稀人(まれびと)とは



ほぼ十割人間の~、と世界観の欄に書いたが、その例外的な位置に属するのが稀人である。
放射性、ウィルス性、環境的な悪影響を受けたにもかかわらず遺伝子情報に何の傷もつかず生まれ、五体満足に生まれてきた人たちである。
その確立の希少さから一般的に差別の目で見られている、ということはないがその存在を知るものからは好奇の対象であることがほとんどである。

稀人は特殊能力を持つ。
体内に何らかのエネルギーを発生させる「力」を持っているのだ(例 電力、火力など。人体発火現象を想像してくれるとわかりやすい)
そのエネルギーに目をつけた世界政府は、医療機関の監視、法整備などでボリスの全ての胎児を管理し、
稀人が発見された場合はあらゆる手段を使って手に入れる。
だが、完全にエネルギーをコントロールできる稀人は少なく、歴代でも数名である。
稀人のほとんどはその内在するエネルギーに身体を破壊されて死亡するケースでその命を終わらせている。
稀人はボリスを管理するコンピュータ、様々なエネルギーを必要とするものに対して、エネルギーを送っている。
未発達のハクでも、一瞬にして900ギガワット前後の電気エネルギーを発生させることが出来るため、一人育てさえすればエネルギーは無尽蔵であるが、際限なく発電のために利用されたり、その扱いに人権はない。国家最重要機密として隠蔽されている。

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最終更新:2013年07月27日 03:34