317 名前: ◆I1DjlWNWjk[saga] 投稿日:2014/01/02(木) 21:36:50.77 ID:SQGSb3qoo
憧「……」
照「……」
淡「……」
塞「……」
恭子「……」
セーラ「……」
良子「……」
憧「(……増えてる!)」ガビーン
塞「え、と……まァとりあえず、そっちの三人は久しぶりって感じで」
照「しばらく」
淡「まったくもってー!」
恭子「な、なんなんこれ……? なんでインハイチャンプがおるん……?」カタカタ
セーラ「つーか俺らもなんでここにおんねん」
良子「インコンプリヘンション。すっげー不思議ですね」
憧「ぅーゎー、もう滅茶苦茶じゃない……」
320 名前: ◆I1DjlWNWjk[saga] 投稿日:2014/01/02(木) 22:01:15.38 ID:SQGSb3qoo
塞「あっ! も、もしかして戒能プロじゃありませんか!?」
良子「いえす。私が麻雀プロの戒能良子です」
憧「戒能プロ!? あの元傭兵でイタコの!?」
セーラ「グリーンベレーやなかったっけ?」
淡「スペツナズでしょ!」
照「イタチですよ」
良子「ないないノーウェイないノーウェイ」ビキビキ
塞「あの、サイン貰ってもいいですか? 友達が(有名人なら誰でも)ファンで……」
良子「オーケーですよ。代わりと言ってはなんですが、この状況を説明してもらえますか?」
セーラ「せや、これってなんの集まりなん?」
憧「うーん……どう説明すればいいのかな……」
淡「須賀キョータロー被害者の会!」
恭子「えっ」
セーラ「えっ」
良子「えっ」
塞「違うからね!?」ウォイッ
326 名前: ◆I1DjlWNWjk[saga] 投稿日:2014/01/02(木) 22:32:46.57 ID:SQGSb3qoo
憧「ていうか、今の反応……」
淡「やっぱり被害者なんだ!」
恭子「いや、被害者っちゅーか……」モジモジ
セーラ「なあ……?」テレテレ
良子「ステディですよ」サラッ
塞「へ?」
良子「ですから、須賀京太郎は私の恋人です」
憧「えっ」
淡「えっ」
塞「えっ」
セーラ「待てや! きょ、京太郎は俺の彼氏やで!///」
憧「えっ」
淡「えっ」
塞「えっ」
恭子「あ、あの……私も、京太郎くんの彼女のつもり……やったんやけど……」カタカタ
憧「えっ」
淡「えっ」
塞「えっ」
照「この前までカマイタチって実在すると思ってた」
憧「えっ」
淡「えっ」
塞「えっ」
334 名前: ◆I1DjlWNWjk[saga] 投稿日:2014/01/02(木) 23:01:43.75 ID:SQGSb3qoo
照「麒麟も、動物園にいるキリンのことだと思ってた」
憧「あの、ごめんなさい今それ一番どうでもいいです!」
淡「むー! 須賀のやつ、ボンバーマンの人以外とも付き合ってんの!?」
塞「ボンバーマンって私!?」
良子「エクスキューズミー。知り合い同士で盛り上がっているようですが、まず説明をプリーズ」
塞「あ、はい……えっと、実は私の彼氏の名前も須賀京太郎って言って……」
恭子「えっ」
淡「私の嫌いなヤツも須賀って言うんだよ!」
セーラ「えっ」
憧「……ちなみに、あたしも京太郎とは友達、です」
良子「えっ」
照「そしてそれぞれの京ちゃんは独立した別々の存在。私達だけが部分的に融合した世界に迷い込んでいる。ソースは照魔鏡」
恭子「なにそれメゲるわ……」カタカタ
342 名前: ◆I1DjlWNWjk[saga] 投稿日:2014/01/02(木) 23:40:06.55 ID:SQGSb3qoo
淡「で? 結局そっちの三人とも須賀の彼女なんだっけ?」
塞「その言い方は語弊が……」
良子「イグザクトリィ。京太郎は私だけのステディです」
淡「ふ、ふーん。プロ雀士ってことは社会人だよね? 須賀ってばそういう趣味なの?」
良子「趣味とかではなく、京太郎は私を愛してくれている……そういうシンプルな理由ですよ」ポッ
淡「ふーん! あっそ! でも、だったら一緒にいる時間とか少ないんじゃないの!」
良子「いえす。そればかりは残念ですね」
淡「ふっふーん、そーでしょ。須賀も可哀想だなー。同級生ならそんなことないんだけどなー」
良子「バット、その分一度にたくさんの愛を注いでくれますから、気になりません」
淡「注い゛っ……!?///」カァッ
良子「それに、社会人は時間がなくてもマネーがありますからね。場所や道具もバリエーション豊富で……」
憧「ふきゅっ!?///」
良子「京太郎の若い迸りを受け止めるのはすっげーハードですが、まあ所詮4歳差ですので、始まれば朝までノンストップで――」
塞「わ゛ーっ! ストップ、ストーップ!!///」
憧「きょ、京太郎……駆逐艦マニアのくせに……!///」
淡「あわわわわわわ///」
照「(目指せトッププロ)」
348 名前: ◆I1DjlWNWjk[saga] 投稿日:2014/01/03(金) 00:13:30.28 ID:UGJMCMABo
憧「……ていうか……」チラッ
セーラ「ん?」
憧「な、なんで学ラン着てる……んですか?」ビクビク
セーラ「あ、これか? これはな――」
憧「もしかして、そっちの京太郎がそーゆー趣味なんですか!?」ドキドキ
セーラ「はあ!? ち、ちげーわ! アイツはむしろ逆や!」
憧「逆……?」
セーラ「せや、京太郎は俺に女らしい格好をさせたがんねん……」
憧「……何か問題が?」
セーラ「大アリや! 恥ずいやん!」
憧「えー……」
セーラ「つーか、アイツの『女らしい』の基準がおかしいねん! この前なんて、し、下着買うのについて来たんやで!」
憧「ふきゅっ!?」
セーラ「プレゼントしてくれたんは嬉しいけど、その直後に「男が女性に服を贈るのは、それを脱がせたいって意味なんですよ……?」とか言うから俺、俺……///」カァァッ
塞「(経験ある……///)」カァー
照「(経験ある)」ムフー
淡「(なにそれずっこ……くなんてないけどっ)」フンッ
憧「(な、なんか……この人には負けられないって気がする……)」モヤッ
355 名前: ◆I1DjlWNWjk[saga] 投稿日:2014/01/03(金) 00:42:23.07 ID:UGJMCMABo
塞「さ、さて! じゃあ次の人から話を聞こうかな!」アセアセ
恭子「……」
塞「あれ? もしもし?」
恭子「……」
塞「あの、大丈夫で――!?」
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淡「し、死んでる!!」
360 名前: ◆I1DjlWNWjk[saga] 投稿日:2014/01/03(金) 01:24:10.81 ID:UGJMCMABo
恭子「…………………………メゲルワ」ボソッ
淡「生きてた!」
恭子「なんなん……? 京太郎くんは私の彼氏やのに、こないぎょーさん……別世界とか知らんし、ほんまメゲるわ……」カタカタ
塞「ま、まあ動揺する気持ちは分かるけど、そこまで落ち込まなくても……」
恭子「だってあの二人キャラ濃すぎやんか……私なんて……」カタカタ
憧「い、言うだけ言ってみたらどうですか? その、そっちの京太郎との思い出とか」
恭子「……笑ったりせーへん?」
照「大丈夫、大人しく聞いてる(照だけに)」
恭子「じゃあ……えっと、この前、京太郎くんが泊まりに来た時の話なんやけど」
恭子「プレゼントの可愛い服(※)に着替えさせてくれた京太郎くんがベッドで私を後ろから抱き締めて「恭子さん、可愛いですよ」って囁き続けるのを聞きながら朝まで過ごしたんや」 ※咲日和3巻ゲーマーズ特典ブロマイド参照
セーラ「優勝やな」
良子「あなたがナンバーワンです」
恭子「ほんま!? やった、やったで京太郎くん!」バンザーイ
憧「(殺す)」
淡「(100回殺す)」
塞「(穴という穴を塞がなきゃ)」
照「(帰ったらギギギ)」
最終更新:2014年01月03日 15:08