目次
なまもの兵器群
食べられるものもいて食べると美味しい。
基本的に圧縮波動砲の世代でいうと第四世代の技術レベルだそうだ。水棲シュヴェシィナ達が育てている場合はその限りではないらしいが。ちなみにそこらへんに居る生き物は何故か第五世代の技術レベルである。そのためか普通の生き物が居る領域では彼らは生きられない。だからといって弱い訳でもないので警戒を怠らないように。どちらかと言えばそこら辺に居る生き物達はコンパクトで強靭な身体を手に入れる為にもともとなまもの兵器群並みだった成長速度をあえて犠牲にしている。それに対してなまもの兵器群は要求されるべき性能を手に入れようとした過程とその結果が成長速度の高速化と巨大化であっただけである。
なまもの兵器群は「人類の技術を持った野生動物」と言うべき存在らしく、身体には機械や兵器のような器官も数多く見られる。基本的に枯れた技術かロストテクノロジーで出来た機械を使っているがどこの文明のテクノロジーなのかが不明なのはもはや当然である。異文明にとっては「最新鋭の兵器や超兵器が野生動物として振る舞っている」という迷惑極まりない奴ら、今日も異文明が滅んでいるかもしれない。ρ次元群の住人にとっては「食料」というある意味では重要な奴ら、今日も食卓に並んでいるかもしれない。
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なまもの兵器群の兵器群 |
なまもの兵器群の兵器群
なまもの兵器群が用いる技術を侮ることなかれ、その技術レベルは殆どの文明を圧倒する。
何故ふつうの生物がここまで進化してきた理由はただ一つ、
適当に進化したから
砲兵装
なまもの砲塔
直射火力の代表的な搭載形式。砲戦を主体とするなまもの兵器群や対空防御に優れるなまもの兵器群はだいたい搭載している。
砲塔基部が見えず露出する密閉式砲室だけで砲塔の機能が収まっているように見える。実際には砲塔基部どころか弾薬庫も個別に存在していてそことのリンクは転送装置γと呼べる製造できる文明が未だに三つしかない驚異的な技術が使われている。あらゆる電子攻撃をものともしない凄まじい電子兵装がなまもの兵器群の特徴でもあるのだがここまで驚異的な技術が使われた装備はそうそうない。主にそのせいでポン付けしただけのような搭載方式でなんか変。
なまもの兵器群と言えども配置は軍艦のそれと一緒で上部に一直線に並んでいるが古代生物系ではそうでない場合もある。当然だがより現代的な配置のほうが最大火力を発揮できる範囲が広いのでより機動性に富んだ戦術を取ってくる。その最たる例である“くろまぐろ”と“しろさけ”のミサイルを交えた艦隊戦は非常に現代的である。
慣習的に搭載されている銃砲が50mm以上なら砲塔、50mm未満なら銃塔とされる。
何故だか撃破後に回収すると砲塔だったらそれこそ上部の戦闘室部分しかないのに回収すると戦闘室の下の部分までちゃんとある。何故だか撃破前の推定実効質量と撃破後の実行質量に違いがあり、撃破後のほうが明らかに重いし大きい。何故だか大量の砲弾を積んでいるのに実行質量は見た目通りだったり積んだ分だけもりもり重くなっている時がある。まったくもって謎の兵器である。
なまもの砲郭
古い搭載形式。この中でも可動式と固定式に分かれる。
固定式の砲郭は機動力に優れるなまもの兵器群が好んで用いている。可動式の砲郭はやはり古代生物系にのみ見られる。これでも砲塔と同じ超技術が使われている。
なまもの砲座
かなり軽量な搭載形式。防御機銃の搭載形式としてはかなり一般的。
これもやはり超技術が使われているが一度撃破されると電子攻撃に脆弱な代物になっている。
なまもの水雷兵装群
なまもの魚雷発射管
より奇妙な構造になっている魚雷発射管。砲座式と固定式に分かれる。
発射管そのものが転送装置γなるものによって自動装填装置および弾薬庫となっている。世にも珍しい魚雷弾幕が見れるのもこの超技術のおかげ。でも撃破されると劣化するのは相変わらず。作れなきゃ使えない技術なので殆どの文明は使用する事が出来ない。
なぜだかこれもそれ自体は装置と魚雷そのものの重さしかないのにこれに魚雷を積みまくると機体が発生させる空間の歪みが積んだ分だけ増えていくという謎の現象が起きる。総重量などは変わらないがなんでだかそういう謎の現象が起きる。まったくもって謎の兵器である。
妨害環境下ではなんかいっぱい撃てる場合とそうでない場合がある。何が条件なのかはまるで解っていない。
なまもの機雷投射器
デコイ投射器とも。基本的には機雷や爆雷をぽとぽと落としていくだけの装置。爆弾を投射する場合もある。
やっぱりすっげぇ技術で機雷原にしやがる嫌な兵装。宇宙といえども機雷の脅威は変わらないようだ。たまに核機雷が混じってて一発触雷して艦隊壊滅なんてよくある話。銀河ハイウェイや宇宙ハイウェイに撒きやがって通行止めなんてよくある話。機雷封鎖を受けている恒星系や銀河系がよくあるくらいにはわりと一般的な兵装のようだ。不発率を圧倒的な量産体制で補う方式の為、爆発したりしなかったりとうざったさが倍増。不発だった機雷が惑星に落っこちて地雷になってるのもよくある話。
なまもの兵器群の機雷は複数の種類を混ぜて運用しているので機雷探知と掃海が難しい。現状で最も確実なのは音響による捜索だが宇宙だったら音響は使えない。宇宙の機雷原は諦めよう。この機雷を効率的に除去できる文明はやっぱり三つしかない上にその文明の中でも少数。
なまものロケット兵装群
なまものロケット発射器
ロケットと言いながらミサイルが積まれている場合が多いがロケットとミサイルの区別を付けていないだけである。
魚雷発射管と同じく発射筒自体に超技術による自動装填機構が付いている。ロケット弾を斉射してから即座にミサイルを装填・照準・発射するという戦法は古来から行われている。
なまものミサイル垂直発射器
外見では目立たないミサイル発射器。こちらはロケット発射器とは違ってロケット弾を撃たない。
機構の殆どが埋没しているので発射器自体を動かして照準することは出来ないがより大量のミサイルを運用できる。
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なまもの爬虫類
設定:
多くは軽量金属とセラミックが積層した鱗を持ったなまもの兵器群……というよりかはなまもの鳥類と比較して防衛的な行動をとるなまもの兵器群。
レーザー戦艦Caretta caretta
全長330m、全高86m、全幅155m、総重量58000t
仕様:
5000G級重力砲
406mm8連装δレーザー砲 4基
457mm連装εレーザー砲 2基
155mm4連装αレーザー砲 8基
28mm対空誘導レーザー砲 48基
鋼鉄っぽい甲殻 対KE38cm防御
設定:
通称うみがめ。もしくはあかうみがめ。何故か重力砲を持っているすごいうみがめ。これと戦う頃にはこれくらいでは驚かないだろう。
常に10隻以上の艦隊を編成して宇宙とかを遊泳する。
ワープしまくるタイプのちょっとお古のなまもの兵器群。
なまもの鳥類
設定:
強力な索敵能力によって獲物たるなまもの兵器群を見つけて多量の直射兵装によって攻撃して狩るなまもの兵器群。
空中戦艦Anas platyrhynchos
全高230m、全長115m、総重量68990t
仕様:
超ブラックホール級重力砲
10.6m第四世代圧縮波動砲
508cm電子レーザー砲
100cmεレーザー砲
228mmαレーザー砲
100mm対空パルスレーザー砲
電磁防壁(対EN 800cm防御、展開範囲400m)、
重力防壁(弾頭質量800kgまで完全遮蔽、展開範囲300m)、
超なまもの装甲 対36cm防御
設定:
通称まがも。物凄く重武装。
雛のときはコルベットだが成長に従ってフリゲート、駆逐艦、軽巡洋艦、重巡洋艦、巡洋戦艦、戦艦へと成長していく。これは多くのなまもの兵器に共通である。
なまもの魚類
設定:
軽量金属とセラミックが積層した複合装甲状の鱗に覆われている事が多いなまもの兵器群。
小柄ななまもの魚類はなまもの甲殻類よりKE抵抗はちょっと弱くてCE・FE抵抗がちょっと強い程度だが大型の魚類にもなると殆どの文明は打つ手がなくなるほどには堅牢になる。堅さばかりが目に付くが火力も相当なものですべてのなまもの魚類は量子波動砲と呼ばれる原理が謎な上に作れる文明が“ひとつ”しかない超兵器を持っている。この超兵器を防げないなら物量による人海戦術もただいたずらに犠牲を増やすだけ。なお、その“ひとつ”しかない文明はなまもの兵器群である。
艦隊を組むことが多く誘導兵器と重力砲の運用に長けておりミサイル艦的な戦術を取っている事が多い。交戦距離が極めて長く、“くろまぐろ”の艦隊と“さけ”の艦隊が交戦している状況が確認されたときは間に数多の宇宙を挟んで対艦ミサイルと重力球の撃ち合いをしていたという。
巡洋艦Thunnus orientalis
全長204m、総重量10300t前後
仕様:
12.7cm3連装速射砲6基
30.5mm5銃身ガトリング式機関砲6基
15.2mm機関銃30基
61cm誘導魚雷8連装発射管
50.8cmミサイル4連装垂直発射器16基
32.4cm誘導魚雷3連装発射器4基
22.8cmロケット10連装発射器2基
7cmミサイル21連装発射器6基
5.1cmミサイル48連装発射器12基
SUPER TUNA ARMORγ
SUPER TUNA EMG SHIELDγ
なまもの魚類電子兵装群γ
巡洋艦元素転換炉X
巡洋艦混燃ボイラーX 3基
巡洋艦タービンX 4基
なまもの推進機構X
設定:
通称くろまぐろ。数多の文明を食い荒らすなまもの微生物群を食べて成長するなまもの魚類を食べて育つ、回遊性の美味しいなまもの魚類。水棲ベレロフォンはこれが大好きでわざわざ亜光速戦闘で狩っていくほど。時にはこのマグロを狩るために普段からよく狩場と獲物をめぐって喧嘩したりお互いにノラ兵器群と間違えて誤射しあったりするクレリアンに協力を仰ぐことも。
このなまもの魚類は大型魚類の中でもトップクラスの戦闘能力を誇るため間違っても水棲ベレロフォンやクレリアンのように接近戦を挑んではならない。彼・彼女らは銛で刺し殺していくが絶対に真似してはならない。
なまもの兵器群としては珍しく装甲とシールドがなんとγ級である。このため防御機構無力化戦術が使えない。流石に冶金技術がほぼ無いようななまもの兵器群なので水棲ベレロフォンとクレリアンが使う銛には成す術がないが彼ら以外の兵器に対しては圧倒的過ぎる超防御力を誇る。この超防御装甲によって冶金技術と金属加工技術に優れるρ13文明とベレロフォン文明が作り出すKE・CE・FE兵器以外の攻撃を全て弾き返して見せる。漸無限速粒子による粒子防壁を張っており超光速戦闘においても先進的な超防御力を発揮している。もちろん、これを貫いて攻撃できるのも同じなまもの兵器群か奴らだけである。
魚雷艇Trachurus japonicus
全長30m、総重量64t
仕様:
57mm8銃身ガトリング式機関砲
40mm4連装機関砲2基
12.7mm連装機関銃6基
53.3cm誘導魚雷8連装発射管(53.3cm誘導魚雷、53.3cm魚雷、42.2cm対潜ミサイル、34.3cm対艦ミサイル、34.3cm対空ミサイル、250kg機雷、500kg機雷)
70mmロケット9連装発射器2基
5.1cmロケット6連装垂直発射管4基(重力ロケット、煙幕ロケット、対空ロケット)
SUPER CARANGIDAE ARMORβ
SUPER CARANGIDAE EMG SHIELDβ
なまもの魚類電子兵装群γ
なまもの核分裂・核融合炉
なまもの水素タービン発電機
なまもの推進機構
設定:
通称まあじ、もしくはあじ。アジ科アジ亜科に見られる側線上に並ぶ「ぜいご」と呼ばれる楯状鱗が特徴的でこの部分は正面と同じく強固な装甲部位である。現実のマアジと同じく銀河内をうろうろするだけの「居つき型」と銀河の外に出て回遊する「回遊型」で身体つきが若干違う。食性も現実のマアジと同じ。
なまもの魚類は文明が小規模な上に一個しかなかったり滅んでたりする海(銀河)にしかいないので美味しい食材を求めて様々な文明の艦隊が来るが尽く返り討ち。美味しい食材はその分苦労しなければあり付けない厳しさを物語る……のかもしれない。
砲艇Lepomis macrochirus
全長30m、総重量52t
仕様:
122mm43口径連装砲
76.2mm52.5口径戦車砲2基
23mm連装2銃身ガスト式機関銃2基
12.7mm連装機関銃6基
7.62mm機関銃8基
52mmロケット12連装発射器4基
SUPER CENTRARCHIDAE ARMORβ
SUPER CENTRARCHIDAE EMG SHIELDβ
なまもの魚類電子兵装群γ
なまもの核分裂・核融合炉
なまもの水素タービン発電機
なまもの推進機構
設定:
通称ぶるーぎる。淡水系超時空領域にしか生息しないちょっと珍しいなまもの魚類。
なまもの甲殻類
設定:
よほど巨大でもない限りは軽金属を主成分とする装甲を持ったなまもの兵器群。そのため技術レベルが劣る文明の徹甲弾に対する抗弾性は意外にも良好だが成形炸薬弾やAPFSDSや徹甲プラズマ弾等のCE火器やFE火器に有効な抗弾性を持たない。むしろ普通の徹甲弾や銛で奴らを倒せるのはρ13文明群と水棲ベレロフォン文明群しか確認されていない。そのKE抵抗の強大さは比較的小柄で総重量も70t前後の“あかざえび”でも弾速1万桁・3億太陽トンの極大質量徹甲弾を弾き返して無傷で居られる程である。
全体的に機動性が低いため恒星団からはあまり動かない事が多い。
甲殻類であり透明か青色の血液を持つものの、その巨大さと機敏さからどうにもこのたんぱく質はヘモシアニンではないようだ。長らく食料か恐るべき怪物としてしか研究されてなかったためどのようなたんぱく質なのかは不明である。甲殻類なのに温血動物だが熱探知には映らないという熱ステルス性は維持されている。そのため赤外線誘導ミサイルに狙われにくいという特徴がある。
重戦車Paralithodes camtschaticus
甲幅25m、総重量360t
仕様:
30.5cm55口径戦車砲2基
12.7mm3銃身ガトリング式速射砲2基
25mm3連装機関銃6基
61cm8連装誘導魚雷発射管
20cmミサイル6連装発射機
SUPER CRAB ARMORβ
SUPER CRAB EMG SHIELDβ
なまもの甲殻類電子兵装群β
設定:
通称たらばがに。かに光線と呼ばれる特徴的な兵装を備えてるすごい蟹。美味い。宇宙棲で謎の推進機構により恒星系内を泳ぎ回り藻や魚を捕って食べたり小惑星を砕いて食べている。偶に恒星系を飛び出して隣の恒星系を攻めたりする。
かに光線は任意の場所の粒子群を崩壊させてプラズマ爆発を起こす兵装であり、実は宇宙では威力が激減する兵装である。例として、大気圏内ではこの等級では空気中でも広島型原爆にも匹敵するほどのプラズマ爆発を起こし、固体及び液体の物質に集束させた場合最大で20Mtもの破壊力を発揮する。しかし、宇宙空間ではレーザー照射による莫大な熱量攻撃しか見込めず、場合によっては不発にすらなりうる。
動きは鈍い、しかし、近付いてはならない。防御特性がチタンと全く同一という凄まじい甲殻を持つ。
大昔の生体兵器群が自己増殖したもの説と生物の進化は果てしないよ説に別れているが決着が付く気配はない。
中戦車Euphausia superba
仕様:
140mm52口径戦車砲
30mm自動擲弾銃
14.5mm機関銃
7.62mm機関銃2基
SUPER KRILL ARMORγ
SUPER KRILL EMG SHIELDβ
なまもの甲殻類電子兵装群β
設定:
通称なんきょくおきあみ。
体長11mほどとミジンコよりは大きいなまもの甲殻類。その数は5桁から6桁単位の群れが普通でありかなりの物量をもって侵攻するのが普通。
なまもの甲殻類におけるT-34的な存在。よりにもよってγ級装甲が主装甲なので殆どの文明はこのなまもの甲殻類の甲殻を撃ち抜くことが出来ずに返り討ちに会って撃退されることがしばしば。ρ次元群ではこのなまもの甲殻類の武装をいかにして防ぎ、いかにしてその装甲を貫いて撃破できるかが生き残るための環境要因となる。主砲から発射される流体プラズマ弾は極めて高いシールド貫通力も持つため非常に対策が難しい。
装甲機動兵器、みじんこ
仕様(4m級):
76mm連装荷電粒子砲(対空拡散プラズマ徹甲弾、対戦車プラズマ徹甲弾、対艦波動砲、βレーザー、εレーザー)
15.2mm4銃身ガトリング式機関銃2基(プラズマ徹甲弾、αレーザー、εレーザー)
50.8mmロケット4連装発射筒2基(対トーチカロケット徹甲榴弾、空対空ロケット榴弾、短距離空対空ミサイル)
SUPER CLADOCERA ARMORβ
SUPER CLADOCERA EMG SHIELDβ
なまもの甲殻類電子兵装群β
設定:
小さいなまもの甲殻類。ミジンコといっても体長が4mから7m、殆どの宇宙棲生物をその圧倒的な物量を持って駆逐するくらいには強力。奴らに駆逐されないのはバイドと我々人類とρ次元群に住まうあらゆる惑星棲生物群くらいしかいない。
基本的にはレーザー火器か粒子ビーム火器で武装し、なまもの甲殻類なのでちゃんと電磁防壁と重力防壁を備えている。
正面からみると一つ目の怪物といった容姿だったため長年の間は宇宙サイクロプスと呼ばれていた。
戦闘能力はバイド戦闘機群とどっこいどっこい。
でもミジンコなのでぱたぱたと泳ぎながら移動する。かわいい(?)。
陸上戦艦Macrocheira kaempferi
甲幅877m、総重量150000t
仕様:
512cm16連装かに光線砲 2基(かに光線砲、YAMATO式波動砲、βレーザー)
超大型爆発成形侵徹刃投射砲 2基
100cmεレーザー砲 4基
42cm16連装誘導プラズマ砲 6基
30.5cm16連装拡散プラズマ砲 18基
127mm7連装対空誘導荷電粒子砲 50基
76mm3連装対空拡散リングレーザー砲 50基
40mm対空電子パルスレーザー砲 256基
10mmαレーザー機関銃 4096基
80cm誘導量子魚雷発射管 4基(威力8億アイソトン級12発)
超大型鉗脚(かに光線砲と重力砲搭載)
鋼殻 対KE51cm防御、対EN3560cm防御
減衰式電磁防壁 展開範囲450000m、対EN45000000cm防御
プラズマ炸裂装甲
超兵器、気象制動器
設定:
通称たかあしがに。でかい。大抵は宇宙から飛来してくるのに陸上戦艦。
主砲であるかに光線砲は最大500テラトンまで威力を上げる事が可能。同時に5兆t規模の小宇宙を叩き付けるYAMATO式波動砲も持つ。驚異的な火力を持ち、尚且つ機動性も高い厄介ななまもの兵器。色は蟹らしい色だが鋼鉄の甲殻を持ち、かなり堅牢な構造となっている。
戦車ArmoredCrayfish
全長4~22m、総重量11~105t
仕様:(超重戦車型)
対戦車鉗脚 2基
130mmプラズマ戦車砲(タングステンプラズマビーム弾)
37mm対空拡散荷電粒子砲 2基(鉄粒子ビーム弾)
鋼殻 288/203/129mm
仕様:(重戦車型)
対戦車鉗脚 2基
107mmプラズマ戦車砲(タングステンプラズマビーム弾)
23mm対空荷電粒子砲 2基(鉄粒子ビーム弾)
鋼殻 189/140/100mm
仕様:(中戦車型)
対戦車鉗脚 2基
85mmプラズマ戦車砲(タングステンプラズマビーム弾)
14.5mm対空荷電粒子砲 2基(鉄粒子ビーム弾)
鋼殻 100/70/45mm
仕様:(軽戦車型)
対戦車鉗脚 2基
45mmプラズマ戦車砲(タングステンプラズマビーム弾)
7.62mm対空荷電粒子砲 2基(鉄粒子ビーム弾)
鋼殻 30/14/14mm
設定:
謎の装甲ザリガニ。ジョークで作ったものが具現化してしまったらしい。超重戦車型には何故か人が入れるスペースがある。
なまもの頭足類
設定:
金属装甲を持たず高強度な繊維が編み込まれたたんぱく質を装甲としているなまもの兵器群。
ぬめっとした粘膜でもそれはもう凄い抗弾性を誇っている。しかしその物理的特性から甲殻類以上にCE火器とFE火器に対する抗弾性が無い。
デコイや煙幕を使った索敵妨害能力とステルス性能に優れ、ミサイルや誘導魚雷等の誘導兵器に対する対処能力はかなり高い。その分索敵能力もかなり優れているので彼らを発見した時には既に彼らに発見されている場合が多いなまもの兵器群。レーダーに映らないのは当たり前、目視でもどこに居るのか分からないのも当たり前、アウトレンジされているのも当たり前、そんななまもの兵器群。熱ステルス性と電磁ステルス性に加えて光学ステルス性が高く発見と捕捉が難しい。一応、量子索敵と重力索敵と音響索敵で容易に発見できるが煙幕やデコイを撒かれてしまうと音響索敵以外では発見が難しくなる。
戦略ミサイル潜水戦艦、Architeuthis dux
外套長700m、総重量不明
仕様:
51cm4連装6銃身ガトリング式速射砲3基
38.1cm連装8銃身ガトリング式速射砲6基
3000cmイカ墨波動砲
800cm弾道ミサイル垂直発射器60基
51cmミサイル4連装垂直発射器72基
80cm4連装魚雷発射管60基
SUPER OEGOPSIDA ARMORγ
SUPER OEGOPSIDA EMG SHIELDγ
なまもの頭足類電子兵装群γ
設定:
通称ダイオウイカ。気分で適当な文明を滅ぼす海の魔王的ななまもの頭足類群。美味しくないので討伐したらその死骸はほったらかし。
毎分30万発のレートで弾道ミサイルと巡航ミサイルをぶちまける悪意マシマシの自然災害。
そこら中に弾道ミサイルを撃ちまくるので迷惑がられ、特にタンニン足りてる連中は茶畑を弾道ミサイルによって荒らされるので目の敵にしてる。
たまにキョウフノダイオウイカへ進化してることがある。
潜水巡洋艦Todarodes pacificus
外套長68.2m、総重量5500t
武装:(最大サイズ)
38.1cm光子榴弾砲V(光子榴弾、超長距離巡航ミサイル)
53.3cm超圧縮イカ墨波動砲V
234mmレーザー砲V 8基(αレーザー、δレーザー砲、εレーザー)
102mm荷電粒子砲V 16基(荷電粒子弾、誘導荷電粒子砲、拡散リングレーザー)
40mm対空パルスレーザーV 16基(電子レーザー、αレーザー、εレーザー)
SUPER TODARODINAE ARMORβ
SUPER TODARODINAE EMG SHIELDβ
設定:
通称するめいか。波動砲をもつすごいイカ。何故か暗い波動砲をぶちまけてくる。宇宙の所々を遊泳し、時折侵略してくるがゲソ焼きにされるまでがテンプレート。
殆どのEN兵器(波動兵器も)を耐え抜く超ぬめぬめ装甲(?)で覆われてるが実弾兵器と何故かレーザーに弱い。近付くと曲がるレーザーの雨が降り注ぐ。触手に絡まれるとゴリゴリと装甲を削られる。
なまもの昆虫群
設定:
革命的超軽量素材と革命的超軽量組織によって大柄な身体でも身体を支えられるようになったなまもの兵器群。
びっくりするほど軽量だが甲虫ですらKE防御を高めるのがやっとというほどの革命的な紙装甲だ。弾速が漸無限速という虚数質量粒子ビーム火器もといタキオン火器で武装している事が多いがレーザーと表記されていることが多い。
制空戦闘機Anotogaster sieboldii
全長20m、総重量5870kg
武装:
57mm量子波動機関砲
30mm6連装電磁焼夷タキオン機関銃
200mm4連装拡散リングレーザー砲
180mm6連装誘導荷電粒子砲
127mm6連装誘導荷電粒子砲
設定:
通称おにやんま。殆どの虫系なまもの兵器にとって天敵となっているすごいなまもの兵器。おおすずめばちが数千機居ようが余裕で殲滅するくらいには強い。
戦闘攻撃機Vespa mandarinia
全長17~19m、総重量3988~4091kg
武装(大型):
20mm6連装電子レーザー機関銃
30.5cmレールガン(徹甲榴弾、圧縮波動砲、拡散プラズマ)
電磁防壁(対EN38cm防御、展開範囲5000m)
武装(小型):
20mm6連装電子レーザー機関銃
20.3cm荷電粒子砲(誘導荷電粒子弾、拡散荷電粒子弾)
設定:
通称おおすずめばち。女王蜂個体とその他の個体で若干武装が違うのが特徴的。やはり巣を作るが元ネタと思しきオオスズメバチと同じく地下に巣を作る。文明の気配がないのに地上に地下施設のような巨大な穴があったら大体こいつの巣。
なまもの微生物群
設定:
なまもの兵器群の中では最も多くの個体数と繁殖力を誇り最も攻撃的である。現在居る世界から度々別の世界へ侵入して増殖しては世界や文明を滅ぼしていく。
現実の微生物と同じくより上位のなまもの兵器群に対しては無力である。ライフサイクルが短め故にあっという間に進化していく。戦力としては最弱だが最も多くの物量を持って攻めてくるのでどうしても一対超多戦術というなにもかも愚かで間違った戦術をとらざるを得ない相手だ。
なまもの微生物群の猛攻を凌ぐ時に忘れてはならないことは「絶対に話を聞かないし常に敵対的な天上の文明と未来永劫に戦い続ける」ようなものだということである。これすら凌げないならρ次元群での行動は諦めた方が良い。
ステルス軽戦闘機、ぞうりむし
仕様:
25mm連装機関砲
17.8mm5銃身ガトリング式機関銃
30mmマイクロミサイル4連装発射器
CORUNDUM MOFU-MOFU ARMORγ
SUPER BACTERIA ARMORβ
SUPER BACTERIA EMG SHIELDβ
設定:
全長が2m未満の繊毛虫系なまもの兵器。実はわりとふっくらした見た目でかわいい(?)。繊毛虫だがその毛はさらに多く、その見た目はもはや空飛ぶ毛の塊。
しかしその見た目に騙されてはいけない、そのもふもふした毛はバリスタンの毛と同じく刃という刃を一撃でボロボロにしてしまう恐ろしい鑢である。一発で刃引きしてしまうバリスタンほどではないが刀剣での斬撃は厳禁。修理費がえらい事になる。シュヴェシィナ並みに素早く、体内の大口径プラズマレールガンで攻撃してくる。この大口径プラズマレールガンは水棲シュヴェシィナの皮膚をぶち破るほどの火力をもつ。普段はもっと小口径なプラズマレールガンで攻撃する。何気にマイクロミサイルとεレーザーを持っているので囲まれると結構ウザい。
全領域制圧機動兵器、みどりぞうりむし
仕様:
25mmリヴォルヴァー式機関砲
17.8mm連装3銃身ガトリング式機関銃
30mmマイクロミサイル16連装発射器
CORUNDUM MOFU-MOFU ARMORγ
SUPER BACTERIA ARMORβ
SUPER BACTERIA EMG SHIELDβ
設定:
全長が1.1m前後の繊毛虫系なまもの兵器。実はわりとふっくらした見た目でかわいい(?)。
彼らの本来の能力を知ったとしても臆せずに仕留めに行こう。コイツだけではないが設定上の強さ順位は全く通用しない。諦めずに戦い続けるべし。
ステルス軽攻撃機、すてぃろにきあ
仕様:
17.8mm4連装8銃身ガトリング式機関銃
37mmマイクロミサイル5連装発射器2基
爆弾投射器4基
CORUNDUM MOFU-MOFU ARMORγ
SUPER BACTERIA ARMORβ
SUPER BACTERIA EMG SHIELDβ
設定:
全長が1.5m前後の繊毛虫系なまもの兵器。実はわりとふっくらした見た目でかわいい(?)。
爆弾は20kg爆弾9発と50kg爆弾3発を持つ。繊毛虫系なまもの兵器群は総じて小柄さからくる隠蔽能力に優れる為、それらの接近を事前に察知することはシュヴェシィナと同じくほぼ不可能と言っても良い。
軽邀撃機、おおたいようちゅう
仕様:
30mmマイクロミサイル4連装発射器6基
37mm対戦車レーザー6基
6.5mm対空パルスレーザーマシンガン24基
8.35mmαレーザー24基
7.62mmβレーザー24基
12.7mmγレーザー24基
40mmδレーザー6基
20mmεレーザー12基
25mmかに光線12基
22.8mmねこビーム12基
SUPER BACTERIA ARMORβ
SUPER BACTERIA EMG SHIELDβ
設定:
浮遊形態時の直系が1mと“ぞうりむし”サイズの“たいようちゅう”系原生生物。宇宙とかそのへんの空間をふよふよと機雷みたいに漂ってる。見た目も機雷っぽい。光らないが軸足一本一本がレーザー火器。別名レーザー機雷。
意外に機動性がある。
144基もある大量のレーザー火器は全てなまものレーザーと化しているため高い衝撃力をもっている。このレーザーはレーザーのような何かであり、超光速戦闘でも照射が可能である。大量にいた場合は凄まじい集中砲火を受けることになるので文字通り一瞬で蒸発する事態も考えられる。
なまもの植物群
設定:
なまもの兵器群の中では設定的に最強だが実際は現実の植物と同じく動物に食べられるだけの存在。無から世界を創造しまくるくらいには最強設定だが現実の植物と同じように多くのなまもの動物群には成す術がない。
しかし一度でも世界に現れるとなまもの植物群が世界を作り変え始めてしまう為、改竄され尽した世界から脱出するかその世界で生き抜くかの二択を強いられる。所謂ρ次元群がカオス世界群になっている元凶でもある。一応除去すれば元に戻せる場合があるがそもそも物理法則を自由自在に弄れる存在が居る世界でこそ真価を発揮する。圧倒的な繁殖力に裏打ちされた圧倒的な物量で押し潰していく。
全領域制圧兵器、Euglenophyta
設定:
通称みどりむし。なまもの植物群の中では特に攻撃的な性格を持ち、今日も数多の文明と世界を滅ぼして臭い藻だらけにしていく。
その攻撃性は超が付くほどでその目で見えた動体は全て自前の武装で攻撃していく。他のなまもの兵器群同様に物理的な手段でしか撃破が出来ない上に圧倒的な繁殖力と栄養補給能力を持ち、文字通り世界を変えていく。常に外へ外へと侵攻しているので最も出現率が高いなまもの兵器群でもある。
無の世界に閉じ込めても謎の超技術と超能力により宇宙を創り始めてしまうので兵糧攻めが効かないどころか悪化させる。現状で有用な対処方法は発見次第問答無用で撃破して可能な限り焼き尽すとこのみ。この対処の仕方でも世界や文明が滅んで行ったが結局の所はこれが最も有効だったようだ。
なまものじゃないけどなまものらいくな謎の兵器群
ツッコミ所で出来てる。見た目はネタ、性能はガチ。もうどうにでもなれ。
地球儀
全高80m
武装:
305cm拡散プラズマ砲
400cm大陸間弾道超多弾頭ミサイル発射機
αレーザー
βレーザー
γレーザー
δレーザー
εレーザー
超兵器、超銀河級気象制御機構
屈折式光学迷彩
超重力電磁防壁
設定:
通称ちきゅう。全高は地球儀としてみた時の値。何故か古代に存在したといわれる地球(母星の意味を持つ慣用句としての“地球”ではない)の姿を持つ謎の物体。
非常に堅牢な構造をしており、殆どの機動兵器を駆逐するヤバイやつら。超兵器級軍艦がいない状態で銀河に現れたらその銀河にある全ての星は地球儀の支配下に置かれる。気象を制御するとは銀河を制御することなのだ。
ピラミッド
武装:
プラズマ砲
プラズマ機関銃
設定:
有名所だとクフ王のピラミッド。――が、なぜかエネルギー兵器系地上砲台となっている。何気に偽装能力はトップクラスであり、不用意に近付くと熔ける。どこからともなく現れては勝手に消えてるひっじょーに迷惑な謎の存在。意外にバリエーションが豊富であり、極東っぽい気候だと古墳になってたりする。他にも雪だるまや自由の女神にモアイ像などいろいろ居る。モアイ像は何故か縦型リングプラズマ弾を射出するものも居る。
ピレネーの城
武装:
プラズマ砲
プラズマ機関銃
設定:
実物のピレネーの城とは違い、空中に浮かんでる。ラピュタのつもりか? なお、更なる亜種というか大型種としてラピュタの島が存在する。こういった謎の建造物系は近付くと小火器で弾幕を張ってくる。
民家
武装:
プラズマ砲
プラズマ機関銃
電磁防壁
設定:
いろんなおうちがトーチカになりました。本当の恐ろしさは多くは市街地を形成している事、つまり考えられないほどの圧倒的な弾幕を張られる可能性が高いという事である。
他の大型建造物群とは違い、その火力は軽微だがそれらよりも遥かに出現する可能性が高い。面倒ならロケット砲兵で耕そう。
なお、これらの民家型建造物群はあたかも人が住んでるかのように見せかける粒子ホログラムを用いた“釣り”を行うことがある。
白甲の女神
武装:
レーザービーム兵器かプラズマビーム兵器
設定:
自由の女神がバンザイしてる。ただそれだけ……かと思うと上げた両手にエネルギーを収束させてぶっ放してくれる。
最終更新:2017年01月24日 09:18