チェックが入ります

アヴェラルディ「ここからエルクレストまではおよそ2週間半くらいかかります。
 もっとも本を狙った族が出てくる可能性があります」

ミドルフェイズ 長い馬車旅

1日目
 盗賊の襲撃が発生する
 しかし、彼らの攻撃にて演出のみで撃退される

3日目
 盗賊襲撃!
 盗賊全員が隠密状態で不意打ちをしてきた為、
 プロトンが開幕戦闘不能。
 他メンバーも次々ダメージを受ける。
 多少苦戦はしたが何とか撃退する

5日目
 本に対し簡易封印完了。

7日目
 盗賊襲撃!
 盗賊は手も足も出せずにやられた

9日目
 盗賊襲撃!
 そこまで苦労せずに撃退。
 と思いきや亀のようなモンスターが馬車に近づき大爆発を起こす

11日目
 壊れかけの馬車のせいで全員の体力が大きく減る

13日目
 馬車はなかなか修理されず大きく体力が減少する
 盗賊襲撃から何度もプロトンが壊れている

15日目
 盗賊襲撃
 襲撃準備の所で、馬車が逃げ出す。
 盗賊は早々に倒して馬車を追いかけ、
 ミルテが何とか追いつく。

ミルテ「何があったんですか」
アヴェさん「すまないがホモ以外は(ry
アヴェさん「残念だが私はこの本はエルクレストではなく、
 ある方に届ける事が仕事なんだ。
 私の邪魔をするなら叩き潰してやろう」

クライマックス

アヴェラルディの攻撃はうまくヒットするが、
フィリップの体力を削りきるにはいたなかった。
フィリップは己の強力な拳で彼の体力を大きく削っていく。
アヴェラルディの標的はミルテに向けられる。
2回攻撃の1回を受け、ミルテは瀕死になる。
もう一度2回攻撃の1発目がミルテを襲い、クリティカルヒット
しかしミルテはクリティカルにて回避。
2発目は出目が走り回避。

今まで盗賊の襲撃に何度も戦闘不能になったプロトンがここぞとばかりに
バーストブレイクにてトドメを狙う。

精神判定:ファンブル!
「フェイトは?」
「もう使い切った」

回避不可能の必殺攻撃は判定失敗に終わった。

フィリップの一撃が決まり、アヴェラルディ戦闘不能。

エンディング

アヴェラルディを尋問したが、
  • 本を盗んだ理由は依頼主がいい男を紹介すると言ったから
  • 本が具体的にどんなものかは知らない
  • エルクレストに冒険者として進入し、こういうタイミングを狙っていた
  • 依頼主に関しては教えられない
「こいつをロープで縛って森に放置しよう。俺はこいつがいると背筋が・・・」

エンディング

エルクレストに到着すると図書館に通される。
初老の男性教師:グラハム
「人払いはしといた。これが霊の本とかいうやつなのか」
フィルボルの女性:テレーズ
「私も噂でしか聞いたことが無かったけど、魔術的に見ても相当やばいわね」

昔々ドーマという超絶な魔術師がいました。
彼は魔術研究者として多大な才能と結果を持ち合わせていましたが、
自身の研究を完成させる為には己の寿命が足りなさすぎる事に気がつきました
まだ若かった彼が取った手段は
持ち合わせるすべての力と寿命を使って、
己の寿命を永遠の元にする事でした。
最後は自身の命を無理矢理代価とする事で実験を成功させてました。
肉体は消失した彼はその後も魔術研究を続けるのですが、
それでも自身が伸ばした命はほとんど結果に結びついていない事が分かり、
自身の魂ごと本屋物品に移動させ、再び復活する為の仕掛けとして自身を封印しました。
まぁ、半分以上は私の想像の話だけど、
存在していたとしたら、
表に出してはいけないレベルの本ってのがあるのよ。

グラハム「この本はドーマが著作した“虚無への道標”と呼ばれる本のにある
 “呼び寄せる混沌”という章の写本だと思われる」
グラハム「危険だとはいえ、学術的にも貴重な物品である為、おいそれと廃棄する事は出来ぬのだ。
 それに、これほどまでの魔術書であれば、
 破壊する事により何らかの危険な現象が発生したり、
 物品その物が破壊しようにも破壊する事が出来ない事がある」



テレーズ「ところでエルクレストからアヴェラルディという冒険者が本の手伝いに行ったはずなんだけど?」

いいえ知りません
彼はいなかった、来ていなかった



備考
GM経験点+65
GM管理金+2125G (ニャルドール(5500)+成功報酬(3000))/4
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