非正規雇用が増えて、全体の給与平均がさがるのは、まさにリフレ派が想定していることだが、これほど早い時期に数字として表れるのは想定外ではないだろうか?
リフレ派が想定しているのは、次の順番となる。
1.雇用増(まずは流動性の高いサービス業の非正規で増加する)
※このとき、低所得層の人数が増えるのだから、当然、平均給与は下がると考えられる。
2.正社員の一時金の上昇
3.正社員のベースアップ

勤労統計の元データで2010年からの傾向を見ると、何とも言い難い感じ。特に何か傾向が出ているとは判別できないと思う。

月間現金給与(平成25年3月速報)
労働者数(平成25年3月速報)
月間現金給与(平成25年3月速報)グラフ
最終更新:2013年05月03日 00:18