動画かスライドにしてわかりやすくしたいコンテンツのネタ



  • 格差拡大シミュレーション
(コインが次々人にわたる様子をアニメーションにして、最後に分布図を見せて、見方を解説する動画にしたい)

Maxwell分布が出てくるシミュレーション思い出した。最初は均等にメンバーにコインを渡す。くじで二人選んで、一方がもう一方にコインを一枚渡す。これを繰り返すと、ほとんどコインがない人がどんどん増えて、たくさんコインを持っている人が少数生まれるという。

でもって、このシミュレーションでコインを渡すルールを、「ランダムに渡す」から「多い人から少ない人に渡す」というルールに変更すると、あら不思議、分布はテールの長い、不公平な感じの分布ではなく正規分布に近くなりましたとさ。



マックスウェル分布のシミュレーション、少数のお金持ちと多数の貧者が生まれる様子を簡単なルールだけで見事に模擬。これってどうしてこうなるのか。考えてみると当たり前だ。貧者は手持ちのコインが無くなればあとは他者には与えられなくなり、富者は常に少数のコインしか他者に与えられないのだから

お金の受け渡しルールを「ランダム」から富者から貧者へと変えるだけでも社会全体の分配はそれなりに公平化するがもともとの社会の富の生産は著しく偏っているものだからこれだけでもまだまだ平坦化には程遠い。社会の富の分配問題は古くて新しい問題。国際化はそれをもっと拡大している

これ面白いな、と思って、コイン分配ルールを1枚ずつではなくて1枚から有り金全部までランダムにしてシミュレーションしてみた。これなら一発逆転もあり得るはず。。。と思ったらMaxwellよりも偏りがひどくなったぞ。なぜだろう。 bit.ly/16PdL6m

結果がこれ。左上:分配前の分布、右上:Maxwellの分布が出るシミュレーション、左下:貧しい人へ分けようルール、右下:一発逆転ありルール pic.twitter.com/9qUoXFWwjE


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bokudentw
最終更新:2013年08月16日 15:22