MI4989_謎の兵器群

たまになんか良くわかんないのが出てくるけどナニアレって奴。基本的に元ネタが存在する。
時折装甲貫通力が何ミリというふうな記述があるがほぼ全てにおいて所謂ρ系のRHAが基準になっているので鵜呑みにしない事。それでも国や企業によって強度にバラつきがあるのでやはり参考程度にしかならない。あと、実際の性能は隠しパラメータ扱いになっている。

目次

+ おーぷん ざ せさみ~

謎のエネルギー兵器達

吸収型防御機構で無効化されるのだが未だに有効なのが居るので割と広く使われてる感じ。なまもの兵器達もよく使っており、彼ら技術力は圧縮波動砲の世代分けでいうと第四世代が中心。

粒子ビーム系

プラズマビーム系とも言う。カテゴリはプラズマ兵器、部品ソートと部品説明は光学兵器、そして荷電粒子砲と名乗る、そんな兵器達。
粒子をぶつけるので物理属性です。でも爆風はいわゆるエネルギー属性だったりする。プラズマ砲レベルの熱い弾体になると掠るだけで蒸発するので耐熱装甲が要るかも。質量あるものを飛ばす兵器なので反動は実弾ほどではないが少しある。

プラズマ砲、荷電粒子砲

かつては効果の違いで区別があったが焼夷効果や感電効果を付随させた粒子ビームが一般的になったため現在では気分でそう呼んでいるに留まる。
投射方式の違いで飛翔体が火球・ビームのどれなのかが決まる。なまもの兵器群やノラ兵器群などでもよく使われるのは火球と言う名の重い実体弾のような火球を飛ばすものが多く、何かの作業でビームとして放射する場合があるくらいである。
火球タイプの多くは装甲を貫通する徹甲弾として使われるため粒子密度が極めて高く、シールド貫通力も極めて高い。しかし、弾丸として存在するために体積と重さが嵩張り、普通の弾丸と同じくらいしか持ち運ぶことが出来ない。火球の密度を下げれば装弾数は増えるがその分著しく装甲貫通力とシールド貫通力が低下していく。
ビームタイプの多くは粒子密度がガスか液体レベルであり、装甲貫通力とシールド貫通力が著しく劣るものの持っている粒子の残量と時間が許す限りずっと放射し続けることができる。

リングレーザー

荷電粒子砲をいじくりまわしてるうちになんか出来ちゃった粒子ビーム砲。レーザーは誤表記だが未だに直されない。リング状のビーム弾を飛ばす。結構使い勝手が良く、特にアダマンチウムを使用する拡散リングレーザーはシュヴェシィナの駆除に最適。勿論誘導機能を持ったものもある。変種でトライアングルレーザーがある。

当該次元群では粒子ビームというとこれを指す事が多いくらいには普及してる。

反物質ビーム砲

反物質粒子をビーム弾にして撃ち出す凄い兵器。系統上は荷電粒子砲の亜種。かつては反水素というちんまい粒子で対消滅反応を起してました。現在は物理的破壊力の追求の為に反鉄を用います。
反物質とは反粒子によって構成され電荷が逆の性質を持つ物質というだけである。普通の物質と比べて寿命が短いのが特徴で基本的には希少というかブラックホールの周辺でしか採掘ができない。安定供給にはエネルギーを超重力・強磁場下で圧縮する事で反物質だけを取り出すという手段くらいしかない。そもそもそれだけエネルギーがあるなら他に回した方が……という悲しいオチが待っている。
現在では余ったエネルギーの再利用&一時保存として製造されるのみ。エネルギー兵器としてのエネルギー効率はエネルギーそのものを叩き付ける波動砲と比べるとちょうど半分の効率であるというのもあって、あんまり使っている人も居ない。その中で唯一普及していると言えそうな反物質ビーム砲は陽電子ビームである。電子の反粒子である陽電子を亜光速で撃ちだすこのビーム砲はまともな反物質を作るよりも遥かに安価な陽電子を供給すればよく、純粋エネルギー型波動砲の普及に関わる全波長エネルギー収束技術が発展するまでの長い間、エネルギー攻撃型ビーム兵器としてはそれなりに普及していた。
表記違いで光子砲というのもあるが光子はPhotonとは言ってもファンタシースターシリーズのフォトンではないのでダーカーを仕留めることは出来ない。その用途の場合はそちらのフォトンを使用してください。

電子ビーム砲

何故かネガトロン砲とも呼ばれる。電子レーザーとの違いは絶対に光速であるレーザーとは違い、超光速にも速度を伸ばせる所。電子レーザーと同じく対象の電子を殴り飛ばしてイオン化(プロトン化)させるもので、その威力は電子レーザーを上回る。陽電子砲と同じく実用的な最小の粒子を扱う粒子ビーム砲である。
吸収型防御機構には反応しなさそうなのに何故か効かないのはそれがエネルギーを吸収するのではなく、延々と電子を供給し続けてしまい、イオン化しにくい状況を作ってしまうからである。なお、距離による減衰が非常に大きいので地上戦ではまず使われないと思ってもよい。宇宙空間なら……という訳にも行かず、惑星や恒星の周囲にはそれ自体が割と大きな磁場を持っているせいで今度は命中精度が酷いことになる。まともに使える場所というと暗黒宇宙であり、そんな場所に住む奴なんか居ないし、住んでたら住んでたでそのコロニーが発する磁場が電磁防壁として作用するだろう。

なすビー夢

ナニコレ。ナスの形した謎のエネルギー弾を投射する謎のエネルギー兵器。弾速がかなり遅いし威力も低い。
何故作った。

ニュートリノビーム砲

中性微子を集束させてぶつける究極の粒子ビーム砲。現状、最小の粒子を扱う粒子ビーム砲。どんな物質も貫通する凄い奴――だが、与える被害も非常に微量。もしあなたがこれを喰らってダメージを少しでも受けたのならあなたは相当運が悪いです。だから何故作った。
荷電粒子砲を適当にいじくりまわすとこんなのができてしまうそうだ。曰く「敵味方と地球環境にはやさしいがプレイヤーにはやさしくない」
バイドに効く波動エネルギーをニュートリノにエンチャントすることでメガ波動砲の代用になるという検証結果があるが威力が低いのは改善されなかった。

エネルギービーム系

意外に純粋なエネルギービームってそんなにないみたいだ。

波動砲

集束したエネルギーを直接ぶつける漢のエネルギー兵器。波動エネルギーを云々な訳ではない。バイドに有効なようにするには波動エネルギーを生成するように設定しなければならない。原因不明だがエネルギービームが真っ黒になっているイカ墨波動砲というのもある。イカ墨波動砲はどういうわけか色を任意に変えられる。
エネルギーを直接ぶつけるという究極のエネルギー兵器なのでエネルギー効率を100%まで上げる事が可能だ。エネルギーさえあれば吸収型防御機構を持つType11系も撃破可能であるがその要求エネルギーは無限大である……。

圧縮波動砲

波動砲のエネルギー密度を超重力砲の技術によって高めました。もうシュヴェシィナをイかせるのに大掛かりな波動砲は要りません! 世代によって圧縮密度が違う。当然密度が高い方が威力が大きく貫通力がある。原理はとってもシンプル、光も捻じ曲げる程の超重力によってエネルギーを超高密度に圧縮するだけ。というより超重力レンズを内包した結晶状の何かによって圧縮している。

第一世代 口径の2倍くらい
第二世代 口径の3倍から5倍未満
第三世代 口径の5倍から9倍未満
第四世代 口径の9倍から17倍未満
第五世代 口径の17倍から33倍未満
第六世代 口径の33倍以上

ちなみに第一世代ですら最強クラスの天然ブラックホールを超える超重力レンズが必要なので意外に技術習得が難しい。なお、現在の技術では第三世代までしか上げられない。第四世代圧縮波動砲の製造は未だに宇宙棲ベレロフォンのテクノロジー、第五世代以降は水棲ベレロフォンのテクノロジー頼りだ。この世代分けは同じ技術でレーザーを作ったときにどれほどの火力を出せるかの指標にもなる。例によって謎の不具合でビームが真っ黒になっているイカ墨バージョンもある。
残念ながら現在では防御まわりの技術の発展で軒並み消え去った、過去の遺物である……。
実は純粋エネルギー攻撃は古の兵器とノラ兵器群が最も得意とする攻撃手段だ。しかし吸収型防御機構の普及によって同種の兵器には無力なため仕方なく物理兵器を使っている。

なまもの波動砲及びなまものレーザー

原理が一切不明とされている謎の波動砲及びレーザー。大気中や水中でも問題なく照射できるのは勿論のこと超光速戦闘で使える光学エネルギー火器という大きな特徴がある。地形を貫通できたりできなかったり、かと思うと地形を破壊しているといういまいち性質が安定しない謎のエネルギー兵器。唯一解っているのはなまもの兵器群ならほぼどのような種類でも持っていることと「通常の粒子でも光でも虚数質量粒子でもない」ということそして「破壊範囲が線状に見える」ことのみ。最終的な火力が大きさに比例するという非常に厄介な火力特性をもっており、巨大な身体を持ったなまもの兵器群がなまもの兵器群を殺すために作り出したなまものらしいエネルギー火器である。

電子レーザー

割とおなじみのレーザー。とりあえずシュヴェシィナも先天的な攻撃魔法的に習得してる。電子が動く事によって出てくるちっこい波長の光を謎の機構で集束させるもの。微妙に面倒だが原子中の電子をぶっ飛ばしてイオン化(プロトン化)させるタイプ。波長としては最小なのもあってレーザー加工にも使われる。主に原子一個に落書きするための技術。
貫通力に関しては口径を広げるよりも発振器の長さを長くする方が効率が良いと言う説があるらしく、貫通力の高いレーザーは尽く長い砲身=発振器を持つ。エネルギー密度をどれだけ高められるかが威力と貫通力に影響する。レーザー兵器全般に言えることだが極めて低い弾道のせいで曲射は余程特殊で謎の制御機構でもないとほぼ無理。加えて範囲攻撃能力は皆無。純粋なエネルギー攻撃故に衝撃力はないが、照射面を急激に加熱することによって蒸発、圧力の変化によって生成される衝撃波で擬似的な衝撃力を出す事も不可能ではない。
基本的に可視領域の光線ではないが経路上に他の粒子や塵が励起して光を発したり燃えたりすることによってレーザー軌跡が見えるような事がある。重力レンズ式高密度レーザーも圧縮波動砲と同じような仕様を持っており、時空が歪む。
防御値の一つである対EN耐性はどちらかというと耐熱性というよりどれほどイオン化されにくいかという指標である。しかし、最終的には熱エネルギーによる攻撃に変異するため概ねTE兵器と見ても問題は無い。
昆虫系なまもの兵器群には可視領域の中の青色を示す波長を使うレーザーが効率的という研究結果があるが種類毎に効く波長が違う為、あまり実用的ではなかったようだ。

赤外線レーザー

レーザーの中ではかなり原始的で古くからある伝統と信頼のレーザー。赤外線領域の波長を収束し、標的に莫大な熱を与える。熱線とも呼ばれる。多分これが本当の熱エネルギー兵器。割といろいろな理由で下火だったが、超重力レンズによってそれは恐ろしいくらいに収束した熱線をぶち込める。このレーザーの前では装甲はその堅さではなく、耐熱性がモノを言うのだ。……しかし、現在では耐熱性が高い装甲と熔け難い人がやたら多いのであんまり使い所がない兵器である。どちらかというとその高熱を伝える技術で製鉄に使われているくらい。
赤外線領域の中で波長を変えて大気減衰を大幅に軽減する技術が当然のようにあるので余程濃い大気でもないと減衰は無い。また、波動砲を除く他の純粋エネルギービームと同じく不可視領域なので普通は視認できない。
関係ないが、この赤外線レーザーを開発する前は収束マイクロ波を照射するという怪力線というのも作られていた。こちらも熱エネルギーによる攻撃であり、赤外線より貫通力が高いものの熱による攻撃を想定するなら赤外線の方が効率が良い。そして、なによりもマイクロ波はレーダーにも使われているとおり、金属に当たると跳ね返る性質があるため装甲を持つ目標には文字通り弾かれる。冗談ではなく、本当に弾かれる。赤外線の特性上、遠赤外線でも貫通力は運が良くとも数mmと言われ、装甲を持っているハードスキンに対してはどうしても効果が落ちる。また、ソフトスキンでも余計な粒子を散布して粒子防壁のようなものを張られるだけでも相当に効果が落ちる。ならばその散布された粒子を吹飛ばせばよいということでレーザー兵器の中で最も破壊効率が優れているのはレーザー溶断器かその機構が付いているレーザーブレードである。工具には勝てなかったよ……。
ところがいくらかの文明はレーザー火器やレーザー掘削機に貫通力(掘削力)を持たせることに成功しており、それらのレーザー火器とは違って大気減衰も殆ど無く実弾火器と同じように運用できているらしい。特にρ13文明群のレーザー火器は照射されるとライフリングがある砲身から発射された弾頭が衝突したようなレーザー痕が形成されることからレーザーライフルと特記されることが多い。ベレロフォン文明群のレーザー火器もまた十字形という特徴的なレーザー痕が形成される。なまもの兵器群のレーザー火器はやや解り難いが引き千切られたようなレーザー痕が形成される。

特殊レーザー系

全て電子レーザーか赤外線レーザーかは問わない。

αレーザー(曲型&串型)
曲型は謎の制御機構により狙った目標にレーザーを曲げる凄いレーザー。串型は謎の制御機構により狙った目標に向かって4分裂した4本の屈折レーザーを目標に照射するレーザー。同名で挙動が違うレーザーがあるので曲型とか串型とかって付けて便宜的に分けてる。が、曲型は“誘導レーザー”か“ホーミングレーザー”と呼称される事が多い。誘導レーザー全体の仕様としてホーミング誘導と指令誘導が出来ない。あくまでも照射器にプログラムを入れて軌跡を変えて誘導している気になっているだけである。つまるところは絶対に光速で飛翔するプログラム誘導ミサイルといった所である。シュヴェシィナのように激しい回避運動を取って動きを読ませない(読めない)相手にはほぼ当たらないと思っても良い。

βレーザー
謎の制御機構により、屈折レーザーを3分裂させて目標に集束させるレーザー。結構高い威力を持ち、威力も貫通力も三倍というお得仕様。ついでに心なしかレーザー軌跡が赤い。レーザー発振器が3個で一門なのでお値段もだいたい三倍。ある意味でρ13で最も普及しているレーザー。なんでもIRレーザー溶鉱炉に使われているんだそうだ。

γレーザー
謎の制御機構により、1本のレーザーを3本ないし8本の曲線レーザーに分裂させて目標に集束させるレーザー。範囲攻撃能力を持たせているようだ。威力も貫通力も倍……と言いたい所だが分裂すると3本なら三分の一、8本なら八分の一というふうに減少してしまう。そのままでは威力が過剰なレーザーに多く使われる。多くの誘導レーザーの仕様と同じく、目標の直前で分裂するようにプログラムしているため少し前に出れば回避できたりする。
αβγの各レーザー元々はレプリケーターという超科学技術でできた装置に使う超収束物質生成レーザーに使われていた制御機構だったらしい。つまるところ工具である。

δレーザー
謎の制御機構により、8本の曲線レーザーを目標に向かって連続照射するレーザー。覆い尽すようなレーザー軌跡になかなか迫力がある。レーザー兵器には珍しく間接砲撃能力があり、ものによっては弾道ミサイルのような軌跡を描いて照射するというのも。特に弾道ミサイルに似た軌道を取るものは減衰の少ない宇宙空間を経路とするため射程距離がかなり長い。一門で8連射する為、発振器の消耗が激しい。このレーザーはもっぱら軍事目的で開発された背景があり、かつてはミサイルサイロならぬレーザーサイロという戦略施設に用いるレーザーだった。今では攻撃レーザー衛星はもちろんあらゆる人工衛星を打上げられなくなった国家が造り上げた超兵器と伝わる。強力なエネルギー防御技術の発展を促したいろいろと偉大なレーザーである。

εレーザー
あらゆるシールド兵装を無視して焼くというとんでもないレーザー。照射されると電磁防壁を破壊されてしまう。仕様上は粒子防壁も重力防壁もぶっ壊す。たまにこれを“エネルギー弾迎撃レーザー”として使う猛者が居る。しかし威力はややしょぼい。
あの世界だと民間人の所持が禁止されている唯一のレーザーでもある。最近では古の兵器に多く見られる自己鍛造能力も無力化させることもできるという論文が発表されている。どうにも対象のIE防御力を超える火力をもつεレーザーを照射すると僅かな時間ながら自己鍛造能力を停止させる事が出来るとの事。ただし、RHA等のまともな装甲を持った兵器にたいしては相変わらず効果が無い。理論上はまともな装甲にも効くがそもそも自己鍛造装甲そのものが高いエネルギー耐性を持つ物質を必要とするという。さらに耐性が下がるのはあくまでもCE防御とFE防御だけなのでレーザー一本ではどうにもならないのは相変わらずである。貫通力は赤外線よりも悲しいことになりがち。
この特殊レーザーの破壊原理もとい実態は無線送電技術から発展したエネルギービームである。元々はケーブルを使わずに送電を行うための装置だった。送電先を電磁防壁等のシールド兵装や電子機器に向けて過剰に電力を供給することで文字通り焼き切るという事を誰かが思い付き、実行したのが最初。赤外線レーザーを所謂「炎属性」とするならばこの特殊レーザーは所謂「雷属性」とでも言えるもの。その破壊原理と性質から「指向性EMP」とも呼べるが破壊対象が大きければ大きいほど大きなエネルギーを要求する。この特殊レーザーの開発(というより無線送電装置の転用)に成功してからは旧型のシールド兵装が軒並み消え去ったという。ついでにナノマシンを使った装備や装置も軒並み消え去った。
現在ではいろいろな意味でTE属性じゃないほうのレーザーと被っているが、シールドを貫通して焼くTEレーザーの事を指す。

ねこビーム砲&にゃんこビーム砲
二本の波形レーザーを発射するレーザー。照射面積が広くなるので加害範囲が広がり、なかなかの脅威となる。

かに光線
二本のレーザーを挟み込むように交差させるレーザー。挟まれると何故か電子励起が発生し、核爆弾級の凄まじい爆発を起す。意外にトンデモ兵器。レーザーを収束させて高火力を得るというアイデアは比較的原始的な手段であり、その起源は旧ドイツ軍の太陽砲、さらには最古の記録ではアルキメデスが使用したとされ、ローマ軍の木造帆船を焼き払ったという。現在も手軽に高熱を得る手段として使われている。

その他

で、これなにってやつら

YAMATO式波動砲

六角形の砲口が特徴的な古い形式の波動砲。砲身内にタキオン粒子と呼ばれる謎の粒子を溜め込み小さな宇宙空間を生成、それを強引に投射する。現在の多くの波動砲とは違い、宇宙空間を直接ぶつける究極の実弾兵器である。

量子波動砲

最も初期に開発された段階から既に大陸を消し飛ばす程の超火力を発揮していたと記録される伝説の波動兵器。量子的な波動にエネルギーを乗せるだけの簡単な原理だが狙った対象にエネルギーを入力、エネルギー量によっては直ちに光と熱に変える。破壊原理の関係で射程距離は索敵技術に依存し、見えるなら射程内で見えないなら射程外。全て見えたなら射程距離は無限大に近く、その上でエネルギーの入力速度は無限大とされる。
しかし現在ではこのような究極兵器も既に陳腐化した。

磁力兵器

凄まじい磁力で対象を破壊する兵器。その巨大な磁力はあらゆる物質を引き裂く。常磁性を持つ物質は“引き寄せる”事によって引き裂き、多くの反磁性を持つ物質はモーゼ効果によって引き裂く。この謎の超磁力によって引き裂けない物質は過去から現在まで存在しない。完全に防ぐのは不可能な攻撃方法であり、その上で自身に含まれる全電子のスピンを制御しなければこの攻撃を凌ぐことも不可能である。圧倒的な磁力を制御するための超技術と充分な動力源さえ手に入ればこれほど絶対的な攻撃手段はないだろう。少なくともヒッグス粒子を破砕するよりは遥かに効率は良い。
古の兵器やノラ兵器群が得意とする攻撃手段の一つだが現在では無力化“技能”が普遍的になったため念力のように使うくらいである。

重力砲

似たような動作を示すが原理が全く違うものが多く、世界によって向き不向きがあるのが特徴。そのなかでも原理的に単純かつ広く普及しているものに位相牽引型がある。位相牽引型は読んで字の如く「重力を表現する為だけにある並行世界になんらかの重力原を投射・設置し、並行世界から現世界を引っ張る」というもの。投射されると重力球と呼ばれる不思議な球体のような何かが現れるのが特徴的だ。超次元間攻撃能力が必要になるものの原理は比較的単純な為、運用と維持が簡単なのが特徴。
次にあまり一般的ではないものに宇宙創造型がある。物理定数を改竄もしくは破壊していい加減な物理定数を捻じ込んだ小宇宙空間によって重力原か斥力原を生じさせる。使い過ぎると宇宙が壊れるらしいが検証はお控えください。この兵器の機構を流用して圧縮波動砲が作られているようだ。この宇宙空間を作る技術によって彼らは思い通りの世界を作っていたり繋げたり分離してるようだ。今や超次元間攻撃をするには必須の技術でもある。副作用として時間の流れが不安定になる。具体的に言うと重ければ重いほど時間の流れがゆっくりになっていく。
しかし、宇宙創造型は「神や人間によって作られた宇宙」でしか効力を発揮しないという致命的な欠陥がある。
慣習的に球状重力原の場合、重力方向が中心へ引いていれば重力球、重力方向が中心から押していれば斥力球という区別がある。この重力原が出す重力はどうにも作用範囲が可変できるらしくこれを利用してなまもの魚類等は恒星系中に存在するなまもの微生物群を重力砲を使って一瞬で集めて食っているらしい。

電磁投射兵器

微妙に粒子ビーム兵器と被る不具合。現在ではもう揃って微妙になったかわいそうな兵器群でもある。

レールガン

電磁投射砲とも。火薬の性能がそれ程でもなかった時代と超光速戦闘が無かった時代では活躍していた兵器。電磁力によって弾体を加速するもの。上手く密閉してやれば発生するプラズマによる熱膨張も加速に使える。
現在では火薬に使う原料をも農業に回したい執念や“レールガンマニア”でもなければ使われる事の無い兵器となっている。
やはり大電流を用いなければ威力が出ない。加速に電気を用いる為、どうがんばっても最大速度は限りなく光速に近い遷光速が限界。一時期は弾体は徹甲弾しか使う事が出来なかったが絶縁体と耐磁力素材の改良によって榴弾なども撃てるようになっている。
現在では殆ど使われる事が無くなったレールガンだがその開発は決して無駄な事ではなかった。それの為に幾度もの電源装置と蓄電装置の改良が繰り返されておりそれが他の兵器の効率化にも繋がっているのである。そういう意味では偉大な発明品とも呼べるだろう。

コイルガン

電磁力“のみ”で弾体を投射する電磁投射兵器。レールガンとは違うのだよ。
多くは電磁力によって弾体を加速させる吸引型。通電させるだけでお手軽に発射できるが作るときに向きを考える事とドライバー調整の如く泥臭い調整が要る。少し器用かつ根性が無ければやってられない。コイルを多段化すれば結構初速を上げられるがその分凄い面倒な調整が増える。意外に作るのが難しい。
同規模の火薬式の銃と比べると結構大きくなるのが難点。初速を上げる拡張パーツとして売っていることが多い。が、調整が面倒なのは相変わらず。時々リニアコイルレールガンなんていう「一体どれだよ→全部だよ」っていう曲者もある。

リニアガン

電磁力“のみ”で弾体を投射する電磁投射兵器その2。レールガンとは違うのだよその2。
多くはリニア同期モーターと呼ばれる方式。……やはり初速を上げる拡張パーツとして売っていることが多い。調整のめんどくささはコイル加速器以上らしい。とにかく性能の割には重いのが難点。

電熱化学砲

機構的には火砲とレールガンの中間みたいなやつ。電力で液体か固体を加熱するというもの。

電磁防壁

防げるもの:質量を持たないエネルギー弾、質量が小さい粒子による粒子ビーム弾
設定:
良くある、いわゆるシールドとかバリアとかと呼ばれてるアレ。謎の電磁波を発生させてレーザーを捻じ曲げたり軽い粒子を弾いたりする。展開範囲付近が最も強力な防御力を発揮するのでそれより接近すればだいたいどーにかなる。
初期は攻撃するか防御するかの二択を迫られる仕様だったが現在では方向で反応するタイプなので安心してエネルギー兵器が使えます。何気に量子爆発のエネルギーも遮蔽する優れもの。
εレーザー等のシールド破壊レーザーを撃ち込まれると機能が停止してしまう。これに対するために現在では多重多層展開式電磁防壁が主流となっているが焼け石に水である。が、実弾兵器の直撃によってシールドが維持できなくなるという問題は解決された。
シールド部分の防御性能によってI型からX型までのクラス分けが存在する。他にもα型やβ型などが存在するがこちらはεレーザーを照射されたときの防御行動の相違であるため、性能がI型相当の電磁防壁βなども存在する。
α型はεレーザー攻撃を受けた時に電力を遮断して装置の破壊を防ぐもの。復旧(再起動)は基本的に手動。
β型はεレーザー攻撃を受けた時には装置がぶっ壊れるまで防ぎ続けるまでは通常型と同じだが自己修復機構によってある程度の時間をおいて復旧する。
γ型は便宜上εレーザーが効かない電磁防壁というものだがそのような電磁防壁の製造方法は存在しない。
このクラス分けは通常の装甲にもあるがα級やβ級までは作れてもγ級は製法が不明なので製造不可である。γ級装甲はノラ兵器群が作り出していることがあるらしいがβ級へ劣化していることもしばしば。
なお、γ型はあくまでもεレーザーのようにシールドを破壊したり貫通したりするレーザーによって装置が壊れないだけであり、実際にεレーザーを食らうとそのままエネルギーがシールド防御面を貫通して到達する。

重力防壁

防げるもの:質量を持つ実体弾や粒子ビーム弾、打撃型はAPFSDSも防げる
      出力が極めて強力ならエネルギー弾も防げる
設定:
物理定数を改竄して指定方向に強重力を発する重力場を任意の形状で展開する凄いシールド。指定された質量以下までは誰かが物理法則を無視しようが勝手に改竄しようが完全に遮蔽できるが質量が無い純粋エネルギー攻撃は素通りしてしまう。一応は重力砲の発する重力球で干渉することでその周囲を無力化できる。展開範囲で最も重力が強くなるので質量が重いなら接近できてわりとどうにでもなる。
重力防壁と一言で言っても防御行動によって大別して遮蔽型と打撃型そしてどちらとも取れる複合型の三種類がある。
遮蔽型は最も原理が簡単であり、言葉通り斥力によって物体を遮蔽する。
打撃型は少しややこしい原理をしており、飛来してくる物体を斥力によって殴り飛ばすもので消費エネルギーに対して遮蔽型よりも強力な防御効率を持つが原則として視認できる範囲でしか効力を発揮できない。
その打撃型の欠点を補おうとしたのが複合型、遮蔽型と打撃型の良い所取りであるが消費エネルギーがほぼ二倍以上になる。どのタイプも飛来した砲弾を弾き返してるのは変わらないので気合で見分けるしかない。基本的にスペック以上に防御効率を発揮してたら概ね打撃型と思っても差し支え無い。
かつてはいったいどこをどう間違えたのか展開するだけで何故か全宇宙を破壊してしまう不具合があった。というかそのせいでρ次元群は毎秒2.1254*10^101828331010364回滅んでた事があった。
それでもρ次元群があるのはそもそもあそこは「神や人間によって創られた」次元や宇宙じゃないのとそこにある殆どの物質が宇宙や次元を必要としない「超時空物質」が殆どだったのととっくに滅ぶ次元も宇宙も既に無かったからである。
あいつらからすれば「街を囲う為の壁が作れない」程度だったので3年くらい放置されてたがそもそも発生から3年でやっとそういう不具合があったことが発見されて修正された。どうやら原因は初歩的なポインタミスで物理定数を破壊するコードが全指定と認識されていた事だったそうだ。
こちらも電磁防壁と同じく出力のクラス分けと防御機構のクラス分けが存在する。

ヴァラヒアンレンズ&ヴァラヒアンアイアンサイト

気合誘導制御機構が内蔵されている謎のガラスレンズとアイアンサイトです。使用者が解っている範囲なら銃弾だろうがぶっ壊れたミサイルだろうがただの石っころだろうが気合で誘導します。かつてはヴァラヒア軍と呼ばれる軍隊の気概という何かからこの制御機構が作られ、見事にRPG-7の光学照準器へと完成させたらしい。主にバラウールと呼ばれた超兵器の護衛に配備されていた歩兵部隊が装備しているRPG-7に取り付けられていたという。不可解な現象として狙われるとどーみても気合なんて検知出来ないはずの電子機器が反応し、ミサイルアラートを鳴らしてしまうという、いろいろと凄まじい謎の装置である。

殺気コンバーター

殺気を込めるとより高速かつ安定した弾道の砲弾を撃ち出せるようになる謎の機構です。どうやら炸薬も強化するらしいがいったいどうやって強化してるのか全く不明である。なんか装甲とかも堅くなるような気がする。込める気力の種類違いで根性コンバーターというのも存在するらしい。
所謂ρ系兵器群には全て搭載されているものの部品として存在するはずがどこにあるのか良く分からない事で有名。要するに気のせい。

ACシリーズ系

たまにいろいろ混じって訳解んない事も

クリムクリフ戦車(初期・中期型)

全高4.6m、全幅2.5m、総重量19.2t
仕様:
Battle Cannon(コア内蔵120mm滑腔榴弾砲、徹甲榴弾24発)、連装Heavy Bolter 2基(腕部内蔵19.05mm重機関銃、アダマンチウム弾1600発)
装甲 AC装甲2γ 25/14/10mm(AC式防御スクリーン、AP30000相当)
プラズマジェット発動機 2基
直列6気筒ディーゼルエンジン
設定:
量産されてるのに正式名称が無いという中二脚VAC。クリムクリフ機関車工場で設計製造された。鉄が取れず輸入に頼っていた地域だった為、代替として面倒な加工手順のせいで使い道がいまいち無かったアダマンチウム系合金が多用されている。資源の節約のために4基付くはずの発動機は半分の2基に減らし、その分を火力にまわしている。主に物量で攻めてくるギガンテス連隊(クレリア共和国の歩兵連隊の通称)をなんとしてでも食い止める為というもの。
コアに搭載されているBattle Cannonは軽量化の為にサーマルジャケットと排煙器が無く、オリジナルと比べて細い。また、自動装填化の要求と技術力不足により駐退機を完全に再現とは行かず、部品が共通なのは薬室・砲身・マズルブレーキだけである。そのため、いかにもな旧式な榴弾砲のような外観となっている。
何気に防御効率はオリジナルのVACよりも良い数値を発揮しているがVACである以上、STAGGERと呼ばれる強力な砲撃を喰らうと防御力が防御スクリーン起動前に戻る現象がある。このクリムクリフ戦車の場合は半分にまで落ちる。(一般的なVACは防御力が1.25倍になるだけだがそのような現象が起きた場合には20%減少するだけで済む)(高ければ高いほど良いと言う訳ではなく、積載量に余裕のある古の兵器はオリジナルのVACと同じ様なものを使用している)
標準的なVACよりも防御力と機動力が低くリソースをまわしたはずの火力は微妙という、一般的なクレリアンの女兵士よりも性能が勝る程度である。また操縦席が恐ろしく窮屈なせいでバリスタンの男性しか乗れない。ジュネレータと操縦席が隔壁で区別されてない。唯一まともなのは操縦の自由度のみ。
現在のバリスト州軍では内戦終結後に後継戦車として普通の戦車(M29重戦車と名付けられているT29重戦車とM4A2E8中戦車)を生産しており、このクリムクリフ戦車は全車退役し未払い分の給料を一括で払う為に供与された。退役するまでに初期型・中期型は940輌が生産された。
極初期のクリムクリフ戦車は腕の制御装置の熟成がなされておらず、腕に取り付けた武装を使う事ができなかった。そのため応急処置として頭部のカメラアイの横に28mm軽機関銃が取り付けられていた。この特徴は極初期型のみであり、腕に取り付けた武装を使えるようになった初期型以降では頭部の軽機関銃は無い。

クリムクリフ戦車(後期型)及びM3機動戦車

全高4.7m、全幅2.5m、総重量24t
仕様:
Battle Cannon(手持ち120mm滑腔榴弾砲、徹甲榴弾24発)、Heavy Bolter(主砲同軸19.05mm重機関銃、アダマンチウム弾800発)、
Avenger Mega Bolter(手持ち19.05mm5銃身ガトリング式機関銃、アダマンチウム弾2400発)
装甲 AC装甲O-CEγ 67/25/14mm(AC式防御スクリーン、AP40000相当)
プラズマジェット発動機 4基
V型12気筒ディーゼルエンジン
設定:
中量二脚型VAC。クリムクリフ機関車工場で設計された最後のVAC。後期型のクリムクリフ戦車はクリムクリフ空挺戦車及びM1機動装甲車と同じようにコアに主砲が取り付けられておらず、その主砲は手持ちに移動した。腕部分の強度の向上に成功したため、片手で主砲を撃てるようになったのである。また、全体的な強度の向上により装甲と機動力が向上した。特に機動力の向上にはコアの容積が広くなったことでまともな戦車用のエンジンを載せられるようになったことが大きいが、相変わらず装置の類が旧式なのは変わらなかった。
設計が完了し量産体制に入ったのはクレリア・バリスト戦争が終る2ヶ月前で最初の8輌が完成したときにはクリムクリフ要塞が陥落しており、間もなく工場が占拠されてしまった。既に工場は首都から南の位置に疎開を開始していたが設計図は占拠された工場に置き去りにしてしまった。また、このVACはある程度大きな設備が無ければ製造でき無かった為、そこで製造と開発は止まった。

クリムクリフ空挺戦車もしくはM1およびM2機動装甲車

全高3.8m、全幅2.1m、総重量6.5~7.1t
仕様(M1機動装甲車):
背部ハードポイント2ヶ所(どれか二つまで)
 Demolisher Cannon(152mm臼砲、半徹甲榴弾8発)
 Earthshaker Cannon(132mmカノン砲、ハードポイント2ヶ所使用、徹甲榴弾12発、榴弾20発)
 Battle Cannon(120mm滑腔榴弾砲、徹甲榴弾16発)
 Autocannon(40mm機関砲、徹甲焼夷弾350発)
 75cm対艦ミサイル発射機(ハードポイント2ヶ所使用、P-15テルミート)
 50cm対空ミサイル発射機(ハードポイント2ヶ所使用、S-75M)
 33.5cm対空ミサイル3連装発射機(ハードポイント2ヶ所使用、3M9 3発)
 125mm小型ミサイル発射機(9M14マリュートカ16発)
 120mm対空ミサイル連装発射機(9M31ストレラ8発)
 120mm対戦車ミサイル発射機(9M111ファゴット8発)
 なし
連装Heavy Bolter 2基(武器腕内蔵19.05mm重機関銃、アダマンチウム弾1000発)
装甲 AC装甲2γ 14/10/6mm(AC式防御スクリーン、AP9900相当)
プラズマジェット発動機 2基
仕様(M2機動装甲車):
背部ハードポイントは2ヶ所でMkIと同じ
腕部ハードポイント 2基(どれか二つまで)
 連装Heavy Bolter(19.05mm重機関銃、アダマンチウム弾1000発)
 Avenger Mega Bolter(19.05mm5銃身ガトリング式機関銃、アダマンチウム弾2000発)
 Heavy Flamer(火炎放射器)
装甲 AC装甲2γ 14/10/6mm(AC式防御スクリーン、AP10120相当)
プラズマジェット発動機 2基
設定:
量産されてるのに正式名称が無かったという軽逆脚VAC。クリムクリフ機関車工場で設計製造された。クリムクリフ戦車の生産開始後、とにかく数を揃える為に生産性をとにかく上げたもの。
ただでさえ性能が低かったのがもっと低くなっている。VACとは思えない、ACLR以前のACのようなAPの低さである。しかしクリムクリフ戦車と違い、背部のミサイル発射機は戦車砲に換装することが容易。そのためかクリムクリフ戦車は退役したがこちらはまだ換装を行って自走砲として使われたり、武器腕と脚部を換装して後期型クリムクリフ戦車ともいえるものも造られている。後継のM2機動装甲車はジュネレータの小型化に成功し、いままでバリスタンの男性しか乗れなかったのが女性も乗れるようになった。現在までにM1とM2を合わせて4588輌生産された。

Warhammer40000系兵器群

欠点まで再現するという要らん事までする暇な奴らが作ってしまった某ボードゲームに出てくる兵器達。開発元がイギリスなのもあってどことなく紅茶の香りがするようなしないような……。何もWarhammer40000の世界から持ってきたものではなく、ρ系の奴らがWarhammer40000に出てくる兵器を可能な限り再現し、設計図に収めたものである。なので厳密には立派なρ系武器となっているが気にしないお約束。主にインペリアルガードとスペースマリーンのものが中心。
なお、ドミニクとかその手の商人は何故か設計図しか売ってないので自分で作る必要がある。

Battle Cannon

使用砲弾:APFSDS、徹甲榴弾(距離200mでRHA173mm前後)、榴弾、HEAT
設定:
120mm滑腔榴弾砲。レマンラス戦車の主砲。砲身が短いが砲口初速は一般的なカノン砲並みと結構高い。しかし、500m以上の距離だとちょっと精度が足りない。
派生型として軽量化したConqueror Cannonや長砲身化して有効射程と貫通力を増したVanquisher Cannonがある。

Demolisher Cannon

設定:
使用砲弾:ロケットアシスト付き半徹甲榴弾
152mm臼砲。主に攻城戦用の兵器。臼砲にしては射程距離が少し長いが概ね迫撃砲のように使われる。

Earthshaker Cannon

使用砲弾:徹甲榴弾、榴弾
設定:
132mmカノン砲。野砲としてはまずまずの性能。150mm級と比べるとやや威力に不満があるものの、比較的使いやすい野砲。他の野砲と比べるとCEPが狭く、精密な砲撃ができるが範囲攻撃には若干不都合となるがそこは運用次第であろう。

Autocannon

使用砲弾:APFSDS、徹甲焼夷弾
設定:
40mm機関砲。
比較的短砲身な形式も存在し手持ちでも無理なく使えるほど軽量という特徴があるが設置型機関砲としてはボフォースに押され気味。でもボフォースはちと重いしヴィッカースのポンポン砲は故障が多過ぎて使いたくないけど40mmくらいの機関砲が欲しいという人は使ってる。

Bolter

使用銃弾:劣化ウラン弾、アダマンチウム弾
設定:
19.05mm短機関銃。
標準弾薬が劣化ウラン弾というなかなかハジけた短機関銃。ときどき劣化じゃないウラン弾を使ってることも。クロスボウのボルトのような太い銃弾が特徴的。
バリスト王国のようにアダマンチウムが沢山採れる地域では標準弾薬がアダマンチウム弾になっている事もある。その為かバリスト王国ではこの系列の武器が標準だ。
派生型に重機関銃バージョンであるHeavy Bolter、Bolterをダブルバレル化したStorm Bolter、拳銃サイズに小型化したBolt Pistolがある。ガトリング式機関銃バージョンもあるらしい。

Flamer

設定:
どうみても携行火炎放射器です。もっと小さくしたHand Flamerや車載用のHeavy Flamerもあるよ。搭載燃料は大目だが、ρ系の奴らは尽く燃料を増やして射程を延ばそうとするのですぐに無くなる。基本的な使い方としては生物兵器を撒かれた時に少なめの燃料を噴射して火炎滅菌したり燃料を多くして燃える液体として塹壕やトーチカに向って放射する。
ρ系の奴らは火炎放射器として使う場合は重油にコールタールを加えて粘性を上げたものを好んで使用するが、何故か、燃焼温度が800,000℃という熱プラズマ兵器に匹敵する超高熱量兵器となっている。更にコールタールをアルカリ金属が主成分の金属樹木を乾留して得られたアルカリ金属含有クレオソートに変えることで実に300兆℃もの燃焼温度を誇る極超高熱量兵器と変えることができるが自然爆発の危険性も上がる。

Meltagun

設定:
小型核融合炉を搭載し、そこで精製されたプラズマ化したプロトンを粒子ビームとして放射する熱いプラズマ兵器。なんか焼いているような独特の射撃音が特徴的。なんか射程が短い。やはり高熱量による焼尽が目的となっている。
大型化したものにMulti-Meltaがある。

Lascannon

設定:
90mm固体パルスレーザー砲。0.31秒程度のパルスレーザービームを照射するもの。
オリジナルからして空気中の粒子をプラズマ化させそのレーザー軌跡を視認できるほどかなり高いエネルギー密度だったらしく現状の技術では再現が出来ないので殆どは技術を持っている西の夏系ベレロフォン主導の企業や国家が製造している。また、エネルギー密度が高いので天候にもやや強い。ただし、濡れた状態での照射はお奨めできない。おとなしく悪天候下用のフラッシュハイダーを取り付けよう。
装置全体が重いがそのおかげでレーザー兵器特有の操作時の振動を抑制でき、狙えれば非常に高い命中精度を発揮できる。据付のバッテリーは一発までしかエネルギー量が無いのであんまり撃ちまくってるとすぐに弾切れする。強力な機関を持っているならそちらに直付けするのも構わないが射撃の度にかなりのエネルギーが吸われるので推奨はされない。その上、レーザー兵器特有のほぼ直線的な弾道のせいでどうしても近距離での戦闘を強いられる事になるのでやはり推奨されない。
砲身が薬室を兼ねている構造の為、砲身の破損=射撃不能である。が、発振器を覆っているパーツの材質は通常の砲身と同じものを用いているので余程強力な砲弾が直撃でもしない限りは壊れる事はない。
赤外線レーザーの宿命として物理的に2mm以上の厚い装甲(材質は問わない)を持つ機甲兵力に対する火力はかなり不足している。つまりどうあがいても軟目標にしか有効打を与えられない悲しみに包まれているが水棲ベレロフォンが製造しているこれは何故だか高い貫通力を誇る。

Lasgun

設定:
10mm固体・電子パルスレーザー小銃。0.19秒程度のパルスレーザービームを照射するもの。これもLascannonと同じくオリジナルからして高いエネルギー密度を持っている。彼女らが主に製造しているのはM36 Kantrael Pattern Lasrifleと呼ばれる形式。
派生型に狙撃銃のようなLong-Las、拳銃版であるLas Pistol、軽機関銃版ともいえる連続照射型のHellgunがある。

Gauss Flayer

設定:
謎の武器。途轍もなく巨大なエネルギーを用いて集束した磁場で殴りつける謎の磁力兵器。喰らうと如何なる物質もバラバラにするという。――が、現状ではネズミすら傷付けられないので今後の発展が待たれる……かもしれない。

鋼鉄の咆哮系

え、なまものは? 大抵は通常艦艇のほうが怖いとか言わない。

超兵器、戦艦ヴォルケンクラッツァー級

全長1450m
兵装:
100cm80口径3連装砲 4基(徹甲榴弾、多弾頭対地榴弾)
80cm連装レールガン 6基(徹甲榴弾、多弾頭対空榴弾、多弾頭対地榴弾)
35mm連装対空機関銃 70基(徹甲焼夷弾、対空榴弾)
34cmミサイル4連装垂直発射機 20基(34cm多弾頭多目的ミサイル)
508cm第四世代圧縮波動砲
406cm反物質ビーム砲(反鉄粒子ビーム弾、δレーザー、εレーザー)
装甲 対100cm防御
重力防壁(展開範囲1000m、弾頭質量9755kgまで完全遮蔽)
電磁防壁(展開範囲2000m、対EN6800cm防御)
吸収型防御機構
鍛造型自己修復機構
水棲シュヴェシィナ7000機
設定:
ブルメーテ級戦艦くらいなら余裕で殴り合える超兵器戦艦。超兵器の王たる存在なのだろうか。搭載されている100cm砲はこれを超えるのが史上最強の40.95m砲しかないほどの超高性能砲である。勿論、超次元間攻撃能力を持っているので本当の意味でもまともに殴り合える。大抵の軍艦は副砲である80cm連装レールガンで沈められる。原作でも喋る個体が居るのも特徴的。
本来は対空パルスレーザーだった所に普通の対空機関砲が載っているがこれはクレリアン系のシュヴェシィナ・ツュヴェツィナ対策である。武装は随時更新されているため、上記の兵装の個体はあくまでも一個体の例である。実際には摩天楼IVとか摩天楼X-Mod44とでも言いたくなるような状態が多い。

超兵器、戦艦フィンブルヴィンテル級

全長1020m
兵装:
100cm連装レールガン 4基(徹甲榴弾、誘導徹甲榴弾)
34cmミサイル4連装垂直発射機 40基(34cm多弾頭ミサイル、34cm多目的ミサイル)
5500cm誘導反物質砲 2基(多分、出力を変えられる)
305cm光子榴弾砲 6基
406cm16連装δレーザー砲
406cm超怪力線照射装置 16基
28cm対空パルスレーザー砲 40基
重力防壁(展開範囲1000m、弾頭質量5000kgまで完全遮蔽)
電磁防壁(展開範囲3500m、対EN 6000cm防御)
装甲 対80cm防御
吸収型防御機構
設定:
全ての超兵器の先祖と言われていた超兵器戦艦。しかし、別系統の超兵器も多数混在している事が最近になって判明した。

超兵器、ドリル戦艦荒覇吐級

全長1088m
兵装:
艦首巨大ドリル、弦側巨大ソー
381mm80口径4銃身3連装ガトリング砲 4基
88mm71口径6銃身連装ガトリング砲 8基
ミサイル発射機
魚雷発射管
20cm12連装ロケットランチャー
対艦電子レーザー砲
対艦プラズマ砲
対地拡散プラズマ砲
対空パルスレーザー
装甲 51cm防御
吸収型防御機構
設定:
ドリル戦艦。ドリルを持たない荒覇吐級戦艦のかっこよさが失われているという意見もある。名前とその音しかない謎の神の名を冠するが別にそんな能力は持たない……と思う。

超兵器、航空戦艦リヴァイアサン級

全長1290m
兵装:
100cmレールガン(誘導徹甲榴弾)
56cm75口径連装速射砲 3基(誘導徹甲榴弾、多弾頭誘導対空榴弾、多弾頭誘導対地榴弾)
280mm連装レールガン 6基(誘導徹甲榴弾)
35mm連装対空機関銃 30基(徹甲焼夷弾、対空榴弾)
150cmミサイル垂直発射機 8基(150cm多弾頭次元間弾道ミサイル)
34cmミサイル4連装垂直発射機 40基(34cm多弾頭多目的ミサイル)
381cm9連装電子レーザー砲 3基(電子レーザー、δレーザー、εレーザー)
装甲 対68cm防御
重力防壁(展開範囲1500m、弾頭質量7790kgまで完全遮蔽)
電磁防壁(展開範囲4000m、対EN5800cm防御)
吸収型防御機構
艦載機330機
水棲シュヴェシィナ6200機
設定:
航空戦艦。非常に先進的な外見が特徴。あくまでもミサイルと航空機による戦闘が主であり、砲兵装を用いた砲撃戦は専門としていない。

超兵器、航空母艦ハボクック級

全長1500m(氷壁展開時)
兵装:
61cm70口径3連装砲 5基(徹甲榴弾、誘導多弾頭対空榴弾)
12.7cm60口径6銃身ガトリング式速射砲 28基(徹甲榴弾、APFSDS、対空榴弾)
35mm連装対空機関銃 40基(徹甲焼夷弾、対空榴弾)
30cmミサイル32連装VLS 10基(シーウルフ短距離対空ミサイル)
18cmミサイル8連装VLS 28基(アスター15中距離対空ミサイル)
53.3cm誘導魚雷3連装発射管 16基(対艦対潜誘導魚雷)
28cmにゃんこビーム砲 40基
76mm対シュヴェシィナ拡散リングレーザー 40基(アダマンチウム粒子弾)
装甲 対51cm防御
氷塊装甲生成装置 対40cm防御
吸収型防御機構
重力防壁(展開範囲2000m、弾頭質量1800kgまで完全遮蔽)
電磁防壁(展開範囲6000m、対EN4600cm防御)
航空機480機(戦略爆撃機の運用可)
水棲シュヴェシィナ8000機
設定:
氷山空母だがパイクリートでは出来ていない。本体は双胴船体の航空母艦(?)。本体にはレーザー兵器は利かないのに生成する氷壁はレーザー兵器のほうが効率が良いという非常に面倒な性質を持つ。ついでに強力な電磁防壁を持っているという。εレーザーと赤外線レーザーと強力な実弾火砲の3種類が最低でも必要とする厄介な奴。

超兵器、巡洋戦艦ヴィルベルヴィント級

全長400m
兵装:
35.6cm80口径3連装砲 4基
40mm6銃身ガトリング砲 8基
25mm機関砲 8基
53.3cm魚雷5連装発射管 6基(53.3cm誘導魚雷)
42.2cm8連装ミサイル発射機 4基(34cm中距離対艦ミサイル、42.2cm長距離対潜ミサイル)
12cm30連装ロケットランチャー 14基(12cm短距離対空ミサイル、12cm対地ロケット弾、12cm対潜ロケット弾)
装甲 38cm防御
吸収型防御機構
設定:
最弱と言われる超兵器だが水上でも最高180ノットという高速力のおかげで出番も多く、最も多く撃沈されている超兵器と共に最も多く量産されて活躍している超兵器でもある。その圧倒的な速さが回避性能等の戦術機動力は勿論のこと、そのまま戦略的機動力に結びつき、馬鹿にできない強さを誇る。特になまもの兵器討伐任務の際には必ずと言っていいほど真っ先に駆けつけてくる。彼より速いのは航空機くらいである。金剛級戦艦と同じく、高速力と火力を生かした作戦を遂行する能力に長けている為、用兵側から見ても扱いやすい。
直接的なライバルはインテゲルタイラント級。

戦艦ルイジアナ級

全長:281m前後
兵装:(だいたいモンタナ級準拠)
50.8cm60口径3連装砲 4基
45.7cm電子レーザー 4基
127mm60口径連装速射砲 10基
40mm4連装対空機関砲 10基
20mm対空機関砲 56基
装甲 対56cm防御
吸収型防御機構
設定:
鋼鉄名物、最強と名高い通常艦艇。H45級戦艦?アレはその……ある意味、現実に計画された中では最強の“ぼくのかんがえたさいきょうのせんかん”だから……一応、戦艦としてはめちゃくちゃな機能がないので普通だがそのぶん殴りあうとただじゃ済まされない。というか戦艦としての弱点を突かないと殆どの超兵器級軍艦でもどうしようもないどころか普通に殴り殺される。



タグ:

MI4989 武装
最終更新:2016年10月09日 00:09