請負のリフトマン
私はある大きな会社の液晶フィルムを作る会社の事業部に派遣されていました。
その職場はどんなリフトマンでも一年勤務すればカンカンに怒ってやめていく職場でした。
派遣先から安全靴も支給されず派遣元からも支給されない。
雨が降ればカッパがないから作業服はびしょ濡れでした。
現場の下男でした。
朝一番の仕事は現場で失敗した液晶フィルムの廃材をコンテナに捨てに行くのが仕事でした。
廃材は20キロから30キロあり廃材を掴んだままコンテナに転落しそうになりました。
その現場にはテント倉庫があり私の仕事はテント倉庫からひとつ数百万円以上する材料を現場にリフトで供給するのが仕事でした。
しかし、このくらいなら何でもないのですが、その現場は完成品を保管しておく場所がなく私の管理するテント倉庫に半完成品としてまたテント倉庫に20パレット30パレットと保管しなければなりませんでした。
ひとつの材料を出すために20パレット30パレットをテント倉庫の外へ出して現場に供給するのが仕事でした。
最終更新:2013年08月22日 10:50