二次キャラ聖杯戦争@ ウィキ
http://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou/
二次キャラ聖杯戦争@ ウィキ
ja
2023-06-15T21:42:25+09:00
1686832945
-
メニュー
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou/pages/2.html
|今日&counter(today) |昨日&counter(yesterday) |総合&counter(all)|
#search()
**メニュー
-[[トップページ]]
-[[メニュー]]
----
**本編
-[[本編目次投下順]]
-[[本編目次時系列順]]
-[[キャラ別SS表]]
-[[死亡者詳細]]
-[[死亡者名鑑]]
-[[死亡者名鑑(完結編)>完結編の死亡者名鑑]]
-[[死亡者リスト(虎)>死亡者リスト]]
-[[生還者名鑑>二次キャラ聖杯戦争生還者名鑑]]
----
**各種設定
-[[参加者名簿]]
-[[参加者名簿(死者表示)]]
-[[マップ]]
-[[現在位置>http://www44.atpages.jp/nijiseihai/]]
-[[ルール]]
----
**その他
-[[没SS置き場]]
-[[用語集]]
-[[小ネタ]]
----
**リンク
-[[2chパロロワ事典@wiki>http://www11.atwiki.jp/row/pages/153.html]]
-[[俺ロワ・トキワ荘(本スレ)>https://jbbs.shitaraba.net//otaku/12648/]]
-[[二次聖杯したらば(雑談、議論スレ等)>>https://jbbs.shitaraba.net/otaku/15853/]]
-[[二次キャラ聖杯戦争専用チャット >>http://2jiseihaisennsou.chatx.whocares.jp/]]
-&bold(){[[第二次二次キャラ聖杯戦争 >>http://www63.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/]]}
----
-[[@wiki>>http://atwiki.jp]]
-[[@wikiご利用ガイド>>http://atwiki.jp/guide/]]
// リンクを張るには "[" 2つで文字列を括ります。
// ">" の左側に文字、右側にURLを記述するとリンクになります
**更新履歴
#recent(20)
2023-06-15T21:42:25+09:00
1686832945
-
トップページ
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou/pages/1.html
*&COLOR(red){2014年6月19日 二次キャラ聖杯戦争 完結!!}
*ようこそ、聖杯を求める諸君。
*此処は強欲な君達が己の欲望を賭けて、
*命を奪い合う闘争の場。
*純粋に願いを叶えんと欲するならば
*殺戮と骸の頂点に君臨するが云い
*では、存分に殺しあい給え
&COLOR(red){*管理者より、お知らせ}
先の個人情報流出の件でこちらを確認しました、現状では悪意あるスクリプトなどは確認しておりません。
閉鎖も考えましたが、私が離れてからも利用者がある現状暫く様子を見る事とさせていただきます。
&COLOR(red){*本編には殺人、流血、暴力、スプラッター、リョナといった過激な描写や鬱展開が含まれています。閲覧の際は十分にご注意ください。}
//広告避け
2020-02-27T00:12:26+09:00
1582729946
-
101~最終話まで
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou/pages/218.html
***小見出し
敬称略
|No|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.101|[[over soul]]|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()泉こなた&ライダー&br()花村陽介|精神世界&br()深山町・柳洞寺|日中2巡目|◆2shK8TpqBI|
|No.102|[[裏側の真実]]|魔王ゼロ&br()言峰綺礼&ギルガメッシュ|月の裏&br()新都・冬月教会地下|日中2巡目|◆XL.nOGsA4g|
|No.103|[[Shadow of Memories]]|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()泉こなた&ライダー&br()花村陽介&br()魔王ゼロ&br()言峰綺礼&ギルガメッシュ|深山町・柳洞寺&br()新都・冬月教会地下&br()月の裏|夕方2巡目|◆wYNGIse9i6|
|No.104|[[終わりに向かう物語]]|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()泉こなた&ライダー&br()花村陽介&br()魔王ゼロ&br()言峰綺礼&ギルガメッシュ|冬木大橋&br()月の裏|???|◆l3N27G/bJU|
|THE FINAL|[[Re;Zero]]|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()魔王ゼロ|月の裏|???|◆l3N27G/bJU|
*[[OP~50話まで]]
*[[51~100話まで]]
2018-01-10T19:51:01+09:00
1515581461
-
火野映司
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou/pages/68.html
**人物背景
一人称は「俺」。定職も貯金も住居も持たずに各地を放浪しており、旅好きの祖父に言われた「男はいつ死ぬか分からない。
パンツだけは一張羅を履いておけ」との言葉から、その日に履くパンツとわずかな日銭だけを持って暮らしている。
エスニック調のファッションを好んで着用している。
気ままな生活に心から満足し、世の中を達観した様子さえみせるマイペースな性格。
しかしアンクや伊達を出し抜くなど頭は切れ、長旅で何度も修羅場をくぐってきた経験からか、
危険な状況や戦闘の渦中にあってもほとんど動揺することはなく、身体能力も高い。
ただしヘビだけは苦手で、また恋愛や女性心理に疎いことがコンプレックス。
知世子に「理想の旅人」と気に入られ、臨時バイトで訪れた「クスクシエ」に比奈の説得もあってそのまま住み込みで働くこととなった。
元は裕福な政治家一族の出身。
学生時代から困った人を助けるなど面倒見が良く周囲から慕われる人物であり、
世界中の子供たちを救うことや世界を変えることを目標とし、多額の寄付や紛争地帯への旅を行っていた。
ところがその寄付を内戦の資金に利用されて情勢が悪化し、アフリカの紛争地帯の村で心を通わせた少女を目の前で失う。
このとき現地の人々とともに武装勢力の人質にされたが、政治家である家族の根回しによりただ一人釈放され、
さらにこの一件を「戦地を救った勇敢な政治家の息子」という美談に仕立て上げられてしまった。
この事件以来実家とは距離を置くようになり、裕福な家庭環境や多彩な才能のために大抵の欲が叶っていたことに加え、
他人の欲望に翻弄され続けてきた経験や、世界という現実の前での無力感、無思慮な善意で多くの人を犠牲にしてしまい自分だけが無事に生還してしまった罪悪感から、
自分自身の欲望や自らの命に対する執着を失っている。
それ以降は母方の姓である火野を名乗るようになった。故に数時間前に知り合った他人でさえ助けるなど、
周囲の願いやエゴを自らが引き受け、自分ひとりで全てを背負い込むためには己の命さえ全く顧みない。
その度を越えた自己犠牲的な姿勢はアンクや伊達から危険視されているが、より多くの欲望を許容できることから欲望の結晶であるオーメダルを用いても暴走することのない、
「オーズの器」を持つオーズの最適合者、新たなる生命へと進化できる「真のオーズ」の資質を持つとして鴻上から期待をかけられていた。
しかし後にその欲望の空白を埋める形で恐竜系コア5枚が体内に侵入、真木と同じ恐竜系グリードに相当する存在となる。
それ以来ヤミー・グリードの感知といった能力の獲得や味覚の喪失といった肉体のグリード化が進行するとともに、
映司が生命の危機に瀕することで恐竜系コアが力を発揮し暴走の危険性を孕むことになり、戦いの激化に伴って追い詰められていく。
かつて抱いた夢は今もなおその身の内にくすぶっており、鴻上から恐竜系コアを制御するために「自分の欲を取り戻す」ことを提案されたことで、
「どこまでも届く自分の腕」、自分が人を助けるためにそれに見合う「力」が欲しかったこと、そしてそれを既にアンクが叶えてくれていたことを確認する。
その後は世界の終末を防ぐための強大な力として「紫のコアメダル」や「無限のセルメダル」を貪欲に欲し、「真のオーズ」になることを求める。
最終決戦では鴻上に提供された無限のセルメダルを吸収し、さらに初代オーズが使用したタカ・トラ・バッタのメダルで真のオーズに変身し、完全体のウヴァを圧倒するほどの力を見せつけた。
激闘の末にアンクと、アンクの意識が宿った割れたタカ・コア以外の全てのメダル=力を失ったが、自分が欲していた本当の力は「どこまでも届く自分の腕」「自分と他者を繋ぎ紡がれていき、
そして広がっていく手」=「無限の絆」だと再認識した。
戦いが終わった後は比奈たちとの親交を続けながら、割れたタカ・コアを手に再び世界へと旅立った。
本人が望む形ではないとはいえ、その活躍は英雄と呼ぶに相応しいものであった為、
英霊として召喚される事になる。
**属性
秩序・善
**パラメーター
筋力D 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運C
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
また固有スキル『変化』を使用する事により大魔術、儀礼呪法などを除く相手から
仕掛けられた魔術を解呪することも可能である。
騎乗:D
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
変化:B
自身の宝具を使い、【仮面ライダーオーズ】に変身できる。
自己犠牲:A+
自身の命を犠牲にしてでも他者を救おうと行動する精神。
周囲の願いやエゴを自ら引き受け、サーヴァント自身の置かれた状況にかかわらず
救いの手を差し伸べるべきと本人が判断した場合マスターの命令よりも優先される。
心眼(真):C
世界を巡る長旅によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
**宝具
**『疾走する騎馬の自販機(ライドベンダー)』
ライダーが使用する特殊バイク。
セルメダルを動力源としており、ライダーを補助する『獣と化す缶(カンドロイド)』を提供する自販機
形態および最高時速610kmで走行する騎馬形態の2種類の姿を持つ。
本来は周囲の至る所に設置されていた物であったが、ライダーがサーヴァントとなった事により彼自身の
所有物と判断され、意志一つで召喚が可能となった。
『獣と化す缶・虎(トラカンドロイド)』と合体させる事で『疾走する猛虎の自販機(トライドベンダー)』
へと変形させる事が可能。
**『強大なる欲望の核(コアメダル)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:― 最大補足:―
800年前の錬金術によって生み出された生命体【グリード】の核となるメダル。
鳥・昆虫・猫・水棲・重量が3種類ずつ=計15枚存在しそれぞれが異なる属性を持っている。
変身後のメダルの組み合わせによってほぼあらゆる戦局に対応することが可能となり、同種3枚のメダルを
用いた【コンボ】はそのすべてが強力な特殊能力を備えている反面サーヴァントの魔力消耗も激しいため
多用は禁物である。
<カウント・ザ・メダルズ>今回の聖杯戦争においてオーズが使えるメダルは……
【鳥系】タカ・クジャク・コンドル
【昆虫系】クワガタ・カマキリ・バッタ
【猫系】ライオン・トラ・チーター
【水棲系】シャチ・ウナギ・タコ
【重量系】サイ・ゴリラ・ゾウ
それぞれ一枚ずつ保有し、オーメダルホルダーに収納されている。
ちなみにホルダーはサーヴァントから独立しておりマスターも持ち歩き可能。
**『欲望の王の解放器(オーズドライバー)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:― 最大捕捉:―
頭部・腕部・脚部を構成する『強大なる欲望の核(コアメダル)』を3枚装填し
読み込む事で、自身を仮面ライダーオーズへと変身させる。
ステータスは以下のように変化する。
筋力A 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運C+
上記ステータスは基本となるタトバコンボのもの。コンボの組み合わせによって
変身後のステータスはその都度変化する。また、変身中は自身のステータスを隠蔽する効果を持つ。
**『欲望を消し去りし紫竜の核(コアメダル・恐竜系)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:― 最大補足:―
800年前にグリードを生み出す事無く封印されていたメダル。
英霊となる以前のライダーがかつての戦いで失ったが、聖杯の力により再び顕現した。
通常は自由意思で使用する事が叶わないが、サーヴァントが絶対的な生命の危機に瀕した場合に
体内から出現し自身を【プトティラコンボ】へと変身させる。
冷気を伴った攻撃手段と高いステータスを誇るが、長時間の使用は周囲に存在する相手全てを敵と
認識する暴走状態に陥る危険性を孕む上、自身のグリード化をも促すため多用はできない。
プトティラコンボ変身中はステータス隠蔽の効果を発揮しない。
**【Weapon】
**『欲望より生まれし銀貨(セルメダル)』
本来は【グリード】の身体を構成する存在である銀色のメダル。
主に『空を斬りし王の大剣(メダジャリバー)』『疾走する騎馬の自販機(ライドベンダー)』の力を
発揮するために使用される。
一度使用してしまえば消耗するが、サーヴァントが魔力を消費することで新たなメダルを生成する事が
可能である。
**『空を斬りし王の大剣(メダジャリバー)』
主にタトバコンボ時において使用されるオーズ専用の大型剣。
『欲望より生まれし銀貨(セルメダル)』を3枚装填しスキャンする事で空間もろとも標的を
一刀両断する【王による時空の裂断(オーズバッシュ)】を発動する事が可能となる。
**『暴竜の戦斧(メダガブリュー)』
プトティラコンボ専用武器。
アックスモードとバズーカモードの2形態に変形させる事ができ、アックスモードに限り
他のコンボ形態でも使用可能。
セルメダルを装填し内部で凄まじい圧力をかける機構を備え、抽出したエネルギーを
凝縮・高密度化することでエネルギー量を約3倍にまで引き上げることが可能。
**『獣と化す缶(カンドロイド)』
『疾走する騎馬の自販機(ライドベンダー)』内部に貯蔵されている自立式缶型支援メカ。
それぞれが多岐にわたる性能を備えており、あらゆる状況においてオーズのサポートを行う。
取り出すには『欲望より生まれし銀貨(セルメダル)』が一つにつき1枚必要。
聖杯戦争においてはオーズのサーヴァント化により貯蔵数に制限はない。
また、これはマスターも保有し使用する事が可能である。
<使用可能カンドロイド>
・タカカンドロイド
口の部分で物を掴む(咥える)ことが可能で、対象の追跡・セルメダルの収集などに利用される。
・タコカンドロイド
足をジャイロ回転させて飛行し、丈夫で柔軟な性質から、互いに連結し合ってライドベンダーが
走行可能な道・衝撃を吸収するネットを形成する。威嚇用の墨を吐き出すこともある。
・バッタカンドロイド
ビデオカメラ・通信機としての機能を持っており、連絡手段・諜報活動に利用される。
・トラカンドロイド
ライドベンダー拡張強化用カンドロイド。独自の機能でセルメダルのエネルギーを物質化することで
巨大化し、ライドベンダーに合体して、前述のトライドベンダーにパワーアップさせる。
・電気ウナギカンドロイド
放電能力を持ち、複数機を連結させれば相手の動きを封じるリングを形成する。
・ゴリラカンドロイド
両腕を振り回し、その遠心力でメダルを投擲して回収する他、ヤミーの感知もできるが
今回の聖杯戦争においてはマスター及びサーヴァントの魔力放出反応を感知する機能が付加されている。
・クジャクカンドロイド
クジャクの尾羽状のカッターが展開し、空中を飛行してすれ違いざまに相手を切り裂く。
カッターの回転により発生する小型竜巻・生物の脳波に干渉する微弱な電磁波などを用いて
メダルの回収を妨害する者の排除を行う。
・プテラカンドロイド
共振現象による物質破壊・超音波を使った情報伝達など、音を用いた機能が搭載されている。
・トリケラカンドロイド
磁場を転用させることで真空状態を作り出し、あらゆる物を角を用いて目的地まで弾き飛ばすことができる。
2017-08-16T11:51:47+09:00
1502851907
-
友と絆と這いよる絶望(前編)
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou/pages/215.html
キャスターの転移魔術により陽介・こなたの二人は柳洞寺の地下大空洞へと移動した。
あたりを見渡し敵影がないのを確認すると緊張を解く。
「ルルーシュ君大丈夫かな、それに鉄之介くんも…」
「きっと大丈夫だよ、名無のやつは馬鹿だが強えやつだ。俺なんかよりもずっとな。ルルーシュもきっと無事に帰ってくる」
暗い顔で心配するこなたを慰めるように陽介は明るく振舞う。
けれど内心では陽介も二人の心配はしているし何より先の士郎の死が大きく後を引いていた。
あの状況では自分にできることはなかった。しかし何も感じなかったわけではない。
寧ろ大切な仲間を失う辛さを陽介は誰よりも知っている。
(落ち込むのは…後悔するのは全部終わってからだ)
暗くなりそうな思考を振り払い集中する。今この場に戦えるのは自分しかいないのだ。
アレックスたちが戻るまでこなたを守らなければと自分を奮い立たせる。
「陽介くん。映司さんたちもうすぐ到着するっていま連絡があったよ」
「ありがとう泉さん。後は名無とキャスターが戻るのを待つだけだな。戻ったらアレックスを回復してもらわないと…」
先ほどの戦いでアレックスはアサシンの放った毒によりかなり危険な状態に陥った。
幸い毒は克服できたようだが消耗が激しく戦うことが困難な状態だ。
急ぎキャスターに体力と魔力を回復してもらおうと考えていたそのとき、突如洞窟に巨大なスクリーンが投影された。
「なんだ!?」
「何かのスクリーン画面?……あ、あそこに映司さんたちが映ってる!」
「てことはこれ町の中を撮影してんのか?誰がこんなものを…」
これはリインフォースが予め用意していた魔術………ではない。
彼女にそんなことをする余裕も理由もなかった。では誰がこんなものを用意したか?
この場に訪れた参加者でこんなことが可能な人物が一人だけいる。
キャスターのサーヴァント―――蘇妲己である。
彼女は此処に神殿を作ったときから町中を監視しており戦闘をリアルタイムで観賞していた。
もっともすべてのエリアを監視できたわけではなくあくまで深山町一帯だけであったが、逆にいえばキャスターはガウェインが令呪で操られ襲い掛かる事件が起こるまで全ての情報を持っていたことになる。
キャスターが死んだ今でも残っているのはこれが魔術ではなく道具製作スキルにより生み出されたからか。
はたまた特に害がないものと判断されムーンセルの除去を免れたからか判らないが。
そんなことを知る由も無い陽介たちは、ある一点に釘付けになった。
それは先ほど別れたルルーシュがその親友スザクと戦っている画面。
ルルーシュが手に持っている武器は、陽介にとって見覚えのあり過ぎるものだった。
銘を槍王イルバーン
13騎士のひとつにして、仲間である名無鉄之介が持っていた能力
それをルルーシュが手にしているということは………
「まさか…鉄之介くんまで………!?」
「そんな……嘘だろ名無……」
口から零れた否定の言葉。
けれど理性では分かっていた。
キャスターは間に合わなかった。
名無かキャスターのどちらかが致命傷を負い、最後の力で槍王をルルーシュに送り届けたのだろう。
誰よりも友達思いだったあいつは、死ぬ間際でも仲間のために行動したのだと。
「マスター。無事か!」
「こなたちゃん!」
その時パスを辿って合流したアレックスとライダーが地上から降りてきた。
二人が無事な事にほっと安心すると、この場にいない人物に疑問を抱いた。
「マスター。キャスターたちはまだ戻ってないのか?」
その言葉に俯く二人、そしてその背後に映された映像で全てを察した。
「まさか、キャスターさんたちが…!?」
「……すまないマスター、俺が作戦を失敗したせいだな」
初期から行動を共にし、チームのメンタルをフォローをしていた名無は、ルルーシュや士郎とは違う意味でチームの中心的人物だった。
何しろ彼が起こした行動が陽介を励まし、チームを結束させる一因を作ったのだから。
鳴上悠を除けば一番に仲のよかった名無の死。ひょっとしたら立ち直れなくなると心配するアレックスだったが。
「アレックス、ライダー。落ち込むのは後だ。今はやるべきことをするぞ、すぐに回復する」
「陽介くん…悲しくないの?一番仲良しだったんでしょ!?」
どこか非難する視線を送るこなたの眼を真っ直ぐ見返す。
それは、強い決意を固めた瞳だった。
「悲しいさ。名無に…鉄之介に会えたおかげで俺は今まで戦うことができたんだからな。あいつと出会わなけりゃ俺はきっととっくに死んじまってた」
もしもあの時教会で出会わなければ、もしかしたら殺し合いに乗っていたかもしれない。
そう思えるほどにあの時の陽介は精神的に追い詰められていた。
「衛宮は最後まで自分に出来る事をやった。鉄之介はルルーシュの力になった。ルルーシュたちはまだ戦ってる。俺たちが絶望したら、あいつらの想いが全て無駄になる。そんなことは絶対出来ねえ!」
「マスター……」
「ごめん陽介くん。私酷いこと…」
「気にすんなよ。それより二人とも、すぐ回復するから」
ペルソナを発動し、ライダーとランサーに回復魔法をかける。
傷と疲労は回復したが極限まで消費した魔力は回復にかなりの時間を要する。
この先ライダーだけでは三人を守りながら戦うのは不可能であり、またこちらに来なくてもルルーシュを狙われたら終わりである。
しかし陽介は令呪を使い切っており即座の回復はできず、打開策を考えていると…
「映司さん…あの…」
「俺のことは気にしなくていいから、こなたちゃんの好きにしていいよ」
「ありがとう…陽介くん、私の令呪を使ってランサーさんを回復してあげて。私もう一画残してあるからさ」
そういって陽介の手を握り令呪を一画渡す。
「ワリィ泉、助かるぜ。令呪をもって命じる、回復しろアレックス!」
瞬間、膨大な魔力がランサーの体中を駆け巡り許容量限界まで回復する。
「感謝する泉、ライダー」
「気にしないでランサーさん」
「ランサーさん二人を頼みます。俺はアーチャーの所に…っ!しまった、尾行されてたか」
ライダーの視線の先には地下の入り口に向かってくるアーチャーと衛宮切嗣の姿。
おそらくアサシンにランサーたちが尾行され、それの案内で向かってきているのだろう。
「なんで衛宮切嗣が生きてんだよ。だってライダーはセイバーが捨て身で倒したのにっ…!?」
「おそらく消去される前にアーチャーのマスターを殺害して再契約を交わしたのだろう。アーチャーもマスターがいなければ消えてしまうから承認したに違いあるまい」
「ランサーさん、こなたちゃんたちを頼みます。アーチャーは俺が相手をします。バーサーカーと敵のキャスターはいないなら向かってきてるのはアーチャーとアサシンだけです。此処で向かい討ちます」
「悔しいがそれがよさそうだな。今の俺ではまだアーチャーに対抗できない。まかせるぞライダー」
令呪による時間停止の耐性も未だ効果を発揮しない。
今アーチャーに対抗できるのはディケイドによって新たな力に目覚めたオーズのスーパータトバコンボしかいない。
「アレックス、アサシンを頼む。俺はライダーの援護と衛宮切嗣の相手をする」
「危ないよ陽介くん!あの衛宮切嗣って人と陽介くんは相性が悪いんでしょ。お願いだから考え直して!?」
「大丈夫だ。対策は考えてるし此処なら狙撃の心配がない。正面対決なら俺にも勝ち目はある。それに…」
「それはっ・・・!」
「切り札もあるしな。だから信じてくれ、絶対に死んだりしないって約束する」
懐から取り出したものを見て三人は驚きの声を上げる。
安心させるように笑う陽介を見て暫し迷い、最後には力強くうなづいた。
切嗣は短期決戦の道を選んだ。
朝日という明確な弱点がある以上、少しでも敵の数を減らし後の危険を減らすメリットをとった。
無論そこに至るまでのリスクも視野には入れていたが、単純戦闘なら無敵の強さを誇るアーチャーならば陽が上りきる前に敵を倒せると踏んだ。
柳洞寺へと向かう衛宮切嗣とアーチャーはお互い一言も口を利かず境内へと侵入した。
そのままあたりを見回すと近くの地面に目印らしきものが置かれているのを発見する。
罠がないか慎重に警戒すると目印にそって移動を開始した。先ほどからこれの繰り返しで進んでいる。
ランサーとライダーを尾行し居場所を突き止めたアサシンはこうして姿は決して見せずにアーチャーの誘導を行っていた。
無論そんなことは二人にも分かっていたが自分たちでは転移した敵を捕らえられず、また時間的余裕も無かったためこうして誘導にしたがっていた。
(無論アサシンの警戒は続けていたが)
「いつまでそんな態度でいるのだマスターよ」
「……別に普通だが」
「普通と言うならこの距離感は何なのだ」
「何だと言われるような仲ではないはずだが?」
隠しきれていない苛立ちや不快感にアーチャーはいい加減煩わしく思う。
だがそんなことは知ったことではない切嗣は素っ気無く返信した。
「アーチャー、はっきり言っておこう。僕は君が気に食わない。ライダーも僕を苛立たせたが君はそれ以上だ」
「ほう、言うではないかマスターよ。生前私に此処まで言う男は宿敵ぐらいしかいなかったぞ」
憎たらしげに言う切嗣をどこか面白そうに見るアーチャー。
「だがわかっているのだろう?勝ち抜くには私の力が必要不可欠だ。
敵のサーヴァントはお前に協力などしないし他のやつらはアサシンにキャスターにバーサーカー。制御するには困難なやつらだ。序盤ならいざ知らず、手の内を全て知られている今では到底勝ち抜けぬと」
どれほど憎らしく思えど絶対に自分を切ることは出来ない。
そう確信が持てるからこそアーチャーはここまで自信が持てる。令呪があればまだ違っただろうがマスターに余分な令呪はない。
(他のマスターから令呪を奪って聖杯を手に入れたら即行で自害させてやる)
(聖杯を手に入れたら令呪を使う間もなく時間止めて切り捨ててくれるわ)
決して信頼関係など結べるはず無く二人は進む。
やがて洞窟の前まで来ると地下に降りる抜け道を見つけた。
「ほう、このような場所があったとは。地下なら日の出を気にせず戦えるな」
「この場所は…」
「どうしたマスター?」
「なんでもない。先に進むぞアーチャー」
(この場所…知らないはずなのにこの感覚はなんだ?まるで何かを忘れているような…)
―――ザザッ
(…っ!?なんだ今のノイズは。何か大切な事を忘れているようなこの感じはっ!?)
自分の中の違和感に戸惑いながらも歩みを止めない切嗣。
やがて二人は最深部に到達した。
そこには案の定ランサーとライダーの主従が待ち構えていた。アサシンの姿は見えないが何処かで隠れているのだろう。
「追い詰めたぞランサーにライダーよ。ここが貴様らの墓場だ」
「アーチャー、無駄話はせず速やかにしとめるぞ。ここは拠点にも使えるからな。昼間はこの場所は使える」
「ふん、分かっておるわ。先ほどのキャスター達のようにし止めてくれる」
そういって“世界”を発動させ突進するアーチャー。
「吼えろ!スサノオ、ガルダイン!!」
瞬間、風刃を纏った嵐がアーチャーを包み込む。
進化し極限までブーストされた風がアーチャーに襲い掛かる。
その威力は魔術師どころかサーヴァントであっても無視することは出来ないだろう。
「ほう、それがお前のペルソナか。サーヴァントに手傷を負わせるとはな、だがこの程度ではダメージを与えられても私を倒せん」
だがアーチャーは余裕の表情で耐えて見せた。全身に切り傷を負っているがすぐに回復する。
それを離れた場所で見ていた切嗣は、ライダーが強い神秘を放つメダルを手に変身しようとする姿に強い警鐘をならした。
「アーチャー!ライダーを仕留めろ。なにか解らんがマズイ!」
警告を受け真っ直ぐにライダーに向かうアーチャー。この距離では時間停止を使っても届かない、近づこうと走るアーチャーだが。
「消し飛べぇ!」
ランサーから放たれたブリューナグの槍の回避に時間停止を使ってしまう。
「チィッ小賢しい!」
この距離では届かない。再び宝具を使うには数呼吸分のタイムラグが発生する。
苦し紛れのナイフの投擲はランサーによって阻まれてしまった。
「いくよ、ディケイド」
そしてオーズドライバーにメダルを装着した瞬間、激しい光と奇妙な歌が響いた。
スーパー!スーパー!スーパー!
スーパータカ!
スーパートラ!
スーパーバッタ!
ス・ー・パー! タトバ タ・ト・バ!
それはディケイドと築いた絆の力
時空を超えたコアメダルを用いたコンボ形態
仮面ライダーオーズ・スーパータトバコンボ!
「気をつけろアーチャー、かなりのステータスだ!」
「ふん、いくら強化したところで無駄な事…我が“世界”は誰にも倒せん。大人しく散るがいい!」
そしてライダーに向かって飛び掛るアーチャー。
ライダーもそれに合わせ迎え撃つ。
「いくぞアーチャー!」
「無駄無駄無駄。しょせん貴様はモンキーなんだよ。ライダアアァ!」
お互いの距離はおよそ四歩分。そしてアーチャーは時を止めるべくスタンド“世界”に魔力を流す。
「“世界”!時よ止まれ!頂点はこのDIOただ一人だ!例外なく!」
そして飛んだ勢いのままライダーに拳を振り下ろし―――
「セイヤァーーーー!!」
ライダーのカウンターパンチをもろに喰らい大きく体勢を崩す。
そのままライダーはアッパー、フック、蹴りを流れるように繰り出し、
「ハア!!」
「うげぇええ!!」
渾身のストレートを顔面に喰らい大きく吹き飛ばされた。
「ば、馬鹿な…こいつ・・・!?」
「時間停止を破ったというのか…?いったいどうやって…」
切り札である時間停止を破られ大きく動揺する切嗣。
「認めんぞ…こうまで容易く時の止まった世界に入門するなど…。どんなトリックを使ったが知らんが何度も通じると思うなよライダー!」
再び“世界”に魔力を流し込むアーチャー。
「見破ってくれるわ!“世界”、時よ止まれ!」
しかし、何も起きない。
流れる時は止められない。
真名開放の隙をライダーは見逃さずトラクローソリッドを振りアーチャーの胸板を深く切り裂いていく。
「セイッ!ハッ!うりゃあ!」
「グハッ…ガッ…GIYAAAAAAAAAAAッ!」
「吹き飛べっ!」
強烈な回し蹴りを胴体に打ち込み再び大きく吹き飛ばされるアーチャー。
「血…血だと…。この俺に………許さんぞ貴様ら…便所のタンカスの分際でぇ!」
「まてアーチャー!時間停止が通用しないのでは分が悪い、ここは引くぞ!」
だが激昂したアーチャーは切嗣の静止を無視しライダー達に飛び掛る。
「ふんっ!どんなトリックを使ったかは知らんが…それならそれでやり様はあるぞライダー!」
そしてライダーの背後にスタンド“世界”を発現させ、自身は正面から両手の指の間にナイフを握り前後からラッシュを仕掛ける。
「いくら貴様でもこれは対応出来まい!死ねいっ!」
だがその目論見は崩れ去る。
忘れてはならないのは敵が1人では無いこと。
そして決して無視してもよい相手ではないことをこのときのアーチャーは失念していた。
「それをさせないための…」
「俺たちだ!」
“世界”の背後に出現したスサノオが手に持ったアロンダイトで背中を袈裟切りにする。
痛みに一瞬動きを止めたアーチャーにメダジャリバーで横一文字に切りつけライダーが右に跳ぶ。
その隙に距離を取ったスサノオが再び風を起こし“世界”もろともアーチャーを包み込む。
そうして僅かに動きを封じられたアーチャーに向けて放たれたブリューナグの槍がアーチャーのわき腹を掠めた。
「グ…ッ貴様ら…ッ!」
スキニングチャージ!
『欲望より生まれし銀貨』を装填したメダジャリバーをスキャンする。
「ハァァアアアアっ!」
『王による時空の列断(オーズバッシュ)』
空間もろとも相手を両断するこの技は並大抵のサーヴァントでは致命傷たりえる。
だが相手の実力は並みのサーヴァントに納まらない。
とっさに放ったアーチャーのナイフがオーズの腕に突き刺さり軌道を僅かだが逸らされる。
そして限界まで身を反らし致命傷をギリギリのところで避けきった。
全身に受けたダメージを魔力を流すことで急いで再生させる。
「くそ…っ貴様らぁ!」
怒りに染まった眼で睨み付けるが今度は迂闊に飛び込むような真似はしない。
悔しいが何の策も無く勝てる相手ではないと把握したからだ。
こちらも策と戦力が必要だ。少なくともライダーとランサー達を引き離さなければ一方的に敗北に喫する。
(気に食わんが、働いてもらうぞマスター)
そしてこちらに向かってくるライダーを迎撃すべく、アーチャーもまた地を蹴った。
「まずいな。アーチャーの能力が通じないとは…」
アーチャー達の戦場から離れた場所にある岩陰に、切嗣は身を潜めていた。
そこからアーチャー達の戦いを観察していたが、如何せん数の暴力に晒されていた。
オーズが前衛を務め後方からランサーの荷電粒子砲とマスターのペルソナが援護を担当する。
この作戦は思いのほか有効に発揮していた。
さらに彼らはアーチャーのスタンドの射程距離に決して入らない。
常に10メートル以上の距離から離れて行動しているため、ナイフなどの飛び道具しか持たないアーチャーでは彼らを先に排除出来ずにいた。
駄目押しのようにランサーの主従はアーチャーに対し有効な戦闘スタイルと武器を持っているため、高ステータスと再生能力を持つアーチャーといえど無視することは出来ない。
その結果アーチャーは防戦一方の戦いとなっていた。
隙をみてライダーに傷を負わせても…
「スサノオ、ディアラマ!続けてマハスカクジャ!おまけのガルダイン!」
ランサーのマスターの持つペルソナですぐさま回復させられてしまう。あのマスターの能力は集団戦では怨敵だった鳴上悠や衛宮士郎以上の脅威だった。
またアサシンを警戒してかランサーが常にマスターたちの側を離れない。
(だからといってこのままにも出来ない)
撤退も視野には入れていたがそれは本当に最後の手段だ。
何しろ追い詰められているのは敵も同じ。
相手のキャスターを排除した以上空間転移の撤退も魔術による搦め手も使えない。
この好機を逃せばこちらは夜になるまで動くことは出来ず、その間にルルーシュ達と合流されたら各個撃破されてしまう。
今このタイミングが唯一の好機。だがこのままでは…
「迷っている暇は無いか…。このタイミングでアサシンが現れないのは気がかりだが、僕1人でやるしかない」
狙撃銃を構え標的に狙いを定める。
狙うはライダーのマスターの少女。これで仕留められるとは思わないが動揺はさせられるかもしれない。
うまくいけばその隙にアーチャーがライダーかランサーのマスターを排除させられればこちらにも勝ち目が見えてくる。
(アーチャー、敵のマスターを狙撃する。タイミングを合わせろ)
(仕方あるまい。今は従おうマスターよ)
(カウントは10だ。しくじるなよアーチャー)
慎重に狙いを定める。まだ相手はこちらに気がついた様子は無い。
ゆっくり引き金を引こうとして…
ブブブブブブブブブ………
不意に奇妙な音が近くから聞こえ始めた。
ふと見上げた先にあったものは……
「…タコ?」
まるでおもちゃのタコのようなソレに一瞬呆けてしまう。
「…ッ!?」
そしてタコ…タコカンドロイドは威嚇用の墨を切嗣の顔面に吹きかけ視界を封じる。
その隙に上空に待機していたタカカンドロイドの落としたゴリラカンドロイドが地面に着地と同時に動き出し、狙撃銃を遠くに放り投げた。
狙撃銃の落下地点にあらかじめ置かれていたトリケラカンドロイドが、狙撃銃をランサーたちの所まで弾き飛ばす。
「な…っ!?ライダーの使い魔か…!」
とっさにその場から飛びのいた切嗣。先ほどまでいた場所にクジャクカンドロイドが通り過ぎていった。
少しでもタイミングが遅れていたら切り裂かれていただろう。
とっさにキャレコを掃射するが宝具である『獣と化す缶』には効果が無い。
なおも接近するカンドロイドから逃れるため固有時制御の二倍速で急いでその場から逃れる。
そして一旦距離をとったアーチャーの隣まで移動した。
カンドロイド達はそれ以上は近づかずに回りを囲むように待機していた。
「読まれていたと…いうわけか…」
「ええ。切嗣さんなら必ず近づかず狙撃で援護するって解っていたからね、予め準備させてもらいました」
掴み所の無いライダーの口調に思わず歯軋りをする。
ただの緩そうな外見とは裏腹にかなりしたたかな性格をしているようだ。
なぜ切嗣たちはカンドロイドの存在を予測できなかったか。
これには枢木スザクが学園で調べた情報に起因する。
スザクが学園で敵のサーヴァントを調べた時、真名がわかっていたアルトリアとガウェイン、そしてアレックスの三人だけ。
オーズはクラスとある程度のスキルに仮面ライダーだという事、リインフォースにいたっては真名どころかスキルすら碌に解らない始末だった。
またオーズについても解ったのはベルトとメダルを使い変身することとある程度の経歴だけ。
オーズの切り札ともいえるコンボについても詳細な情報は得られなかった。ましてやスザクどころか情報を渡した衛宮切嗣ですら知らなかったカンドロイドなど知る由も無い。
だがこれについてはスザク・切嗣両方に非はない。
見ていたのなら兎も角、存在すら知らなかった宝具などどうやっても調べようが無い。
つまるところ彼らはオーズの凡庸性を見余ったのだ。
(アーチャー、一旦引くぞ。これでは戦いようが無い…。枢木達と合流して体勢を立て直すぞ)
(それが出来ると思うのかマスターよ。奴らは私たちを逃がすつもりは無いぞ…)
ライダーもランサーも油断無くこちらを見据えている。
背中を見せた瞬間瞬く間にやられるだろう。
(だがこのままではジリ貧だ。隙を見て逃げなければこちらがやられるぞ)
(まてマスター、私に考えがある。勝率は高いとは言えないがこのままよりはマシだ)
そういって念話で作戦を伝える。
伝えられた内容に頭を悩ましたが、どの道このままでも倒されるだけだと腹をくくった。
「ふふふ、やるではないかライダー、それにランサーにそのマスターよ。私をここまで追い詰めたのは生前2人しかいなかったぞ」
芝居じみた動作で大げさに手を叩くアーチャー。その様子に警戒のレベルを上げる一同に懐から無数のナイフを取り出す。
「いまさらそんな物が通じると思っているのかアーチャーよ」
「ふん、黙っておれランサー。このナイフはキャスターのお手製でな。威力は貴様もが体験済みだろう。とはいえお前たち相手には少々火力が足りない…ではこのナイフ、どうすると思う?」
「……?…ハッ!?ライダー、それを撃たせるな!」
「もう遅い!“世界”URYYYYY!!!」
爆発の魔力が込められた無数のナイフが次々と天井に突き刺さり連続爆発を起こし天井を崩落させる。
「岩盤だっ!押しつぶれろ!」
「まずいっ、ランサーさん!」
落下してくる岩盤に向けてブリューナグの槍を放つランサー。マスターが近くにいるために避けるという選択肢は無い。
しかし巨大な落盤は一撃では粉砕されず無数の落石となって降り注ぐ。
とっさに放ったガルダインが落石をさらに削るが人を押しつぶすには十分な大きさがまだ残っている。
「伏せろ二人とも、俺の下に潜り込め!」
全身をARM化させマスター達を抱えるように庇うアレックス。
その体に容赦無く落石が降り注ぎ動きを封じていく。
「こなたちゃん!ランサーさん!陽介くん!」
「余所見をしている余裕があるのかライダー!」
3人がいたところに視線が移った隙を見逃さずスタンドと共にラッシュをかけるアーチャー。
対応するライダーだがその動きは明らかに精彩を欠いていた。
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!無駄ァ!」
「ガハッ!」
ついに耐切れずに吹き飛ばされるライダー。
同時に落石からマスターを守りきったランサーが這い出てくる。
「ライダーっ!」
「残念だがお前の相手は私だランサーよ」
岩と岩の隙間から現れると同時にマスター達に向け拳銃を発砲するアサシン。
とっさに庇ったため僅かに生まれた隙に、未だ埋まったままのランサーの足だけを平行世界に移動させ動きを封じた。
「アレックス!?この…行けスサノオ!」
アロンダイトを持ったスサノオにあっさりと袈裟切りにされ消滅するアサシン。
あまりの呆気なさに眼を丸くすると、背後から現れた別のアサシンがD4Cを発現させスサノオに拳のラッシュを浴びせる。
不意を突く形で受けたダメージにスサノオが解除され吹き飛ばされる陽介。
「グッ…しまった。あいつ囮か」
正確には消滅と同時にもう1人のアサシンにD4Cを移行させたのだが、そんなことを知らない陽介の側に現れる人影。
視線を移すとそこには拳銃を構える衛宮切嗣の姿。
「マズ…ッ!」
乾いた銃声が洞窟に響いた。
「あれ?どこだ此処…?」
見覚えの無い場所に陽介は立っていた。
自分は確か衛宮切嗣に撃たれて…
「死んだのかな俺…つーことは此処死後の世界?なんか想像したのと違うけど…」
青を基調といた部屋。いや、よく見たら部屋ではなくテレビで見るようなリムジンの中だった。
サイドにはアルコール類のような飲み物とグラスが置かれ、中央にはテーブルがある。
そのテーブルの先に視線を移すと…
「ようこそ我がベルベットルームへ。私はこの部屋の主イゴールと申します」
「うわあ!?目デカっ!鼻長っ!」
明らかに人間でない生物が座っていた。
大きく見開かれ血走った瞳にこれまた長い鷲鼻の老人。
白い手袋をつけた両手を鼻の下に組んでこちらを見据えていた。
「なに、ここ何処!あんた誰!?」
「ここは物質と精神の狭間の世界。私はこの部屋の主イゴールと申します。わけあって貴方様をここにお呼びしました」
「…いや意味が解らない。ていうかここ死後の世界?やっぱおれ死んで―――」
「ご安心ください。貴方様はまだ生きておられます。ここは外の世界とは時間が切り離されておりますので、此処でいくら過ごそうと外の世界に影響はございません」
「生きてる…よかった。えっとイゴールさん?なんで俺を呼んだんっすか?心当たり全くないんすけど」
「貴方をお呼びしたのは、あるお客様の『お願い』を果たすためでございます。ここは本来『契約』を交わした方のみが訪れられる場所。本来なら契約をなさってない貴方はここの来ることが出来ないのですが…」
そういってイゴールはゆっくりと陽介のポケットを指差す。
指されたポケットに手を突っ込むと、いつ手にしたかわからない鍵が握られていた。
「それは本来のお客様の持ち物。けれどそのお客様は貴方に託されたようだ。ゆえに、このベルベットルームに入ることが出来た」
「その…本来のお客さまってもしかして…」
「左様、鳴上悠様でございます。彼がここに来て、私たちにお願いと言伝を頼まれて行きました。あなたの力になって欲しいというお願いをね…」
「悠…あいつ…」
「あなたが彼に渡された力は『ワイルド』。他者との絆を育むことによってより大きな力となる特別な力。もっとも、あなたは本来の使い手ではないので制限はございますが…あなた様の旅の助けになるでしょう。
おお…そうだ、紹介を忘れておりました。こちらはマーガレット。私の手伝いをするものです」
「マーガレットと申します。あなた宛に鳴上悠様からの伝言をお伝えします」
「悠からの伝言…」
「では申し上げます。
『陽介、これが俺に出来る最後のことだ。必ず生きて帰れ。それから…負けるなよ、相棒』―――
以上となります」
「ふふふ素晴らしい。彼は確かな絆を築いたのですな。いやはや、死して尚残る絆。大変素晴らしい」
くそ…反則だこんなの。
俺は最後まであいつに助けられて…
「さあ、お目覚めなさい。あなたの旅はまだ続くのだから」
不意に意識が引っ張られる感覚。
もう眼が覚めるらしい。
「あの、イゴールさんにマーガレットさん。本当にありがとうございました!」
「あなたの旅路が、素晴らしい結末を迎えんことを…」
衛宮切嗣は目を見開いていた。
アーチャーと交わした作戦はうまくいっていた。
天井を爆破させ落石を起こしランサーとマスターの動きを封じる。その隙にアーチャーがライダーとランサーを、僕がマスターの方を始末する。
実際は策とも呼べない穴だらけの作戦だった。
アーチャーがライダーの動揺を突けるかの時点ですでにギャンブルじみていたし、仮にそれがうまくいってもランサーのほうは爆弾ナイフでは本当に足止めが出来るかわからなかった。
また僕のほうもマスター殺しは成功するとは思わなかったので、最悪ペルソナだけでも破壊すると起源弾を撃つつもりだった。
ところが実際はライダーは大きく吹き飛ばされうまくランサーたちと離すことが出来た。
またアサシンもなんの打ち合わせをしていなかったのにもかかわらず、最良のタイミングでランサーの動きを封じそのマスターをランサーたちから引き離してくれた。
ペルソナが解除された今、一発限りの起源弾ではなく連射の利くワルサーが有効だと判断しランサーのマスターにむけ発射した。
完璧なタイミングだったはずだ。
しかし回避不能な一撃を防いだものに、思わず思考停止に陥った。
それは巨大な黒い影だった。
いや、よく見ると影だと思っていたのは黒いコートのようなもので、どこか応援団長を彷彿させた。
手には矛が握られておりその矛でワルサーの銃撃を防いだと思われた。
その姿はよく知っている。
そのペルソナは切嗣にとって忘れられない物だった。
「なん…だと…」
あれはすでに死んだはずの鳴上悠のペルソナ。
それがなぜここに現れる…!
「悠……ありがとう。お前の力、使わせてもらうぜ!」
大きく振りかざした矛に半ば反射的に固有時制御を発動させ回避する。
なおも追撃をかけるイザナギに向けて起源弾を発射するが、最低限の動きで回避された。
だがもともとかわさせるために放った一撃だ。
その隙に再び固有時制御を使い大きく離れた。
「馬鹿な!心象風景の具現化は1人1人違うはずだ…っ!なぜ鳴上悠のペルソナをお前が使える!?」
「はんっ!友情パワーだよ。あんたにはわかんねえだろうけどよぉ!イザナギ!」
イザナギに抱えられた陽介はアレックス達の元まで後退する。
その勢いのままアサシンに向けてアマノヌボコを振り下ろすが間一髪で回避され並行世界に逃げられた。
「陽介くん大丈夫!?」
「マスター、それはいったい…?」
「話は後だアレックス。動けるか?」
「少し時間をくれれば動けるようにする。それまでは…」
「俺が守ればいんだな。ライダーは?」
「無事だ。何とかアーチャーを押さえ込んでいる」
見ればライダーはアーチャーと“世界”の二面がけに防戦だが凌いでいた。
「ならまずは…イザナギ、マハラクカジャ!続いてマハタルカジャ!」
ペルソナの補助魔法をかけライダーの援護をする。筋力、耐久、魔力が上昇し目に見えてアーチャーの猛攻を捌いていった。
「チェンジ……スサノオ、マハスカクジャ!ディアラマ!」
「二つだとっ!」
カードを入れ替えるようにペルソナをスサノオにチェンジした陽介は、さらに敏捷値をあげ傷を癒す。
幸運を除く全てのステータスを上げ回復したたライダーは、反撃に打って出た。
「これでライダーの方は―――」
「マスター、来るぞ!」
また新たに分身を生み出し終えたアサシンが三体こちらに襲い掛かってきた。
衛宮切嗣も反対方面から銃を構え掃射する。
暴風を敵ではなく自分たちの周りに生み出し即席の結界を作った陽介。
銃弾は全て弾き飛ばされアサシンは荒れ狂う暴風にたたらを踏む。
「これで少しは持つ…」
「上出来だマスター。後は…」
腕をARM化させ固定された足を切飛ばすアレックス。即座に再生が発動し元の状態に戻った。
「どうするマスター。このままではライダーの援護が出来んぞ」
「ライダーを信じるしかない。俺たちはアサシンと衛宮切嗣をどうにかするぞ」
「それしかないか…泉、俺の側を離れるな。必ず守り抜く」
「アレックスさん…ううん、私も出来ることをやるよ」
そういってカンドロイドを取り出すこなた。
あらかじめ用意しておけばマスターでも使うことが出来るのがカンドロイドの強みだ。
「無茶はするなよ…マスターいつでも行ける」
「私も大丈夫っ!」
「んじゃまぁ…行きますか!」
竜巻を解除しアサシンの分身体にスサノオを突進させる。
そのまま切り飛ばされ消滅するアサシン。だがその隙に別の分身体アサシン2体と切嗣がマスターへ、D4C持ちの本体はスサノオに殴りかかった。
ガードし反撃するが一瞬早く平行世界に逃げられる。
「ハァ!」
ARM化させた腕が銃弾を弾き飛ばしアサシンを吹き飛ばす。
動き出したクジャクカンドロイド、タコカンドロイドが切嗣に纏わりつくが、消滅したアサシンから拾った拳銃を発射し次々と打ち抜いて行く。
ペルソナを戻した陽介は手にしたスパナで切嗣に殴りかかる。
それをかわした切嗣はお返しとばかりに銃弾をばら撒くが、敏捷値を底上げされた陽介は全てかわしきる。
そのまま勢いよく切嗣に向かって走る陽介に再び銃弾を発射する。
空中へ勢いよく飛び上がった陽介に追撃をかけるべく銃弾を放つが、空中でペルソナを発動。それを足場に大きく跳躍し背後に回りこんだ。
そして手に持ったスパナを勢いよく振り下ろす。
「グッ!この……」
咄嗟に鉈でスパナを防ぐが、如何せん身体能力を底上げした陽介に追い詰められて行く。
アサシン達もランサーの足止めに精一杯でこちらの援護は期待できない。
絶対絶命かと思われたその時。
「いとも容易く行われるえげつない行為(D4C)」
平行世界へ逃げたアサシンが陽介の服の間から出現し、背中を袈裟切りにする。
痛みで動きが止まった陽介のスパナを切嗣が蹴り上げた。
そのまま後ろからアサシンが、正面から切嗣がそれぞれ攻撃する。
スサノオで鉈を防ぐが背後から来るアサシンには手が回らない。
この距離ではかわすことは不可能と勝利を確信したが…
「まだだっ!」
陽介は腰に手を伸ばし取り出した武器を使い迫り来るD4Cを弾き返す。
そのままスサノオと同時に回るようにアサシンと切嗣を切りつけ吹き飛ばした。
「なにっ!?」
ばかな…アサシンに傷を負わせただと…。まだ宝具を隠し持ってたというのか。
回復魔術を自分にかけながら敵を見る切嗣の目が、再度驚きに見開かれることになる。
「それはっ!セイバーのマスターの剣!」
陽介の両手に握られているもの。
それは白と黒の夫婦剣だった。
銘は干将・莫邪。
自分が死ぬ間際、衛宮士郎が最後の力を振り絞り投影したとっておきの切り札。
後は任せたと散った友の思いに報いるために、なんとしても勝つ!
イザナギにペルソナを切り替えアサシンに、自身は切嗣に向かう。
ペルソナの同時操作は骨が折れる作業だ。けれど泣き言など言わない。例え倒すことは不可能でも全身全霊をかけてアサシンを押さえ込む。
干将・莫邪は驚くほど使いやすい武器だった。
普通に振るう分には勿論の事、互いに引き寄せあう特性はスピードとトリッキーな動きが武器の陽介とは最高に相性が良い。
無論切嗣も鉈を振るい銃を掃射して反撃を試みるが、そもそもの身体能力が違う。
狙撃ならば話は違っただろうが接近戦は切嗣の得意とするところではない。
ならば固有時制御で距離をとろうとしても…
「Time alter――double accel!」
「デカジャ!」
普段の倍速で動けるこの魔術も、陽介には通じない。
巻き戻しの現象こそ起こらないが無駄に魔力を消耗するだけに終わる。
無論アサシンもその隙をついて攻撃するが、如何せん即座にガードされ、さらには耐久値が底上げされているイザナギを瞬時に倒せるほどの能力をアサシンは持ち合わせていない。
「終わりだっ。衛宮切嗣っ!」
そのまま干将・莫邪を振り下ろそうとし―――
突然の閃光に視界を封じられた。
「―――!!?眼が…っ!」
「切り札は最後まで温存しておくものだ」
至近距離で放たれた閃光弾を間近で浴び動きの止まる陽介。
その隙を見逃す二人ではない。D4Cの拳がラッシュを浴びせイザナギを吹き飛ばし、切嗣の手にした鉈で陽介の身体をが袈裟切りに引き裂いた。
そのまま頭を潰れたスイカのようにカチ割ろうと鉈を振り上げ――――咄嗟にその場を飛び退いた。
アサシンを片付けたランサーの放ったブリューナグの槍が、先ほどまで切嗣のいた場所を通過した。
「そこから離れろ!」
再度放たれるブリューナグの槍。アサシンは平行世界に逃げ込み、切嗣は固有時制御を使い回避する。
その隙にランサーたちは合流した。
「無事かマスターっ!?」
「しっかりしてっ!」
「だいじょーぶだいじょーぶ。スサノオ、ディアラマ」
すぐに傷を塞ぐが失った血液までは戻せないため若干血の気が引いているが、まだその眼は闘志を燃やしている。
「しっかし手強いな…。こっちのが有利なのになかなか決定打が撃てない」
「相手はかなりの修羅場を潜っているからな。経験なら向こうがはるかに上を行く」
「なるほどな。けど負けるわけには…」
「いかないなマスターよ」
「なんか男の友情って感じだね。ちょっとうらやましいかなっ」
お互いに笑いあい、そしてランサーはアサシンへ。陽介は切嗣へと向かった。
こなたは再びカンドロイドを発動させ自分の周りに護衛役を数体、陽介の援護に数体送り込んだ。
因縁の戦いはまだ終わらない。
[[「友と絆と這いよる絶望(後編)」へ>友と絆と這いよる絶望(後編)]]
2016-03-17T17:21:06+09:00
1458202866
-
本編目次時系列順
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou/pages/46.html
-リスト
#contents
*■不明(謎)
|No|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.000|[[OP~導入]]|言峰綺礼|新都・冬木教会|不明|◆.OpF6wOgZ2|
|No.001|[[No.1]]|天野雪輝&キャスター|不明|不明|◆.OpF6wOgZ2|
|No.002|[[No.2]]|ゼフィール&ライダー|不明|不明|◆YFw4OxIuOI|
|No.003|[[No.3]]|衛宮士郎&セイバー|不明|不明|◆.OpF6wOgZ2|
|No.004|[[No.4]]|鳴上悠&ランサー|不明|不明|◆.OpF6wOgZ2|
|No.005|[[No.5]]|天海陸&セイバー|不明|不明|◆2TIcBhEgoU|
|No.006|[[No.6]]|枢木スザク&バーサーカー|不明|不明|◆gsySw7SywU|
|No.007|[[No.7]]|花村陽介&ランサー|不明|不明|◆GIjwvg4JCY|
|No.008|[[No.8]]|遠坂凛&キャスター|不明|不明|◆BKUvL3qgtY|
|No.009|[[No.9]]|鹿目まどか&アーチャー|不明|不明|◆BKUvL3qgtY|
|No.010|[[No.10]]|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー|不明|不明|◆.OpF6wOgZ2|
|No.011|[[No.11]]|名無鉄之介&キャスター|不明|不明|◆2TIcBhEgoU|
|No.012|[[No.12]]|衛宮切嗣&ライダー|不明|不明|◆gsySw7SywU|
|No.013|[[No.13]]|園崎詩音&バーサーカー|不明|不明|◆3Yo9gNrp3A|
|No.014|[[No.14]]|金田一一&ライダー|不明|不明|◆3gGiI31R5A|
|No.015|[[No.15]]|近藤剣司&セイバー|不明|不明|◆OktYLfxDLQ|
|No.016|[[№.16]]|泉こなた&ライダー|不明|不明|◆MoyrepToUg|
|No.017|[[No.17]]|ジョン・バックス&アサシン|不明|不明|◆qp1M9UH9gw|
|No.018|[[No.18]]|間桐雁夜&アサシン|不明|不明|◆FTrPA9Zlak|
|No.019|[[No.19]]|匂宮出夢&アサシン|不明|不明|◆mi8Ly4t1vU|
|No.020|[[No.20]]|アシュヒト=リヒター&セイバー|不明|不明|◆Mti19lYchg|
|No.021|[[No.21]]|間桐慎二&ライダー|不明|不明|◆BKUvL3qgtY|
|No.022|[[No.22]]|羽瀬川小鳩&キャスター|不明|不明|◆wG50kLoBJg|
|No.023|[[No.23]]|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン&ランサー|不明|不明|◆MoyrepToUg|
|No.024|[[No.24]]|金城優&セイバー|不明|不明|◆tql.RyMUAo|
|No.025|[[No.25]]|我妻由乃&アーチャー|不明|不明|◆Mti19lYchg|
|Interlude|[[Cannibal Corpse]]|???|不明|不明|◆.OpF6wOgZ2|
|No.043|[[Interlude]]|トワイス・H・ピースマン&br()???|不明|不明|◆.OpF6wOgZ2|
|No.080|[[The Zero]]|魔王ゼロ&ギルガメッシュ&br()トワイス・H・ピースマン|月の裏|不明|◆QSGotWUk26|
*■深夜(22~24時)
|SIZE(8):投下順|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.026|[[Night of The Round]]|衛宮士郎&セイバー&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー|深山町・衛宮邸前|深夜|◆.OpF6wOgZ2|
|No.027|[[Cyclone]]|鹿目まどか&アーチャー&br()園崎詩音&バーサーカー|新都・蝉菜マンション屋上|深夜|◆YHOZlJfLqE|
|No.028|[[ズッコケ二人組と一匹~聖杯戦争から脱出せよ~]]|金田一一&ライダー|柳洞寺・本堂|深夜|◆3gGiI31R5A|
|No.029|[[初期不良]]|天野雪輝&キャスター&br()鳴上悠&ランサー&br()我妻由乃&アーチャー|深山町・海浜公園|深夜|◆.OpF6wOgZ2|
|No.030|[[相棒と変身と聖者様がみてる]]|泉こなた&ライダー&br()間桐雁夜&アサシン|深山町・商店街外れ・公園|深夜|◆MoyrepToUg|
|No.031|[[I'm a liar]]|天海陸&セイバー|深山町・商店街|深夜|◆.OpF6wOgZ2|
|No.034|[[騎士(奇死)]]|枢木スザク&br()匂宮出夢|商店街・薬局内&br()商店街路地裏|深夜|◆ARbuQtVLig|
|No.035|[[父と娘もしくは仇か宝]]|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン&ランサー&br()衛宮切嗣&ライダー|深山町・学園北西住宅街&br()深山町・学園北東住宅街|深夜|◆.OpF6wOgZ2|
|No.041|[[Imagine Bleaker]]|羽瀬川小鳩&キャスター&br()間桐慎二&ライダー|深山町・間桐邸|深夜|◆ARbuQtVLig|
|No.042|[[Anything Goes!]]|間桐雁夜&アサシン&br()泉こなた&ライダー&br()遠坂凛&キャスター|深山町・商店街外れ 公園付近|深夜|◆FTrPA9Zlak|
*■未明(0~2時)
|SIZE(8):投下順|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.032|[[全てを呑み込んで熱を帯びていく(前編)]]&br()[[全てを呑み込んで熱を帯びていく(後編)]]|天野雪輝&キャスター&br()我妻由乃&アーチャー&br()花村陽介&ランサー&br()アサシン(サブラク)&br()言峰綺礼|新都・冬木教会|未明|◆3gGiI31R5A|
|No.033|[[生きているのなら英雄だって殺してみせる]]|鳴上悠&ランサー&br()バーサーカー(ランスロット)|深山町・月海原学園|未明|◆3gGiI31R5A|
|No.037|[[La Danse Macabre(前編)]]&br()[[La Danse Macabre(後編)]]|鹿目まどか&アーチャー&br()園崎詩音&バーサーカー&br()アサシン(ファニー・ヴァレンタイン)&br()アシュヒト=リヒター&セイバー|新都・蝉菜マンション13階&br()新都・駅前&br()新都・蝉名マンション付近|未明|◆.OpF6wOgZ2|
|No.038|[[和風唐揚げ弁当390円]]|近藤剣司&セイバー&br()金城優&セイバー|新都・商店街 スーパー付近&br()新都・商店街|未明|◆oGrFx9n0uA|
|No.039|[[神の座を目指す彼らの名を誰もが心に刻むまで]]|ジョン・バックス&br()ゼフィール&ライダー|新都・冬木市庁舎(最上階廊下)&br()新都・冬木市庁舎(応接室)|未明|◆3gGiI31R5A|
|No.044|[[Burning Ambition]]|ゼフィール&ライダー|新都・冬木市ハイアットホテル 屋上|未明|◆YFw4OxIuOI|
*■黎明(2~4時)
|SIZE(8):投下順|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.036|[[Beautiful dreamer?]]|花村陽介&ランサー&br()名無鉄之介&キャスター&br()言峰綺礼|新都・冬木教会|黎明|◆2TIcBhEgoU|
|No.040|[[FINAL DEAD LANCER(前編)]]&br()[[FINAL DEAD LANCER(中編)]]&br()[[FINAL DEAD LANCER(後編)]]|金田一一&ライダー&br()衛宮士郎&セイバー&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()イリヤスフィール・フォン・アインツベルン&ランサー&br()鳴上悠&ランサー|深山町・北部住宅街&br()深山町・柳洞寺|黎明|◆3gGiI31R5A|
|No.045|[[ナイト・オブ・ナイツ]]|枢木スザク&バーサーカー|深山町・商店街 月海原学園寄り|黎明|◆eZ4BORPLU2|
|No.046|[[oath sign]]|枢木スザク&バーサーカー&br()衛宮切嗣&ライダー&br()鳴上悠&ランサー|深山町・北部住宅街&br()深山町・衛宮邸|黎明|◆oGrFx9n0uA|
|No.048|[[踏み越えた その先で]]|天海陸&セイバー&br()泉こなた&ライダー&br()遠坂凛|深山町・商店街|黎明|◆oGrFx9n0uA|
|No.053|[[Assault of Dreadnoughts(前編)]]&br()[[Assault of Dreadnoughts(中編)]]&br()[[Assault of Dreadnoughts(後編)]]|アシュヒト=リヒター&セイバー&br()園崎詩音&バーサーカー&br()近藤剣司&セイバー&br()金城優&セイバー&br()ゼフィール&ライダー|新都・ショッピングモール|黎明|◆3vWdxvBXv|
*■早朝(4~6時)
|SIZE(8):投下順|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.047|[[いくつもの不運と幸運を重ねて]]|間桐慎二&ライダー&br()キャスター(ゾルフ・J・キンブリー)&br()枢木スザク&バーサーカー|深山町・民家|早朝|◆3gGiI31R5A|
|No.049|[[Blade of Scar]]|衛宮士郎&セイバー&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()金田一一&ライダー|深山町・柳洞寺|早朝|◆FTrPA9Zla|
|No.050|[[Yes,I Can.]]|ジョン・バックス&アサシン|新都・冬木センタービル|早朝|◆Mti19lYchg|
|No.051|[[It's just like OVER HEAVEN]]|鹿目まどか&アーチャー&br()鳴上悠&ランサー|新都・冬木ハイアットホテル&br()新都・地下街&br()新都|早朝|◆wYNGIse9i6|
|No.052|[[策士策に溺れる]]|間桐慎二&ライダー&br()羽瀬川小鳩&キャスター&br()バーサーカー(ランスロット)|深山町・間桐邸|早朝|◆HBgEtKlD2g|
|No.054|[[教会組・行動開始!]]|花村陽介&ランサー&br()名無鉄之介&キャスター|新都・冬木教会|早朝|◆2shK8TpqBI|
|No.057|[[動き出す絆]]|花村陽介&ランサー&br()名無鉄之介&キャスター&br()ゼフィール&ライダー&br()アサシン(平行世界のヴァレンタイン)|田園地帯|早朝|◆WMyP5RHbA6|
|No.060|[[ヒトクイフラグメント]]|匂宮出夢&アサシン&br()枢木スザク|深山町・民家|早朝|◆.aJ8cOqWj.|
|No.061|[[さよなら、魔術師]]|天海陸&セイバー&br()泉こなた&ライダー|深山町・商店街|早朝|◆ThDqKkEfC6|
*■朝(6~8時)
|SIZE(8):投下順|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.056|[[BROKEN BLADE]]|鳴上悠&ランサー&br()アーチャー(DIO)|新都|朝|◆oGrFx9n0uA|
|No.058|[[猶予期間(モラトリアム)]]|衛宮切嗣&ライダー|深山町|朝|◆wYNGIse9i6|
|No.059|[[逃げ道なんて、あるわけない]]|アーチャー(DIO)&br()園崎詩音&バーサーカー|新都・蝉名マンション|朝|◆QSGotWUk26|
|No.062|[[DECIDE THE FATE(前編)]]&br()[[DECIDE THE FATE(後編)]]|間桐慎二&ライダー&br()間桐雁夜&アサシン&br()羽瀬川小鳩&キャスター&br()バーサーカー(ランスロット)|深山町・間桐邸|朝|◆FTrPA9Zlak|
|No.063|[[絆物語(前編)]]&br()[[絆物語(後編)]]|花村陽介&ランサー&br()名無鉄之介&キャスター&br()鳴上悠&ランサー|冬木大橋&br()住宅街|朝|◆2shK8TpqBI|
|No.065|[[一寸先は闇だけど]]|鹿目まどか|新都・ハイアットホテル|朝|◆2shK8TpqBI|
|No.067|[[消えない想いーLuminis]]|鹿目まどか&アーチャー&br()園崎詩音&バーサーカー|新都・蝉名マンション|朝|◆FTrPA9Zlak|
*■午前(8~10時)
|SIZE(8):投下順|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.055|[[絶望への反抗!柳洞寺に集う超頭脳派たち]]|衛宮士郎&セイバー&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()金田一一&ライダー&br()キャスター(蘇妲己)|深山町・柳洞寺|午前|◆3gGiI31R5A|
|No.064|[[嘘つきたちの狂宴]]|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&br()セイバー(アルトリア・ペンドラゴン)&br()天海陸&セイバー&br()泉こなた&ライダー|深山町|午前|◆wYNGIse9i6|
|No.066|[[下準備]]|花村陽介&ランサー&br()名無鉄之介&キャスター&br()アサシン(ファニー・ヴァレンタイン)|深山町・月海原学園|午前|◆2shK8TpqBI|
|No.072|[[フェスティバル]]|間桐慎二&ライダー&br()羽瀬川小鳩&キャスター&br()匂宮出夢&アサシン&br()枢木スザク&バーサーカー|深山町・衛宮邸&br()深山町・民家|午前|◆2shK8TpqBI|
*■昼(10~12時)
|SIZE(8):投下順|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.068|[[割れる円卓]]|衛宮士郎&セイバー&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()金田一一&ライダー&br()天海陸&セイバー&br()泉こなた&ライダー&br()衛宮切嗣&ライダー&br()キャスター(蘇妲己)&br()アサシン(佐々木小次郎)|深山町・柳洞寺&br()深山町・柳洞寺周辺&br()深山町・月海原学園周辺&br()深山町|昼|◆QSGotWUk26|
|No.069|[[忘我郷-さまよえる心]]|鳴上悠&ランサー&br()アサシン(ファニー・ヴァレンタイン)|新都・住宅街|昼|◆n4C8df9rq6|
|No.070|[[ジョン・バックスの憂鬱]]|ジョン・バックス&アサシン|新都・冬木センタービル内&br()冬木市庁舎市長室(最上階)|昼|◆2shK8TpqBI|
|No.071|[[真実と憎悪の果てに]]|天海陸&セイバー&br()泉こなた&ライダー&br()衛宮士郎&セイバー&br()キャスター(蘇妲己)&br()アサシン(佐々木小次郎)|深山町・月海原学園&br()深山町・柳洞寺|昼| ◆XL.nOGsA4g|
|No.074|[[願いと絆とここにある想い]]|泉こなた&ライダー|深山町・月海原学園|昼|◆FTrPA9Zlak|
|No.075|[[go to the next victim]]|ゼフィール&ライダー|新都|昼|◆QSGotWUk26|
*■日中(12~14時)
|SIZE(8):投下順|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.078|[[Hard luck dance]]|鹿目まどか&アーチャー&br()鳴上悠&ランサー&br()ゼフィール&ライダー&br()ジョン・バックス&アサシン|新都・住宅街&br()冬木市庁舎市長室(最上階)|日中|◆l3N27G/bJU|
*■午後(14~16時)
|SIZE(8):投下順|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.073|[[正義の味方、サクラノミカタ]]|衛宮士郎&セイバー&br()衛宮切嗣&ライダー|深山町・柳洞寺&br()深山町・安ホテル|午後|◆cp3jCCSc7M|
|No.077|[[sunlightheart]]|衛宮士郎&セイバー&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー|深山町・月海原学園校門前&br()深山町・柳洞寺|午後|◆2shK8TpqBI|
|No.081|[[Power Age]]|ジョン・バックス&アサシン|新都・冬木センタービル内 冬木市庁舎市長室(最上階)|午後|◆Mti19lYchg|
*■夕方(16~18時)
|SIZE(8):投下順|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.076|[[DecisionHeight]]|衛宮切嗣&ライダー&br()羽瀬川小鳩&キャスター&br()匂宮出夢&アサシン&br()枢木スザク&バーサーカー|深山町・民家&br()新都|夕方|◆wYNGIse9i6|
|No.079|[[情報交換をしよう]]|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()泉こなた&ライダー&br()花村陽介&ランサー&br()名無鉄之介&キャスター|深山町・遠坂邸|夕方|◆cp3jCCSc7M|
*■夜(18~20時)
|SIZE(8):投下順|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.082|[[Memento mori(前編)]]&br()[[Memento mori(後編)]]|泉こなた&ライダー&br()衛宮切嗣&ライダー&br()衛宮士郎&セイバー&br()枢木スザク&バーサーカー&br()名無鉄之助&キャスター&br()匂宮出夢&アサシン&br()羽瀬川小鳩&キャスター&br()花村陽介&ランサー&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー|新都&br()深山町・住宅街&br()深山町・遠坂邸&br()深山町・民家|夜|◆XL.nOGsA4g|
|No.083|[[猛毒刀与]]|衛宮士郎&セイバー|深山町・遠坂邸|夜|◆wYNGIse9i6|
|No.084|[[始動する吸血鬼]]|鹿目まどか&アーチャー|新都・住宅街|夜|◆2shK8TpqBI|
*■夜中(20~22時)
|SIZE(8):投下順|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.085|[[去り行く者と残された絆(前編)]]&br()[[去り行く者と残された絆(後編)]]|衛宮士郎&セイバー&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()泉こなた&ライダー&br()花村陽介&ランサー&br()名無鉄之助&キャスター|深山町・遠坂邸|夜中|◆2shK8TpqBI|
|No.086|[[夢見るように眠りたい]]|枢木スザク&バーサーカー&br()羽瀬川小鳩&キャスター|深山町・民家|夜中|◆l3N27G/bJU|
|No.087|[[白と黒の世界]]|ジョン・バックス&アサシン&br()枢木スザク&バーサーカー&br()キャスター(ゾルフ・J・キンブリー)&br()衛宮切嗣&ライダー&br()鹿目まどか&アーチャー|新都・ハイアットホテル&br()深山町・遠坂邸付近&br()新都・双子館&br()新都|夜中|◆wYNGIse9i6|
|No.089|[[茶会~マッド・ティー・パーティ~]]|ジョン・バックス&アサシン&br()枢木スザク&バーサーカー&br()キャスター(ゾルフ・J・キンブリー)&br()衛宮切嗣&ライダー&br()鹿目まどか&アーチャー|新都・ハイアットホテル&br()深山町・遠坂邸付近&br()新都・双子館&br()新都|夜中|◆l3N27G/bJU|
*■深夜2巡目(22~24時)
|SIZE(8):投下順|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.088|[[作戦会議をしよう ]]|衛宮士郎&セイバー&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()泉こなた&ライダー&br()花村陽介&ランサー&br()名無鉄之助&キャスター|深山町・遠坂邸地下室|深夜2巡目|◆cp3jCCSc7M|
|No.091|[[Stardust Conquistas]]|ジョン・バックス&アサシン&br()枢木スザク&バーサーカー&br()キャスター(ゾルフ・J・キンブリー)&br()衛宮切嗣&ライダー&br()鹿目まどか&アーチャー|新都&br()新都・双子館&br()深山町・遠坂邸付近|深夜2巡目|◆QSGotWUk26|
*■未明2巡目(0~2時)
|SIZE(8):投下順|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.090|[[Last Phantasm]]|衛宮士郎&セイバー&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()泉こなた&ライダー&br()花村陽介&ランサー&br()名無鉄之助&キャスター|深山町・遠坂邸地下室|未明2巡目|◆XL.nOGsA4g|
|No.092|[[最終確認をしよう]]|衛宮士郎&セイバー&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()泉こなた&ライダー&br()花村陽介&ランサー&br()名無鉄之助&キャスター|深山町・遠坂邸地下室|未明2巡目|◆2shK8TpqBI|
|No.093|[[The Patriot]]|ジョン・バックス&アサシン&br()枢木スザク&バーサーカー&br()キャスター(ゾルフ・J・キンブリー)&br()衛宮切嗣&ライダー&br()鹿目まどか&アーチャー|新都&br()新都・双子館&br()深山町・遠坂邸付近|未明2巡目|◆wYNGIse9i6|
*■黎明2巡目(2~4時)
|SIZE(8):投下順|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.094|[[開幕、聖杯大戦]]|衛宮士郎&セイバー&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()泉こなた&ライダー&br()花村陽介&ランサー&br()名無鉄之助&キャスター&br()ジョン・バックス&アサシン&br()枢木スザク&バーサーカー&br()キャスター(ゾルフ・J・キンブリー)&br()衛宮切嗣&ライダー&br()鹿目まどか&アーチャー|深山町・遠坂邸地下室&br()深山町&br()新都・双子館|黎明2巡目|◆QSGotWUk26|
|No.095|[[零れ落ちる砂のように誰も時間止められない]]|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()泉こなた&ライダー&br()花村陽介&ランサー&br()名無鉄之助&キャスター&br()ジョン・バックス&アサシン&br()枢木スザク&バーサーカー&br()キャスター(ゾルフ・J・キンブリー)&br()衛宮切嗣&アーチャー|深山町&br()深山町・柳洞寺&br()新都・双子館|黎明2巡目|◆l3N27G/bJU|
*■早朝2巡目(4~6時)
|SIZE(8):投下順|タイトル|登場キャラクター |場所|時間|作者|
|No.096|[[友と絆と這いよる絶望(前編)]]&br()[[友と絆と這いよる絶望(後編)]]|泉こなた&ライダー&br()花村陽介&ランサー&br()ジョン・バックス&アサシン&br()アサシン(平行世界のファニー・ヴァレンタイン達)&br()衛宮切嗣&アーチャー&br()魔王ゼロ&ギルガメッシュ&br()言峰綺礼|深山町・柳洞寺&br()深山町&br()深山町・柳洞寺山中&br()新都・双子館&br()月の裏|早朝2巡目|◆2shK8TpqBI|
|No.097|[[暁の空に勝利を刻む]]|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()枢木スザク&バーサーカー&br()アサシン(6人目のファニー・ヴァレンタイン)&br()キャスター(ゾルフ・J・キンブリー)|深山町|早朝2巡目|◆wYNGIse9i6|
*■朝2巡目(6~8時)
|No.098|[[境界線上のバビロンズ・ゲート]]|泉こなた&ライダー&br()花村陽介&ランサー&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()ジョン・バックス&アサシン&br()キャスター(ゾルフ・J・キンブリー)&br()言峰綺礼&ギルガメッシュ&br()魔王ゼロ|深山町・月海原学園&br()新都・双子館&br()新都・教会地下|朝2巡目|◆l3N27G/bJU|
*■午前2巡目(8~10時)
|No.099|[[Trinity soul]]|泉こなた&ライダー&br()花村陽介&ランサー&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()ジョン・バックス&アサシン&br()キャスター(ゾルフ・J・キンブリー)&br()言峰綺礼&ギルガメッシュ&br()魔王ゼロ|深山町・月海原学園&br()新都・ハイアットホテル前、新都・教会地下|午前2巡目|◆QSGotWUk26|
*■日中2巡目(12~14時)
|No.100|[[抗え、最期まで]]|泉こなた&ライダー&br()花村陽介&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()言峰綺礼&ギルガメッシュ|深山町・柳洞寺&br()新都・教会地下|日中2巡目|◆cp3jCCSc7M|
|No.101|[[over soul]]|泉こなた&ライダー&br()花村陽介&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー|深山町・柳洞寺&br()精神世界|日中2巡目|◆2shK8TpqBI|
|No.102|[[裏側の真実]]|言峰綺礼&ギルガメッシュ&br()魔王ゼロ|新都・教会地下&br()月の裏|日中2巡目|◆XL.nOGsA4g|
*■夕方2巡目(16~18時)
|No.103|[[Shadow of Memories]]|花村陽介&br()泉こなた&ライダー&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()言峰綺礼&ギルガメッシュ&br()魔王ゼロ|深山町・柳洞寺&br()新都・教会地下&br()月の裏|夕方2巡目|◆wYNGIse9i6|
*■???
|No.104|[[終わりに向かう物語]]|花村陽介&br()泉こなた&ライダー&br()ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()言峰綺礼&ギルガメッシュ&br()魔王ゼロ|冬木大橋&br()月の裏|???|◆l3N27G/bJU|
|THE FINAL|[[Re;Zero]]|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&セイバー&br()魔王ゼロ|月の裏|???|◆l3N27G/bJU|
|Another Century's Episode|[[]]|花村陽介&br()泉こなた|元の世界|???|◆QSGotWUk26|
//広告避け
2015-07-29T01:36:46+09:00
1438101406
-
wiki更新用テストページ
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou/pages/229.html
wiki更新用のテストページです、ご自由にお使いください。
&bold(){test}
2015-04-19T15:54:37+09:00
1429426477
-
夢見るように眠りたい
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou/pages/203.html
それは、夏の暑い日だった。
ぎらぎらと照りつける太陽の下を、小鳩は歩いている。
隣には兄がいた。三つ年上の、高校二年生。
小鳩と兄は夏休みの貴重な一日を冷房の効いた家ではなく蜃気楼が見えそうな道路の上で過ごしていた。
「あんちゃ…」
あまりの暑さに設定を忘れ素が出そうになる。
兄が振り返る前にごほんと咳払いし、
「ククク…我が眷属よ…貴様に我の足となる光栄を授けよう…」
「もう疲れたのかよ…家出て五分だぞ」
「うう…だって暑…ククク、こ、この煉獄の饗宴はもはや飽いた。
貴様に我を興じさせる権利をやろうというのだ」
「俺だって暑いんだからおんぶなんて勘弁してくれ。
だからゴスロリやめて薄着にしろって言ったろうが」
「わ、我が闇の力が具現化したこのドレスを脱ぎ捨てるなど…!貴様は我ら夜の血族の証をなんだと」
「お、自販機だ。なんか飲むか小鳩」
「ペプツ!ペプツ買って!」
設定は消し飛んだ。
「この自販機コカしかないわ」
「…コカでええと」
小鳩はペプツ派だが、トマトジュースよりはコカのほうがいい。
兄に買ってもらったコーラで涼を取り、さらに歩く。
流れる汗はもはや滝のようであり、小鳩の端正な顔立ちも色々と台無しだ。
なんでこんな辛い思いをしてまで学校に向かっているかといえば、いつもどおり部活動に参加するためだ。
兄は最近部活に入り、小鳩にあまり構ってくれなくなった。
今日こそ逃がさないと兄にくっついて家を出てきたのだが…
「…あんちゃん、帰ろう。うち疲れた」
「だから家出る前にやめとけって…ここからだと学校と家、多分学校のほうが近いぞ」
「そ、そーゆうことじゃな…うう~っ。もういいっ。あんちゃんのあほーっ!」
気がついたら、小鳩は兄に背を向けて走りだしていた。
前は小鳩の頼みを何でも聞いてくれたのに、最近の兄は冷たい。
兄を憎んだわけではない。
ただ、もう少し小鳩に優しくしてほしいと思って、小鳩はYESと答えてしまった。
ある夜、夢の中、真っ黒な仮面を被った見たこともない男の――叶えたい願いがあるか、という問いに。
◇ ◆ ◇
「…おや、これは」
「どうした?」
「私のマスターが…目覚めたようですよ」
柳洞寺での敗戦の傷もまだ癒えぬ夜半。
アサシンに殿を任せて撤退した後、ひとまず身を隠したときキャスターから告げられた言葉に、スザクの目が鋭く絞られる。
未だまともな意思疎通ができていないキャスターのマスター――その意思しだいではここでの交戦もありうる。
スザクは瞬時にキャスターから間合いを取る。
ギアスがキャスターから危険を察知すれば、ようやく掴んできた魔力の流れを無理矢理に制御してバーサーカーに注ぎ込むだろう。
僅かな時間ならバーサーカーを呼び出せるかもしれない。
それでキャスターを仕留められるかは賭けだが、スザクの目に後退の意志はない。
これ以上難敵を増やすくらいなら――というスザクの決意を見て取ったか、キャスターはひらひらと手を振る。
「落ち着いてください、スザク。まだあなたと敵対すると決まったわけではありませんよ。
少し前に言ったでしょう。私はまだ、マスターとろくに話しもしていないと。
まずは私に、マスターと話させてください。
私からも現状を説明しますのでいきなりあなたを始末しろと命じられることはないはずですよ」
キャスターはまだ現時点では行動を起こすつもりはないとスザクに示す。
キャスターとしてもセイバーたちとあれだけ明確に敵対した以上、単騎でこの状況を凌ぐのは難しい。
傷ついたとはいえバーサーカーの戦闘能力はやはり得難いものであり、キャスターが協力すればその力を万全なものにするのも確かに可能なことだ。
とはいえ、それだけではまだ足りない。
状況を好転させるにはもう一手必要だ。
「スザク、とりあえず私としてはマスターと合流させていただきたいところですが、一つ提案があります」
「なんだ?」
「ここは月海原学園に近い。先ほど戦った彼らの情報を入手していくべきでしょう」
キャスターは地面にしゃがみこむと、手早く奇怪な文様を刻みつける。
するとコンクリートの一部が瞬く間に別の物質に変質していく。
「ただし問題があります。
先ほどの戦いでアサシンがいくつか敵のキャスターの監視魔術…サーチャーを破壊しましたが、あれだけということはないでしょう。
複数名を転移させるほど高位のキャスターならば、自動制御で市内を巡回させることも可能なはずです」
「それは…今も監視されているということか?」
「今の時点で追撃されていない以上、捕捉はされていないと思いますがね」
今のスザクたちの状態なら、ただ一騎のサーヴァントにも対抗はできない。
五騎いる内の誰も追ってこないということは、まだ発見されていないと考えてもいいだろう。
「ただ、情報を得られる拠点である学園はまず厳重に監視されているでしょう」
「なら学園に行くことは自殺行為じゃないのか」
「その通りです。しかし、今の私たちにはそれでも情報が必要だ。
私たちは今、敵から逃げるのと衛宮切嗣との合流のため、東に向かっています。
冬木市の西側…深山町は完全に敵の勢力下に落ちたと見ていいでしょう」
戦力で劣るのならば別の手で補うしかない。
幸い、敵の情報の断片はいくつか手に入れている。
学園に赴けば英霊の正体に迫ることは可能だろう。
「この機を逃せばもう学園を訪れる機会はない、ということか」
「そういうことです。危険を冒してでもいま向かわねばどの道私たちは手詰まりになります。
無論、易々と発見されないための手は打ちますがね」
「それがこの制服か」
キャスターが作ったのは市内でも何人か見かけた月海原学園の制服だ。
ナイトオブセブンの純白の騎士服は、夜の闇の中では非常に目立つ。
スザクは傷んできた騎士服を脱ぎ、素直に制服に着替える。
「あなたは魔術師ではないため、自前の魔力というものが希薄です。
容姿を変化させればキャスターといえども看破は難しいでしょう」
依然スザクの手には令呪があるが、使用していない令呪は魔力を発しない。
かつて冬木市で起こった四度目の聖杯戦争で、衛宮切嗣はアイリスフィール・フォン・アインツベルンをセイバーのマスターだと周囲に誤認させた。
このとき令呪は切嗣の手にあったが、彼が本格的に戦いの表舞台に現れるまで、誰もがセイバーのマスターはイリヤスフィールだと錯覚していた。
たとえ令呪があったとしても、それを隠蔽しているのならば外見でマスターだと判別することは不可能だ。
「そのための変装か」
「もう一つ、あなたのサーヴァントが問題です。
いかに姿を変えたとしてもバーサーカーを連れ歩いていては気配の隠蔽など無理な相談です。
無論、この私もね。これは私達が別行動することで防げるでしょう。
つまりあなたは一人で学園に向かわねばならない」
しかし、サーヴァントを伴っていれば当然話は変わってくる。
特に魔力消費の大きいバーサーカーともなれば、気配は常時漏れていると言ってもいい。
今は消耗が大きすぎるため実体化できず気配は抑えられているが、魔力の供給を緩めればすぐに露見する。
「さしあたって、私とあなたのバーサーカーは霊体化させたまま先行するほうがよろしいでしょう。
もちろん私はバーサーカーとは別の道を行きますが。
貴女を守る者はいなくなりますが…どの道、ついてこさせても今の状態では勝てるものでもない。
いてもいなくても同じならば、まだ一人で行動するほうが発見される可能性は低いはずです」
護衛なしに敵陣を一人で行動する、その危険さはスザクも身に沁みてわかっている。
だが、勝つためにはそれが必要だ。
仮にここで学園に寄らず切嗣との合流を急いだとしても、五騎ものサーヴァントを相手にするのだから戦力差で押し切られるのは明白。
しかしここで学園に寄って情報を得られれば、少なくとも勝率を0から1以上には上げられるはずだ。
「それでも…やらなければ、俺たちに勝機はない」
「そういうことです。
一時の安全を取って閉ざされた道を行くか、危険を承知で死中に活路を見出すか。
無理強いはしませんが、どうします?」
キャスターの問いに、体の芯が疼く。
生きることを求めるギアスはこの問いを拒めと言う。
間違いなく危険に飛び込むことになる。
だが…
「…出夢を犠牲にしておいて何の収穫もないまま終わらせてはいけない。
出夢とアサシンは散り、バーサーカーも傷ついた。
なら今度は俺が命を賭ける番だろう」
その先にしか生きる目がないのならば、危険に飛び込むことこそひいては「生きる」という結果に繋がる。
頭蓋に響くギアスの囁きをねじ伏せ、スザクは答えた。
この返答にキャスターは首肯し、スザクの顔に掌を当てた。
「では、顔も変えておきましょう。なに、合流した時に戻して差し上げますよ」
ばぢっ、と小さく錬金術が発動し、スザクの顔が整形される。
顔を変え、服も着替え、義手と令呪も錬成した皮膚組織をかぶせて隠蔽する。
キャスター自身の目から見てもNPCと遜色ない格好になったスザクに頷き、キャスターはふっと霊体化した。
「では、また後ほど。生きての再会を期待していますよ」
キャスターの気配が薄くなる。
スザクはバーサーカーへと、先に東へ向かうように念を送る。
細かい指示は受け付けないバーサーカーだが、戦闘時ではなく多大に消耗している今はさほど反発もなくスザクの思惟を受け入れてくれた。
ゆっくりとバーサーカーの気配も遠ざかっていく。
これでスザク一人になった。
「…行こう。後戻りはできない」
スザクは一路、月海原学園に向かった。
スザクは視認できないが、おそらくこの辺りを敵のキャスターが走査しているのだろう。
いつ敵がまた転移してくるかもわからない恐怖を努めて表情に出さないようにし、スザクは学園へ入る。
学園は夜間でもマスターが利用できるよう、特に閉鎖はされていない。
運営用のNPCに紛れて図書室へ入っても特に襲撃の気配はなかった。
「発見はされなかった…か?」
ともあれ、一つ目の目的は達成した。
案内人の間目智識というNPCに尋ねると、やはりというべきか彼らの目はごまかせなかったようですぐにようこそマスターと挨拶をされた。
彼女の案内を受け、スザクは先ほど戦ったサーヴァントたちの情報を調べにかかる。
(最初に戦った女のセイバーは衛宮切嗣から聞いていたが、アーサー・ペンドラゴンに間違いない。
だが表記はアルトリア・ペンドラゴン…俺の知っているアーサー王とは少し違うが、サーヴァントだからか?
男のセイバーはアーサー王が呼んだガウェインという名前から、これも円卓の騎士ガウェインに間違いないだろう)
真名を入力すると、セイバー二人の情報はあっけないほど簡単に特定できた。
そもそも自分のバーサーカーが円卓の騎士の一人なのだから、他の騎士がいても何も不思議ではない。
アーサー王、ガウェイン、そしてランスロット。
円卓の騎士の中心ともいえる三騎士が一同に会し、またマスターがかつてその名を冠したナイトメアフレームに乗っていた自分とルルーシュだというのは皮肉な話だ。
衛宮切嗣からの情報、そしてスザク自身が持つ円卓の騎士の知識を入力すれば、セイバー達の情報はほぼ詳らかになった。
(次、軍人服姿の男は…出夢のアサシンが一度見た相手だと言っていたな。
アレックスという名、軍人、金属質の異形に変身、強力な再生能力、ダメージ耐性、そして掌から放つビーム…
…出た、これか。ランサー…あれでランサーなのか? 荷電粒子砲の槍、ということか)
驚いたことにこのアレックスという名も真名であり、彼らはそれをまったく隠す素振りもなかった。
鳴上悠のランサーも強力なサーヴァントだったが、こちらのランサーも負けず劣らずの能力だ。
ARMSという戦闘生命体。
白兵戦に長け、広範囲に渡る攻撃能力も備える…二人のセイバーになんら見劣りしない。
マスターは花村陽介。
この少年も話を聞く限りでは鳴上悠とよく似た…もしくは同じ能力を所持していて、サーヴァントのスペックを底上げしていたらしい。
間違いなく鳴上悠と同等か、それ以上の難敵であろう。
(彼らが突然あの場所に現れたのは、キャスターの仕業に違いない。
キャスター、ブラッディ・ダガー…駄目か、これでは絞り込めない。
スペックから考えてもキャスターであることは間違いないのだろうけど)
キャスターについては、さすがに情報が少なすぎる。
マスターの能力で確認できたステータスと、あの場に突然転移してきた現象を考えるとクラスだけはほぼ確定だが。
令呪を使えばどんなサーヴァントでも転移は可能、とはこちらのキャスターの言だが、マスターも一緒に現れたことからしてその線は無い。
転移魔術とは本来、神代クラスの魔術師にのみ行使が可能だとこちらのキャスターは言った。
彼に出来る芸当ではないらしく、魔術師というクラスで考えてもかなり強力であるということは担保されたことになる。
(残った一人が衛宮さんの言っていたもう一人のライダー、オーズか。
ライダー、オーズ、メダルとベルトを使った変身…火野映司、仮面ライダーオーズ。
仮面、ライダー。衛宮さんのライダーとよく似ていたな。
とすると…仮面ライダー、カードを使った変身、赤い龍を召還…龍騎、それとディケイド。
これでは絞り込みが足りないか。なら…たしか赤いカブトムシのような形態はランサーを圧倒する超高速の動きを見せた。
これを加えると…出た。門矢士、仮面ライダーディケイド。こいつだ)
二人の【仮面ライダー】は円卓の騎士のように何らかの関連性がある存在なのだろうか。
素性は兎も角、その容姿、性質は非常に似通っている。
カードとメダルという違いはあるが、基本形態からいくつもの姿に変身しまったく別種の能力を発揮、汎用性という意味では群を抜いている。
一対一で戦うと限定するなら、敵の武器を奪えるバーサーカーとは相性がいいと言えるが。
そして残念ながらライダー二騎はセイバーやランサーほど詳細な情報は得られなかった。
ステータスはマスターの能力でも確認できなかったので、クラスとある程度のスキル、能力がわかっただけだ。
門矢士の方はなぜかステータスだけは確認できたが。
通常ライダーは三騎士に比べれば戦闘力そのものは一歩劣るとされているが、この二騎はまだ底を見せていない。
「…こんなところか」
セイバー二騎、ランサー、キャスター、ライダー二騎。
合計六騎の情報を調べられた限り頭に叩き込み、スザクは端末から離れた。
そそくさと学園を出て、人並みに紛れてキャスターとの合流地点を目指す。
「早かったですね、スザク。検索は難航しませんでしたか?」
セーフハウスの近くまで来ると、突然後ろから声をかけられた。
振り向くと、キャスターがその手にNPCを捕まえながら立っている。
「お疲れ様でしたね。もうこの辺りまでくれば監視もないでしょう」
「…キャスター、それは何をしているんだ?」
「仕込みですよ。私は【キャスター】のクラスですからね。
私なりの陣地作成…とでも申しましょうか、次の戦のための下準備といったところですよ」
キャスターはそう言い、NPCを解放した。
歩き去っていくNPCにはどこも変わった点は見られない。
触れられたことさえその瞬間に忘却しているようだ。
肩を並べて歩き、スザクはキャスターに手に入れた情報を語る。
その間もキャスターはすれ違うNPCに片っ端から触れていく。
バーサーカーはここから少し離れたところで待機させている。
皮肉な話だが、魔力が枯渇している今の状態ではキャスターに襲いかかるのも不可能だ。
セイバーを前にすればスザクの意思など関係なく暴走するバーサーカーも、今この時はおとなしくしていてくれた。
「スザク、はっきり言っておきましょう。敵は強大です。
おそらくこの聖杯戦争で最大の勢力と言って間違いないでしょう」
「だろうな。五人のマスター、五騎のサーヴァント。
そのうち二騎が最優のクラスであるセイバーで、さらに三騎士の一角ランサー。
ライダーが機動力を補い、キャスターが後方から支援する。
数だけじゃなく、質を見ても…隙がない」
「対して、私達は死にかけのバーサーカーとキャスター。
先ほどあなたが話していた衛宮切嗣…ライダーを入れても三騎。
どれほど策を練ったところで、正面からぶつかれば容易く蹴散らされる」
淡々とキャスターは言う。
改めて考えれば絶望的な戦力差だ。
かつてナイトオブセブンとして世界中の戦場を駆け巡っていたスザクも、ここまで辛い戦場を経験したことはなかった。
「仮にあなたのバーサーカー――サー・ランスロットでしたね。
敵方にはかの同じ円卓の騎士が二人もいる。騎士王アーサー、そしてガウェイン。
並み居るセイバーの英霊全体で考えても、五指に入る強者でしょう」
キャスターにはバーサーカーの真名を知られてしまった。
無論、手を組んだ今どうこうされることはなくともスザクはやはり不快だ。
「私の賢者の石で仮にランスロット卿が万全の状態になったとしましょう。
彼がアーサー王とガウェイン卿を抑えたとする…これもかなりの楽観論ですが。
向こうのライダーはこちらのライダーが、キャスターは私が…さて、ランサーが残りますね。
これはどうしようもない。
いかにあなたが出夢に匹敵する身体能力を備えていたとしても、さすがにランサーの前では赤子も同然。
私のようなキャスターが相手なら話は別ですがね」
「わかっているさ。それにキャスターが相手だしても、決して優勢には成り得ない」
「可能ならマスターを仕留めたいところですが…」
「それも難しい。なにせ、向こうはサーヴァントの数で勝る。
一騎をマスター五人の護衛にあてておけば、それで事は足りるわけだからな」
そして、ルルーシュはスザクの戦闘能力を知悉している。
彼の仲間のマスターがどれだけの力を持っているにせよ、ルルーシュはマスターにスザクの相手をさせはしないだろう。
「情報は得たが、それでもやはり…打つ手なし、か」
「我々だけでは、そうですね。兎にも角にも戦力が必要です。
この仕込みも戦況を逆転できるほどのものではない。
最終的に必要になるのはやはり純粋な武力なのだから」
話している間にもキャスターは流れ作業的にNPCへ干渉していく。
その行為そのものはさほど魔力を消費しないらしい。
キャスターが道すがら自らスザクへ明かした手の内を信じるなら、キャスターの戦闘力そのものは決して高くない。
なにせ出夢に競り負けたほどだ。純粋な戦闘力で言うなら下から数えた方が早い。
が、セイバーやバーサーカーと違い、キャスターの真髄は戦闘力ではない。
陣地作成、道具作成といった、戦へ至る前の準備の段階で絶大なアドバンテージを得る、それがキャスターのクラス。
罠を仕掛けるならキャスターの右に出るものはない。
敵にもキャスターはいるが、あれともタイプは違うようだ。
このキャスターの本分は錬金術師。
物質の組成を組み換え、望むままに再構成する。
派手な光線や転移はできないが、スザクの義肢のような武装を作成することも可能だ。
彼一流のその技能を活かすのなら、やはり強力な前衛が必要となる。
「キャスター、バーサーカーが使う武器を作れるか?」
「できますよ。とはいえ、さすがに英霊の振るう宝具と何度も打ち合えるほどではありませんが。
基本的には使い捨てることになるでしょうね」
今のバーサーカーは切り札であるアロンダイトを失っている。
元々莫大な魔力を消費するため気軽に扱えるシロモノではないが、丸腰であるよりかはマシだ。
その切り札がない以上、新たなカードを用意しておく必要がある。
「少なくとも、セイバーの剣に対抗出来るだけのものが必要だ」
「それは弱りましたね。作れるとは言っても、剣製は私の専門ではない。
鋼の錬金術師ならばそういうのも得意なのでしょうが…」
キャスターの専門は爆発物である。
単純なナイフや爆弾ならともかく、長剣となるとさすがに門外漢だ。
他から武器を調達するにしても、さすがに敵の握る剣を奪うのは現実的に不可能。
衛宮切嗣と戦ったは、あのライダーの呼び出した龍を支配することができた。
もしあのライダーが龍以外の宝具を多数備えているなら、それをバーサーカーが借り受けて戦えるのだが。
さすがに剣の宝具なんてないだろうな…とスザクが考えている間に、二人は目的地についた。
出夢とキャスターのマスター、羽瀬川小鳩が隠れているセーフハウスだ。
そしてもう、出夢はいない。
改めて突きつけられた現実を噛み締め、スザクは唇を噛む。
キャスターが小鳩のいる部屋へ入り、スザクはその少し前で止まり、会話を伺うことにした。
「お目覚めですか、マスター」
「っ…だ、誰?マスター?」
「あなたのサーヴァントですよ。お目にかかるのは…そうですね、実に一日ぶりです。
覚えていらっしゃいませんか?我らは主従の契約を結んだのですよ。
とはいえ、すぐにあの間桐慎二によって蹂躙されてしまいましたがね」
「慎二…あ、い、い…いやぁあああああああ!あああぁあああぁあああああ――――!」
その名を聴いた途端、小鳩は絶叫した。
慎二――スザクにとっても忘れられない、怨敵の名だ。
畜生にも劣る彼の所業の犠牲者はスザクだけではなかったようで、泣き叫ぶ小鳩の声が胸を痛ませる。
「落ち着いてください、マスター。
あなたの苦しみは察するに余りある…守れなかった私が言うのも何ですがね。
とにかく、間桐慎二は死にました。もうあなたを傷つける者はいませんよ」
「いや、いやぁ…もうやだ…あんちゃん…あんちゃんどこぉ…?」
なだめるキャスターの声も、小鳩には届いていない。
彼女には兄がいるのか、とスザクは嘆息した。
妹という存在に良い思い出はない。
ユーフェミアはルルーシュの手で葬られ、ナナリーはスザクが放ったフレイヤの光に飲み込まれたのだから…
「弱りましたね。間桐慎二の残したトラウマですか…」
キャスターは小鳩を置いて部屋を出る。
そしてスザクに目配せし、彼も部屋の外へと連れ出した。
「ご覧のとおりです。私のマスターはもはや戦えません。
いえ、最初からそうだったのでしょうね。彼女が聖杯戦争に参加したのは何かの間違いだと確信しますよ。
あれは闘争を経験したことのない羊の眼です」
スザクにしろルルーシュにしろ出夢にしろ、聖杯戦争に参加する前から戦場に身を置いていた人間ばかりだ。
慎二は戦士とは到底思えないが、魔術師としての知識があったゆえにスザクやキャスターを手玉に取れた。
しかし、小鳩は違う。
彼女には何もない。魔術も、鍛えた肉体も、戦う覚悟すらも。
本当の意味での一般人、民間人だ。
「どうするんだ、キャスター。
お前はマスターが目覚めるまでの安全を買いたいと言った。
だが肝心のマスターに戦う意志がなければどうしようもないぞ」
スザクの問いに、キャスターはしばし黙考し…
やがて、考えをまとめ顔を上げた。
「そうそう、忘れていました。顔を元に戻しますよ」
唐突に顔面に掌を当てられ、錬金術を発動。
誰かもわからぬものになっていたスザクの顔面は、あるべき形に戻る。
キャスターは術の出来に頷き、居住まいを正してスザクへ向き直った。
「スザク。不躾ですが、ここでもう一度確認させていただきたい。
あなたの意志は…他のすべてのマスターを皆殺しにして、聖杯を獲るというあなたの意志は変わりませんか?」
「…ああ。もう退くつもりはない。
ここで折れれば出夢とアサシンの死が無駄死にになる。
俺は…聖杯を獲る。何を捨てても、誰を殺しても、絶対にだ」
唐突なキャスターの問いかけだが、スザクは一瞬の迷いもなく答えた。
敵がどれだけ強大だろうと関係ない。
ルルーシュがその中にいるとしてもだ。
罪を償うためにより大きな罪を犯す。
矛盾しているとはわかっていても、今さらこの道を違えることはできない。
スザクが聖杯に掛ける願い――それは有り体に言えば世界平和だ。
祖国の解放だけではない。これまでスザクが殺めてきた多くの人々の願いも共に。
ブリタニアが支配する世界を武力で破壊するのではなく、もうこれ以上誰の血も流れない革命を。
人の手では決して不可能なその願い。
聖杯ならば、可能だ。
「今さらそれを聞いてどうする、キャスター。俺を殺して敵に寝返るか?」
「フフフ…まさか。
自らの願いのために他者を屠る…人としてあるまじき傲慢、強欲。
ですがその欲望、その意思こそが人間!そう…それなのですよ、中心にあるべきなのは。
意思を貫く人間を、私は好みます。それは敵であれ味方であれ…ね」
「何が言いたい?」
「スザク、私はね…聖杯などどうでもいい。
私を満足させてくれる結果を見せてくれるならば、勝ち負けは問題ではないのです。
そして、枢木スザク。
あなたという人の皮を被った外道が、聖杯に至ったとき何を得て何を失うのか。
私はそれを見届けたくなったのですよ」
キャスターはスザクの返答を聞き、意を得たとばかりに嗤う。
「残念ながら私のマスターには私の望む意志はない。
今回は縁がなかったとしてこのまま座に帰っても構わないのですが…。
しかし、あなたがいる。人の身では到底抗えない高き壁に、自らの愚かさを知ってなお挑もうとするあなたがね。
ならば私は…サーヴァントとしてではなく、一個人としてあなたに協力してもいい、そう思っているのですよ」
「お前のマスターはそう思っていないのにか?」
「一個人、と言いましたよ。
協力するのは私だけです。マスターは関係ない」
「…キャスター、貴様」
「失礼ながら、先ほどの別行動はあなたの覚悟を試す意図もありました。
あなたには死の恐怖を圧するほどに強い意志の力がある。それは私のマスターにはないものだ」
キャスターの言わんとすることを理解し、スザクの眼に嫌悪が広がる。
だが、それはスザクにも染み付いているもの…嫌悪する資格など、最初からスザクにはない。
「さあどうします枢木スザク。私はすべてあなたに委ねましょう。
バーサーカーをただ一人の供にして最期まで孤独な戦いを続けるか。
それともこの私、キャスターの助力を得るか。
さあどうするのです、枢木スザク」
キャスターが差し伸べた手を、じっと見る。
ルルーシュがC.C.と契約しギアスを得たときとよく似ている。
その手は決して善意からくるものではなかっただろう。
破滅を約束されるものに間違いない。
だとしても――あのときのルルーシュは躊躇わなかっただろうし、スザクとてそうだ。
今さら失うものなど何もない。
騎士の誇りも、人間性も、すべてを捨てて勝利を掴むと決めたのだから。
スザクは迷わずキャスターの手を掴んだ。
「いいだろう…結ぼう、その契約。
キャスター、マスターを裏切り、俺に力を貸せ!」
期待通りの答えを得て、キャスター――ゾルフ・J・キンブリーはニタリと笑んだ。
それはスザクが新たな力を手に入れたということであり、同時にキャスターの現マスター…羽瀬川小鳩の運命が摘み取られたということでもある。
サーヴァントにマスターは二人もいらない。
キャスターがスザクに協力することを決めたのならば――キャスターに命令を下す令呪を持つ小鳩は邪魔なだけだ。
「お待たせしました、マスター。
確認させていただきます…あなたの願いは、この聖杯戦争からリタイアして家族の元へ帰ること。
それでよろしいですね?」
「…帰れるん?」
「ええ。本当はルール違反なのですが…マスターがそうしたいと言うなら仕方ありません。
私もこれ以上の苦痛をあなたに強いるのは心苦しい。
ですからマスター…あなたはもう、お帰りなさい。ここはあなたのいるべき場所ではない」
「帰、る…帰れる…あんちゃんのところに…?」
「ええ。ここでのことは、悪い夢だった。目が覚めればすべて忘れている、そんな夢です。
もう誰も、あなたを傷つけたりはしませんよ…」
キャスターがスザクを呼んだ。
部屋に入ってきたスザク――慎二を連想させる青年男性を見て小鳩がまた怯えるが、キャスターは優しく小鳩の頭を撫でる。
「心配しないでください、マスター。彼はこの聖杯戦争の監督役でしてね。
彼に令呪を渡せば、あなたは晴れてこの聖杯戦争から離脱することができますよ」
「え…ほ、ほんとに…?」
キャスターの嘘をまるで疑わない小鳩の視線が痛い。
ただ単に命を奪うのではなく、小鳩の心をも弄べと、キャスターは教唆している。
あるいはそれがスザクを試す最終試験か。
(手を汚せと言いたいのか、キャスター。俺に、この子の心を裏切れと…)
だが、地獄のような体験をすべて忘れられるのならば――それはきっと幸せなことなのだろう。
せめて最期くらいは穏やかな気持ちで眠らせてやるのもいい。
どうせスザクは裏切りの騎士と呼ばれた存在だ。
いまさら一つ非道を重ねたところで、何が変わるわけでもない。
「…ああ、そうだ。君の持つ令呪を一つ、僕に渡してくれればいい。
それで君を…争いのない、平和な…世界、へ…!」
こみ上げてくる自分への怒り、嫌悪を無理やりにせき止めた。
「…君の兄が待つ、いつもの日常へと、帰してあげるよ。約束する」
スザクからすれば醜い、どす黒いエゴの込められたこの約束は――小鳩にとっては甘い果実だった。
小鳩は無心にスザクへと手を伸ばす。
ただこの悪夢を終わらせたい、その一心で。
かつては慎二に消費させられた令呪は二画であり、今自分の手にある二画の令呪の矛盾に気付きもせず。
羽瀬川小鳩は枢木スザクへ一画の令呪を移譲した。
「これで…帰れるん? あんちゃんのとこへ…」
「ああ…おやすみ、羽瀬川小鳩。目が覚めた時、きっと君の隣にお兄さんがいるよ」
スザクは小鳩の細い首筋に触れ、そっと締め上げた。
小鳩の意識はあっさりと霧散し、スザクは崩れ落ちる小鳩の体を抱き留めた。
「上出来ですよ、スザク。あなたはやはり最低の人間だ。この私と同じにね」
「…どうするんだ、キャスター。本当に彼女は聖杯戦争から逃げ出せるのか?」
「まさか。あなたも無理だとわかっていてああ言ったのでしょう。
マスターには私の一部となっていただきますよ」
キャスターは部屋の中心に魔法陣を描き、その中心に小鳩を横たえた。
いかにキャスターとて魔力供給源のマスターを失っては長時間の現界は不可能だ。
だが例外はある。
かつてあるキャスターが令呪一画を消費して地域そのものをマスターとして消滅を免れた。
無論このキャスターはそんなことは知らないが、ただ己の知識と術を駆使すれば可能であると理解していた。
その術とはすなわち。
「マスターの肉体と令呪をもって、賢者の石を練成します」
◇ ◆ ◇
キャスター――真名、ゾルフ・J・キンブリー。
人とホムンクルスとの生存競争において、ホムンクルスの側に立ち人間と対立した狂気の錬金術師。
その生涯は味方としたホムンクルスに殺害、取り込まれるという形で幕を閉じた。
ホムンクルスの核である賢者の石は人間の魂を凝縮して作られる。
キンブリーが自己を認識したとき、彼の周りは生きたまま魂を抽出された者達の怨嗟の声で溢れていたが…
(怨嗟の声など、私には子守唄に等しい)
キンブリーを食ったホムンクルス――プライドが人間に敗北した時、キンブリーの魂もまた解き放たれた。
しかし何の因果かこうしてサーヴァントとしてキンブリーはまた存在している。
(あれはあれで、貴重な体験と言えるでしょうかね)
最終局面、プライドは人体錬成や賢者の石の構築式を知っている錬金術師を食った。
中には先にキンブリーもいたのだから、いわばキンブリーと同化したようなものだ。
故にキンブリーは賢者の石の錬成方法を知っている。
キャスターとして召喚され、賢者の石を宝具として携えているのもそれが理由の一つなのだろう。
キンブリーはその知識に従い、マスターである羽瀬川小鳩を賢者の石へと練成する。
ただし、それは殺害と同義ではない。
正規のマスター以外を仮のマスターにした場合、パラメータの低下は避けられない。
だが令呪を持つ正規のマスターを殺さず、生きたまま賢者の石にしたのならば。
マスターから魔力を供給されているという点では、マスターが生きている時と何も変わりはしない。
つまりマスターを勝手に動かない魔力を供給させる装置、生きた魔力炉とするのだ。
マスターに対する忠誠心をキンブリーは持ち合わせてはいない。
その行動に一切の後悔はない。
かつてキンブリーはホムンクルスの側。圧倒的強者の側にいて敗れた。
今の状況で言えば、強者とはすなわち敵の集団だ。
枢木スザクがあの鋼の錬金術師のように、鋼の心と手足を武器に運命を覆せるだろうか。
結末がどうであれ、彼の旅路はキンブリーを楽しませるに違いない。
物質と化していくかつてのマスターに少しばかりの同情と大いなる感謝を込めて、キンブリーは術式を完了させる。
生成された小さな赤い石――出会ったときのマスターの右目のような真紅の、紛れもない賢者の石だ。
「では、さようならマスター。私の中で幸せな夢を見続けてください、ずっと…ね」
キンブリーはその石を、ごくんと飲み込んだ。
◇ ◆ ◇
帰ったらどうしようか。
まずは兄に大好物のとんこつラーメンを作ってもらおう。
ペプツコーラもつけて。
プールに連れて行けとせがむのもいい。
炎天下を歩くのは辛いが、水泳は大好きだ。
クーラーの効いた部屋でだらだらするのもいい。
部活に行くと言い出したら思い切り泣いて困らせてやろう。
それでも小鳩を放っておくなら…そう、今度こそ兄についていって。
兄をたぶらかす昼の眷属どもを成敗してやろう。
「あんちゃん…うち、すぐ帰るから…」
でも、すごく眠い。
夢から覚めないといけないのに、まぶたが下りてきてしまう。
いっそ寝てしまおうか…
起きたらきっとふかふかのベッドの上だ。
それでリビングに行けば、いつものように兄が食事を作って待っているはずだ。
兄の料理は大好きだ。
食べると幸せな気持ちになる。
「あん…ちゃ…ん…」
起きたらきっと大好きな兄が傍にいる。
そう信じて、小鳩は…覚めることのない、永遠の眠りについた。
【羽瀬川小鳩@僕は友達が少ない 石化】
【深山町・民家/夜中】
【枢木スザク@コードギアス 反逆のルルーシュ】
[令呪]:2画
[状態]:疲労(特大)、義手・義足を機械鎧化
※衛宮切嗣と情報交換を行いました。ただし一部の情報は伏せられています
※セイバー(アルトリア)、セイバー(ガウェイン)、ランサー(アレックス)、キャスター(キンブリー)の詳細な情報を入手
※ライダー(門矢士)、ライダー(火野映司)の情報を一部入手
【バーサーカー(ランスロット)@Fate/Zero】
[状態]:ダメージ(特大・戦闘行動に支障あり)、魔力消費(極大・実体化困難)、右腕欠損、兜及び上半身の鎧破壊
宝具“無毀なる湖光(アロンダイト)”喪失
※極度の魔力消費により負傷及び鎧の修復が始まっていません
【キャスター(ゾルフ・J・キンブリー)@鋼の錬金術師】
[状態]:疲労(中)、魔力消費(大)、全身ダメージ(小)、右胸貫通
[装備]:羽瀬川小鳩を練成した賢者の石
※宝具“賢者の石”により魔力の急速な回復が可能です
※小鳩は厳密には死亡していないため、マスター不在によるパラメータの低下は起こりません
※不特定多数のNPCに「仕込み」がされました。
2014-09-29T15:40:52+09:00
1411972852
-
完結編の死亡者名鑑
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou/pages/191.html
**トワイス・H・ピースマン
#aa(){{ ooooo
oooooooooo
oooooooooooooooo
oooooooooooooooooo
ooooooo o
ooooooo ° i
ooooo  ̄ ̄  ̄ ̄ i
oooo ━┳ ━┳ 7
7 -、o ‐‐‐ ::::: l ‐‐‐ l.)
| λ ::::: 〉 |,l
ヽ __ i |
i <二> i l
i i、 -- イ"
'-"l `゙''-、,_ ノ l
ヤ  ̄ ̄ |
ヤ └,、_____
/l / \
, -'" l / __\
, -'" `゙''-、,__,,..-‐'' , -'/ / \}}
*
【登場作品】Fate/EXTRA
【登場話数】2話
【スタンス】?
【立場】主催者
【特徴】AAが無かった為、原作における彼のサーヴァントで代理。立川に住んでそうな顔をしているが気のせい。
Fate/EXTRAの黒幕。二次聖杯においてもその動きを見せるかと思いきや……。彼が初めてその姿を見せたのは二次聖杯が本格的に動きだした頃の[[43話>Interlude]]。
その時はゼロと何か話しており、その会話から水面下での暗躍ぶりと意味深な発言を匂わせていた。しかし、次に登場した[[完結編プロローグ>The Zero]]では何時の間にか死んでいた。本編での彼の出番はこれで終わりである。その生涯、全登場人物中最短の1話。更にそのおかげでゼロとの会話内容の真意が不明になってしまった。
誰が何のために殺したのか。それ以前に彼が本当に死んだのかすら分かっておらず、それに関しても読み手からは特に何も言われない有様である。
他のロワでも出番が短い主催者は数多くいるが、彼ほど短命だったのはいないといっても過言ではない。
結果的に彼は「たいした見せ場も出番も無く、ドヤ顔で舞台だけ用意してそのまま死亡」という何とも情けないキャラクターになってしまった。しかし、精神世界にてまさかの再登場。
主催側ではなく一介のNPCとして、マーガレットが待ち構える最上階までの道案内を務めた。本人はこの聖杯戦争に関わるつもりはなく、最後まで戦いを見届ける気でいた。
まさかの再登場に驚いた人も多いだろうが、死亡話とされている[[完結編プロローグ>The Zero]]で彼の死亡描写は明確に書かれていない。逆に言えばそれ程影が薄かったという事なのだろう。
**【評価:最後までステルス】
**“壊刃”サブラク
#aa(){{
}: : : : : : : : : : : : : : : : :≪⌒
r} ̄ ̄\ー‐‐‐、: : : : : : : : : : :≧=-
/|^ー‐ \ \: : : : : :/
{〈/: : :|¨ ̄{::::‐- __/: : : : : \
`{ニニニニニ≧、:::r、:::{: : : { `^⌒
__|ニニニニ=-ニニニ≧=-,⌒ー=ニニニニニ 丶
-=´ニニニニニニニニニニニニマ \ \
/ニニニニマニニニニニニニニニニ〉____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\―――'´{
/ニニニニニニニニ≦ニニニニニニ,≫ー――― ´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ー――´
/ニニニニニニニニニニニニニ=-=ニニム
/ニニニニニニニニニニニニニニニニ}oニム
{ニニニニニニニニニニニニニニニニ}ニニニム
|ニニニニニニニニニニニニニニニニ}oニニ,∧
|ニニニ{ニニニニニニニ∨ニニニニ{ニニニニニ=- .
|ニニニ',ニニニニニニニ∨ニニニ/⌒ヽニニニニニニ=‐- .
',ニニニ',ニニニニニニニ,∨ニ7:.:.:.:.:.:.:\ニニニニニニニニニニ=‐- .
}',ニニニ',ニニニニニニニ∨,7:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ニニニニニニニニニニニニニニニ=‐- .
{ニニニニ.',ニニニニニニニニ\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ニニニニニニニニニニニニニニニニニ=‐- .
}}
*
【登場作品】灼眼のシャナ
【登場話数】6話
【スタンス】危険人物
【立場】サーヴァント(アサシン)
【特徴】紅世の王にして二次聖杯トップクラスのステータスと性能を誇る男。マスターは敗北を知りたいために参加した匂宮出夢だった。そんな彼女との約束もあり「戦闘及び殺し合いはお互い一日一時間」という二次聖杯及びロワ史上最大級のハンデを持つことになる。
しかし、そんな約束とは裏腹に初陣は天野雪輝&タマモ、我妻由乃&死体のチームを乱入とはいえ一瞬で葬り去るという鮮烈かつ衝撃的な活躍だった。この時自分自身の燃費の悪さを長々と愚痴っていた。なお、この時花村陽介&アレックスを放置した事が後の命取りとなる。
その後瀕死の枢木スザクを救助し、ランスロットを奪った間桐慎二を討つべく行動する。衛宮邸に移動していた慎二達を補足すると、またも奇襲攻撃でラオウに重傷を負わせた。その後ラオウと激戦を繰り広げたが、対人特化のラオウとは相性が良く被害を受けることなく倒しきる。
これにより羽瀬川小鳩、キンブリー、ランスロットが解放され結果的に三組でチームを組んで行動することになった。
その後、スザクが衛宮切嗣から得た情報を元に発案した作戦に乗り、柳洞寺を襲撃するも、先攻したランスロットが予想以上に苦戦していた為、直接戦闘はやらないと発言しておきながら、助け舟としてスザクとキンブリーの道を切り開く。
が、上手くいったと思ったのも束の間、倒し損ねた陽介&アレックスを筆頭に、名無鉄之介&リインフォース、泉こなた&火野映司、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&ガウェインの侵入を許してしまう(これに関しては、リインフォースのトランスポーターで境内にワープしてくるという、想定外な理由で発生した為で彼に非はない)。
スザクの指示を無視して突撃した挙句、数の暴力で一方的に攻撃され続ける湖の騎士()を観ていられなくなったのか、「助ける気は微塵も無いが、マスターに令呪を使われたから」と言い、スザク達を逃がすために自らを囮にする捨て身の作戦に出る。
しかし悲しいかな。彼の攻撃もタマモとの戦いで炎への耐性をつけたアレックスにはまるで通用せず、零距離発射されたブリューナクの槍で消し飛ばされてしまった。
最期は死んだと見せかけて逃げようとするも、リインフォースのチェーンバインドで捕縛され、ファイナルダイナミックスペシャルもとい「約束された勝利の剣」「転輪する勝利の剣」「スターライトブレイカー」「ブリューナクの槍」の総攻撃を受けて、光となった。
真名を知られて対策を立てられた上に、多勢に無勢とあってはどうしようもなかった。結果的に陽介とアレックスを逃したことが最大の死因になってしまった。
振り返ると、マスター共々最初から最後まで注目され続けた陣営の一つだったと言える。しかし、前述の通り「敗北を知りたいから」と言う理由で参加した出夢がマスターだった時点で、敗北は確定していたのかも知れない。
**【評価:本日のオススメ曲「Hungry Spider」】
**匂宮出夢
#aa(){{
___
, </////////>, 、
. ,..、ィ'//////////////////>、
/ ,///,.-―― 、==' { ̄ ̄`ヽV/,>、
,.l-ト,/」.!___ ノ,イ//,ゝ===='ィ/////、>_、
{,!=!'゙/777777///////////////////∧
l|! ,!////////////////////////////∧
ヽ!//////////////,!ヽ//ハ///////////>、
. l////////、'//////!-‐V',∨///////∧‐-=\
l////ハ\ゝ\/!ヾ、'| ,.ィヾ刈V'!/////∨', `
l////∧V_;ツ` ` ヽ `ー ' リV///∧ヾ
l/////∧ i:. ' ,イ'////∧、
l///////ゝ ' ////∧////ヽ
. |///////、`ヽ ー ' //////∧、///ハ
リ///////∧ ...:::|////////∧ヾヾ/}
ノ!////////∧ ` |/////////∧ ゙リ
'゙ !/////>ーソヾ、 ト<'///////∧
<ニニニニ〈 〉ニ><'////∧
,.∠/` ''<ニニヽ ,.イニニニニニ>'/∧
,ィ: : ヽ. :  ̄マム ,イ二ニニ>'"<'////∧
,': : : : : : :ヽ : 〈ニヽ/,仁ニ}´ : .>、//∧
. ! : : : : : : : : , : |ニニニニ/ : /: : : :ヽ/∧
. l: : : : : : : : : :, : lニニニニ! : /: : : : : : :.! /∧
l.: : : : : : : : : :, : l二二二ニ! : ヽ: : : : : : }///∧
/l: : : : : : : : : :,!-――‐l-------!―-_ : .l: : : : : :l////∧
. ,イ'/l、: : :.; -=ニ二二二| :\ /: |二二ニ\ !: : : : ,'/////∧
,.'////,Yニニニ二二二二| : × : |二二二二ー- 、:.///////∧
//////∧ニニニニニニ二| :/. . \: |二二二二ニニニヽ'//////∧
. //////////}ニニニ=‐'" ̄ ̄!.=======.!-ーマ二二二ニニ}'///////ハ
////////////〉: :/ : : : : : : : : |ニ二二ニ|: : : : : マ二二ニリ'////////ハ
////////////ヽ:ー'" : : : : : : : : マニニニニリ: : : : : : : : :`マニ,'///////////',
////////////ハ: : : : : : : : : : : : :{ニニニニ{: : : : : : : : : : : :`7////////////}
/////////////>、: : : : : : ;. イ ̄〉'''''''''''''''i- _: : : : : : : :.//////////////}
//////////////// ̄l ̄ : .{ : .× : } :  ̄ 7 ̄´//////////////l
}}
*
【登場作品】戯言シリーズ
【登場話数】6話
【スタンス】危険人物
【立場】マスター
【特徴】元の世界では殺し屋として活躍していた出夢。そんな彼女が二次聖杯で引き当てたのは、トップクラスのステータスと性能を誇るサブラクだった。
しかし彼女自身聖杯に叶えてもらいたい願いも無く、しいて言うなら「敗北を知りたい」という某トレーズ様を彷彿とさせる望みを持っていた。その為サブラクに「戦闘及び殺し合いはお互い一日一時間」というロワ史上最大級のハンデを持つようにと約束させる。
その後は二手に分かれて行動し、サブラクが一気に二つの陣営を倒す一方、彼女はランスロットと別行動していた枢木スザクを襲撃。その戦闘で彼の左腕を破壊することに成功した。これが後の関係に至るとはこの時点では誰も思っていなかった。
その後再度スザクを発見。彼からの「ランスロットの奪還及び羽瀬川小鳩の救助」の依頼を受けて、サブラクと共に衛宮邸へ向かう。
衛宮邸の戦闘ではサブラクがラオウと激戦を繰り広げる中、彼女はサブラクから渡されたメアを片手にキンブリーと圧倒するが、最終的には利害関係が一致し和解。衛宮邸の侵入に成功し、そのまま間桐慎二の首をへし折って殺害した。その後は成り行きもあり三組で行動するようになった。
その後スザクが協力関係()にある衛宮切嗣から得た情報を元に柳洞寺襲撃作戦を発案する。出夢は乗り気では無かったが、結局出夢だけをセーフティーハウスに残し作戦は決行された。
しかし結果は情報を遥かに上回るステータスを誇るアルトリアを筆頭に、かつてサブラクの襲撃から生き残ったアレックス達の援軍もあり作戦は失敗。その戦闘でサブラクも消滅してしまった。
自らの死を悟った彼女は撤退してきたスザクに別れの挨拶と励ましの言葉を贈り、消滅していった。彼女の死はキンブリーでさえ「残念」としている。しかし結果的に「敗北を知る」という望みは叶った為、ある意味一番幸せな最期だったのだろう。
**【評価:本日のオススメ曲「LAST IMPRESSION」】
**羽瀬川小鳩
#aa(){{
/ `彡斗-┴‐--L / 〉ー-、
// ヽ>''":::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、 λ-、__
ト、 __{У}-く/::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::\⌒ヽ >-、
/⌒L l:::::l _j /::::::::::>''"ヾ ̄{r――-r〉 ̄「~`ヾ、Y }、} ヽ
/ ┌! l:::::l┴:::::::::イ_r~乙__ノ `ー-"⌒ト〉ト、 〉 } ハ
! / 廴_ l::::l _ノ:/〈フ l `く__ \) i
j l 〈 l:::j {/-イ / j l ! l l`ヽ〉 i
l l ヽく∨/イ l l / l j l l l } } } l l ノ }
j/ ! l l乙ヽ| { { /l ! /_,,, l l l l l j } } l l
/ l l l 〈l ! l ! ̄「「T 7「 ! ハ`7Tー- j/ / j } l
/ / l j ! l l 人l 二,i,,l,,l三"ノノ__/ _ノ,,,,二ー/ / ノl/ l
// j / j ! l ≪弋沙ソ ` '゙{(少ソ)癶~" } l !
/ /l / /j / j i l `'~'~` `冖" / l l l
/ / i / ! / ノ i i ハ ! l |l l
/ / i / j / /_ ∧ l `ト、 ,,...__..、 イ } j j ゙、 ! l、 }
i / ! / //:::::::::::::`ヽiト、 l-{{ >...,,_,,.x<}-/::/イ /j/ ゙、l | V l
{ハ i / //:::::::::::::::::::::::::::::::\lヘ`ミ=zrァ彡 〕l::::l:::::::::l /::::::ヽ ゙jノ i !
乂\ i / /i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l 〉 -// ヾヽ-(_ l::::l::::::/:::::::::::∧ノ゙、 l l
 ̄λ| / l::::::::::::::::::::::::::\:::l::い`ー〈/r-、_rV-イ j:::::::::l::::::j::::::::::::::ハ ゙、 } j
ヽ{/ l:::::::::::::::::::::::::::::::ヽl::::└--、_r---‐彡:::::::::{:::/::::::::::::::::::\ `l /
/\ /l::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::ヽ:::::::::::::::::/::::::::::::::У:::::::::::::::::::::::::ヽj /
}}
*
【登場作品】僕は友達が少ない
【登場話数】8話
【スタンス】危険人物
【立場】マスター
【特徴】恐らく二次聖杯のマスターの中でも最も不憫で、どうしようもなく弱かった少女。
参加理由は「大好きな兄が部活動に入ったことで友達を作ってしまうのではないか」「部活動に入り浸り、妹である自分に構ってくれなくなるのではないか」という嫉妬にも似た想いだった。
そんな彼女が引き当てたサーヴァントはキャスターであるキンブリー。…彼の属性は「混沌・悪」、この時点で不穏な空気は流れていた。
そしてその不穏な空気は即座に現実の物となる。ワカメこと間桐慎二に襲撃されラオウとキンブリーが交戦する中、戦う術を持たない彼女はワカメに容易く蹂躙されてしまう。
ワカメの脅しを受け、そのまま彼女は令呪を2画一気に使用してしまう。この令呪によりキンブリーはワカメの支配下に置かれてしまい、小鳩も心身共に破壊されてしまった。
その後も間桐邸に監禁され続け、ワカメからも憂さ晴らしの拷問を度々受け続け満身創痍になり完全に再起不能の状態だった。
しかしワカメ達と交戦した雁夜から令呪を一画得ることができ、そしてワカメとラオウが出夢&アサシン(サブラク)により討ち取られたことで状況は変わる。
そのまま出夢に助けられたが同盟者のスザクに興味を持ったキンブリーに「令呪をスザクに渡せば聖杯戦争から抜け出せる」と吹き込まれ、令呪をスザクに譲渡する。
キンブリーの目的は『何ら意思を持たず、足手まといでしかないマスター』の切り捨てだった。そしてキンブリーの手で小鳩は賢者の石へと錬成され、『生きた魔力炉』へと作り替えられた。
ワカメにとことんまで心身を陵辱されて利用し尽くされ、最期は自身のサーヴァントであるキンブリーにさえ裏切られ利用された。
聖杯戦争に勝ち抜くにはあまりにも弱い普通の少女だった小鳩が最期に垣間みたのは、大好きな兄にまた会えるという儚い夢だった。
**【評価:お眠りなさい、甘美な優しさの中で…】
**5人目のヴァレンタイン
#aa(){{
/:::::,r'´ ヽ:::::::::l,
l:::::::l_,,_ _,,-‐-: :'l:::::::::l
ゝ::iィ'"`゙`t‐l´ ̄~゙i、:.l:::::::::l
゙ビ'--‐i ゙'‐-‐'': :`'´ i丿
゙i `` : : : リノ
゙i r--‐ーッ : :r、ノ
゙i ``''''"´ : :/::l'"
. ゙i、,___/: :l_
_,,(F-、, _,,-‐''''""´ !、,_
_,,,..-‐/''´::l゙`-、-V_,,,、、-‐'''"ノ;;;;;;;`゙`'‐ 、,_
,,-‐'""´ ̄:::::::::/:::::::,rレ'´ i、ヽ--‐ 丿::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;`゙`'‐-- 、
,ィ'::::::::::::::::::::::::::::/_/ i : ヽ ,ィ':::::::::::::::::::l:::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:ヽ
r':::::::::::::::::::::::::::::::::::::,r i : : l:::::::<⌒ ̄:::::::::::::::::::,i::::::::::::::;;;;;;;;;;ヽ
_l;::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::i :l::::::::::::::>::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::;;;;;;;;;l
::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::ゝこヽ :l::_,,,..-‐''´:::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;l、
::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::/:::::::ゝ ,,ィ''´::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;ヽ
ほう……ハッハッ! 見ろっ!!人がゴミのようだ!!
}}
*
【登場作品】ジョジョの奇妙な冒険
【登場話数】6話(5人目)
【スタンス】マーダー
【立場】サーヴァント(アサシン)
【特徴】遠坂邸に居る集団の監視およびアーチャーに関する情報提供のために呼び出された五番目の大統領。
ちなみにギリギリの魔力で召喚された所謂捨て駒だが、全てが同一である彼らには個々の役割の違いなどは気にしない。すべてはナプキンを取るため。それが大統領クオリティ。
早速遠坂邸の様子を窺っていたが、想像していた以上に事態が変化していたため、市長組は急遽作戦を変更。新都にいるマスター達と同盟を組むため、あえて自らの姿を晒し他のサーヴァントを呼び寄せる。
その後の協議は他の大統領に任せ、自らは決戦の時まで遠坂邸の監視に専念する。
そして聖杯大戦開幕後、アーチャーと激戦を繰り広げるランサーにウィルス弾を撃ち込む事に成功する。しかしすぐさま反撃を受け消滅。またもや一言もなしに退場となった。
なお、AA下のセリフは某大佐の名言だが、もしかしたら次々と死んでいく自分達を揶揄しているのかもしれない…
**【評価:何度でも蘇るさ】
**衛宮士郎
#aa(){{
/ / / /
lー ''''" ̄ ̄"  ̄ ̄`'、 lー ''''" ̄ ̄"  ̄ ̄`'、
∠,,、 -z ,r――― ''" ∠,,、 -z ,r――― ''"
、 '"´,、ィ / 、 '"´,、ィ /
、 '" ,、 '":ツ / |^l 、 '" ,、 '":ツ / |^l
、-' ,、 '´ / / /'''',,,," 彡 、-' ,、 '´ / / /'''',,,," 彡
| ,、 '´ / / `゙^ _,| │ | ,、 '´ ._ , --.ー.`γ^‐- 、 ._,| │ |^l
'´ / /l/ .,/,_ | '´ ∠:::::: ゙;:; 丶 :::: `ヽ | ;‐i /'''',,,," 彡
// .l_,'" | .| lニ /:::/:::i:i ::; :: ::: :: ゝ .lニ ニl ;‐i `゙^ _,| │
{_,l゙ .〈/!.κ:::λ::i ::i :::! :::i :: ::..j,l゙ .〈/!_| lニ ニl .,/,_ |
レ′:::::! ::! ミ;;、::i : ::: ノ 〈/!_| .l_,'" | .|
o .ヘ::/-i≦ |/V _≧- j::z´ {_,l゙
,.., || .《-j丶-‐ .:` --‐ i ソ ::
; ; || ヘ , ,' o ;;
,;,,;,;,;,, ____||____ \. - - ,イ || ;;
; ; ...  ̄l l ̄ ト - .イ !、 __||__ ;;
, , ,,,__ ; ; l l i ノ ;: .:;j ≫j ‐- 、.|| + ! ;; ,,
 ̄ '' : : ー― --- i i l ,, _ , -‐ヘ 、__ /__, /:::::::::::: >、 .l,,,,,,|__ ,,,, | ,, --―;; ー '''' "
; ; . √::::::::::::;:/ゞ , へ::::::::::::::,::::::::: ヽ
: :../::∧:::;/ ゙丶 ^ \::::/;;i::::::::::: i
/::::;;;;;;{´ :::.. ... y!;;;;i::::::::::: |
./::::::;;;;;;;) ::... .... {i;l;;;i::::::::::: |
/:::::::::;;;;λ ::.. . ヾ.!;;i::::::::::: |
./:::::::::::;;;;;{ :::... ....::: j l ;i::::::::::: |
, i:::::::::::::;;;;;l :: :::..... ......:::::::: / | ;i::::::::::: |
}}
*
【登場作品】Fate/stay night
【登場話数】16話
【スタンス】対主催
【立場】マスター
【特徴】説明不要の原作主人公。ロワによってマーダーやマーダーキラーになったりもする彼だが今回は対主催。桜ルート終了後という参戦時期が二次聖杯での行動に大きな影響を与えた。
アルトリアとの再会、団欒の一時も束の間衛宮邸にルルーシュ&ガウェインが来訪し事態は動き出す。ムーンセルや電子虚構世界などの寝耳に水のような情報を齎され半信半疑ながらルルーシュと行動を共にし柳洞寺へと向かう。
そこにいた金田一&太公望と出会い三者同盟を結成。地下大空洞で情報交換を行なっていた時強い揺れを感じ地上に戻る。
付近を偵察していた四不象から戦闘を行なっている者の外見的特徴を聞くと何と死んだはずのイリヤと合致していた。まさかと思い全速力で飛び出し現場に向かうが一足遅くイリヤと忠勝は既に番長組に倒された後だった。
仇を討つべく番長との戦いに挑むがこの時の番長はアロンダイトにルーン石という充実した装備だったため力量では上回っているにも関わらず苦戦を強いられる。投影カラドボルグの一撃すら耐えられてしまい逆にジオで返り討ちにされてしまった。
そのまま気絶してしまい次に目覚めたのは柳洞寺に戻ってから。何も出来なかった己の無力を噛み締めることしかできなかった。
士郎に安息の時は訪れない。夜が明け柳洞寺にやって来た妲己の口から凛の死を告げられまたしてもショックを受ける。同時に死んだのが間桐桜でなくて良かったという思考をほんの僅かでも巡らせた自分に強い怒りを覚えていた。
妲己が齎した情報をもとに会議を行なった結果ルルーシュとアルトリアが陸&こなた組捜索に行くことになり、士郎自身は投影したカリバーンをアルトリアに渡し柳洞寺に残った。
それからしばらくして事件が起こる。山門を警備していたガウェインが突如太公望を攻撃したのだ。
わけもわからないまま味方に殺されそうになった士郎だが凛の令呪がまだ効いていた妲己が庇ったため無傷で済んだ。消滅寸前の金田一からルルーシュに何かがあったこと、ルルーシュは裏切ったわけではなく何者かに操られたのだと聞かされたことで疑心暗鬼には至らず太公望を殺し正気に戻ったガウェインと共に柳洞寺を脱出しアルトリアらと合流した。
仲間(それも自分より弱い一般人)が目の前で死んだショックから立ち直る暇もなく合流した面々から下手人が切嗣であると聞かされさらに動揺。自分の行動を他人に委ねるほど憔悴していた隙をイスラに付け込まれ言われるがまま柳洞寺に居残った妲己を討つためアルトリアと来た道を引き返した。
門番として現れた小次郎との戦いではアルトリアの力を温存するため赤原猟犬を投影し隙を作る。そこをアルトリアが斬り伏せ難なく要所を突破した。
いざ妲己を倒そうとしたが何と彼女は戦いを放棄、そればかりか陸とイスラの嘘に気付かせる助言や太公望が推理、考察を記録したレコーダーを渡される。
当然士郎は困惑し妲己に真意を問い質したが「自分が遠坂凛のサーヴァントだから」と嘘か本当かわからないことしか聞けなかった。状況が差し迫っていたためそのまま柳洞寺に向かっている陸組に対処すべくある策を考えた。
既に限りなく怪しい人物になっている陸とイスラに鎌をかけ、さらにアルトリアの奇襲と士郎の解析魔術で二人の嘘を暴く。後戻りできないと判断しイスラに令呪を使った陸と交戦する。
刃旗使いである陸の力は圧倒的だったが冷静さを欠いていたため防戦に徹すれば捌く事は難しくなかった。陸が踏み込んできた所にソードバレルを放ち壊れた幻想で大ダメージを負わせる。
膠着状態になったタイミングを見計らい士郎は訪ねた。何故凛を殺したのか、どう見ても殺し合いに向いているとは思えない陸にはそれほど大事な願いがあるのかと。
答えは肯定、さらに殺し合いこそがルール、聖杯を破壊しようという方がおかしいのだと痛烈な批判を浴びせられる。
直後窮地に陥ったイスラを見てついに理性が崩壊した陸の猛攻から生き残るべく彼を殺すことを決断。士郎は既に全ての人間を救うことを志す正義の味方ではなくなっていたから。
鶴翼三連と壊れた幻想で陸を跡形も残さず消し去り太公望が遺した考察を聞いた後アルトリアと暫し小休止を摂る。
が、休息の時間はすぐに終わった。戦いを監視していた切嗣&士が奇襲を仕掛けてきたため疲れた身体に鞭打ち応戦を試みる。
建物爆破で時間を稼ぎイスラの紅の暴君を投影し土地から魔力を吸収、同時にアルトリアに令呪を使い戦況を立て直す。
固有時制御で退避していた切嗣から起源弾を撃たれあわや魔術回路断裂かと思われたが陸から奪った反魔の水晶によって起源弾の魔術効果をキャンセル、反撃でコンテンダーを破壊するも切嗣には逃げられてしまう。
追いかけようとするもそれまでの疲労がピークに達しまた気絶。以降スザク団との大規模戦闘があったりしたのだが気絶していたためまさかの不参加である。
夜になり遠坂邸で目を覚ますが知らぬ内に彼の身体にはアシュナードの負の魔力が(僅かながら)取り込まれており危うい状態にあった。
教会組との初顔合わせの後リインフォースの魔法によって死んでいった凛、イリヤと再会。彼女たちに後事を託され決意を新たに仲間たちと共に宴会を開く。
その後学園に赴きDIOやヴァレンタインなどの残る敵サーヴァントの情報を集めていたがそこで間桐桜(SN本編の彼女とは別人だが)と対面。面食らいながらも自身が負の魔力に汚染されたことを教えてもらった。
調べた情報を基に作戦会議をしている最中ガウェインが解析した鳴上悠の遺したデータの中からアヴァロンの記憶フォルダが発見され負の魔力は取り除かれた。
新都連合との決戦では前線には出なかったがアルトリアが致命傷を負ったことで士郎も消滅。最後に仲間達の安否を気遣いながら退場した。
前述したように今回は桜ルート終了後、かつ恋人の桜が参加していないため普段のような自己犠牲的行動は二次聖杯では全く見られず常に生存優先で動いていた。
このため度を越した無謀な行動に出ることもなく非常に地に足のついた人物として描写された。強いて言えば紅の暴君をぶっつけ本番で投影するという無茶をしたがそれすらも追い詰められた状況での自己防衛のための行動でしかない。
死因も本人及びパートナーのアルトリアには全く非がなく、味方の無為無策や心眼・真()のオーズのとばっちりを受けただけ。逆に言えばどう足掻いてもDEAD ENDに直行してしまうほど彼は死の運命に愛されているのかもしれない……。
また切嗣との因縁など鳴上悠と同じく一部のフラグが未消化のまま退場したキャラの一人でもある。
**【評価:どう足掻いても脱落】
**アルトリア・ペンドラゴン
#aa(){{
_,.. ‐― '''^`'' ̄'ヽ‐‐、
_ ―― ァフ´ ー― , ` , ト ,
/ / `ヽ. ヽ, i_
/ / ヽ,ヽ、 ヽ. ノノ`ヽ ,.,.,;:;;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;;
i / , , , ヽ、、 'レ/ヽノ、 ,.,..;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;,,,
/ l i', ', \ヽ ,_ ヽ,Y i//∧ ) ,. ';:;''''' ''''';:;''''
i . i ! :i; i丶ヽ,. ヽ.,_ _,.>┤ i / /,人 ,.,;:;:''
! i ', i ii', ', ヽ,ヽ,'>'_,,, 、i レV, i / ,.,.;:;:;:;:;:,,.,.;:;'''
', ', i ', iヽ,i `'^ / h ! i i Y┤;:'''' ,';:;:;:;,'
ヽi ', ',‐Tフ‐、 ゝY__,ノ i |: ノ‐;:;,,,.,.,.,.,';:;:;:,' ,.,.,.,.;:;:;:;:;:;:;:;:;,.,.,
\\ ' ,く voヽ i レ'<'''''''''''''''―''' ,.,.,;:;:;'''''''''''' '''''';:;:;:;:;:;:;:,,
ヽiゝ`ヽ.ゝ‐' , | i `''';:;:;:;:;:, ,.,.,.,;:;'''' ',;:;:;:;:;,.,
i iヽ, ー‐'´ , 'i i '''';:;:;'''''' '''
| l ` ‐ ..,,_ / i ,'_
l i | i‐'T´ ̄ i / |
_,i ハi‐‐‐l`'ー'L ___,/./:: L_
,.‐'" ....ヽi........:::|ミ ⌒) 彡 /./i ::,‐,. 'ー‐.,_
r'´ :: fヽ,_C´ '/r‐!' :::::::::: `'‐.,_
i :: / /'''――'''ゝノ :::: ヽ、
i ::: /,, ‐‐く i :::: ヽ.
,.┘ '' '' / '' Y .、\ i .::::: 〉
.ノ , ' `/ ノ ヽ, l .::::: /
/ !ヽヽ ; / ,,.... 〉,_。ヽ , :: /
., ' iヽ ' ,', , / ,,... ''' / '''i´ ,,/
, ' ,i ' ヽ `V ''' ,, ‐', /l r┘
/ / i,, ◇.v. ◇' ', , ' ,i' /
/ ,:' | ', 彡┃ミ, /ー i' ,i' /
i `' ;./_ | ; :: ┃ / i! ,i /
,.ノ‐'' ̄ ̄∩‐ i `T''二,'''''二==‐‐‐ .,,___i,i' /
,__r' ∪ ,.ノ r―┤ o i;X;i o __,,./,! /
\ ヽ) _,.― '''''∩i V `'''7]≡[f''''' 7'''´‐‐' ,, /
>,,r′ ∪ ノ ! ', / ヽ、 i丶
V, ヽ)――‐∩レ! :! i/ 'く´ ヽ
ヽ,''i i ∪,ノ i / ,., i ヽ
<,X――rv_ri i ,./.,_ _,.‐' ! | ヽ,
ii Li // / i ,.ノ ヽ、 _,.‐' 'i _,..ノ'´ ヽ
ト― ‐`'.....i i ,! ノ^ `'ヽ, ,i‐''i__,. ‐´ ヽ
i ̄^ ^ 'i⌒!‐'‐L_ i/´ ; ,メ i_,.‐' _,....,_ >、
L__. i.,,ノ> ,_ `'' ‐‐,,_、 i i /i ,..r''´<二! _,.‐´ ヽ
,/ ̄ ̄´ >''i r‐v,ヽ、 i V :i /,;''_,>'' ̄´ _,.‐'' ヽ
/ `' ,._ 。 /ヽノ/ / Yコ>‐'/`// ∠、__,,....‐‐'' ヽ
. / `'‐‐/ `''L,,/(,,r',二/ レ' 'ヽ、 `'‐ _ ヽ
/ / `'''´ / f /`''‐‐ゝ.. `'‐ ,, ヽ
. / / i ∧iL__ '' ... `'‐ ,, 〉、
/ ,' i;; ;; ! `'‐ .,_ '' ... `'‐ ., / ヽ
. / / |;; ;; ! ',`'‐ .,_ '' .. `''‐ ., ヽ
/ ,' i;; ;;i ', `' .,_ '' .., `' ., ヽ
. / `' 、 r‐ `'‐‐′ ヽ.,_ 。 __,.> .,_ '' .., `'‐ ,ヽ
. / ` ‐o/:: :: ├'''´ ` .,_ '' .,_ `'' ‐ .,
/ / :: :: i ''‐ .,_ ' .,, `'‐ .,_
/ / :: :: i ` ‐ ., ' , ' ‐ ._
./ / :: :: i; ` ‐ ., ' ' ‐ .,
}}
*
【登場作品】Fate/stay night
【登場話数】17話
【スタンス】対主催
【立場】サーヴァント(セイバー)
【特徴】原作主人公コンビの片割れである元祖セイバークラスのサーヴァント。今回は桜ルート終了後、かつ黒化なしという珍しい参戦時期と立ち位置である。
二次聖杯において設定面の不遇さが目立つセイバーの中にあって特に(初期段階では)冷遇されており、士郎の力量が原作より段違いに上がっているにも関わらず低いままのステータスに一部宝具の封印、さらにムーンセルや月の聖杯戦争に関する最低限度の知識すら全く与えられていないというセリスやテレサすら遥かに凌ぐいじめのような有り様だった。
当初は衛宮邸で士郎と剣の訓練をしたりお茶で一服したりと原作さながらの団欒の一時を過ごしていたがルルーシュとかつての部下、ガウェインの来訪でその時間は終わりを告げる。
情報交換の後柳洞寺に赴き、そこで待ち構えていた金田一組と邂逅。通称寺組を結成し大空洞で改めて情報交換を行いそこでルールに関する知識不足は解消された。
その途中、大きな揺れを感じ引き返した一行は四不象からサーヴァント戦が行われていることを聞く。相手の外見的特徴を聞き飛び出していった士郎を追いかけ現場に急いだが時すでに遅し、イリヤは番長組によって殺されてしまっていた。
そのままクー・フーリンとの戦闘になったが原作と違い苦戦を強いられる。このロワでのクー・フーリンには令呪の縛りがない上、ルーン、カジャ系スキルによる大幅強化、駄目押しに参戦時期の問題で風王結界を見切られているなど悪条件が揃っていたので苦戦は仕方ないことではある。むしろ忠勝が通常戦闘で惨敗したことを思えば奮戦している方だろう。
しかし士郎が番長に倒されたことに気を取られ負傷、その後の宝具合戦も傍観することしか出来なかった。
この後、マスターである士郎がイリヤや凛の死で精神的に何度も不安定になっておりその度に宥める女房役っぷりを披露。柳洞寺に駆け込んできた妲己の情報をもとにルルーシュと共に陸組、こなた組の捜索に向かった。
その途上のルルーシュとの会話が原因で何とルルーシュが陸、こなた組に邂逅してすぐ陸にギアスを使い失敗するという大失態をやらかしてしまう。これにより両者一触即発の空気になったが、アルトリアが自身の真名を明かしたことで紙一重で事なきを得た。
険悪な空気の中柳洞寺に戻っている最中、ディケイドの襲撃を受ける。オーズと共に応戦し一進一退の攻防を繰り広げるが、それはディケイドの陽動であり切嗣の暗示にかかったルルーシュが令呪でガウェインを操り金田一、太公望を死なせてしまう。
アルトリアは元凶たる切嗣に激昂するがディケイドに上手く躱され逃げられる。その後士郎が合流しルルーシュ&ガウェインが離散、陸とイスラの話術に嵌り柳洞寺に残った妲己討伐に赴く。
金田一の令呪で召喚された佐々木小次郎を士郎とのコンビネーションで撃破し、妲己と対面。すぐに倒そうとするが妲己からの助言と太公望が遺したICレコーダーで陸組の嘘に気付いた。
妲己にとどめを刺した後、士郎と一計を案じ陸とイスラの正体、凛殺しとギアス不発の動かぬ証拠を突きつけ、逆上した陸による令呪を受けた伐剣覚醒イスラとの戦闘に突入した。
能力相性の良さと土壇場で真名を暴いたことによる能力の看破で戦闘は終始アルトリア優位に動く。途中で陸が「次の一撃でセイバーを殺せ」と二画目の令呪使用に訴えるが、投影カリバーンを投げつけ壊れた幻想で爆破し隙を作る。
追い討ちに風王鉄槌でイスラを空高く打ち上げ、エクスカリバーで完全に消滅させた。士郎と共に凛の仇を取ったが陸の死に際の本音を聞いてしまったために二人に喜びはなかった。
しばらく木陰で休んでいたが、休息の時間はすぐに終わりを告げた。戦いの一部始終を監視していた切嗣組が再び奇襲を仕掛けてきたのだ。
ディケイドと再戦するも、消耗から満足に戦えずアタックライド・イリュージョンで徐々に追い詰められていく。とどめを刺されそうになった瞬間士郎が令呪を発動、さらに投影した紅の暴君による魔力供給でそれまで掛けられていた能力制限も解除され形勢逆転、ディケイドと切嗣の撃退に成功するが、士郎が無茶の代償に疲労で寝込んでしまい柳洞寺から動けなくなる。
しばらくしてルルーシュからの連絡で近況を報告、士郎が回復次第遠坂邸に行くと約束しだがその前に切嗣から情報提供を受けたスザクがランスロット、キンブリー、サブラクという三騎ものサーヴァントを引き連れて襲来。先行して仕掛けてきたランスロットとは事前に覚悟が決まっていたことと魔力量の差から互角以上に戦うが、サブラクの援護で山門の突破を許してしまう。
だが直後に事態を察知していたルルーシュや陽介ら四組が境内に転移。総攻撃でスザク団を総崩れに追い込み強敵サブラクを討ち取った。
その後残存する敵勢力の対策を練るため士郎、ガウェインと学園を訪れる。そこで上級AIの間桐桜から士郎がエルランのメダリオンによる魔力汚染を受けていることを知らされた。遠坂邸に戻り対策を話し合うも解決策は出ず前線に出ないことぐらいしか対処法は見い出せなかった。
ところが、鳴上悠が遺したデータファイルの中から最終宝具アヴァロンの記憶データを発見。ついに取り戻した最後の力で士郎の魔力汚染を消し去った。
そして新都連合軍との決戦。味方の士気を高めディケイドと三度目の対決に及ぶが、完全に逃げに徹され決定打を与えられない。そしてディケイドの挑発でアレックスの窮地に気付き救援に駆けつける。さらに遠坂邸も危機に陥っておりオーズと協力してDIOを倒す手に打って出る。
DIOを圧倒するがディケイドのタイムで時間を止められてしまい、そのままDIOにブレイドブレードで致命傷を負わされるが、士郎の最期の令呪で復帰しディケイドを討ち取り消滅した。
ロワによって立ち位置や活躍の度合いに非常に差がある彼女だが、今回は珍しく対主催のポジションで長期に渡り活躍した。宝具の一つである風王結界の刀身隠蔽が対戦相手に一度も有効に機能していなかったにも関わらず大きな戦果を挙げていることも見逃せないポイントだろう。
しかしここぞというところで味方に足を引っ張られることが多く、その度にフォローに回るなど二次聖杯トップクラスの苦労人でもある。特にルルーシュはこの先どれほど輝かしい活躍を見せようと到底釣り合わないほどのミスを既に複数回犯している。士郎共々太公望から脱出フラグを継承したが仲間の無能化フラグまで継承してしまった感が否めない…。
逆境にも負けず、最期までマスターや仲間を影に日向に支えつつ戦い続けた彼女への称号はこれしかないだろう。
**【評価:最優のサーヴァント】
**門矢士
#aa(){{
i''i i''i
| |_iニi__| |
,-,.| | .iニi .| |,-,
,,| |.| | .(乂). | |l l、
∧| l | | .,=iiii=、 .| || |,7
トィ| |.| |.二二二.| |__i、j
トi .`| |.,-,.i-i.,-,.| イ jj
',j.. ..| |ヾ,.i=ij,イ..| | ji
', | | '| | | | j
', | |ィイ.| |ヽ、.| | i,'
.ドイ| || | | | | | | |イ
,,,イ‐-- 、 .__j ',.| || | | | | | | |イ_j _,,,,ィ'、
〈'''"77`ヽ、_`ヽ - 、===j、....-.|_||_| |_| |_| |_|ヾ‐--、<"´ //ヽ
/- / トゞィゞ ゙>-、`ヽ、`ヽヽ ヽヽ`ヽ_ノノ ヾヽヽ'., .ぐ/ヽドヽ
〈'" / 〈米"// ゝ、 ゝ',,, ゝヽ ヽヽ ii|iii|ii ヽヽヽ''"〉ヽト,゙',ヾソゝ__
ィ辷7‐- 、ニ-、 // フヽ/ ,'-,,,,二i ', '―=====―' 〉ィ"',ヽヽゝ"ゝ''" ゝ、゙ 、
く ニ> 、゙ヽ/" /、、ヽヽ〈 イ-ト、l/フ,'''''‐ii====イ"´ヽミ彡', ヽヽ/ ィ´/ ゝ、'ト、
`イ //フ ゝ"、ヽ ヽ ゝィ ゝ!'ノ.j' i 〉イ ,'i トYイ ii トソ .',ゝィ', ヾ_イヾ〈 ィ ,, ヽ j
', / (./ ィ、 ゝイ") .ゞイヽi' ゝ''イ ,' i .iハj ii '仆 ',辷ィイ iヽ辷ニ,,イ ノj‐-、
''7ヽ ヽヽ ゝイ| `''ト‐-- 、_i'ニ辷辷j iニニ辷i ',__イi"ィく ヽ辷=='´_ノヽ \
/ ̄ ̄7、 ゙ヽ、ヽ-‐‐'ノ-‐" ̄'''''-j j`'''i ̄''''''''''''''''" ̄ | .| |ヽ、ヽ、 `',''' ̄ ヽ ヽ /フィ
/ / ゝ、_ィイ、 | | | |`''=======j_j j/ `ヽ、ヽ ', ヽ / // /
/ !、 ./ jj ', | |ィ-!イ辷ト 、 | .| ト-〈' `ヽド辷===ィイ''/
ト、ヽ ヽ / ,,ノ./ `―ィ--‐ーイ-〈 ._|___ ヽ| | |__ ヾドニニニィイ
`ヽヽ、ニ‐-二ニ彡イ ', | |,,,,ィイ´ i `ヽ| | |、 ヽ  ̄
`ヽ辷辷ニ''´ ', | | | __j |ド ヽ ヽ
〉 | |`''''ーー |ーー.j |/ド、ヽ ヾ、
ィヽヾi`ヽ | | | | | ヽヽ辷ニ',ヽ
}}
*
【登場作品】仮面ライダーディケイド
【登場話数】13話
【スタンス】マーダー
【立場】サーヴァント(ライダー)
【特徴】後にクラス特性を無視しているとまで言われる多様な能力を持つ世界の破壊者。
二次聖杯では魔術師殺し・衛宮切嗣に召喚されお互いあまり干渉はせず別行動を取りつつ戦っていく方針になった。
…が、互いにコミュニケーションを怠ったこの判断によって彼らは苦難の道を歩むことになった。
最初に発見したのは空を飛んでいたイリヤ&忠勝ペア。忠勝の重装甲に苦しめられるも響鬼の力を駆使して勝利目前まで追い詰める。
しかし遅れてイリヤを発見し狼狽した切嗣の令呪によってとどめを刺し損なってしまった。
その後偵察中にイリヤの死を察知し切嗣に報告。復讐心に駆られるマスターと共に番長組に攻撃を仕掛けた。
絶好調状態のクー・フーリン&番長の連携を防戦に徹して凌ぎつつ切嗣の策でマスターとサーヴァントを分断。番長が受けた起源弾の影響で弱体化したクー・フーリン相手に優勢に立ちこのまま勝利…できたはずなのだがそこにスザク&ランスロットペアが乱入。
龍騎ドラグレッダーでクー・フーリン共々相手取ろうとするが即座にランスロットに龍騎を奪われ一転して形勢不利になる。怒りに任せて切り札を切ろうとするがその前にスザク組は番長を拉致して撤退。その後電話を掛けてきたスザクと不本意な同盟を締結した。
衛宮邸に赴き切嗣が仮眠を取っている間に警察無線を傍受している時、龍騎が破壊されたことを察知。これを受けて切嗣はスザクとの同盟を諦め隠密行動に方針を切り替えた。
しかし明朝、移動するルルーシュ、アルトリア、こなた組、陸組を発見したことで士は態度を一変。仮面ライダーであるオーズ破壊を主張し無理矢理にでも打って出ようとする。
だが切嗣の提案を受けて目標を柳洞寺にいる太公望撃破にシフト。アルトリア、オーズ、ついでにイスラ相手に大立ち回りを演じて陽動の任を果たし切嗣の策も功を奏し作戦成功。怒るアルトリアを尻目に悠々と退却した。
近場の安ホテルに潜伏した二人はその後の柳洞寺での戦いの一部始終を捉え、消耗した士郎組を排除するべく再び行動を開始。が、士はオーズの破壊に固執しており切嗣との認識、方針の齟齬がこの後のミスを生むことになる。
カメンライドを駆使して士郎とアルトリアを分断。今度は陽動ではなくアルトリアを撃破する算段だったのだがオーズ破壊を狙う士はアルトリアに対する油断・慢心から全力を尽くさずアタックライド・イリュージョンでジワジワと削りにかかる。
倒せると確信していたが士郎の令呪、紅の暴君の併用による過剰供給でアルトリアの能力制限が解除されてしまい一気に形勢逆転。ディケイドライバーが損傷し宝具による魔力生成が途絶、分身も全て失いイリュージョンという強力な切り札が使用不可能になり退却を余儀なくされた。
一方で切嗣も士郎に敗北しており合流した二人はお互い不機嫌さを隠しもせず責任を擦り付け合うことに終始、強引に話を切り上げた切嗣の案で戦力を拡充すべく新都へ向かう。
その後新都で出会ったヴァレンタインの提案で深山町の対主催に対抗するべくスザク組、キンブリー、まどか組、市長組と五組の連合を結成。士は切嗣の代理として交渉に参加し他のサーヴァントと共に対遠坂邸チームの対策を練り合う。
そして迎えた決戦。再びアルトリアと対峙したものの制限の解除に加えアヴァロンをも取り戻した彼女とは既に正面からでは太刀打ちできないほど実力差が開いており全力で逃げに徹して対アレックスの策が成るのを待ちアルトリアを挑発。
彼女がアレックスの救援に向かったことを確認して士もアギトトルネイダーで現場に急行した。到着した場で念願のオーズと交戦…と思わせることが士の真の策だった。
今まで隠してきたブレイドの能力、タイムでDIOと交互に時間を止めアルトリアに致命傷を負わせることに成功する。そしてDIOと共にオーズをも撃破しようとしたが士郎の最後の令呪で立ち上がったアルトリアに背中から心臓を一突きされ彼自身も致命傷を負ってしまった。
最期に敵対していたオーズと心を通わせ彼にスーパータトバの力を与えDIOを倒すように言い遺し世界の破壊者の旅は終わった。
期待されていたマーダーの一人だったが終わってみれば自身の殺害数は何とゼロ。まさかのサラマンダーである。これは彼の実力が足りなかったのではなく切嗣の方針で陽動や時間稼ぎという損な役割を担うことが多かったためである。
なので一見可哀想にも見えるのだがその一方設定面では他の鯖全てを軽く圧倒するほどに優遇されていることに加え、本編でもアルトリアに対しての舐めプ、ランスロットとクー・フーリンをまとめて相手取ろうとして失敗、敵を倒したと思い込み背後から致命傷を受けるなど過信や油断からくるミスを複数回犯しておりいまいち同情できないという何とも微妙な結果になってしまった。
また、死亡後のゼロと言峰の会話で多くの参加者に悪影響を与えたアンリマユの呪いが士にのみプラスに作用し、燃費大幅改善をはじめとした莫大な恩恵を得ていたことが発覚。本来の力で戦った場合遠坂邸同盟に普通に敗北していた可能性が示唆されるなど一部だが功績を否定されてしまった。
とはいえ一方でアンリマユのせいでメンタル面に僅かながら悪影響が出ていたり、そもそも世界の破壊者状態でなければ切嗣とももう少しは良好な関係を築けた可能性も示唆されるなどフォローも入ってはいる。
総合的に見れば彼もやはりアンリマユの被害者の一人と言えるだろう。おのれアンリマユ!ゆるさん!!
**【評価:アンリマユ最大の被害者】
**鹿目まどか
#aa(){{
,ヘ ∧ ∧ >i
| |ヾ\ ・ || || || / | .|
| | __ヾ\| |>-‐…‐ ‐…‐-=,,|| .||/_ ,! ,!
>| |´: : : > ' ´ \ ̄: : ::|/ヽ
/: : :| |: :/ \ ・: : :\
/: : : : :>'´ ハ ∨: : : : : : \
,/: : : : :-‐''7 | i ', : : : : : : ヾヽ、
//: : : : : : : :/ | ! | ',: : : : : : : ',
,': : : : : : : :/:/ /!:| | i | i: : : : : : : :',
,': : /: : : : /:/| _, -‐-/ ||', |\-‐- . | .| }: : : : : : : : ',
. i /|: : : : ::|:,': | | / /! / .|!.', ! \ 、 \.! | |: : : ::|: : : | :i
|/ |: : : : ::|': ::| | / / |_∠_ | ∨ ,zz,,_ヾヽ | | !: : : : |: : : |: :}
. |: : : : : : : :| /|! |//之ハ 之ハヽ ',| | :/: : : : :|: : : |: :!
|: : : : : |: : |//| ', |/. {///} .{///} ',| | Y: : : .| |: : : :|: ,!
|: : : : ∧ λ|: :'\! 弋zツ 弋zシ | ,! リ∧: : || ,!: : : ||,!
',: : : / ', ,! .! i, x x x x , x x x x .|. ,!''|/ |: :,!|∧: : ,!
',: :/ ∨ | 八 |.,! |/ } /
∨ ',: :| > ._ ` ´ _.< |,! |/
ヽ! _,≧ . _ .. ≦ |!
__|≧+ . ,_, .+≦|
_,,.<||:::::::::::::::::::::|| >ッ、__
∧ _||>-‐-=、, =、>-‐-=、||_ ハ
/ r''/////////,{ //////////7 ',
/ ∨//////// ><///////// / .',
/ ∨//////// ∨/////// / ',
/:........... .∨//>,4/==∨</// / \
∨::::::::::::::::::::.... `´ ムマ マム. `` / .....:::::::::::::::::::/
∨::::::::::::::::::::::::::..ノ ムマ マム /:::::::::::::::::::::::::/
}}
*
【登場作品】魔法少女まどか☆マギカ
【登場話数】13話
【スタンス】マーダー
【立場】マスター
【特徴】魔法少女の真実と悲劇を目の当たりにして彼女たちの救済を求めてしまいムーンセルに選ばれてしまった少女。
しかし聖杯による願いを叶えるためには引き換えに他の参加者を殺すことが必要であるため、パートナーのDIOとは違い戦いを拒絶し葛藤する。
そうして悩む内に眠りに落ちてしまい、気が付いた時にはDIOが単身行動に出ていってしまったため彼を探そうとするが、偶然にも園崎詩音とばったり遭遇してしまう。
しかし詩音からはただの一般人だと思われたため、アシュヒトの襲撃の際には彼女に匿われ無事に済む。
その後DIOが戻ってきて拠点を移す事となる。ハイアットホテルに着いてからは度重なるストレスとDIOに魔力を取られた疲労でまた眠りに落ちる。
数時間後には目を覚ましたが、またもやDIO不在で自身の悩みも解消されない状態であった。そこでまどかは最初に出会ったマスターの詩音に会って話をしてみたいと思い街に出る。
スタート地点のマンションに戻ると、DIOが詩音に何か話しかけており、さらに変わり果てた親友・美樹さやかと戦っている場面に出くわす。まどかは戦いを止めようとするが逆にDIOから戦う覚悟を決める事を迫られ、傷ついた親友を救うため悲痛な思いでナイフを取る事を選んでしまう。
だが詩音が自害したことで最悪の事態を回避。さらに令呪で狂化を解除されたさやかと最期の会話を交わし彼女の心を救うことができた。
そして親友の死別に悲しみつつも、まどかは一つの決意をする。このような悲劇を繰り返さないため、聖杯の破壊を宣言。令呪と意志の強さを見せつけた事でDIOを従わせた。
その後しばらくはショックが抜けずホテルにて放心していたが、聖杯を出現させ破壊するために参加者全員を倒す覚悟をDIOに示す。すぐさま近くで起きていた戦闘に介入し、瀕死状態の鳴上悠にトドメをさすようDIOに指示を出すなど荒事にも積極的になっていった。
その後日が沈んだ頃にアサシンが姿を現したためDIOが単身で向かい、新都連合を結成しその交渉を任せてほしいと連絡を受ける。まどかは何も知らずにすんなりと受け入れるが、すぐにその真実を知る事となる。
決戦の最中、アサシンの手引きで同じ目的を持つ集団がいた事を初めて知り、騙された怒りと失望を覚えたまどかは令呪でDIOを呼び出す。そして対主催への償いとしてDIOを自害させようと決死の覚悟で令呪をかざしたが、言葉を紡ぐ前に切嗣の狙撃を受け即死。
最期には切嗣との再契約を果たしたDIOに血と心臓を奪われ無残な姿のままムーンセルに消去された。
二次聖杯開幕当時はまだまどマギブームが冷めやらぬ時期であったため、最高の魔法少女&最悪の魔女になれる素質や因果律の高さ、同じく鯖として参加していた美樹さやかや相反する闘争本能と野心を抱くDIOとどのように絡むのかと、住人達からなにかと話題(とネタ)が尽きなかった。
作中ではごく普通の非力な少女であり聖杯戦争になじめずにいたため大して活動しなかったが、逆に目立たなかったために狙われる心配もなく終盤まで生き残るという結果に繋がった。番長とは全く真逆である。
だがその代償として情報を得る機会を失ってしまい、主導権を握っていたDIOの操作もあって彼女の運命は大きく狂ってしまった。
ちなみにだが、彼女が何かしらの決意や覚悟を得て行動にでるとなにかと裏目になったり大惨事になる傾向が強い。
無知故の致し方ない行動ではあったとはいえ、それが原因で原作本編や外伝にて絶望する切っ掛けを作ったり複数の死を招いたり永遠に彷徨わせたりと周りに与える影響力が大きい。
今回も聖杯を破壊するために他者を倒す覚悟でいたら同じ目的を持つ人々に被害を出してしまったりと裏目に出てしまった。ただしこれらに関してはQBと同様都合の悪い情報を隠していたDIOが大体悪い。
色々と間違えてしまった彼女には非日常とは無縁の中で普通に過ごしてもらうのが一番だったのではないのだろうか。
**【評価:因果に見放された少女】
**名無鉄之介
#aa(){{
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::、 |:、
____\:::::::::::::::::::::::::::::::::\ |: |
>:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨:/
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
/::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄\
_/::::::::/::::::: |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
ー――/:::::::::: /|:::::::::::::|、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. /:::/::::::∧|:::::::::::::| \::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
|:::'|::::::::|衍ヽ:::::::::l-―\|ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::、
l/ |::::::::||ノ| \::/'芹㍉, ‘,::::::|:::::::::::::::::::::::|::::::::\
l::::/ |ヒリ |ノ:ハ 》 |:: /:::/、::::::::::::ハ厂 ̄
∨ | 〈 乂ソ |:/ |/ ) }: イ::/
lイ {__ノ:/ |/
\ ー -- _⊥ |/|/
\_______∠二 |、
____ /| | r、 |/\
/ / 「_ | ∧ / .′/ ̄ 、
――――く⌒< { 人\Y |∨ // -‐\
. \ | / | ,ハ| /.八 〈 / ヽ
| 〈 :|/|::∨//」=-/∨// }
. \ | l |¨¨Y _|__/ ∨| _/ .′
________ | ∨| |:::::/// ∨
 ̄ ‐ニ| / ∧,/^ハ ○ | / /
| / |: /:::::| ∨ /
l ! |/:::::: | ∧ ○ | |
| ! |::::::::::| / ∨ ,
| ′ |::::::/ ∧ ! /
| ′ |:::/ / /
| ′ |/ / /
l ∨/ \ /|
| //  ̄ |
}}
*
【登場作品】私の救世主様
【登場話数】14話
【スタンス】対主催
【立場】マスター
【特徴】AAが無かったため、同じ作者の別漫画(そらのおとしもの)の主人公で代理。
自分の様なモテない男が美少女とイチャコラできる世界を作るという何とも俗な理由で聖杯戦争に参加するが、肝心のルールを殆ど聞いていなかった。
召還されたサーヴァントのリインフォースの美少女っぷりに喜んだのも束の間、この戦いが殺し合いである事を知る。
当然の如く殺し合いを拒絶した名無は一先ず監督役の神父が滞在する冬木教会へと向かう事にする。ついでにエロ本を大量に購入していた。
彼から戦争についての大まかな情報を聞いた後、花村陽介&ランサー(アレックス)の対主催コンビと遭遇。
死を目の当たりにし傷心の陽介を持ち前の明るさで励まし、その後教会組と呼ばれる対主催チームへと発展する。
陽介らと共に教会を後にした名無…だったが、そこを襲撃してきたのは最悪のマーダー・ゼフィール&ライダー(アシュナード)の主従。
ペルソナを操る陽介、槍王の力を持つ名無の両名を互角に相手取るゼフィールに苦戦するが、アレックスと共にアシュナードと戦うリインフォースの危機を見て無謀にもサーヴァント同士の戦いに割り込む。相対するは圧倒的な強さを誇る狂王アシュナード。
しかし名無は大きすぎる格の違いを見せつけられながらもリインフォースを守るべく一歩も引かず、彼に啖呵を切り続けた。
アシュナードに気に入られた名無達は彼の気まぐれで見逃され事無きを得る。この際、リインを助けた名無は彼女と少しいい感じになっていた。
その後休息も兼ねて食事を取り、深山町へと向かおうとした(ついでに陽介とエロトークで盛り上がる)が、今度は悠&ランサー(クー・フーリン)の襲撃を受ける。
陽介の親友であった筈の悠を止めるべく交戦する事になり、苦戦するもリインフォースの攻撃によって撃破。
悠を洗脳する宝具「肉の芽」を解除しようとするも寸での所で逃げられてしまう(この時名無はちゃっかり悠のクレジットカードを盗んでいる)。
一先ず目的の深山町へ向かう事にした名無達は星海原学園に到着し、情報収集を行った。…のだが、途中から名無は女子更衣室の覗きに勤しんでいた。
しかしそこで偵察に赴いていたアサシン(ヴァレンタイン)に攻撃され交戦。アサシンとはいえサーヴァントとの戦闘だが、槍王による高い身体能力を持って一歩も引く事無く持ち堪え続けた末にリインフォースらの加勢を受けてヴァレンタインを撃破(この時仕留めたと誤認したが、実際の所ヴァレンタインは宝具によって離脱していた)。
その後遠坂邸へと移動し、拠点として活用しようとした時にこなた&ライダー(火野映司)、ルルーシュ&セイバー(ガウェイン)と接触。彼らとの情報交換を行った後、リインフォースの索敵で柳洞寺での戦闘を感知する。
ルルーシュ達の仲間であるセイバー(アルトリア)が苦戦している事を認識した名無らはリインフォースの魔術によって柳洞寺へと転移。
苦戦するアルトリアに加勢、複数のサーヴァントの援護によってマーダーチームを撃退しアサシン(サブラク)を撃破した。
マーダーチームの撃退後、休息を取るべく遠坂邸へと帰還。出前によって頼んだ豪勢な料理によって存分に宴を行う。
休息を終えた対主催チームは再び学園で情報収集を行い、今後結成されるであろうマーダーの連合軍への対策会議を行い、物語はマーダー連合軍との決戦へと進む。
名無達マスターは遠坂邸地下にて待機していたがそこへヴァレンタインが襲撃。「平行世界のルルーシュ」を連れてきた事によってルルーシュは窮地に陥り、名無はヴァレンタインに誘拐される。ルルーシュはリインフォースらによって一命を取り留める。
気付いた時にいたのはアーチャー(DIO)のマスターである鹿目まどか。彼女がDIOに騙されている事を知るが直後に衛宮切嗣の狙撃によってまどかは死亡。切嗣と再契約を果たしたDIOはまどかの遺体を弄ぶかのように喰らい、名無を激昂させる。
その後リインフォースが名無をかばい致命傷を負い共に消滅寸前となるが、名無は最後の最後まで仲間の事を思い、令呪で仲間に『槍王』の力を送り届ける事を念じる。そして互いに芽生えていた『絆』を確かめ合い、名無はリインフォースと共に消滅した。
当初はそのマイナーさ故にいまいちパッとしなかったキャラだったが、親しみやすい剽軽で助平なキャラクター、リインフォースとの漫才の様な絶妙な掛け合い、そしてあの狂王アシュナードに真っ向から啖呵を切るという度胸と作中で遺憾なく魅力を発揮し次第に住民からも注目され始めた。
対主催として終始ブレることなく戦い続けた名無は終盤にて脱落となったが、その意志はルルーシュらに確かに受け継がれた。
**【評価:守るべき未来と愛を信じて】
**リインフォース
#aa(){{
`丶、圭圭圭ヽ圭i|圭ニ} ,..イ圭圭 , ´
`ヽ、圭圭圭'圭圭! /圭圭圭/
\圭圭圭圭!/,} ,.ィ7 /圭圭圭/,...----...__
\圭圭圭 /イ圭} __ ,.イ圭圭圭圭´圭圭圭圭圭> 、
\圭圭圭圭/,ィ ,.. ´ ̄ ̄  ̄ `丶、 _,.イ圭圭圭圭圭圭圭圭, - ´ ̄ ̄
ヽ,>'' ´ ̄,、 ̄` ー-----―‐ '''´ ,..ィ圭圭圭圭圭圭圭, - ''''´
, ´ { `ヽ、_ _ ____.,.ィ圭圭圭圭圭圭圭二_、
,:' \、_` ー―----_--__-- 、__ ̄ ̄ ̄----_ /圭圭圭圭圭圭圭圭--二 、
,.、 ,.、 _ / 、 、 \ !` ー‐ ''´____,.. >、\ ヽ/圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭 `ヽ、
ヽ マr}Yr, / / | { i ! { i、 \ \ ヽ}___---_,. ,. -  ̄ ̄マム ̄ヽ- 、 ,:'圭圭圭圭圭圭圭、--- 圭圭圭圭圭\
マイ::::,..,`- ‐  ̄ム/! !{ |、从 ',{、\/_、 ',マ__,.. - } リ ! },/圭圭圭圭圭圭`ヽ、圭≧、  ̄ ̄`ヾ_\
}::::/::{____{ {_{ |从下≧、\イ{:ijソ l\}'} |/>,-、_ /イ ,:' 〃圭圭圭圭圭圭圭圭\
/、ィ¨´ | | | !ヾ、jハゞ' , ¨´ ! |/ // ///////7777イヽ´ / /圭圭圭圭圭\圭圭圭圭\
ー' | | ヾ\ゝ人 - イ| |////{///////// ///ハ ー‐/圭圭圭圭圭圭、圭ヽ\圭圭圭\
| | ` { 人 ≧=-=く!:::| /、/// ∨////////////}, /圭圭圭圭≧、圭圭`ヽ  ̄ ̄ ̄`ヽ
ヾ':, | {! ///':::::::マ{:j/ /\// ∨///////////、圭圭圭--、-`  ̄ ̄
、―--- 、-、\圭圭i、| |!i{//イ::::::::::::Ⅵ::::::::::::ヽ//}//////// / /、/////////`ヽ
―――-- 、圭圭圭圭圭圭/|リ Ⅳ´{::::::::::::::::{!::::::::::::::::\>----、イ_,. _´ ヽ /////////∧
`圭ヽ圭圭>-― ´ ̄ ヾi 人::::::::::::,ィ::::::::::::::::::::::∨==//イ, ´ }圭圭圭―--ァ}_____
`圭>‐ ´ __,............二二/人::::::::::::::::,イ}|/_/ ,、´////>、圭圭圭圭≧‐ ´
´ ,..ィ升////////////////rィr-、二´_,ィ::::`ヽ ,..ィ //\//////`ヽ、圭圭圭圭≧、__
/////////////////////<,/;} |::::::::} |::::::::::}_,...r77/ /////ヽ////////`ヽ、圭圭圭圭圭≧- 、
///////////////////////>'/!_,|:::::: |_|_,...ィ:|二二イ////////∧/////////∧圭圭圭圭圭圭圭`ヽ、
////////////////////>'´:::{ `ー、--:'´::::::::::::::| |///////////// ∧///////// L圭圭圭圭圭圭\ ̄`ヽ
/イ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/:::::::::::::ム \::::::::::::::::::| L//////////////∧//////////ヽ圭圭圭圭圭`ヽ、
,.:'::::::::::::::::::::::ム, ,\:::::::::::::\ \/////////////ム//////////∧圭圭圭圭圭圭\
{:::::::::::::::::::::::::::_>- '´ , ' \:::::::::::::\. ∨///////////////////////∧圭圭圭\圭圭圭 、
`ー-r::‐</] \:::::::::/マ∨///////////////////////∧、圭圭圭`ヽ、圭圭 \
/{o-77_/ / ` ,, マ∨///////////////////////∧、圭圭圭圭\`ヾ、圭 、
ム//,..イ ,:' , ' マ∨////////////////////////} 、圭圭圭圭ニヽ、  ̄ `ヽ
 ̄ / / マ∨/////////////////////// ',圭圭圭圭、圭\
,:'´ / マ∨///////////////////// ,圭 }、圭圭ヽ`圭\
/ _,.:' , '´ マ∨/////////////////// ',圭| ヽ圭圭', ` \
/ / マ∨/////////////// イ }圭! ヽ圭ニ!
}}
*
【登場作品】魔法少女リリカルなのはA's
【登場話数】14話
【スタンス】対主催
【立場】サーヴァント(キャスター)
【特徴】原作リリカルなのはシリーズにおいて最強クラスの強さを誇るチートキャラ。しかし二次聖杯ではヒロイン属性の方が強調されて描かれた。
参加したは良いものの出会ったマスターは美少女のことしか考えていない今作屈指のギャグキャラ、名無鉄之介であった。
その名無は開始早々クレジットカードでエロ本を大量に購入するなど圧倒的馬鹿っぷりを披露し、リインフォースは何とか彼を軌道修正しようと頭を悩ませることになる。
教会で陽介、アレックスと出会い彼らと同盟を組んだ直後にFE組が来襲。アシュナードの前に窮地に陥るがそれまで軽薄な男としか思っていなかった名無がリインフォースを庇うという漢気を見せたことで危機を脱し、以降名無へ少しづつ信頼を寄せていく。
今度はDIOの操り人形と化した番長組とエンカウント。名無とリインフォースを同時に相手取るという驚異的な番長の戦闘センスに梃子摺るもディバインバスターで頭を冷やした。
そして番長の肉の芽を取り除こうとするが強烈な拒否反応を示した彼に逃げられてしまった。
その後学園を訪れ調べものをしていたところ別行動を取っていた名無が大統領に襲撃される。しかし慌てずエリアサーチで名無を探し、魔法で姿を消して逆に大統領に奇襲を仕掛け、アレックスと共に彼を撃退したが同時に死んだものと誤認する。
遠坂邸で休息していた所、こなた組、ルルーシュ組と出会い彼らとも同盟を結び情報交換を行う。その過程で大統領の死の偽装を看破したり切嗣の使い魔を撃ち落したりしている。
夜になり、柳洞寺にいる士郎組がスザク団に襲撃されたことを逸早く察知すると仲間を率いてトランスポーターで境内に転移。数の暴力でスザク団を圧倒し強豪サーヴァントであるサブラクをも捉えこれをスターライトブレイカーを含めた一斉攻撃で撃破した。
遠坂邸に戻った後は沈んだままのメンバーを励ます意味も込めて魔法で用意した空間に仲間を落とし脱落した陸やイリヤらと再会させる。結果仲間の士気は持ち直し、番長が託したデータフォルダという思わぬ副産物も得た。
しかしその間にスザクは学園で遠坂邸同盟のサーヴァントのデータを調査しておりこれを看破したリインフォースは予想される敵勢力の襲来に備えて様々な策を練ることになる。
特に原作でも猛威を振るった結界魔法は敵キャスター(キンブリー)の妨害に大いに力を発揮する…はずだったのだが。
ふたを開けてみると何故か結界の仕様が「罠を兼ねたスフィア盤に結界の負担を担当させる子機としての役割を持たせる」というものになっており、クウガの力を持つディケイドに当然のように察知されスフィア盤は破壊されまくりキンブリーにとどめを刺される形で結界は敢え無く破壊された。
原作のリリカルなのはシリーズの結界にこのような設定は無く、基本的に結界破壊の効果を持たせた大威力の魔法でなければ破壊は不可能で本人も決戦前にそういう説明をしていた。
なので今回使った結界魔法は完全な劣化版であり何故このような行動に出たのかも説明は無かった。
また、対ARMS弾を受けオーバーヒートしたアレックスを本拠地である遠坂邸には転移させられないと主張していたが、柳洞寺やアインツベルン城など敵の手が届きにくい転移先はあるにも関わらず彼女を含めて味方全員それに思い至らず、間接的に士郎組の死を招いている。
さらに侵入してきた大統領とスザクにマスターの名無を攫われる、その後訪れたキンブリーにも主導権を握られるなど失態は留まる所を知らず、最期は名無を助けるべく新都に転移したところ待ち構えていたDIOの一撃を貰い致命傷を負うも、名無の最後の願いに全ての力を使い、そのまま主従揃って消滅した。
何故彼女は自分たちの不利になるような結界を張ったのか。謎を残したままの退場となり、今後もこの謎が明かされることはないと思われる。
また、ある程度正体を掴んでいたはずの敵軍の後方戦力に何も出来ず、それが巡り巡って自分の死因になったあたり何とも言えない微妙な結果となってしまった。
しかし上記のヘンテコ仕様な結界の他、原作の面影も無い貧弱な戦闘力やその割に燃費もいまいち良くなかったりする等、設定面では一二を争えるほどに冷遇されておりあまり活躍出来なかったのも已む無しな所もある。
**【評価:プログラムは電気羊の夢を見るか?】
**4人目、7人目、9人目、10人目その他多数のヴァレンタイン
#aa(){{
. ヘ、____/\ l | .l | __,r< __ |
r< _l_ 、、 l l l .l 「 ┼ \
. Y .: l こ .l l______ l l .: l よ !
| : l .l l >x、 .l l .: l !
| : (二 l l/ ヽ l l .: 「l/ !
l // : l l ___,. ‐ ' |. l l l : .: !
\ ’’ l l/. ヘ、 l\ u l ! l ト、 : .|
, -- . \___ /l l/ r‐ r㍉ 7 / l ! .l ! l_ /
. >x. | / ̄ ̄ l l `┴' 」 ‐' r‐く_!. l l l、  ̄| 厂¨¨´ !
/ / \ \ >x' l l , ト、, j | l l \_ |
. / / 厂 入 メ、 l l 〈/ l/ ヽド' !.| .l l u x个ミx !
.. / ' (/ ,rfシ ヽ. \ l l `ーr' | j | .l l ! / :!_/l_ヽ. |
l l`ヽ ∨ \ l ー‐r‐㍉ニ) 八' ! l l l. j |frぅ | \ .|
| fり し' ) u l\ l l L. _L. _`Y // / ,l l. | l__/ ヾ!/ u l
| l, ! └ '_, -、 V ,l└‐‐‐ - ∠ ノ_ ,l l |ー㍉ !
l |、 lj_/,ノ u ∧ ! ¨ ┘l ! l し !
| l \ ` ´ _ ....._,/ |V, l r…── - _ ! l !
_∨ ∧_乂 、_/ _,乂 ! ∨ l l _ ------x  ̄¨ ! ! ! .l
_ ミx ∨ \_/ jx、! l l/ , ∨ l l |. 人 __‐/ |
::)) ,ハ \,r‐=ミx l/ | l l 人 V ! ! l /_r千`!
___彡'ヘ、 、|:::) Yてr‐ l l/ /_ヽ. ヽ V l l ∧ >xr‐!
\ ´ ノ | /ヾx j l x个┴ (ゥ ∨ l l ∧ l
====ミ、 ー─< l (:ノ l l /! u 、 )| l l ハ !
\ >x人___彡'.! ! /! _r‐ュ .| .l l ∧ |
ヽ l. !. /人 lj __jl リ l l ヽ l
∨ .l l ∧ ` . ___j / l l \ .!
! l l lr=ミx >‐ ‐x. / l l \ .|
─- _ | _ l l. | r:x )、l))((:)彡' .l l ` !
 ̄¨ ‐个 ─‐ `¨´ __/_У_ l l l
 ̄¨ '└‐- ___ |
}}
*
【登場作品】ジョジョの奇妙な冒険
【登場話数】12話(4人目)、6話(7人目)、1話(9人目、10人目その他多数)
【スタンス】マーダー
【立場】サーヴァント(アサシン)
【特徴】同時期に複数の大統領がリタイアとなったため一括りに纏める。なお、大空洞の戦いでは10人以上の大統領が駆り出された為、確認できる以上の大統領が死んでいる事になる。
脱落した2人目からバトン(D4C)を受け取った4人目の大統領は魔力補給のため栄養ドリンクを片手に一旦拠点に戻ろうとする。その途中でDIOの傀儡となった鳴上悠&ランサー(狂化していたためバーサーカーと誤認していた)を見つけるが無理もできないので無視する。
市長と情報を整理して魔力を搾り取りまた偵察にでるが、同盟相手であるゼフィール&ライダー(アシュナード)が他の参加者と戦闘していたため介入する。
最初は鳴上悠を暗殺するも失敗、また同盟相手から味方だと認知されず(自分からも説明しないため)三つ巴の戦いとなる。
程なくして戦闘は決着、大統領と大剣エッケザックスを残して他は全滅してしまう。この時DIOが裏で糸を引いていた事に歯噛みするが、相手の能力も把握できただけでも十分とし撤退する。
ゼフィール達が倒された事を市長に報告し、今後の方針を話し合う。遠坂邸の主従達に情報を提供しアーチャーとぶつけさせる事、市長の偽装入院のために付き添いを付ける事、そして引き続き諜報活動のため、5人目6人目を召喚して再び出陣。
だが事態は一転、遠坂邸同盟があまりにも強大なチームになっていたため作戦を変更。他のチームと新都連合を結成し、遠坂邸攻略の協議を行い着々と準備を進める。(ちなみにこの間に7人目も召喚されています。)
聖杯大戦が始まると自身の能力を駆使して後方支援に徹する。5人目、6人目が対ARMS用のウィルス弾を撃ち込みランサーを機能不全にさせ、本体の4人目はスザクと共に敵本陣を奇襲。ルルーシュを対消滅させようとして相手チームに動揺を与え、スザクが名無を誘拐したところで撤退する。
またこの乱戦の裏で最も脅威となるDIOを葬るための準備も進めていた。大戦前に令呪を用いて連れてきたディエゴの亡骸を7人目に預け鹿目まどかを炙り出し、さらに誘拐した名無の証言でまどかに真実を突き付け、令呪でDIOを自害させようとしていたのだ。目論見はあと一歩のところまでいったが、切嗣がまどかを射殺しDIOと再契約したため失敗する。
その後4人目は切嗣達を誘導し、遠坂邸から転移した陽介達がいる地下大空洞に向かう。両者をぶつけ隙をみて他者を間引こうと行動に出たが、陽介が覚醒して戦力アップしてしまった。
大統領はここが正念場だと踏んで大量の分身で畳み掛けたが、陽介&アレックスに無双されてしまい最終的にD4Cを持っていた8人目を残して全滅してしまった。
一番長生きした4人目のファニー・ヴァレンタインは市長と共に何度も急変する事態に的確に迅速に対処してきたが、最後は読みを外してしまい大量のベット(魔力)をしてしまう。結果市長は気絶してしまい、バトンを受けた8人目も動けないほどに痛手を負ってしまった。
加えて新都連合は自分達とキャスターを残して全滅、一方遠坂邸同盟は三組の主従が残ってしまいより厳しい状況になってしまった。唯一幸いなことは、最大の敵であるDIOが消えたことであろうか……
**【評価:スコア稼ぎに最適】
**DIO
#aa(){{
,イ
ト、 r 、_// _ ノ`ー‐-ミ、
ヽ l/ ,ノ'"´ _二ニニ==r'´ゝ、____
レ ,イイ} } く彡 \Y、`ー―彡'"´ `
|\, /{ { ゞ ハ }彡'"´ゝ'_ニミー'´ `ヽ
rュ |ニl||二| |ヽ, /ヽ! `ーr、レ{{ ' r/Y/ヽィrー=ニlエl___ミ>r 、
V》ミ |ニl||_| |__| /\/`ヽ ,ト{_ヽハ Yゝ〈ム, l〈ム |エ|lミl /ミ/
r 、 V》ミ |ニl||_| |__l l___/ 〈/ , ト、'''"´ト、 ノ ノΛムーニ|エ|lミll /ミ/ /ヽ
. r 、\\ V》ミ |ニl||_| |__|/ l/ ,ハ ノトミュ_ `Y`フ彡イ,7マム |エ|lミl/ミ/ /ミ,/
\\ゞ,ヽ V》ミr|ニl||r 〉| 〉l/ ヽハト、弋ェュイ八{ェイ,/ミマム |エ|ミ/ミ//ミ/
\\ニ\__ V,》 |ニl|| | | |/ 〈Yミ ` '"´,., ヾ'''l彡´ マム | ̄|/ミ/ ミ,/ ̄`ヽ
\\エニ V] |ニl|| | | | ___/lΛ 〈 〉 /ー―‐マム| /ミ_/ミ/ _>'"´ ̄ ̄
\_ミゝ、ゝ-!_lュ、|_|_/ //i/////\ ヽニ7//////Λ i∨ // `ヽ;::: /
\ 丶/ ,;_i_ノ //i////////\__ゝ_/i/////// ̄l ̄ミヽ、:: : ∨,
ヽ/ r'´l | l/ィ'´二ニ=‐'´/////ミニ=-///////{__,r'ー-、 \ ::: :}/ヽ
_,r'ー‐'―'―'、 {//////////////////////////r‐'´ ̄r´ ヽ ヽ///Λ
// __;;; 〉V/////////////////////////ト―― 、 ヽ :l///ハ :::
/ ̄`Y / ィ'"´ ;;;`Y \/////////////////////// ヽ___:::ー ミ ::'"´}////}
. _/ ::::::::〉// ;;;;; ,r―ェ_ノ ヽ///////////////////////{_ :: ;;;;;;,,,... l////;l :::
__ , ィ´ ..:::,rr'フ´ ノ ;;;;; ̄;`ヽ ..:::.\/////////////////////ハr`ー‐--―、ム三三l ::::
/ / ミ ,ィ///{ '"´;;:: ,,;;r―'、 ;ハ /,ィ彡∨/////////////lエllエl/|ミllニ|} ::;; ::ミ ̄ ̄`ー―――
. / / ミ /{////Λ :::: } `ー' : /// ,' ヽ////////////;lエllエl/|ミllニ|l ミ:::: ミミ `ヽ ::: ;;;;
.. / / l//////ヽ、 ::: r'´ニ :: ::: :::, ', / ,' .::: `ヽマム/マム////lエllエl/|ミllニ|l __ミ
/ / 彡ヽ//////ミr'{ ;::::....,,,,..イ / ;: : :: //マム/マム///lエllエl/|=lllエ|ー'"´/_/::ト、`ヽ:: :::
. / / ... :::: `ヽ三三ノ/:: .:::::::::::::彡/ :___ノV》 マム/マム//lエllエl/| ̄| ̄|/// ̄7´ ヽ ::: :
/ / ::::::::::::.. :::....,,,,:: ;:::: .....:_厶:_:_:_;;;;;:::::::::/,イ´//////// V》 マム/マム/lエllエl/| | |// / ::: :: ::\
. 〈 :: ::::: :::: __ノ ̄ `ヽ/´}ヽ/////\///V》 マム/マムl`Y´\/`Y´工エエ7´ ̄`ヽ
ヽ :::: ::: r'"´ //ヽ! ∨// \: \ 〈 ∨ ∨ { { /ノ>''7´/ ∨
. \ :::::::::::::/ //:: :: ∨∨/// \: \V VΛ|\ト、:ヽ //'"7 イ l }
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ //:: : :: : } ヽ//// \/ \/ ̄エ〉 \`´ゞ/ //{ ヽ /
}}
*
【登場作品】ジョジョの奇妙な冒険
【登場話数】16話
【スタンス】マーダー
【立場】サーヴァント(アーチャー)
【特徴】高い知名度に加え、争いを好まない少女である鹿目まどかとのコンビということもあって序盤から注目されていたマーダー。
マスターとしてあまりにも脆弱なまどかをマンションに隠し、単身で夜の新都へと赴く。
殺し合いに乗ることを理性で拒絶するまどかに「ゆっくりと考えるといい」と言いつつもDIO自身は当然の如く聖杯戦争に乗る気満々だった。
単独で戦場へと赴いた彼は園崎詩音&バーサーカー(美樹さやか)と交戦。一度はその再生能力に驚かされるも、宝具「世界(ザ・ワールド)」を解放し彼女を圧倒。しかしその後セイバー(テレサ)、アサシン(ヴァレンタイン)の乱入により乱戦寸前まで縺れ込む。
結果的にはバーサーカーやアサシンに逃げられ、セイバーもまた陽動役でしかなかったことを知りDIOは急ぎまどかの元へと帰還。
彼女に害は及ばなかったが、敵に拠点を知られてしまったことで移動を余儀なくされる。
その後まどかをホテルで寝かせ、再び単独行動を開始し鳴上悠&ランサー(クー・フーリン)と交戦。時間停止能力を持って完勝を収める。
敗北した鳴上悠を宝具にて支配下に置き、令呪によってランサーをも傀儡に変えてみせた。
好調になったDIOは何時まで経っても戦おうとしないまどかに業を煮やしマスターの鞍替えを考え、一度交戦した詩音たちを襲撃し拘束。
詩音にバーサーカーの放棄し自らのマスターになることを持ちかけるも、その途中でまどかが割り込んでくる。
親友であるバーサーカー(さやか)を目の当たりにしたまどかはDIOを止めようとするが、詩音の自害によって争いは止まることになる。
詩音の意思を受け取り、さやかの最期の言葉を聞いたまどかは聖杯を破壊することを決意し令呪でDIOを従えてしまう。
自身にとって都合の悪い方針になってはしまったものの、DIOは彼女の意志に敬意を示し暫くは彼女のサーヴァントとして戦うことを受け入れる。
その後も悠とランサーを失いながらも援護によってゼフィール&ライダー(アシュナード)を討ち取るなど好調ぶりを見せる。
日が落ちた後、ヴァレンタインの持ちかけによってマーダー同士による大連合軍を組むことに。無論、まどかに「敵が聖杯を破壊するために戦っていること」は一切伝えていない。
聖杯大戦ではランサー(アレックス)、セイバー(アルトリア)と交戦、ヴァレンタインやライダー(門矢士)ことディケイドの援護もあり勝利を収める(ディケイドはこの戦闘で命を落とした)。
その後対主催同盟軍の一人であるマスターの名無鉄之介によってまどかに嘘をついていたことがバレてしまう。
まどかはDIOを自害させてでも止めようとしたが、ディケイドのマスターである衛宮切嗣がまどかを狙撃し殺害。
ディケイドの死によって消滅寸前となり新たなサーヴァントを求めていた切嗣とその場で契約し難を逃れる。
魔術師である切嗣と契約したことで今まで以上の魔力供給を得られたDIOは最高にハイな状態で名無&キャスター(リインフォース)を撃破。
彼らを事実上殺害した後、DIOが吸血鬼であることを知った切嗣と険悪な雰囲気になりつつもヴァレンタインの案内で対主催陣営の籠る柳洞寺地下大空洞へと向かう。DIOには夜明けというタイムリミットが存在すること、現状時間停止に対抗し得る敵がおらず殲滅は容易だと考慮しての進撃だった。
しかしDIO達の目論見は裏目に出ることになる。瞬間火力の低いDIOにとって相性の悪い高い防御力と回復力を兼ね備えたアレックスが戦線復帰。
それどころか、容易に蹴散らせると思われていたライダー(火野映司)ことオーズがスーパータトバという時間停止能力を手に入れていたのだ。
完全に不利な状況に追い込まれ、あまつさえプライドを傷つけられたDIOは切嗣の制止を無視し戦闘を続行。
スーパータトバのオーズと互角に渡り合う実力を見せ、ヴァレンタインや切嗣の援護を受けながら戦い続けるも結局は戦力の差を覆せず危機に追い込まれる。
しかし瀕死のヴァレンタインの不意を突き吸血することに成功。彼が生前に所有していた「聖人の遺体の心臓部」の記録を読み取ったことで自らのスタンドを「メイドインヘブン」へと進化させた。
圧倒的な能力によって対主催陣営を一気に窮地に追い込むも、DIOの行動を先読みしたアレックスの行動によってマスターの切嗣を攻撃され魔力供給を絶たれる。最期は必死の抵抗を続けるが映司とアレックスに両足と片腕を奪われ、切嗣を見捨てて逃げようとするもアレックスの荷電粒子砲で出口を塞がれ、マスターである花村陽介のイザナギによって跡形も無く斬殺された(なお、これにより陽介の悠に対する敵討ちを果たしている)。
直接的なスコアは稼げていないものの美樹さやかを圧倒し、クー・フーリン、アルトリア、リインフォースを撃破するなど幾度に渡ってその実力を見せつけた。
封印の剣の投擲で間接的に殺害したゼフィールとアシュナードも実質的に彼のスコアと言えるかもしれない。
特に時間停止能力は終盤の対主催陣営からも大きな脅威として認識されており、何かと印象の強いサーヴァントだった。
とはいえ終盤まで組んでいたマスターの鹿目まどかとは(彼女の意志に敬意を払いつつも)最期まで噛み合わなかった感が否めない。
またアルトリア戦ではディケイドがいなければ完敗していた他、オーズには時間停止を相殺され動揺し焦り出すなど良くも悪くもDIOらしい一面も多かった。
加えてクー・フーリンは手負い、消耗大、番長のペルソナ消失ととても本調子と言えない状態であり、対アレックスに至ってはそもそも自分の力で勝っていない。
総じて弱った相手や能力が通じる敵には滅法強いが対抗策のある敵には途端にペースを乱され追い込まれる、所謂「真の強者」ではなく「初見殺しに秀でたトリックスター」という彼の力の本質が表れた結果だと言えよう。
最期の戦いでは不利な状況下であり切嗣からの制止があったにも関わらず短気な性分が災いし戦闘を続行してしまったこと、最期まで敵を侮り慢心していたことが大きな仇となった。
因みに金色で慢心するアーチャーと言えばギルガメッシュを連想させるが、DIOの死後に当の本人からは「王を気取った俗物」とゴミクズ同然の扱いを受けていた。
尤もギルガメッシュの慢心は、相手の力量を正確に見切った上で相応の力で相手取るというものであり、そもそもDIOの慢心とは種類が異なる。
約100年しか生きていない吸血鬼と英雄の祖との比較を考慮すれば妥当な評価である。
**【評価:敗因 幸運低下】
**衛宮切嗣
#aa(){{ ` マ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Ⅳ |:.:.:.:.:.∧ `寸=-____,:.:.:.:.:.:.:.:.:.l / u.l\:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.\
___`_マ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.く_ .l:.:.:.:./_ -=≧=-、`ニソ:.:.:.:. ∧:.{___,.」 :.:.:.:.:.:.: l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
`寸:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Ⅳ Ⅵ/ ヘ 0 ` l:.:.:.:.:i ,ヘ:{¨¨¨ヽ l:.:.:.:.l.:.:.: l:. ̄ =- _ ̄
\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: , ' _`ヽ:.:Ⅳ . }/ .`=- -=7: _ -=|:.:.:.:, ケ o´`ヽ |:.:.:.:.:.:.Ⅳ:.:.:.:.:., ´
. ` 寺:.:.:.:.:.7 / .∧ Ⅳ . ´ _ -=´ .l∧/, ヽ=- _ ノ_7:.:.:.:.:Ⅴ:.:.:.:./
_/:.:.:.:Ⅳ ' / Ⅵ ,': :ヽ ´ }' ', ヘ {:.ヘ∧{:.:.:.<_
`゚ マ、:.{ :、 { j {: : : :l - 、 / ` ,':.:| ヘ:.:.l ̄
. 八 丶、 ヽ ,: : : | ′ ∧:.l ヘ{
ヽ. 丶_} . ',: : .i /ム=- _, l ,゚ ∧{
,イ:.ヽ、_.i ', : ////////////7 ; j/
,':.:.:.:.:.:.:.: |ヘ ', Ⅴ=- -=寸///// , '
,イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.l .ヘ ', .ヘ 寸//l , ゚
/.イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.{ \; ヽ、__ 寸{ , ゚
l: ∧:.:.:.:.:.:ヘ ', \; ___ ̄7 /、
l/ Ⅵ:.:.{ヘ{ .', . \; `¨¨¨´ , lヽ ヽ
| Ⅵ_:l \.', ゙\; / {/ {
_ -=´ .Ⅴ. ', ℡、j j j j jノ / |- _
,' _ Ⅵ ', `¨¨¨7_ -´ l三ニ- _
,' } `ヽ Ⅵ ', , -= ´ .|三三三二=- _
_} . l ヘ Ⅵ. ', ./ ∧ l三三三三三ニ}=- _
_-=´=| . | ', .j ', . | / ヘ i三三三三三三l三三ニ=- _
_-=´二三:l ', ∨ .l' ヘ |三三三三三ニ|三三三三三ニ=- _
_-=´二ニ三三| | _/ ∨ _ -=| ヘ l三三三三三三l三三三三三三三三二=- _
}}
*
【登場作品】Fate/zero
【登場話数】15話
【スタンス】マーダー
【立場】マスター
【特徴】衛宮士郎の養父でありZeroの主人公。ディケイドと組んだこともあり活躍を期待されていた。
原作でアルトリアと組んでいた時と比べれば多少サーヴァントに歩み寄りはしたが結局今回もそれぞれ干渉はせず別行動を取ることに。
早速敵を発見したという士の報告を聞き狙撃ポジションに陣取るもそこにいたのは何と実の娘であるイリヤ。
Zero時点に比べ明らかに成長していることに気付きもしないほど狼狽しいきなり令呪を使い士を呼び戻してしまう。
立ち直った後は士にイリヤを追わせていたが無情にも既に彼女は死亡したと告げられる。実は士は寺組対番長組を遠目に観察しておりイリヤの死も見届けていたが無茶をしてまでマスターに義理立てする気もないので見殺しにしていたりする。
復讐心に駆られた切嗣は娘の仇である番長組を追跡するべく士と共に移動。彼が見た情報から作戦を組み立てクー・フーリンを引きつけている隙に狙撃で番長を撃ち抜いた。
万事計画通りと思いきや、不屈の闘志スキルで復活した番長と正面切っての戦闘を強いられる。
起源弾でイザナギを消滅させ仇を討とうとした瞬間、スザク組の奇襲を受ける。
非常識なまでのスザクの戦闘力に苦戦しているうちにランスロットに番長を攫われ標的を取り逃がしてしまい、さらに不本意な同盟を不利な条件で締結させられた。
連戦による消耗から回復すべく衛宮邸で仮眠と休息を摂っていたところでスザクの脱落(実際にはまだ生きていたが)を知り再び隠密重視の単独行動へと移行する。この時何気に参加者の中で逸早く市長の存在に気が付いていたりする。
その後しばらくしてカメラ付き使い魔や士のクウガペガサスを駆使してこなた、陸、ルルーシュ一行を捕捉したは良いが仮面ライダー破壊を目指す士が単独で打って出ようとする。
宥めても聞き入れない、令呪で無理矢理抑止すれば離反は確実。そこで切嗣は一計を案じ「ライダー」を倒す作戦を開始した。
士が消耗覚悟でアルトリア、オーズと戦っている間に残された一行に奇襲を仕掛けルルーシュを制圧。ギアスによる抵抗も士からの報告で事前に知っていたため手持ちサイズの鏡で対処し暗示で令呪を使わせることに成功する。
その内容は「柳洞寺にいるライダー(太公望)を殺せ」。宝具を無効化する宝具を持つ太公望という自分達の天敵を排除するための一世一大の策だった。
果たして策は成り、ルルーシュらが混乱している隙に悠々と撤退した。が、この時ルルーシュに言い放った「聖杯戦争において過信ほど崩しやすい」という言葉が後に巨大なブーメランになって自身に返ってくることとなる。
その後一度近くの安ホテルに潜伏し柳洞寺の動向をチェックし陸組撃破で疲弊した士郎組に狙いを定め再び行動を開始する。
これは自分に近い戦い方をする士郎に危険な匂いを感じたからなのだがこの時オーズ破壊にこだわる士との間に方針の齟齬が生まれていた。
柳洞寺の霊体の侵入を制限する構造の裏を掻き休憩中の士郎組への奇襲に成功。士がアルトリアを引き離している間に士郎との一対一に持ち込んだ。
士郎の投影魔術を敢えて使わせるために攻め手を緩めて徐々に追い詰めていく。そして動けないふりをした後士郎が紅の暴君を投影し土地から魔力を吸い上げると同時に起源弾を発射。
しかしこの時士郎が陸から手に入れていた反魔の水晶の力で起源弾の魔術的効果をキャンセルされてしまった。反魔の水晶の出どころを知らない切嗣にはその効果を事前に推し量る術はなかったのだ。
そのまま形勢逆転を許しコンテンダーを破壊されるという痛手を被る。さらに士もイリュージョンの存在を黙秘したまま無断で使いアルトリアに破られるという失態を犯していた。
それまでトラブルがありながらも強マーダーとして暗躍していた彼らだがこのあたりから落ち目になりはじめる。
市長が倒れたというニュースを聞き新都へ向かっていたところ生存を絶望視していたスザクから電話があり、改めて協力態勢()を築く。
その後カメラ付きの使い魔がリインフォースによって撃墜されたことからキャスターが自分達の敵になったことを確信。
事態を打開するためスザクに連絡し士郎組の情報を渡し潰し合いを誘発する策に出る。スザクの態度から彼に協力者が複数いると読んだ上での判断だったが結果的には裏目に出た。
最強クラスのマーダーである出夢組が脱落し対主催は五組が結集する事態になってしまった。彼らが生きていれば対主催との戦いは相当に有利になったはずである。
夜になり新都でヴァレンタインと接触。対主催に対抗するため新都連合軍が結成される。
この後は士を交渉役に送り込み決戦に備えていた。この時スザクからの情報で士郎が衛宮姓であるとわかり暫し思案を巡らせるも結局答えは出なかった。
決戦では新都で士への支援に専念していたがアルトリアに倒されてしまい自身も死の危険に陥る。
しかし運良くまどか、名無、DIOが争っている場に居合わせ令呪でDIOを自害させようとしたまどかを射殺しDIOと契約した。(後に相手が吸血鬼とわかり露骨に不機嫌になったが)
直後に名無組も撃破し対主催を殲滅するためヴァレンタインの案内で柳洞寺地下大空洞へと向かう。陽が昇ってしまえば不利になることと時間停止能力があれば何者も恐れるに足りないという根拠あってのことだった。
が、その自信はスーパータトバに目覚めていたオーズの存在によってあっさりと覆されてしまう。DIOの時間停止を破られ真っ向からの勝負を強いられることになった。聖杯戦争において過信ほど崩れやすいものはない。
数的不利を打破するため物陰に隠れて狙撃を試みるが対主催にとってその行動は既に陳腐化されたものでしかなくあっさり見破られた。
しかしDIOの奇策とヴァレンタインの加勢で持ち直しヴァレンタインに気を取られた陽介を撃ち殺そうとしたが…あまりにも意外な存在によってその目論見は阻止された。
イザナギ。過去に消滅させたはずの鳴上悠のペルソナという魔術の常識では有り得ない存在によって陽介を仕留め損ない再び窮地に陥る。
経験で優る切嗣もカジャ系スキル三種で能力を底上げした上に固有時制御を打ち消すデカジャを使う陽介相手では分が悪い。
さらに切嗣は陽介の力をさほど熟知していなかったのに対し陽介らは切嗣の手札全てを知り尽くしている…これでは勝てるはずがなかった。
最期はアレックスの荷電粒子砲で致命傷を負ってしまう。そのままDIOの消滅に巻き込まれる形となり、死の間際に自らの過ちを認識する。
アイリ、イリヤといった家族と共に過ごすという『全て遠き理想郷』に思いを馳せ、息子の士郎のことを追憶しながら息を引き取った。
不自然な言動の数々から参戦時期が長らく不明とされてきたがゼロによると死亡後から参戦したらしい。しかし身体と魂がこの世全ての悪で汚染されていたことから過去五年の記憶が消され、この世全ての悪によって他参加者にも様々な悪影響を与えていた。しかも、この世全ての悪の汚染により仮に最後まで残っても願いは叶えてもらえず、それどころか悪性データとして消去される運命でしかなかったのであった。
また原作から数えてアルトリア、士、DIOと最高クラスの鯖を常に従えていたがその全員に対して何かしら不満を持っており誰ともまっとうな関係を築こうとはしなかった。まぁ、元から英雄という存在が嫌いである上にDIOに至っては吸血鬼という過去に因縁のある種族なのだが。
頭脳派マーダーとしてもやたら戦略や行動が行き当たりばったりだったり本人のキルスコアは一般人のまどかだけだったりと恐ろしくしょっぱい結果になってしまった。とはいえ、引き際を即座に見極めることが多くある程度の仕事を終えたり不利な状況下に陥ったら早々に撤退することが多かったのも大きい。
また、最期に関しても不利な状況を前に撤退を進言したにも拘らずDIOが無視して強引に戦闘を続行してしまったことも大きい。
そういう意味では、強力なスペックとはいえ短気でプライドが高く己の力を過信し易いDIOとの相性はいいとは言えず、性格的には合わずとも万能で多彩な宝具を駆使し与えられた仕事を淡々とこなしてくれたディケイドとは何だかんだで戦術的に相性の良いサーヴァントだったのだろう。(結局士に対してもイリヤの一件からほぼ一方的にヘイト感情を向けていたが)
**【評価:悪とは?正義とは?自分とは?…】
**ランスロット
#aa(){{
,‘⌒ー=. _ ___
{! .ゞ、`ヽ .〃´ ̄`ヾ= = 、`ヽ.
l! ,' ヾ〉´ ー'
レヘ' / ヽ.
_,.ィ´ ̄ヽ. _ ,、 .イi`ヾ:、 { ■ |
/ ヽ. `ヽ :>. イ∧ iト、":: ::|:: : :: :Ⅵ ,╂ / ■ |
./ ■■ .■■ l ソ: : : `y∠!:::': : :: ::j: : : : : :゙,∧ 〃 | ■ !
; ■■ .■■ |. ,ゞヽ\/: ://i!{: :/: : | : : :ヽ: :}// }、 〃 | ■ |
: ■■ .■■ ! ',;;;;ヽ: //: :.トyヘ: ::!: : :ノiメ/>'|::|: :`: ヽ._ | .■ !
■■ ■■ | /-f≧|:L: :<ヘ:.ヾ=:=彳: :(/: :j:::!=、_:/: : : : ̄ ̄ /!.| ■ |
■■ ■■ !. /:〉ヘ_ノ!:`ヽ.|∧ヽ:!: :/,<レ':ノ:/: : : | : : : : : : : ( : {ィ| ■ !
■■ ■■ ! /:/冫':::,|ト.::|\::::^ヾ'/:´: /:/.: : : :|: : : : : : : : ,イ/´! ■ .!
■■ ■■ ! ゝ'/:::/∧:、\: \ヽ.:v:f二( )'ニニ=、.:|: : : : > ' ./. 、 |
| ■■ ■■ |/ノミヽ.::::::,ヘ\、ヽ.: ::¨^7 ̄: : : </|::レ'_ /ノ} \ ノ
| ■■ ■■ !'、\ニ彡' 〃ヽ. \:、(⌒)/: ,{}':/: : :}:::|_二ニ、_.ノ.==、 ゝ-'
| ■■ ■■ .|::\三リ ∥ \{ハ`、ゝ-:,/イ: : :/}ハ;;;; ̄ヽ/:::/} ヾ
| ■■ /:::::::::::::/. ∥ .{f|::ヽ':: ゙̄}ノ<、ヽ._:/'| ',;;;;;;;;;;;;;、//|ヾ ∥
| ■■ |ト、__ノ! † /r'\`从/ :∠: ̄ : : :,シL '、;;;;;;;;;;;;Ⅵj∥ †
\■ /ゝニニノリ /\:: :/ゝ-':´(}: :  ̄: ̄: :ノヽ {ミヽ/: ;彡!ヾ
\___/巛_/ニレ' 〈: : : .>`):f^): /ヽ.: : :: : ,ヘノⅣ |:: 〃 》〈ノ、 †
ゝ─'.:; \/;;;;;ヽ:》:: :>;;;;ヽ:_/;;/l!: :| |:〃 / : :||:i
::..::::;;;;:::::: |',;;;;;;;;;;;;}i!:::/;;;;;;;;;;;;;;;;;イ:: ::./| !:: :/ : :〃,|
Ⅵ!;;;;;;;;|:/;;;;;;;;;;;;;;ッ':i!i!: :《::j |::/ : / :/ |
Ⅵ;;;;;;;;";;;;;;;;;|ヽ、/:∧i! :: 》’ ゝ.:: /::/: /
Ⅵ;;;;;;;;;;;;;;ノj ゝ=<::::::;:' <[二==彡'!>
\\〆:: ノ ..::;;;;::::::::::... [三三彡'|
ゝ._,イ:::.. ;::::::'´ {\__ノ|
`、.::::::: ::::::,:' ´ f、:::::厂 /
':::..\_jア'.:::'
}}
*
【登場作品】Fate/zero
【登場話数】18話
【スタンス】マーダー
【立場】サーヴァント(バーサーカー)
【特徴】zeroでおなじみのサーヴァントであり、名称で縁のあるスザクによって召還された。
当初はマスターと別行動を取るも、初戦の相手である鳴上悠&ランサー(クー・フーリン)の番長組を相手に敗北。両腕を失い、アロンダイトを奪われる。
その後手負いのマスターと合流したランスロットは令呪によって一時的に理性を取り戻し、アロンダイトを奪った参加者の情報を伝える。
同時にスザクへの確かな忠誠を誓い、彼の僕として力を振るうことを約束した。
そしてアロンダイトを取り戻すべく番長組vsケリィ組に乱入。ディケイドのドラグレッダーを奪い、アロンダイトを取り戻した。
戦闘後にスザクによって番長組、ケリィ組と同盟を組むことになり、スザクと共に一時の休憩を取ることになった…が。
そこで現れたのが間桐慎二。マスターの交渉も空しく戦闘へと縺れ込み、ランスロットは応戦するがライダー(ラオウ)の戦闘力の前に苦戦しドラグレッダーを破壊されてしまう。スザクは単身で慎二に突撃したが、伏兵であるキャスター(キンブリー)によってスザクは重傷を負った末にランスロットが令呪によって無理矢理慎二の傀儡にされてしまうという最悪の結果を迎える。
暫くは慎二の傀儡として彼の下で戦い、トキとの戦闘やかつてのマスターである間桐雁夜の殺害などを行う。
しかし重傷のスザクを救出した出夢&アサシン(サブラク)が慎二たちを襲撃、殺害したことで状況は一転。ランスロットは慎二の呪縛から解き放たれる。
マスターが機械鎧の義手義足を手に入れた後、一応の同盟者であるケリィの依頼によってランスロットは新たな同盟者であるサブラク、キンブリーと共に柳洞寺を襲撃。
因縁の相手であるセイバーことアルトリア・ペンドラゴンと激突。互角の勝負を繰り広げ、サブラク達の援護もあって戦況を有利に進める。
しかしキャスター(リインフォース)が複数のチームを連れてセイバーの援護に現れたことで最悪の状況に陥り、辛うじて撤退するもサブラクと出夢を、そして再びアロンダイト失ってしまう。
その後キンブリーと新都へ移動。マーダーによる連合軍に加入し、この同盟によってランスロットは賢者の石、エッケザックス、封印の剣という強力な宝具を手に入れる。
そして対主催との決戦においてランスロットは生前にも争った円卓の騎士・セイバー(ガウェイン)と激突。
共にマスターを携え、互角の死闘を繰り広げるもガウェインの「転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)」の前に敗北。
消滅寸前となったランスロットは理性を取り戻し、同じ円卓の騎士であるガウェインに討たれ、騎士として散れたことに満足しながら消滅した。
マスターであるスザクの勝利を摑み取れなかったことに謝辞を述べていたが、スザクは決してランスロットを責めなかった。
殆どの戦闘において敗走、苦戦することが多く戦績としてはかなり微妙と言わざるを得なかったランスロット。
そもそも彼は二次聖杯で、というよりもパロロワ全体で戦績があまり振るわない気がしないでもない。
実力者でありながらも初見殺し的な能力が無く、噛ませ犬にしやすいクリーチャー的存在であることが原因なのだろうか…
原作では終始押していた対アルトリアすらここでは互角かそれ以下に終わってしまっている。とはいえこれに関してはアルトリアが原作と違いランスロットの正体を知った上で覚悟完了していたこと、軍事兵器による武装など原作にあった有利要素が全て消えていたことも関係しているが。
しかしガウェインの決戦ではエッケザックス&封印の剣による二刀流で死闘を繰り広げ、円卓最強の騎士にふさわしい凄まじい実力を見せつけた。そして最期までスザクの騎士として戦い、友の腕の中で散ることが出来ただけ彼は報われたのかもしれない。
**【評価:Lunatic never cry】
**枢木スザク
#aa(){{
/
/(// ⌒´ ̄`<
_|: : : : : : : : : : : : : : : \ /⌒ヽ-‐…‐‐
>: : : : : : : : : : : : : : : : :\:Y У \
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.Y⌒ヽく \
/イ: : : : : :/: : : : : イ:{\: : : |: : :ハ\ \ \>く⌒`ヽ_
|: :.|: : :.:|: : |: : : : |\くへ}:从/ノノ \ `彡'Y ト
|: 人: : :|: : |: : : :人 レ' < =ミ }ノノ ハ / ノ
/,ヘ:人: : \:\: : ゝ ='´ / ´´´ -イ人 _/ _ イ、
人 : : 人 `ー‐> ′ / / /く二\ .八ヽ
ム:,イ/((⌒゙ イ ( ( // ∠二 }彡イ i} 厂/>
/ニニ\ ≧==―┴‐≠=y´ ̄( ゝ‐<\ヽ |ヽ二ノ 'イノ!/´ヽ
/>――<ニニY / |二≧/_ノ / \ヽハ { ,ノ }
/ニニニニニニ\i{ /ヽゝ二∧ Y // / Y }\ .人 { /
/ニニニニニニニニ∨/二ニム_}イ ′i / ハ 从 ヽ / ┴―― 、
. /ニニニニニニニニニニ\ニニニ/ { | ! i| / }' ノ__/ く_
. /ニニニニ\ニニニニニニニニ`く ̄´ \__\ヽ| / /ニハ /ノ
/ニニニニニニ\ニニニニニニニニ\ ヽ Yハ __/ <ニニニハ ノ
. /ニニニニニニ=-\ニニニニニニニニ\ ,ノノ/___, <ニニニニニヽ ̄>-/
ハニニニニニニニニ/\ニニニニニニニニ\ // ,,<ニニニニニ> ´ /
ハニニニニニニニ./ニニニ\ニニニニニニニニ`く_, <ニニニニ> ´ / /
ハニニニニニニ〃ニニニニニ`マニニニニニニニ/ニニニニニ> / .′
. ハニニニニニニ〃ニニニニニ/| |マニニニニニ/ニニニニニ/ /
|ニニニニニニ=/ニニニニニ / | `マニニニニニニニ=/| 〈
|ニニニニニニ/ニニニニ/ / | `マニニニニニ// \ /
}}
*
【登場作品】コードギアス 反逆のルルーシュ
【登場話数】17話
【スタンス】マーダー
【立場】マスター
【特徴】元の世界での乗機と同じ名前の英雄と組んで参加した超人的身体能力を誇るマスター。
参戦時期の関係で思考がかなり現実的になっていたがそうした精神面の成長に頭脳や結果が付いてきたかは別という他なかった。
当初ランスロットとは別行動を取り潜伏していたがそこに同じく鯖と別行動中だった出夢と遭遇。
マスター同士の戦いとは思えない超人バトルを繰り広げるが圧倒的な実力差から敗北、左腕を失い逃走する。
その後ランスロットと合流するも彼もまた番長組に敗北しておりアロンダイト及び両腕喪失など無残な有り様だった。
己の失策を悟ったスザクは令呪で一時的にランスロットの理性を呼び戻し対話、戦った相手の情報を聞き出しアロンダイトを奪還するべく行動する。
番長組を追跡していたところ切嗣組と戦闘しているところに遭遇しこれを好機と判断、ランスロットと乱入しアロンダイトを取り戻し番長、切嗣の両方に働きかけ三者同盟を締結した。
…が、この時上空、強奪したディケイドの龍騎の上で番長に令呪を使わせるなど目立つ真似をした上にその後自分達が消耗しているにも関わらず単独行動を取るという凡ミスを犯してしまい、すぐにミスのツケを支払うことになった。
潜伏していた民家で休息を摂りつつ今後の構想を練っていたところに慎二組の奇襲を受ける。
交渉を試みるもスザク組の内情を看破していた慎二には相手にされず、疲弊していたランスロットは当然のようにラオウに対して苦戦を強いられ、最悪の状況に陥ってしまう。
ならばとマスターである慎二を仕留めようとしたがそれこそ慎二の思惑通りでしかなく伏兵として待機していたキンブリーに即座に制圧され完敗を喫した。
ランスロットを差し出すよう迫る慎二に抵抗しようとしたが無情にもギアスの呪いが発動し令呪でランスロットのコントロールを手放してしまった。
そして両腕両足を破壊されたスザク本人は用済みとばかりにその場に打ち捨てられた。
やがてその場を通りかかった出夢に介錯を頼むが意外にも同盟を持ちかけられ、スザクは提案を承諾、以後出夢組に庇護されランスロット奪還の成否を待ち続けた。
やがて出夢とアサシンが慎二組の討伐に成功し小鳩とキンブリーを引き連れて帰還、スザクの四肢も治療とオートメイル化した義手義足によって補われ戦線に復帰した。
そこで切嗣のことを思い出し連絡を取り改めて同盟関係()にあることを確認し、後に情報交換で柳洞寺に篭る士郎組の討伐を依頼される。
サーヴァントの持久力に劣る自分達の内情を鑑みても柳洞寺は是非手に入れたいと考えたスザクは情報を元に作戦を立て出夢、小鳩をセーフハウスに残して一路柳洞寺へと向かう。
ランスロットでアルトリアを押し込みスザクとキンブリーで士郎を殺害、ルルーシュら敵の援軍に備えてサブラクを後方に配置するという一見盤石な布陣で挑むがいくつかの落とし穴があった。
まずアルトリアのステータスが情報より遥かに高かったためランスロットが山門を突破できず苦戦、サブラクの援護で何とか突破口を開いたが遠坂邸にいた対主催の四組がトランスポーターで境内に転移してくるという悪夢のような展開が待っていた。
当然この面子に敵うはずもなくスザクらは総崩れ、撤退しようとしたがアレックスに猛追される。
もはやこれまでか、というところでサブラクに助けられたが引き換えに殿を買って出た彼は敵の総攻撃を受けて敢え無く消滅。
マスターである出夢もすぐに消去され、悲しむ暇もなく残されたスザクらは強大な敵への対策を講じることになる。
変装して学園に潜り込み敵サーヴァントの情報を入手、また錯乱した小鳩を切り捨てキンブリーと本格的に提携し新都へ落ち延びた。
新都でヴァレンタインの提案に乗った切嗣からの連絡を受け新都連合に参加、その後はキンブリーにオートメイルを強化してもらいながら決戦に備える。
迎えた決戦ではヴァレンタインと共に遠坂邸に侵入し名無を連れ去るがこの時アロンダイトを奪還できなかったことが後に響いた。
その後キンブリーのお膳立てでルルーシュとの一騎討ちを行い最初は圧倒したが、ルルーシュが名無のイルバーンを手にしギアスの新たな力を発現したことで勝負は五分に戻される。
その後ランスロットに趨勢を託すがアロンダイトが無いことが響き惜しくも敗北、最期はルルーシュに令呪と「生きること」を託し満足しながら消え去った。
聖杯を獲るという考えに最後までブレはなく、そのために必要なことは手段の善悪を問わず実行する果断さはあったのだが視野の狭さと見識の浅さは如何ともし難く何度もイージーミスを繰り返すことになった。
また初戦を除き一度もランスロットを万全の状態で戦わせることが出来ておらず慎二の傀儡になっていた時期を除けばキルカウントもゼロと凛や小鳩、まどかとはまた違った意味でサーヴァントの管理責任を果たせなかったマスターの一人でもある。
しかし精神面はともかく性能面ではお互い生存のギアスと巨大な魔力消費で相方の長所を殺してしまうランスロットとの相性は極めて悪く低燃費のサーヴァントならもう少しは良い結果が出せたかもしれない。
**【評価:今、私の願い事が叶うなら】
**ファニー・ヴァレンタイン
#aa(){{
:::::| {Y} | | {Y} |
:::::| {Y} | | {Y} |
:::::| {Y} | | {Y} |
:::::| {Y} | | {Y} |
:::::| {Y} _〉====〈 {Y}. |
:::::| {Y} .〃´ `ヽ {Y}. |
:::::゚。 {Y} {Y},_ /
:::::∨{Y}、 ____ ___.{Y}/}
:::::∨ {(}ililil{) (}ililil{)∨Y}
:::::{Y} ¨ ̄¨ /\'¨ ̄¨ {Y}
:::::{Y}. / === \ {Y}
:::::{廴__/ .:===:. \__ノく〉
:::::{Y} === :{Y}
:::::{Y} {Yノ
..::::::::ト\ /イ
....::::::::::::::::|⌒ヾミ=----=彡′ |
...:::::::::::::/⌒ヾ/∧ } {/ /|/⌒゚。
...:::::::::::::::::::::::/ {/ : | \____ | :{ 乂__ ハ
...:::::::::::::::::::::::::::::::/ 〃⌒ヾ、_/:¨¨:\|__.人__./ ゚。
....::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_{ {厂 ̄`ヽ 〃´ ̄ ̄\ }
...:::::::: -……‐-ァ==゚ /:}________{ ヽ \
...::::::::/ : : : : : // r===彡′`ー‐‐く___ _ \
::::::::::: : : : : : :// /⌒¨ ¨¨⌒ヽ
:::::::::::/:. : : : : // { }
:::::::::{: : : . . . . : : : : ::| ー=ァ r====彡′
::::::::: : : : : : : : : : : : :| / |
::::゚。: : : : : : : : : :小、 / |
::::::\: : : : : : : {:.:|:ハ〉、_____,,,。 /}__, -‐- 、__,|
:::::::::}x======x'⌒ヾミ三三三三三三三彡⌒ヾミ三三≧x、____ _ _
:::::/7⌒ー===}\__ _ __ ノ¨¨ ̄  ̄¨ヾミ三三三三三三
::::〃¨ ̄ ̄ ̄{Y}: ̄ ̄\ { }==…… __ _
/)_ ...::::/ {Y′ _人___ ____ ノ´ ̄ ̄ ̄){ ̄ ̄
/ ) . :::。 {Y} : : .  ̄} { ̄ ./
/ .::::::| {Y} : : : : . . . . . . ..ノ {  ̄ /: : : :
/{ /)...:::|{_ }\: : : : : :_ : : :¨: :/ ̄ ̄ ̄\ \ . : : : : /
//:::::::::| ¨ }}、 \、: : : : : : : /: : : : : : : : : : :ヽ 、 . . . .: : : : : /:/
{\::::::{ リ Y⌒ヾ>.、 {: : : : : : : : : : : : ー‐ ‐― {Y′
: :.|: \{、__ _ || {Y:/ } / /:/
}: : : :.ヽ⌒ヾ==、 リ} {Y{ ,゚ /)ノ:{¨
、: : : : : : :}}: : : : : :\. // {Y{ i | {Y} ||
ミ=====彡′:ノ: : : : : ):Y / {Y{ | | {Y} ||
\ __ _ /: : : : : : : ノ/ {Y{: | | {Y} ,八
}}
*
【登場作品】ジョジョの奇妙な冒険
【登場話数】10話(6人目)、2話(8人目)、1話(その他大多数)
【スタンス】マーダー
【立場】サーヴァント(アサシン)
【特徴】ついにD4C所持の本体が倒れたので「○番目のヴァレンタイン」ではなくフルネームで表示。また、AAも本体の象徴たるスタンドで代理。
地下大空洞の戦いの最中に召喚された8人目の大統領は切嗣&DIOや多数の分身体と共に対主催チームを叩き潰そうとするも、新たな力と結束した絆で巻き返してきた対主催の反撃で逆に追い詰められてしまう。
危機的状況の中、大統領は突如演説を始める。自身の愛国心と絶対正義を説く迫真の演説で相手チームの出端をくじく事に成功、結局は自身の聖杯にかける願いを拒否されてしまったが流れが止まった隙に平行世界へ逃れようとしていた。だが、背後からDIOに襲われ逃げられない状態になってしまう。どんどん血も吸われ万事休すか…と思われたが間一髪マスターの令呪により緊急脱出に成功。しかし酷い重傷を負ってしまい、さらに市長とも連絡が取れなくなったためその場から敗走する。
一方、他の大統領とは別行動をとっていた6人目はスザク組vsルルーシュ組の決戦を密かに観察、スザクが敗れたのを確認して同じく身を潜めていたキャスター(キンブリー)と再度同盟を組み直し新都に逃れようとする。その道中ルルーシュ達に捕捉されてしまったが、英雄王ギルガメッシュの助太刀により難を逃れる。
そして死にかけている市長の容態を確認するため拠点に戻ると、そこには上半身を裸にして活き活きしている市長の姿が。ここにきての黒幕の介入と市長の変貌に戸惑いつつも、状況を覆す条件が揃ったことで最後の奇策に打って出る。
マスター、アサシン、キャスターの持てる全てを尽くして編み出した技、バイツァ・ダスト。平行世界の大統領達が気配ゼロでブロークン・サーヴァントというチートな戦術により、初撃でこなたに重傷を負わせる。その後もルルーシュ達に絨毯爆撃のごとく特攻を畳み掛け、決戦の地・ハイアットホテルにて彼らを完全燃焼させるまで追い詰めたものの、陽介達の襲撃で市長を討たれてしまい本体・分身問わず消滅した。
これまでを振り返ってみると、大統領は自身の能力を十二分に発揮し幾度も活躍していたといえる。特に諜報活動や奇襲に関してはアサシンの名に恥じぬ成果を挙げてきた。(その一方で暗殺者の代名詞たる暗殺は悉く失敗しているが、展開を重視する二次創作ではあっさり敵を倒してしまう暗殺だと味がない場面になってしまうため仕方がない)
また、マスターに恵まれていたのも見逃せない。魔力が少ないという欠点はあるものの、他のマスターにはない組織力を持ち、謀略に長けていたこともあってこそ前述の活躍ができたといえる。何より、マーダーコンビでありながら互いに信頼を置けるパートナーになれたことが他のマーダー達より長く生き残れた秘訣なのだろう。
ナプキンを取るために最後まで諦めず能力の厄介さで終盤まで上手く立ち回ったアサシン、ファニー・ヴァレンタイン。最後には聖杯は得られなかったものの、代わりに生前にはなかった何かを得られたに違いない。
**【評価:Guns of The Patriots】
**ジョン・バックス
#aa(){{
-
! //
..--''''''''''''-ー-\/ ゛'' ___/ソ /
,, ;'"-‐‐''''''''''''''''''''''‐ ''ヘ ,, '''´- , ヽ _ィ'' / ..-‐‐'
/''´ ''‐: ..‐1 ``-'´ ,,// _-'´/
ヽ _..---‐ -.. `‐゙''-ィ1ノ-‐'´ ‐''´ _..‐_,,........,,,,,,.............
\,...''" ,,--'':'''' ノ"- ''―‐. -''" -‐'''''"
`ノ ‐ン--‐‐" -‐-..._ _ノ ^`''ー- 、..,,__
/ / 丨‐ / ''丿 ......-‐''
ゝ' __,_/ _,,ノ _,,....-‐''"´
│.....-¦ ノ宀癶゙゙ - 、二_ ̄ ̄ ̄
\ _ヘ__,,../ / -‐_'ー―--....,, `''ー 、..
./宀ア| . ..-'./'‐./ / ̄ /彡゛''''ー-..゛''‐ 、_ `ゝ ''''''''''‐''''''''''''''''-
│ 1 _/ ノ / -\ ''ー...^''‐.. ^''ーニ:: 、
┌:-.._ _.....-_彡¦ l ノ''" ! ノ'_ノ ゙'..丿 `ー、 ゛‐゙\ ゛''ー‐ 、,,
¦ヽ ゙ー ̄ニ´-‐''" l ¦ ./ ノ│ _-''''''''''''''''''''''‐‐- 、._ ^ー、 ''゙ 、
ヽヽ / . / 1│ / `''‐...`ー、`‐
'' ゙、 / |│ !│ 丿 `‐ `‐
ヽ '、 / │j │ │|| 丿 ^'' 、
゙、ヽ ノ. _.‐,,--l/ ヾ、 │1 / _--'''" `‐.
ヽ ゙ 、 ヽヽ "'' │ | | ’ ..‐'´ ^\
ヽ ゙ 、 ,,,,. -_丿 l l ¦ / 丿
゙‐ ' 、 -''"'''ヘナ'ソ ,ノl '、l ‐ ノ ノ
゙‐ '' ./ 冫-----´ 1 ヽ|.r-、 ./ / 丿
゙ 、`1 丿,, ! ゝ !!l. 冫! 丿丿 ソ /
\ヽ. - ` 1│゙''''" 丿 ノ r
ヽ.`‐ 、 ¦ ヽ| │
゙ー ゙ー ヽ ヽ l ヽ
}}
*
【登場作品】未来日記
【登場話数】15話
【スタンス】マーダー
【立場】マスター
【特徴】原作未来日記のボスキャラであり二次聖杯屈指のネタキャラにして愛されキャラ。市長のAAがなかったため同作の神デウスで代理。
元々彼自身には聖杯戦争の誘いがあったわけではないのだが雪輝、由乃の未来日記を覗き見たことが切っ掛けとなり時空王デウスとの問答の末参加することを決意。ちなみにこの顛末の裏で密かに一週目世界のムルムルが犠牲になっており、この時点でさり気なく原作が崩壊している。
このロワでは大半のキャラが突然呼び出されるか願いを叶えるために衝動的に参加しているのだが市長(と、金城)だけは事前に情報を集め、万全の準備を整え参加していた。
具体的には現実世界の部下十数名と市長が保有するスパコン「HOLONⅢ」を動員したハッキング工作による冬木市市長権限の確保と他の参加者が知らない地理情報と聖杯戦争の詳細ルールの把握、秘書をはじめとして現実世界の部下を再現したNPC(動員できる条件に縛りはあるが)の支配権。まさにチートだがそもそも聖杯戦争は参加者間における完全に平等な争いが明文化されているわけではない。あくまで平等なのは、それぞれがサーヴァントを召喚し、3画の令呪を宿すという2点のみである。 その意味で彼が行なったことは反則とはいえない。
満を持して参加した市長はアサシンのサーヴァントであり同じ為政者でもあるファニー・ヴァレンタイン大統領と出会い意気投合。さらに早々に最強クラスのマーダーであるゼフィール組と同盟を結び盤石の布陣を敷いた。しかしこの時点でスレ住人からはFateZeroのケイネスよろしく新都の高層ビルに陣取っていたことから爆破フラグが囁かれるなどネタにされはじめていた。
その後DIO、さやか、テレサと交戦して帰ってきた大統領と情報交換を行い考察を述べる。同時にゼフィール組への援助として車やバイク、現代の服に地図とホテルのフロアの使用権を手配するなど原作さながらの黒幕系マーダーとしての抜かりなさを見せた。…のだがこの時分身した大統領から大量の魔力を吸い上げられ危うくダウンしかけたところに栄養ドリンクを渡された。後の市長伝説の始まりである。
明け方からゼフィール組を始めとして各参加者が巻き起こした騒動が原因で本来のそれを遥かに超える膨大な仕事に追われる羽目になる。さらに大統領から追加で魔力を徴収され気絶。本人は市庁舎から一歩も動いていないにも関わらずまさかの過労による気絶である。この後も番長組の襲撃を受けたゼフィールから人払いを行うよう命じられ疲れた身体に鞭打ち関係各所への手配を行なった。
が、その奮闘も空しくDIOの策謀によってゼフィール組は戦死。DIOを警戒した大統領の勧めに従いDIO包囲網を形成するべく策を巡らせつつ自身は一般の参加者が知らないエーデルフェルトの双子館へと移動。しかし対主催五組が遠坂邸に結集したことからこの方針は撤回することとなる。
あまりにも強大な対主催に抗するために大統領を使い切嗣、スザクや因縁あるDIOにすら呼び掛けを行い新都連合軍を結成。さらに大統領が一度は煮え湯を飲まされたアレックス対策として対ARMS用弾丸を準備しつつDIOへの警戒も怠らず彼のマスター(まどか)を誘き出すなど様々な策を用意して決戦に備えた。
しかし結果的に対主催は三組が生存しマーダー側は主力であった切嗣、まどか、スザク組が皆死亡し残された戦力は大統領とキンブリーという力不足すぎる面子のみ。さらに市長自身もまたもや大統領から魔力を吸われまくったせいで衰弱死寸前の有り様になってしまった。
そんな彼に主催陣営の言峰神父が悪魔の取り引きを持ちかけた。起死回生のチャンスを掴むため取り引きに応じた市長の心臓は魔力を大量に生み出す代わりに数時間後に爆発する礼装に変えられた。急激に生命力が蘇り何故か上半身裸になった彼をスレ住人は魔改造死超と名付けた。
そして無数の大統領による自爆特攻戦術と自らを囮にした策を用いて対主催を追い詰めるもあと一歩届かず陽介に心臓を破壊され、女子供に倒される己の運命を自嘲し消え去った。
最初期から策謀を巡らすマーダーとして行動し、その思考や方針そのものは一切揺らがなかったのだが仕事やサーヴァントへの魔力供給に追われまくったことから住人からはとことんネタにされ、そして愛された。従来のロワでは彼のようなタイプのマーダーはさほど好かれないことが多いことを考えると極めて異例の事態である。
また原作での呆気ない死に様と彼の年齢からは考えられないほどの完全燃焼っぷりは彼がこのロワで得た人気を物語っている…のかもしれない。
純粋にネタ抜きで評価しても事前準備と巡らせた策謀のおかげでマーダー及び危険人物が熾烈な潰し合いを演じた新都のど真ん中に陣取りながら最終盤まで生き残っており優勝に王手をかけるところまで漕ぎ着けた手腕は素晴らしいの一言に尽きる。
今日もどこかで英霊となった彼は市長権限を使って荒れたスレの火消しに尽力しているのかもしれない。とりあえず市長、本当にお疲れ様でした。
**【評価:終身名誉市長二階級特進】
**アレックス
#aa(){{
\__⌒\ 、 _)k、 ∨/ 〈
__厂⌒ 、\_>‐=ミメj{r―<__ア
__>≧s。._\__ -‐ ∧ 7
7 _/⌒ ア´ // .∧ 〈
j__zf __.ィ( __,.ィ(/7 / 厂∨ ∧
\_ .厂∨ アj/j/ ⌒j∧! ∨j′
< i {∧V/ ≧s。._ { .} N
z ∧乂jl′ 弌__tぅ 、_ノ〈rfフ
_ア ⌒j圦 ¨¨⌒ { j
7 ∧ , ∨
)∧ j , 、 __`__ア=- 、
И|∧ \ ´ こ /___7: \_
/,ィj/∧ \__/ /: : : /⌒\_
//_人/∧ / / /: : : : /==ミ、: : ̄≧s。._
_//厂 ∨∧j{ //: : : : : :/: : : : :)kz__/⌒`: . _
_/ ̄ /: : ト、 ∨ }.{ /∧: : : : :j {: : : : /⌒: :7: : : : : : : __\
 ̄/⌒/: : : : :! ー- 、j_,/´/: : : :r==='_」: : : /: : : :/′: : : : /⌒V{_
/: : : /: : : : : :, ―- 、 /: : : : :∨: : : : : : : : : : :j{ : : : : /: : /⌒)k、
: : : : / ̄ ̄〉: :′ / , : : : : : : : } 〉 、: : : : : : : : j{: : : : _厂/: : : ィ(: : \
: : : /: : : /: : : : :、 j ,:′: : : :_/⌒ : \: : : : : : :.j{ー=彡: : : : : : 〈⌒\:_:>へ
: : /: : : : \: : : : : : 、 i{, ′: :/⌒: : : : : :)k \: : : : :i{、 : : : ー==彡⌒\:_: : :\: : :〉
: /: : : : : : : :≧=-ミ: ∨:/⌒r―f⌒厂 ̄i{: : : \ : : Ⅵ: : : :____/: /^\: : 〉^{ }}
*
【登場作品】ARMS
【登場話数】18話
【スタンス】対主催
【立場】サーヴァント(ランサー)
【特徴】原作では中盤のボスキャラポジションだったが、このロワでは花村陽介に召喚され対主催の道を歩むことになった。
陽介との初対面で方針を確かめ合った後、教会へ向かうも勘違いが原因で雪輝、由乃組から一方的に仕掛けられやむなく応戦することになる。
初戦闘が二対一という数的不利を背負うが圧倒的な実力でジョン・ドゥを容易く粉砕、タマモの宝具解放も陽介の援護によって凌ぎきり完全勝利を収めた。(そもそもARMSとエンバーミングでは作中内の戦闘レベルが違いすぎるので妥当な結果ではある)
とはいえ殺すつもりはなく、戦闘不能に追い込んだだけだったのだが潜んでいたサブラクの奇襲攻撃で雪輝らは皆殺しにされ、アレックスの性格と人生経験では落ち込む陽介を叱咤することしか出来なかった。
しかし先に教会にいた名無組と会ったことで陽介が持ち直し、神父から情報を聞き出し深山町を目指して教会を出るが程なく最凶のチームであるFE組が襲来。
激戦の末名無がアシュナードに啖呵を切り退かせたため事なきを得る。ちなみにこの時陽介はゼフィールとタイマンで戦う羽目になっており、しかも描写されなかった。
再び深山町へ向けて歩を進める一行だったが今度はDIOの傀儡と化した番長組と戦うことになる。最初に襲い掛かったクー・フーリンは陽介の補助もあり難なく取り押さえたが陽介が番長の電撃魔法による奇襲を受け倒れたことで状況は一変した。
復帰したクー・フーリンの粘り強い戦闘力に(スクカジャが切れたこともあり)梃子摺っている間に名無、リインフォースが番長を撤退させた。
その後ついに深山町の学園に辿り着き戦ったサーヴァントの情報を集める。その最中別行動していた名無がヴァレンタインに暗殺されかけるもチームの連携で撃退。この時彼らはヴァレンタインを死んだものと誤認するがぶっちゃけ即座に掲示板を確認していれば死者の追加の有無から生存に気づけた可能性は高い。
それから遠坂邸に入りしばらく後にやって来たこなた、ルルーシュ組と出会い情報交換を行う。
その成果は大きくこなたが仕入れた情報とルルーシュの助言もありヴァレンタインの生存を看破し、切嗣が使用していた小型カメラを搭載した使い魔の特定・破壊に成功した。
この成果はアレックス自身の軍人としての見識も加わってのものでもあり、生前の経験が役に立った瞬間でもある。
しばらく休息していたが、リインフォースから柳洞寺にいる士郎組が襲撃されているとの報を聞きマスターである陽介を含めた全員で寺へ転移し二人を救出する。
その場で行われたスザク団との戦闘でも猛烈な火力を誇るはずのサブラクの攻撃を全て受け止めながらノーダメージで済ませ反撃するなど確かな存在感を示した。
サブラクをサーヴァント四人の一斉攻撃で撃破した後は遠坂邸に戻り予想される敵勢力の結集と襲撃に備え陽介の精神的成長を見守りつつ作戦会議に加わり打倒DIOへの熱意を見せる。
決戦では陽介の令呪とARMSの耐性付加の併せ技でDIOの時間停止の打破を狙うが上手くいかず、ヴァレンタインの対ARMS用銃弾で無力化され動くことすら出来なくなってしまう。
助けに入ったオーズとアルトリアのおかげで窮地は逃れたもののディケイド、DIOのダブル時間停止コンボでアルトリアを失ってしまう瞬間を傍観することしか出来なかった。
尚、マスターである陽介は後に対DIOに躍起になったのが悪かったと述懐しているが、むしろ問題は対ARMS弾を受けた後、指揮官のルルーシュを筆頭とした味方の対応のお粗末さにある。
即座にアレックスを柳洞寺地下大空洞やアインツベルン城などすぐに敵の手が届かない場所に転移させればアルトリアや映司もすぐに撤退できただろう。
また打開策としてアルトリアが提示した「オーズがディケイドを抑えアルトリアがDIOを倒す」という案も、オーズがディケイドに歯が立たず結果として失敗に終わった事も大きい。
ARMSの暴走から立ち直った後は映司と共に地下大空洞まで撤退し、切嗣&DIOの襲来に備えた。
本来なら容易に殲滅されてしまう戦力差だったがオーズのスーパータトバによってDIOの時間停止を無効化し、戦況を五分以上に持ち込む。(結果的に陽介が対時間停止に使った令呪一画は無駄になった)
途中で乱入したヴァレンタインの大群も持ち前のタフネスを存分に活かし無双。スタンドを進化させたDIOに苦戦するも頭脳プレーでマスターの切嗣に致命傷を負わせ勝利への布石を作った。
切嗣組を撃破した後の休息も束の間、再度襲来したかつてない人数のヴァレンタインの自爆戦術に対応を余儀なくされる。
ARMSの対策が施された自爆攻撃には耐性を作れず苦戦を強いられるがそれでも切り込み隊長を務め敵中を突破、冬木ハイアットホテルまでの血路を拓く。
既に再生機能は停止していたが最期の力を振り絞りヴァレンタインの軍勢を迎撃し勝利に大きく貢献した。
極限まで魔力を使い果たし物言わぬまま消滅を迎えたが、その魂は陽介のペルソナとなって彼を支え続けた。
総じてマスターや仲間に恵まれ、特に不幸な事も無く最初からラスト近くまで活躍し続けた。とてもクラスがランサーで幸運もE-とは思えないサーヴァントだったと言える。
**【評価:戦場の父、戦場の息子】
**ゾルフ・J・キンブリー
#aa(){{
_
....≦::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
i:::::::::::::/¨¨ 、:::::::::::::::::::::::::_:::i
|::::::::/´ `¨ ´ i::|
|::::ノ !::{
r 、:} ___ Y
___ |ヽi!. 、. \ _, ,iI
_ ≦ ≧ _ ヾtッ. __\_ r'zッァ .:ノ
/ _ ` 、 :: .i `¨ ハ
./ ./ _ ¨¨ ー―ミ__、 \ : | ,: ヽ -=三 ミ
, ., > ¨¨ \ マ≧:、 ゙ \ | 从 ∧、 _ -=ニ三 彡 ´
./ ./ / 、 寸ム ∨ ィ ∧ミ _ -=三
/ ./ :.、 V/ .寸ム /.j.!. ∧ミ -= 彡
.〃 /!. : : : V/ ! 寸ム ム ./.|! ∧\=彡
. / , { V/ ! .っ、Y/:}.,.-、. , ! ∧ \
, { { : :: :V/ / ノム/ゝノ、 .| /| 、 ∧ \
! ゝ、 〃 }/ ../ ./ ./ / | .! \ /. \
i \ >.ア _ 〃´ ./ ./ | j \ / \
, \ 〃 ' { ノ ./ 〃 . ! ,. \ ` i
. V/ < ノ ' j ' , ./ .Y j j ヽ /.|
. V/ `¨:{ 〃 , / ./ j! ヾ:.、 ) ./....|
}}
*
【登場作品】鋼の錬金術師
【登場話数】18話
【スタンス】危険人物
【立場】サーヴァント(キャスター)
【特徴】二次聖杯最弱のマスター、羽瀬川小鳩に最弱のクラスで召喚された錬金術師。
あまりにもか弱いマスターに引き当てられた彼には当然のように試練が待っていた。
彼らの初期配置が間桐邸であったためにすぐに間桐慎二&ラオウのペアに発見され、小鳩に隠れてもらいラオウを迎撃するキンブリーだったがさすがに相手が悪く生き延びるだけで精一杯。
そうこうしているうちに小鳩が屋敷に侵入した慎二に捕まってしまい脅された小鳩が使った令呪で慎二への従属を余儀なくされた。
とはいえ元々意思の弱い小鳩への忠誠心が無いキンブリーはマスターが痛めつけられても特に気にしていなかった。
その後学園で得た情報を元に慎二がスザク組襲撃作戦を敢行、キンブリーは伏兵として待機することになった。
慎二の策は的中しスザクの制圧に成功。キンブリーもスザクの両足を爆破するなどした結果、慎二の手駒にランスロットまでが加わり本格的に使い潰される危険を感じはじめる。
何とか油断させ一矢報いようと頭脳を働かせるが当の慎二が決してキンブリーを信用しようとしないため中々切っ掛けを掴めずにいた。
そんな折、慎二の叔父にあたる間桐雁夜とトキがやって来たため迎撃。しかしまたしても歯が立たずすぐにラオウにバトンタッチ。
慎二の命令で邸内に侵入した雁夜をフルボッコし右腕を爆破。しかし雁夜は小鳩やスザクと違い屈服することなく令呪でトキを呼び寄せた。
突然のトキの急襲で一時流れが傾きかけたが即座にラオウが戻ってきたため戦況は変わらずキンブリーは慎二を守りつつ雁夜の蟲を潰していった。
その後ラオウとトキの戦いが屋敷を破壊するほど激化したことで彼にも僅かながら運が巡り、再会した小鳩に雁夜が最期に与えた令呪一画が追加されているのを発見した。
その後全壊した間桐邸から衛宮家に移動し、門番を任されていたところスザクの依頼で慎二討伐にやって来たサブラクの奇襲攻撃が家屋を破壊。
様子を見に行こうとした彼の目の前に最強マスター、匂宮出夢が現れ、修行しパワーアップした彼女のサーヴァント級の戦闘力にまたしても手も足も出ず敗北。
もはやこれまでかと観念したが先に小鳩を保護していた出夢にキンブリーを殺す気はなく、更に慎二、ラオウもサブラクに敗北し死亡。
ついに不本意な状況からの脱出に成功し、出夢とスザクに従う形で行動を共にするようになり、ついでにスザクを治療し義手をオートメイルに変えた。
しばらくして、切嗣から齎された情報を元にスザクが柳洞寺にいる士郎組討伐作戦を立て、キンブリーも対マスターの戦力として帯同することになる。
途中トラブルがありながらも作戦そのものは上手くいっていたのだが……遠坂邸の対主催四組が境内に転移するという驚天動地の事態が起こり形勢は一気に逆転してしまう。
得意の錬金術で地面を爆破し転移したばかりの敵を攻撃するも神秘とは真反対の魔法を操るリインフォースとは相性が悪いのか全く通用しなかった。
さらにガウェインの追撃を受け負傷し出夢とサブラクという最大戦力を失いながら命辛々逃げ延びた。指揮官が代わってもやっぱり不遇なキンブリーであった。
遭遇した五組の対主催という圧倒的な勢力に対抗する策を見出すべくスザクに変装を施し学園図書室に潜入させる。
折しもこの時対主催は宴会の途中だったので捕捉され転移魔法で奇襲される、という最悪の事態だけは免れた。(後の考察で調べものをしていたことは見破られてしまったが)
そしてセーフティハウスに戻り、目を覚ました小鳩の意思確認をするが当然と言うべきか、既に小鳩に戦意と呼べるものはなく泣きながら戦いを拒絶した。
しかしキンブリーに途中で戦いをやめるつもりなどさらさらなく、スザクの承諾を得て詐術で小鳩を騙し賢者の石に変えた。
その後大統領の誘いに応じ新都連合軍に参画。スザクの義肢をさらに強化改造、DIO用の炸裂ナイフを作成するなど(漸く)キャスターの真骨頂を発揮、さらに血の紋を刻もうと大掛かりな準備をしていた。
しかし迎えた遠坂邸同盟との決戦では敵キャスターの妨害によりやむなく結界の対処を行う。錬金術専門である彼にとってリリカル世界の魔法は専門外であるはずだが何故かスフィア盤の機能を一目見ただけで詳しく特定した。
結界を破壊した後は悠々と遠坂邸に侵入し対主催を牽制しルルーシュをスザクとの決闘の場に引きずりだすことに成功する。
スザクとランスロットが敗れた後は聖杯戦争の趨勢を最後まで見守るため大統領と行動を共にする。
一度新都へ退却する途中、ルルーシュ、映司、ガウェインに捕捉されたが主催側のサーヴァントであるギルガメッシュの助勢に救われ撤退に成功。
自爆戦術、ブロークンサーヴァントを実行する大量の大統領を爆弾に変えたことでほぼ魔力を使い果たし、最期は勝ち残った対主催に賢者の石を託して消滅した。
前半は慎二の傀儡と化すことを強いられ、敵サーヴァントには最初から最後まで全くダメージを与えることすら出来ずに敗北続きなど戦闘面では恐ろしいまでの不遇ぶりを発揮してしまったが終盤ではキャスターの本領を発揮し多くの陣営を渡り歩き暗躍した。
ちなみに二次聖杯では唯一明確にマスターを裏切ったサーヴァントであり(妲己は凛を見殺しにはしたが命令自体は果たした)慎二がキンブリーに抱いていた懸念は結果的に全く間違っていなかったことが証明された。
**【評価:それも私だ】
**言峰綺礼
#aa(){{
,.rヘ
_i ̄ 7´ ir ´^!
r‐'´/ / / ヘヘ ヽ、
i / iVL__i ヽヽ 〉
l / マぅ r_レ゙
ii r‐v´ Y', ,.,.,_r―‐‐- 、
`} ト、j - 一/ __,.---.イ_,. ―― \
ノノ i ヽ,' . ,i゙ミ { r.,:.::_./ ゝ二 ―‐ ` `丶
"イ iヽヽ.,< `'┬‐iリミ ; ̄ ヽ.二__ ` \
リ ハヽヽ==┐ ̄「V___ `' .,__ |
゙" 「´ ヾ゙ i;:;:;:;く  ̄ ̄ ̄',ヽ i;ヽ.,__ iゝ、
_,.ノ  ̄ ̄ `; i |;:;:;:;ヽ, ', : \ |ヽ; ; ; ; ̄ ト、
/ ' , i:|;:;:;:;:;:;i , ' , : Y | `ー――‐1
/ ;, ヽ,'ヽ;:;:;:;:ヽ `, : _ _」__ | ; ヽ |
i ` , i i ヽ'ト、| ヽ', ヽ! ヽ._ | ', ヽ. !
| `' , i ! i i;:;ヘ :;:ii 'i \ | ; |
l ヽ」/ ', ',-'T ;:i i ', `'‐-.,」 , ;! |
! '! ヽ',:;:ヘ;:;i i ヽ ノ ,.'
i | i i;:;:;:;:;:i i i‐- ., ;
i 〈! i i:;:;:;:;:;:i i l丶,
ヽ ,' |丶、 ', i i;:;:;:;:;;:i i kォ `
イ ;' i 丶 , i i;:;:;:;:,.ヾ 、
}}
*
【登場作品】Fate/EXTRA
【登場話数】10話
【スタンス】主催者
【立場】進行役→マスター
【特徴】
**【評価:人の不幸は蜜の味】
**ギルガメッシュ
#aa(){{
i'i i'i
.',', .j j
.',', ,','
_ ',',_-‐‐‐-、 //. _
|j、ィ'"ゞ゙゙ 、゙゚'',, ヾ' /.j
j_辷‐-ヾイ トィ--辷__j
j三三ィ二ニヾ イ二ニ',三j
',ニ三辷二i'-'_辷二ji=j
ィ辷辷辷-、 ヽニヽ辷シ_三_辷ジニj
`ヽ ゙`ヽ、 ヽィヽ イ圭圭i ジ ィ'
ヽ j ヽ ヽ ヽ圭圭i//辷‐-- 、
ヽ ィ-ィ ̄ ̄フ、 ィ='―ヽ__/j ヽ `ヽ、 __ト-、
/''ヽ ゙ゝく ヽ ヽ―‐‐----,,,,,_',  ̄jj `i i ヽィィ´,, ヽヽ
/‐ヽ ヽイ ヽ ヽ、 ヽ `ヽ、ニ====イ ヾィ ィ´,,- i.j、
|ト、 ゝ、_ノ ヽ ゝ-、_,,,,_ ヽ ヽ ノ、j j-‐ Vハ、
/i `''´ /ニニ=ヽ / i `ヽ、 ', ィイイ ヾ辷ニイ、 ヽ
,_/ j、ヽ――イ'" ', / .j `''''-、 ヾヽ /ノ// `ヽ-i ',',ヾ辷i
ハ j `'''''''''´ド ', / i ̄`ヽ 、 ヽi \__ソィ // iヽ ̄'''''''j j j.ヲj
i i j_,,,,,-‐" i i //ヽ j ̄` ヽ、`''i j ィj// ヽヽ ノノ j_,,,j
i i ヽ ヽ ノノ jイヽニノ ゙ヽ、 ', ̄`ヽ、`j jjイフ7`ヽ-、_ヾニ辷彡イ j
∨__) ヽ辷ニ'" / ヽ `ヽヽ辷ニヽ j jィィ / `''''ニ=="―'
ヽ辷辷ィ"´ ヽ ,,,,ィ'''" ヽ j j イ ソ
ヽ ,,,ィ''''''´ ヽ´ イ"
`ヽ j
|__、 _ィ辷ニニニニゝ、
/´ヽ__j==―‐i"i'''''i iヽ イ,トィイ| |
',', ノi___j j j j j ィヾ イ、 |ノ
Y-‐‐' ̄ ̄´ヾ辷 i_jィ―゙'―ゝi
|  ̄ ̄ ̄i ̄
}}
*
【登場作品】Fate/EXTRA CCC
【登場話数】8話
【スタンス】主催者
【立場】サーヴァント(アンノウン)
【特徴】彼の戦闘シーンの大半が龍騎変身中のものだったため龍騎サバイブのAAで代用。
毎度お馴染みFate界の裏の顔、今回はいつもより比較的穏やか(?)な性格のCCCからの参戦。
原作通りムーンセルによって月の裏側に封印されていたところカオスな聖杯戦争を起こすためにやって来た魔王ゼロに興味を示し彼に協力する。
その後当分は旧校舎で聖杯戦争の様相を観戦しその混戦模様を愉しんでいた。
終盤、対主催の遠坂邸同盟によって新都連合の主力であったディケイド、DIO、ランスロットが敗れると敗色濃厚になった市長組に今一度立て直しのチャンスを与えるため表舞台に出陣し時間稼ぎを行い、ルルーシュらに倒すべき敵として己の存在を誇示した。
そして市長組(とキンブリー)が激戦の末敗れると戦準備を開始。ムーンセルが多くの平行世界を認識したことによってムーンセルと同質の存在であるギルガメッシュの王の財宝の中身に多くの他作品のアイテムが追加されていた。
さらにゼロに元々ディケイドが所有していたドラグレッダーを蘇生させ、持っていた龍騎のデッキを使い契約。まさかの仮面ライダー龍騎の復活である。
こうして万全の準備を整えた彼は言峰神父と共に冬木大橋で対主催と対峙。最後の試練として彼らの前に立ちはだかった。
龍騎への変身と本来の宝具の一斉投射にドラグレッダーを組み合わせた戦術で数の不利を感じさせない戦いぶりを見せ、白兵戦でも通常フォームでオーズプトティラコンボと対等以上に戦う。
ファイナルベントで勝負を決めにかかるがガウェインとオーズの必殺攻撃には流石に打ち負け多大なダメージを負った。
しかしここで温存していたサバイブを発動。疲弊し絶望した対主催に向け再びファイナルベントを発動し、さらに宝具の一斉射撃も加えたオーバーキルに等しい攻撃を行った。
だがガラティーンに加え封印の剣も使ったガウェインによってドラグランザーは抑えられ、タジャドルに変身したオーズのロストブレイズを真正面から砕くべく乖離剣エアに手をかけるが、ルルーシュ、陽介、こなたの合体攻撃至高の魔弾までは読み切れず腕を撃ち抜かれ不発に終わる。
最期は敗北を悟り、自身を超えた人間の力を見れたことに満足し、オーズが生み出したブラックホールの中に消えていった(ドラグランザーは逃げようとしたがギルに息の根を止められた)。
終盤近くになって登場した主催側のサーヴァントということもあり、出番そのものは少なかったがそれでも常に強烈な存在感を刻み続けた。
自分が倒されることをも良しとし、敢えて参加者にとっての試練に徹した英雄王の在り方は彼の人間に対するスタンスをそのまま表現していたと言えるだろう。
というか、進んでラスボスを買って出るあたりこの英雄王ノリノリである。
**【評価:英雄王ギルガメッシュの栄光】
**魔王ゼロ
#aa(){{
/'´ ̄ )/ヽ
./ Y/´ /,へ、
く、 {./ // ├(⌒ヽ
\ ヽ ヾ」 | ./ /
ヽ ヽ !! /Y { /ヘ /iヽ ハ
`ヽヽノヽ( ( )ヽ / V:. |:::V |
\ ||| ||| ||| i ノ::/ .:ィ |::::::V
. ト、_ _ノ }. N::/:://´⌒ヽ:::|
|: .::厂T :.:{_/二二_/ i::レ/ ,ィ
. |: :::i .:::|: :: | ./{ }ん //
|: :::i .::::|: ハ:|\ |:ヽヽ、 ノ:/ / /
i.| :::i ::::::レ | ヽ<iヽゝヽ-彡ノ─' /
. | |.::i :::::/ .:/|:::::/ハシ⌒ー、ー'/ _/
/| :::: ::/ .:/ .|ハ彡二ニヽ\」_/
/ | ::厂|' ...::/ ヽ...}-{__二ニy ヽミ、-、
{ .|ノ: ::| :::/ ヽノ ヽ.....-:::::::::::}:::::::}、ー}... ヽ
ヽ::/::: .::::ヽ.........::ソ /ヽ:::::::::_ -ヘ-、::...}、:::: |
ヽ:::...:::::::::::::_/:: :  ̄ ..:: \,、:::ノ
廴__ハ─'i::::::: .:: >'
ヽ, ::|:::::: .::: ..: ...::::: /
ヾ、::::::: ..:..::: ...:::::::: /
ヽ::::: ...::::::: ...::::::::::::: ./!
ヽ::::::::::::::::::::::::::: .:/::/
<:::::::::::::::::::::: ..::::/:::::ヽ
ノ::::::::::::::::: ..::::::::::::::::::| __
ノ⌒ゝ_ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ <:::::::
、ノ::,--、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ _):::::
 ̄ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ー─'::,-─‐、
}}
*
【登場作品】コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー
【登場話数】
【スタンス】主催者
【立場】黒幕
【特徴】
**【評価:RE:I AM】
2014-07-17T14:52:20+09:00
1405576340
-
完結編での死亡者
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou/pages/190.html
|時間|場所|名前|殺害者|死亡作品|死因|凶器|
|夜|深山町・柳洞寺|“壊刃”サブラク|特定不能※1|082:[[Memento mori(後編)]]|消滅|特定不能|
|~|深山町・住宅街|匂宮出夢|なし※2|~|消滅|なし|
|夜中|深山町・民家|羽瀬川小鳩|ゾルフ・J・キンブリー|086:[[夢見るように眠りたい]]|石化※3|なし|
|黎明2巡目|深山町|ファニー・ヴァレンタイン(5人目)|アレックス|094:[[開幕、聖杯大戦]]|消滅|ブリューナクの槍|
|~|深山町・遠坂邸地下室|衛宮士郎|なし※2|~|消滅|なし|
|~|深山町|アルトリア・ペンドラゴン|なし※2|~|消滅|なし|
|~|深山町|門矢士|アルトリア・ペンドラゴン|~|刺殺|エクスカリバー|
|~|深山町|鹿目まどか|衛宮切嗣|094:[[開幕、聖杯大戦]]|頭部破壊|狙撃銃|
|~|深山町|名無鉄之介|なし※2|095:[[零れ落ちる砂のように誰も時間止められない]]|消滅|なし|
|~|深山町|リインフォース|なし※2|~|消滅|なし|
|早朝2巡目|深山町・柳洞寺大空洞|ファニー・ヴァレンタイン(4人目)|花村陽介|096:[[友と絆と這いよる絶望(前編)]]&br()096:[[友と絆と這いよる絶望(後編)]]|斬殺|アロンダイト(スサノオ)|
|~|深山町・柳洞寺大空洞|ファニー・ヴァレンタイン(7人目)|花村陽介|~|斬殺|アロンダイト(スサノオ)|
|~|深山町・柳洞寺大空洞|ファニー・ヴァレンタイン(9人目)|アレックス|~|屠殺|ARM化した腕|
|~|深山町・柳洞寺大空洞|ファニー・ヴァレンタイン(10人目)|アレックス|~|屠殺|ARM化した腕|
|~|深山町・柳洞寺大空洞|ファニー・ヴァレンタイン(11人目)|花村陽介|~|刺殺|干将・莫邪|
|~|深山町・柳洞寺大空洞|ファニー・ヴァレンタイン(12人目)|アレックス|~|屠殺|ARM化した腕|
|~|深山町・柳洞寺大空洞|ファニー・ヴァレンタイン(13人目)|アレックス|~|屠殺|ARM化した腕|
|~|深山町・柳洞寺大空洞|ファニー・ヴァレンタイン(14人目)|アレックス|~|屠殺|ARM化した腕|
|~|深山町・柳洞寺大空洞|ファニー・ヴァレンタイン(15人目)|アレックス|~|屠殺|ARM化した腕|
|~|深山町・柳洞寺大空洞|ファニー・ヴァレンタイン(16人目)|アレックス|~|屠殺|ARM化した腕|
|~|深山町・柳洞寺大空洞|ファニー・ヴァレンタイン(17人目)|アレックス|~|屠殺|ARM化した腕|
|~|深山町・柳洞寺大空洞|DIO|花村陽介|~|斬殺|干将・莫邪(イザナギ)|
|~|深山町・柳洞寺大空洞|衛宮切嗣|なし※2|~|消滅|なし|
|~|深山町|ランスロット|なし※2|097:[[暁の空に勝利を刻む]]|消滅|なし|
|~|深山町|枢木スザク|なし※2|~|消滅|なし|
|午前2巡目|深山町|ファニー・ヴァレンタイン(本体)|アレックス|099:[[Trinity soul]]|消滅|ブリューナクの槍|
|~|深山町|アレックス|ファニー・ヴァレンタイン(本体)|~|胴体貫通(ARMSコア破壊)|D4C|
|~|深山町|ジョン・バックス|なし※2|~|消滅|なし|
|~|深山町|ゾルフ・J・キンブリー|なし|~|消滅|魔力枯渇|
|???|冬木大橋|ギルガメッシュ|火野映司|104:[[終わりに向かう物語]]|消滅|ロストブレイズ|
|~|~|言峰綺礼|なし※2|~|消滅|なし|
|???|月の裏|魔王ゼロ|なし|105:[[Re;Zero]]|消滅|なし|
※1…複数のサーヴァントから総攻撃を受けた為、特定不能。
※2…サーヴァント、あるいはマスターの喪失、若しくは令呪の全消費により参加資格を失い、ムーンセルから除外。
※3…厳密には死亡していないが、肉体と令呪を媒体にキンブリーの手で賢者の石に錬成され事実上脱落。
**&COLOR(red){死亡者45人(+19人+大量)}
**&COLOR(blue){生還者5人}
※[[第99話>Trinity soul]]にて死亡したアサシンについては割愛する。
*&color(red){最期の言葉}
|“壊刃”サブラク|「ああ蝶よ、俺は――――――」|
|匂宮出夢|「じゃあ、うん。おにーさん、負けんなよ」|
|羽瀬川小鳩|「あん…ちゃ…ん…」|
|ファニー・ヴァレンタイン(5人目)|なし|
|衛宮士郎|「令呪を以って命じる。セイバー――立ち上がり、ディケイドを討て」|
|アルトリア・ペンドラゴン|「シロウ……ありがとう」|
|門矢士|「あのアーチャーは強いぜ……せいぜい、気をつけるんだな。最後の……仮面、ライ……ダ……」|
|鹿目まどか|「お願い、私の令呪……DIOさんを」|
|名無鉄之介|「令呪に命じる。俺の令呪と槍王イルバーン…大切なものを守れる力を、俺のダチに届けてやってくれ!」|
|リインフォース|「その願い、叶えてみせる――!」|
|ファニー・ヴァレンタイン(4人目)|「残念だがお前の相手は私だランサーよ」|
|ファニー・ヴァレンタイン(7,9~11人目)|なし|
|ファニー・ヴァレンタイン(12人目)|「ガハッ!!」|
|ファニー・ヴァレンタイン(13~17人目)|なし|
|DIO|「馬鹿なっ!このDIOが……このDIOがぁああああ!!?」|
|衛宮切嗣|「ごめんね…………士郎………」|
|ランスロット|「ああ…望むようにするといい、我が主。私も…それを、望もう」|
|枢木スザク|「枢木スザクが、命じる…生きてくれ、ルルーシュ」|
|ファニー・ヴァレンタイン(本体)|「……負けた、か」|
|アレックス|「長い付き合いとなったが、ここで最後だ……アサシン!」|
|ジョン・バックス|「やれやれ。この戦いは予想外な事ばかり起こったが……最後は、ただの女子供に、上を行かれるとは……。それとも、私はそういう運命なのか……、全く……気に入ら、ん……な」|
|ゾルフ・J・キンブリー|「それに、教会の神父役のNPC。さしあたってこの二人があなた達の次の相手になるでしょう。そして更にその先……いえ、これは野暮というものですね。あなた達が自分の目で確かめなさい」|
|ギルガメッシュ|「――行くがいい、雑種ども。ここから先は、お前たちの道だ」|
|言峰綺礼|「フフ…なに、この先でそれがきっと必要になる。無駄に捨てるよりは、と思っただけだ。ああ――だが、君を前にした時の彼を観察できないのは…残念といえば残念だ…な」|
|魔王ゼロ|「根拠の無い空想だ。そんな不確かな物に全宇宙の存亡を賭けるというのか!」|
*殺害数ランキング
|順位|名前|殺害人数|被害者|スタンス|生存状況|
|1位|花村陽介&アレックス|16人+大量|別世界のファニー・ヴァレンタイン(13人+大量)、“壊刃”サブラク、DIO、ファニー・ヴァレンタイン(本体)|対主催|&color(blue){生還}|
|2位|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア&ガウェイン|2人+大量|太公望、“壊刃”サブラク、別世界のファニー・ヴァレンタイン(大量)|対主催|&color(blue){生還}|
|3位|ゼフィール&アシュナード|7人|近藤剣司&セリス・シェール、金城優&アストレア、アシュヒト・リヒター&テレサ、ファニー・ヴァレンタイン(3人目)|マーダー|&color(red){死亡}|
|4位|匂宮出夢&“壊刃”サブラク|5人|天野雪輝&タマモ、我妻由乃&ジョン=ドゥ、間桐慎二|危険人物|&color(red){死亡}|
|~|衛宮士郎&アルトリア・ペンドラゴン|5人|蘇妲己、天海陸&イスラ・レヴィノス、“壊刃”サブラク、門矢士|対主催|&color(red){死亡}|
|6位|鳴上悠&クー・フーリン|3人|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン&本多忠勝、ゼフィール|マーダー|&color(red){死亡}|
|7位|天海陸&イスラ・レヴィノス|2人|遠坂凛、佐々木小次郎|マーダー|&color(red){死亡}|
|~|ジョン・バックス&ファニー・ヴァレンタイン|2人|ファニー・ヴァレンタイン(1人目)、アレックス|マーダー|&color(red){死亡}|
|9位|枢木スザク&ランスロット|1人|間桐雁夜|マーダー|&color(red){死亡}|
|~|園崎詩音&美樹さやか|1人|園崎詩音|マーダー|&color(red){死亡}|
|~|間桐慎二&ラオウ|1人|トキ|マーダー|&color(red){死亡}|
|~|名無鉄之介&リインフォース|1人|“壊刃”サブラク|対主催|&color(red){死亡}|
|~|羽瀬川小鳩&ゾルフ・J・キンブリー|1人|羽瀬川小鳩|危険人物|&color(red){死亡}|
|~|衛宮切嗣&門矢士→衛宮切嗣&DIO|1人|鹿目まどか|マーダー|&color(red){死亡}|
|~|泉こなた&火野映司|1人|ギルガメッシュ|対主催|&color(blue){生還}|
*死因ランキング
|順位|死因|人数|
|1位|消滅|25人|
|2位|屠殺|8人|
|3位|焼死|6人|
|~|刺殺|6人|
|5位|斬殺|5人|
|6位|胴体貫通|3人|
|~|斬首|3人|
|8位|射殺|1人|
|~|心臓破壊|1人|
|~|捕食|1人|
|~|自殺|1人|
|~|爆殺|1人|
|~|頚椎破壊|1人|
|~|石化|1人|
|~|頭部破壊|1人|
|~|不明|1人|
2014-07-17T13:35:36+09:00
1405571736