「普段のお得意様ではなく、資産を運用しているような顧客が高額品を購入している。ちょっとしたバブルが起きている」
資産家や所得の高い外商客を多く抱えているためだ。事実「外商客が高額品を積極的に購入しており、特にロレックスなど50万~100万円の高級時計が好調」

量販品の「ミセス向けの衣料品や雑貨が売れてこそ、本格的な回復」(Jフロントの山本良一社長)と見る向きが多い。事実、4月は気温が低下し、改装などをしていない店舗では衣料品の売れ行きは軒並み低迷

値上げ前の駆け込み需要も無視できない。4月中旬から下旬にかけ、多くの海外ブランドが10%程度の値上げをした。このため値上げ前にブランド品を購入する動きが同月前半までに集中し、売り上げを膨らませた面もある

それでも各社は株高が続く限り、高級品については「好調を持続する」との見方が多い
最終更新:2013年05月02日 12:53