さあ、マドカ…選択の時だ。




君はただ一言、私に、やれ、と命じればいい。
それだけで、あの戦いは終わる。


それはすなわち、あそこで戦っている者を殺すということだ。


君は戦うという覚悟を示した。
サーヴァントたる私はその意思に沿わねばならない。
だが、しかし…同時に私は、君を守るものとして確認せねばならない。
君に、戦う覚悟だけではない…その手を血に染める「覚悟」があるのかを。


君と同じ目的を持つ者とならば、手を取り合うのもいい。
探せば中にはそんな酔狂な願いを持つ者もいるかもしれない。
だがこの聖杯戦争のマスターは大半が聖杯に賭ける願いを持つ者たちだ。
願いを成就するためなら殺人をも厭わない者たち…
そういったものと相対したとき、君は一体どうするのだ?。


いいかい、マドカ。道を切り開くものは…覚悟だ。
この広い世界に流されない確固とした「個」…己を己たらしめるもの。
自らの進むべき道を、自らの意志で選びとること。


そう…覚悟とは、犠牲の心ではない。
覚悟とは、暗闇の荒野に進むべき道を切り開くことだ。


幾千幾万の屍を積み上げようと、己が意思を貫き通す覚悟が、君にあるか?
さあ、マドカ…選んでくれ。君の答えが私の魂を震わせるものならば、私はそれに従おう。


 ◇ ◆ ◇

「む…!」

新都をぐるりと回る高架道路に入ってすぐ、唐突にアシュナードがバイクを車に寄せた。
運転手が慌ててハンドルを切る。
ゼフィールの体は遠心力でドアへと押し付けられるが、文句をいう暇など無かった。
一瞬前までリンカーン・コンチネンタルが走っていた路線に、
膨大な魔力を秘めた赤い槍が突き立っていたからだ。
天空より青い影が降り立ち、槍を引き抜く。
爛々と燃える闘志を湛えた瞳がゼフィールを突き刺した。
アシュナードが楽しげに頬を歪める。
霊体ならともかく、アシュナードは車を運転するために実体化していた。
その強力さに比例するだけの存在感、気配を常にまき散らしている。
ライダーのクラスはアサシンのような気配遮断スキルは持ち合わせておらず、
こうして他のサーヴァントが接近すれば察知されるのは自明の理だ。

「槍…ランサーか」
「衆目などお構い無しか。よほど豪胆なマスターか、あるいは血に狂ったサーヴァントか…
 …否、あのランサーめは文字通り狂っておるな」
「どういう事だ、狂王」
「おそらく令呪に拠る物であろうよ。
 ランサーという本来の器に、狂化を付与しておるのだ」

理性を保ったまま狂っている狂王だからこそわかるのだろう。
ランサーから放たれる狂気は尋常な槍兵のそれでは無い。
アシュナードがアクセルを全開で開ける。
弾かれたコマのようにバイクが急発進し、
アシュナードが左手に握ったグルグラントが唸りを上げる。

「理性なき狂人といえど、この鬼気…クク、よほど名のある英霊と見える。
 ゼフィールよ、遊ばせてもらうぞ」
「市長に命じて人払いをさせる、それまで時間を稼げ」

少し後ろを追走するゼフィールは車に積まれていた携帯電話を取り、
説明書きに従い市庁舎へと電話をかける。
出たのは市長の部下と名乗る男で、市長は何故だか気を失っているらしい。
すぐに起こせ、と命じてしばらく待つと今にも途絶えそうな弱々しい市長の声が聞こえる。

「陛下、すぐに人払いをさせます。
 それまでどうか全力での戦闘は…」
「わかっている。急げ」

ゼフィールが市長と話している間も、ランサーの攻撃は雨のように降り注いでいる。
交通法など無視し、アシュナードは曲芸じみた速度でバイクを右に左にターンさせる。
その度に槍が道路を抉り、爆撃を受けたかのような様相を呈していく。
ときたまアシュナードも衝撃波を放つが、ランサーは俊敏に回避する。

「現在、新都高架道路にて車両横転に拠る火災事故が発生しています。
 市民の皆さんは速やかに退避してください。
 繰り返します、現在新都高架自動車道路にて…」

やがて車外から放送――市長による市民への通達が響いた。
すでに高架道路の前後では交通規制が始まっていて、侵入してくる車は途絶えていた。
NPCらが運転する車もほとんどが異変を察して端に寄り、停車している。
真っ直ぐ伸びた道路に動く物は、もはやゼフィールらの車と襲撃者であるランサーのみ。

「やつの方が素早いな。振り切れるものではないか」
「ほほう?ならやはり迎え撃つしかないな」

戦闘は不可避となり、アシュナードが楽しげに笑う。
人払いが済んだとはいえラジャイオンを呼べば地上からは丸見えだ。
市長に頼まれずとも、昼間の屋外でラジャイオンに乗って戦えば、
一体どれだけのマスターに目指されるかわかったものではない。
そうでなくとも、さきほどアシュナードから聞いたインターネットへ
NPCに情報を晒されては目も当てられない。

「バーサーカーを単騎で放つなど下の下の策よ。
 何処ぞにマスターが潜んでいるであろう。
 ゼフィールよ、ここは一つ競争と参ろうではないか。
 我が此奴を討ち取るが疾いか、貴様がマスターの首を獲るが先か」
「わしに遊ぶ気は無い。
 狂王よ、そのランサーを抑えておけ」

言うが早いか、アシュナードはランサーに向けて突っ込んでいく。
なるほどライダーの名は伊達ではなく、手足のように鋼鉄の騎馬を操っている。
ランサーの槍が掠めてもバイクが損壊しないのは、アシュナードが自らの魔力で鎧を構成するように、
バイクにも魔力をまとわせて強化しているのかもしれない。
アシュナードは前輪をウィリーさせて、あるいはグルグラントを振るって障害物を排除し、
巨大な質量そのものを武器としてランサーに迫る。
目にも止まらないランサーの連撃に、大剣から放つ衝撃波を盾に突っ込んでいく。
勢いを殺されたランサーの攻撃では、逆に勢いを味方にするアシュナードを止められない。
魔力を撒き散らす破城槌と化した前輪と、左腕で振るわれるグルグラント。
ランサーは唯一死角となる左手側――アシュナードにとって右側、
アクセルを握る方へランサーは突っ込んでいく。
狂化していても死中に活路を見出す嗅覚は健在である。
高速ですれ違い、ランサーがすかさず槍を突き込もうとするが、
アシュナードは巧みにブレーキを操作し、ジャックナイフ機動で後輪を浮かせ、
そのままグルグラントから風を放ち後輪に横向きのベクトルを指向させる。
瞬間的に振り回された後輪がランサーを襲う。
槍を縦にしてなんとか受け止めたランサーが大きく吹き飛んでいった。

「フハハ。いいぞ、実にいい。
 ここのバイクという乗り物、貴様という獲物…
 どちらも我が食らうに足る逸品よ」

アシュナードが楽しそうに笑っている。
どうやらラジャイオンがなくともある程度は持ち堪えられそうだ。
アシュナードもしばらくはああしてじゃれあっていることだろう。
ゼフィールはその間に敵のマスターを討つべく、車外に降りてゴルフバッグから二振りの剣を抜く。

その瞬間、背後に気配を感じて振り向きざまにエッケザックスを構える。
たった今降りたリンカーンが雷に打たれ爆発した。
爆炎の影からゆらりと現れたのは銀髪の男、鳴上悠…そして巨大な人影だった。
ゼフィールはその人影を知っている。

「またペルソナとやらか」
「やれ…伊邪那岐!」

数時間前に戦った風使いの少年が使役していた傀儡と同じものだ。
だが感じる力はこちらのほうが圧倒的である。
漆黒の虚影が叩きつけてきた長刀を、エッケザックスと封印の剣を頭上で交差させて受け止める。

「問おう。小僧よ、貴様があのランサーのマスターか」
「…アギラオ!」

ゼフィールの問いに答えることなく、イザナギが長刀の先から炎を放つ。
ゼフィールは封印の剣に意識を集中した。
封印の剣から巻き起こった炎がペルソナが生んだ炎を呑み込み、
逆にペルソナそのものを燃え上がらせる。

「ぐああああ!」
「その程度の炎などこのわしには通じぬ。この身を焼きたくば火竜の息吹をもってこい」
「くっ…ジオンガ!」

次は、車を破壊した雷。
さきほどは様子見だったのか、今度は網の目のように広範囲に電撃が撒き散らされる。

「ふん。小僧、今度はわしの番だ」

エッケザックスと封印の剣を構え、ゼフィールが回転する。
ゼフィールを中心とし、二つの剣が竜巻のように鋭く走る。

「王者の劫渦(バシリオス・ディーネ―)!」

これがゼフィールの切り札。
回転の勢いをすべて剣撃に乗せるこの技は未だ不敗。
竜巻は電撃を一瞬にして掻き消し、伊邪那岐の構えた長刀を弾き飛ばして切り裂いた。

「イザナギ、戻れ!」

しかし致命傷には至らなかった。
ゼフィールを睨む鳴上がイザナギを呼び戻したため、芯まで断てなかったのだ。
切り裂いた伊邪那岐がゆっくりと再生していく。

「治癒の力を持つか。だがその程度の力でわしを討ち取れると思うな」
「負けない…俺は負けない。俺は空っぽじゃない…」

ぶつぶつと鳴上が呟く。
血走った目からは狂気が溢れ出ている。
ゼフィールがまとう恐怖も、狂信者と化した鳴上には通じない。
恐怖よりも痛みよりも、DIOに見捨てられる絶望のほうが恐ろしいからだ。

「サーヴァントが狂っているなら、マスターも同じか。
 だが容赦はせん。消えるがいい」

王者の劫渦(バシリオス・ディーネ―)。
ゼフィール最強の攻撃はペルソナであっても防げないのは証明した。
ならば後は粉砕するのみ。

「ガルーラ!」

イザナギが次なる魔法、疾風を放つ。
暴風がゼフィールを襲う。

「ぬぅぅん!」

しかしゼフィールは止まらない。
あっけなく暴風を切り裂き、吹き散らす。

「炎に雷、そして風までも操るか。
 しかしその風、花村とかいう小僧には及ばんな。
 しょせんは子供だましよ」
「花…村?陽介…陽介のことか…」
「やつも遠からず切って捨てるが、まずは貴様だ。
 我がバシリオス・ディーネーで冥府へ落ちよ!」

花村の名を聴いて呆然としていた鳴上が頭を抑えうずくまる。
主を守るべく伊邪那岐が立ちはだかるが、
ゼフィールの剛剣は長刀を粉砕し片腕をもぎ取った。

「がああああ!」
「ふん、この程度…やつの方がまだ骨があったわ。
 それに比べて貴様は期待外れだ」
「俺は…死…花村…違う…」

ショックで錯乱したか、鳴上は支離滅裂な言葉をこぼす。
ゼフィールはその首を落とすべく、四度目の王者の劫渦の体勢に入った。


「俺は…菜々子…花、村…………」
「バシリオス・ディーネー!」
「…………DIO…」

ゼフィールの必殺技が鳴上を両断する寸前、剣は鳴上の頭上を通り過ぎた。

「む!?」
「ガルーラ!」

鳴上は自分に風をぶつけ、大きく距離を開ける。
ゼフィールは足元を睨んだ。

「氷…か。わしの踏み込みを狂わせたか」

いかにバシリオス・ディーネーが強力であろうとも、あくまで人間の技である。
大地を踏み込んで力を生む、その過程は無視できない。
鳴上はゼフィールを狙うのではなく、とっさにその足元を凍結させることによって
ゼフィールのバランスを崩したのだ。

「よく凌いだ。だが二度はないぞ」

封印の剣がゼフィールの闘志に呼応して炎をまとう。
持ち主の意識に反応し力をもたらす封印の剣の真価である。
炎はゼフィールを傷つけることはないが、氷など瞬時に溶かせるだろう。

「これで最後だ…バシリオス・ディーネー!」
「死なない…俺は…帰る…いや…行くんだ!
 DIOさんの教えてくれた…天国へ!」

イザナギが長刀を投げつけてきた。
バシリオス・ディーネーの渦に巻き込まれ、粉砕する。

「コンセントレイト…」

ゼフィールは勢いを止めず鳴上に襲いかかる。
しかしその瞬間、伊邪那岐から膨大な魔力が解き放たれた。

「メギドラぁぁぁぁぁあああ!」

炎でも氷でも風でも雷でもない、ゼフィールでさえ初めて見る魔法。
それはあらゆる魔法の枠の外にある万能魔法――メギドラ。
どんな防御も意味を成さない、必殺の魔法である。


「ぬうう…消えぬ…!」

神将器エッケザックスと封印の剣をもってすれば魔法など吹き散らせるはずだ。
しかし鳴上が起死回生を狙ってはなったこの魔法は…強力だった。
また、ゼフィールは知らないが、コンセントレイト…次の魔法の威力を二倍以上に
引き上げる魔法もメギドラの寸前にかけてあった。
メギド系では中級のメギドラだが、この一撃に限っては最強のメギドラオンに匹敵するだろう。

「ぬあああああっ」
「伊邪那岐いい!」

押し勝ったのは鳴上だった。
ゼフィールは鳴上の前から大きく弾き飛ばされる。
その手にはエッケザックスのみ。
封印の剣は、鳴上の手の中にあった。

「はあ、はあ、はあ…」
「…見事だ。ここまでやるとはな。
 エッケザックスと封印の剣がなければ、わしは消し飛んでいただろう」

封印の剣をゼフィールの手から弾き飛ばすほどに強力な一撃だった。
だがその代償は大きい。

「はあ、はあ、はあ…!」
「あれだけの魔法を放てば、消耗もしよう。
 ならば…わしの勝ちだな」

ゼフィールはゆっくりと立ち上がる。
炎をまとった封印の剣をメギドラに叩きつけ、破壊エネルギーをまとわせる。
そこであえて封印の剣を手放すことで威力を拡散させたのだ。
ゼフィールもかなりのダメージを負ったが命に別状あるほどではない。
鳴上が手にした封印の剣を伊邪那岐に持たせ、投げる。
しかし避けるまでもなく、封印の剣はゼフィールの傍らを通り過ぎていった。
伊邪那岐の姿が朧に消えた。

「…くっ」
「もはや傀儡を維持する力もないか」

ゼフィールは鳴上にもう打つ手はないと判断し、離れた所で戦っているアシュナードを見た。
アシュナードもランサーも互いに傷を追っているが、まだまだ決着は付きそうにない。

「存外手間取ったが、これまでだ」
「まだだ!」

鳴上が額へと手を伸ばすと、そこから魔力が溢れ出てくる。
鳴上に植え付けられた肉の芽を通じて本体から魔力が送られてきていることなどゼフィールにはわからない。
確かな事は…再び伊邪那岐が現れ、またあの魔法を放とうとしていることだけだ。

「コンセントレイト」
「ぬう…バシリオス…!」
「遅い!メギドラぁぁ!」

傷のため、ゼフィールの動きは鈍かった。
敵に近づく必要のない魔法が勝つのは当然。
ゼフィールがメギドラの輝きに飲み込まれる寸前、パァン…と乾いた銃声が鳴った。

「…何者だ」

鳴上の背後、燃えかすとなったリンカーンの車体の底から手だけが生えている。
その手は拳銃を握っていて、鳴上を撃ったのだ。

「お前に消えられては困る…まだ早い」
「貴様は誰だ」
「知る必要はない」

す、と手が戻っていく。
同時に、撃たれた鳴上が倒れたまま叫んだ。

「ガルーラぁ!」
「む…まだ生きて…!?」

鳴上の懐で、ランサーが作った大鹿のルーン石が砕け散った。
度重なるダメージを軽減してきたがついに限界を迎えたのだ。
突風が車の残骸を吹き飛ばす。
そこから現れたのは一人の男。
肩まで伸ばした髪の先をカールさせた白人だ。
名はファニー・ヴァレンタイン。役職は大統領、そしてアサシン。
ゼフィールの同盟相手であるジョン・バックス市長のサーヴァントである。

「アサシンか」

マスターであるゼフィールはその男がアサシンであることはひと目でわかった。
しかし…ゼフィールは、このアサシンが市長のサーヴァントであるとは知らされていない。
だからこそ数時間前もラジャイオンに食わせてしまったのだ。
そして、ゼフィールからすればこのアサシンは、、
一度殺したにもかかわらずまったく同じ姿で現れたということになる。

「ほう、あのときのやつばらか。生きていたとはな」

傍らにアシュナードがやってきた。
鳴上がはなったメギドラの気配を感じランサーとの戦いを切り上げてきたのだ。
ランサーも鳴上のそばに戻る。
ゼフィールとアシュナード、鳴上とランサー、そしてアサシン。
三すくみの状況で、しばし睨み合う。


 ◇ ◆ ◇


園崎詩音、そしてバーサーカーと化した親友との別れが、
鹿目まどかという少女に何をもたらしたのだろうか。
彼女は今、たしかな意思を携えDIOの前にいる。
詩音と美樹さやかの最期を見取った後、DIOとまどかはホテルへと戻っていた。
まどかが意思を固めたとはいえ、親友との別れはやはり無視できないストレスになる。
まず食事を取るべきだとDIOが提案し、ルームサービスで持ってこさせた遅い朝食を食べているところだ。

聖杯を壊すというまどかの願い。
改めて考えると、やはり馬鹿げている。
英霊にも願いがあってマスターの呼びかけに応じているのだ。
なのに、それを捨てるどころか手伝えと言う。
到底、聞き入れられるわけはない…のだが。
このDIOを、一瞬でも認めさせたその気高き意思は…切り捨てるには惜しい。
しばらくはまどかに従うのもやぶさかではないと思っている。
かといって、DIOはまどかが具体的にどう行動するか、まだ聞いていない。
聖杯を壊すというが、まずどうやって聖杯のもとにたどり着くというのだろうか。
手っ取り早く確実なのはやはり生き残ることだ。
最期の一人になれば聖杯は向こうからやってくる。
それを否定するのならば…あるいは同じ目的を持つものを仲間に引き入れ、
戦い自体をしないことで聖杯の方からこちらに干渉させるか。
これは正直いって現実的ではない。
むしろまとめて消去される可能性のほうがはるかに大きい。

どうする…とDIOが自問していると、窓の外に面白いものを見つけた。
サーヴァントだ。それも、まったく気配を隠していない。

「ふむ…車に乗っているのか?とすると…ライダーか。
 まさかサーヴァントに運転させているのか?
 呆れたな、見つけてくれと言ってるようなものだ」

実際、そうなのかもしれない。
俺は強い、かかってこい、と宣言しているようなものだ。
独り言だったためまどかには聞こえていない。
今のまどかは心ここにあらずといった状態だ。
とても戦闘には耐えられそうにない。

「しかし、これから先もそうでは困る。
 よし…マドカよ、いい機会だ。
 ここで君に覚悟を決めてもらおう」

DIOはトイレだといって部屋から出ると、携帯電話で鳴上悠を呼び出した。

「DIOさん…?」
「悠。私だ」
「DIOさん…俺、俺は…ああ、今どこです!?
 不安で、怖くて、たまらないんだ…!」
「悠、落ち着け。何があったんだ?」

尋常ではない悠の様子から何かあったのだと気づいた。
花村陽介という旧友と出会い、戦ったという。

「なるほど…よくわかった。辛い思いをしたな、悠。
 親友と戦わなくてはならない痛みは私もよく知っているよ」
「DIOさん…お願いだ。会いたいんだ…」
「ああ、私もだ。おそらく君はそのキャスターの攻撃を受けたのだ。
 私と君の絆を断とうとしたのだろう」

悠に埋め込んだ肉の芽の支配が弱くなったのはそれが理由だったらしい。
完全に解除されてはいないが、まさかそんな都合のいい魔法を持っているサーヴァントがいたとは思わなかった。
だが――これで、鳴上悠の価値はガタ落ちだ。
いつ鎖が切れるかわからない番犬など邪魔なだけだ。

「そんな!嫌だ…DIOさん、俺を見捨てないでくれ…」
「もちろんだ。君は私にとって誰よりも大切な友人だ。
 ああ、今すぐにでも迎えに行って君を抱きしめてやりたい!
 だが…悠、残念だがそれはできないんだ」

しかし、それならそれで使いようはある…DIOは笑った。
ちょうど今、別の犬を見つけた所だ。

「悠、よく聞いてくれ。私は追われている。
 敵は強力なサーヴァントだ。私一人ではとても太刀打ち出来ない。
 だから悠、私を助けてくれ」
「助ける…俺がDIOさんを?」
「そうだ。私が死んでは、君を天国へ連れて行くことができない。
 君を救ってやることができなくなる」
「そ…それは駄目だ!今すぐ行く!どこにいるんです!?」

ニヤリとDIOは笑う。
どのみち昼間は日光の下に実体化しては出られないのだ。
鳴上とランサーをぶつければ、その間に悠々と撤退できるだろう。
先ほどの車に乗ったサーヴァントの位置と進路を教えてやった。

「悠…待っている。君と再会できる時を」
「すぐに行きます、DIOさん!」

鼻息あらく、鳴上が電話を切った。
鳴上悠の抱えていた焦燥と不安を、うまく敵への怒りと使命感に転化できた。
これで鳴上の方は心配ない。残すはまどかだ。
DIOは部屋に戻り、食事を終えたまどかのそばに立った。
しばらく後、市長の放送が新都に広く響き渡った。

「DIOさん、これってやっぱり…?」
「そのようだ、マドカ。日中だというのに派手にやっている…」

自分が指示したとはおくびにも出さず、DIOは物憂げな顔をした。

「どうする、マドカ。今なら逃げるのは簡単だ」
「逃げる…」
「戦うか? いや、戦えるか?」
「…DIOさん、あなたなら勝てるんですか?」
「厳しいな。マドカも知っての通り、私は吸血鬼だ。
 陽の光を浴びれば…英霊たらば一瞬で消滅する事は無いにしろ、
 一時的に大幅なステータスダウンは免れまい。
 そうなるとさすがにマドカを守り切るのは難しい…」
「つまり、私は同行しない方が良いって事ですね」
「君の安全を考えるならば。
 さらに言えば、何を目的とするかで難易度は激変する。
 マドカ、君は聖杯を壊したいと言ったな。
 さてそれは、どういった過程を経て辿り着く結果だ?」

まどかの願いがどうあれ、聖杯は命を捧げた果てにしか現れない。
仮に今生き残っている全てのマスターがまどかに同調したとしても、
それではムーンセルは勝者を判定しない。
勝者に下賜されるべき聖杯もまた、出現しない事になる。

「他のマスターらを懐柔して仲間とし、最後に切り捨てるのか、
 あるいは他のマスターらを殺し尽くし、ただ一人の勝者となるのか…」

ならばこれは確認しておかねばならない事だ。
聖杯を壊すのなら、どうあれまずは聖杯を出現させねばならない。
そのためにはマスターとサーヴァントの駆逐が必要。
戦う覚悟を決めたのは良い。
ならば次に必要なのは“殺す覚悟”である。
お膳立てはした。
この流れに乗らないのであれば、鹿目まどかにマスターとしての価値はない。

「私としては…、殺戮を推奨するのは紳士的ではないが、後者を薦める。
 マスターは自ら望んで死地へと踏み入って来た者達ばかりだ。
 どうした事か君のような例外もいるが…基本的には皆、
 他者を殺す気であると見て間違いない。
 そんな輩を説得するのは骨が折れる…いや、はっきりと自殺行為だな。
 何せ命を賭けてまで叶えたい願いを捨てろ、と言うのだから」

まどかの瞳が揺れる…が、DIOの視線を真っ向から受け止め、逸らさない。
数時間前とは別人かと思えるほど、強い意志を感じる…
DIOが問うまでもなく、既にまどかの中で答えは出ていたのだ。

「ディオさん、私は戦うって決めました。
 それはディオさんに全部任せるって事じゃない…
 あなたを動かすのは、私の意思であるべきなんですね」
「そうだ。私はあくまで君の剣に過ぎない。
 剣は物を考えない。斬るべき相手を選ばない。
 屠るべき敵を定めるのはマドカ、君なのだ」
「だったら、ディオさん。
 私の答えは決まっています…」

スウ…とまどかが息を吸う。
総身に溢れるのは、紛れも無い戦意。
状況に押し流されるのではなく、自ら状況を塗り替えていく…強い覚悟。
儚くも気高い意思の輝きを感じる。

「ディオさん。私は…私達は。
 最後の勝利者になって、聖杯の元へ辿り着きます」

それは宣誓だった。
命を奪ってでも願いを叶えるという…傲慢な、しかしDIOには心地良いエゴそのものだ。

「いいんだな?マドカ」
「聖杯を壊すっていう、私の目的。
 これが他の皆と相容れない願いだって言うのはわかってます。
 嘘をついて誰かを仲間にできても…最後には裏切るしか無い。
 でも、それは命を賭けてこの戦いに臨んでいる人達を、
 これ以上もなく貶める事なんだって思います。
 聖杯を壊して誰かの願いを断つんだから、
 せめて…殺した人の怨みや絶望は、
 私が受け止めないといけない罪だって、そう思うんです。
 だから…私は、戦って、殺して…聖杯のもとにたどり着きます」
「マドカ。
 私は反英霊。決して正義や善の存在ではない。
 勝つためには卑怯で、下賤で、汚い手も平気で使う。
 そんな私でも…いいのか?」
「求めたのは私です。ディオさんはそれに答えてくれた。
 だから、信じます。私は、あなたと…この聖杯戦争を勝ち抜きます。
 私がディオさんに求めるのは…勝利だけです」

DIOは迷わず、恭しくまどかの眼前に跪いた。
この答えを求めていたのだ。
たとえ最期は決裂が決まっているのだとしても、
今この瞬間だけはこの気高い意志を持ったマスターに従うのがDIOにとっても正道となった。

「ならば私もまた、持てる力のすべてを君に預けよう。
 この私の…吸血鬼にしてスタンド使い、ディオ・ブランドーにしてDIO。
 マドカ、君の戦いを私も共に」

芝居が行き過ぎていると思うが、半分は演技ではない。
この気高さは必ずDIOと対立する時が来る。
それがわかっていても、なお、このマスターには見届ける価値がある。

「では…マドカ。さっそくだが、問うぞ。
 今この近くで起こっている戦い、君はどうする?
 逃げるか、介入するか」
「戦うって言ってもディオさんは日光の下に出られないんですよね?」
「私はな。
 だが…私の宝具は別だ」

鳴上悠とランサー。
肉の芽で支配された彼らはいわばDIOのもう一つの宝具。


 ◇ ◆ ◇



「……アシュナードよ、退くぞ」
「臆したかゼフィール。目の前に二匹も獲物がいるのだぞ」
「ランサーだけなら良いが、アサシンも相手にするとなってはわしを守りきれまい。
 わしにアサシンの相手をさせるか?」
「ふん、できぬとわかっていて聞くな。だが…」

言葉を切って、アシュナードがグルグラントを頭上へ向けて振り抜いた。
ランサーの赤い槍はアシュナードの剣によって受け止められた。

「フハハ、向こうはやる気のようだ。これでは引くに引けぬな、我が主よ!」
「ちい…愚かな小僧め」

迂闊に動けばアサシンに狙われるというのに、なおも鳴上は向かってくる。

「アシュナードよ、わしにアサシンを近づけるな」
「二面がけか。よかろう」

ランサーを引き連れたままアシュナードはバイクをアサシンへと疾走させる。
槍と大剣の激突は衝撃波となって辺りを破壊し、アサシンを巻き込んでいく。

「D4C」

瓦礫にはさまれたアサシンが気配ごと消える。
暗殺者のクラスに恥じない見事な隠形だったが、相手が悪かった。

「知らなかったのか?我からは逃げられんぞ」

アシュナードが持つエルランのメダリオンは、索敵の機能を持つ。
姿を消して鳴上を始末しようとしていたアサシンは姿を表した瞬間にアシュナードに追い立てられる。
敵の位置はおおまかにしかわからないが、おおまかにわかればそれで十分だ。
ランサーとアシュナードがもたらす破壊は道路をなますのように切り刻んでいくからだ。

「く…」
「ラジャイオンの餌では足りぬか。ならば我が手ずから八つ裂きにしてくれる」

サーヴァントたちの激突をよそに、ゼフィールと鳴上は静かに向かい合っていた。
鳴上は今度こそ力尽き果て、膝をついたままゼフィールを見上げている。

「小僧よ、これで終わりだ。貴様はここで潰える」
「…俺は…終わる。でも…終わらない」

鳴上の頬が歪んでいく。
彼は今、はっきりと…笑っていた。

「勝つのはお前でも…俺でもない。勝つのは… …だ」

最後は掠れ、よく聞こえなかったが鳴上が右腕を伸ばす。
そこにあるのは一画だけとなった令呪。

「小僧、何を」
「令呪を持って…命じる」

機械的に静かな声で鳴上が令呪発動の文言を紡ぐ。
ゼフィールは目を疑った。
残り一画しかないということは、使ってしまえば鳴上は消滅する。
なのに鳴上の目にはなんの疑問もない。

「貴様…まさか!」
「ランサー、宝具――刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)を使い、ライダーのマスターを殺せ」

令呪を使いきってしまうとマスターは消滅する。
それは、裏を返せば…消滅を受け入れるのなら、三角目の令呪は効果を発揮するということだ。
遠くで戦っていたランサーがぎょろりとゼフィールを向く。
アシュナードを放り出し、凄まじい速さで駆けてくる。
アシュナードがいかに優れたライダーであっても、バイクでは間に合わない。

「ライダー、騎竜を従え馳せ参じよ!」

令呪に対抗できるものは令呪をおいて他にない。
ゼフィールもまた令呪を開放――瞬時に転移してきたアシュナードが
ラジャイオンを召喚し、ゼフィールを掴んで空へと舞い上がる。
もはや市長との同盟がどうの正体を隠匿がどうと言っていられない。
これを凌がなければ、ゼフィールは死ぬ――!

「自らを顧みず令呪を使うか。主従共に狂っていたようだな」
「アシュナードよ、凌げるか?」
「さてな。我を狙ったものであればこの鎧でどうとでもなるが…
 しかし走って貴様を狙いに行ったということは、放出系の宝具ではあるまい」

アシュナードが剣で指し示した先に、ランサーがビルを駆け上がっていく姿がある。

「やつの宝具は察するに威力ではなく特殊な効果を宿した槍撃であろう。
 近づかせなければよいだけのこと」

ランサーがどれだけ俊敏でも、空を舞う翼はない。
ビルの高さを通り越してしまえば、ランサーに為す術はなく、
ムーンセルがマスターを排除するのを待てばいいだけだ。

「ラジャイオンを使った以上、敗戦は許さぬ。
 アシュナードよ、ランサーが消えればアサシンを仕留めるぞ」
「ふん、とんだ幕切れだ。興醒めもいいところ…ぬっ!?」

がくん、とラジャイオンが揺れる。
何があったとアシュナードに問おうとしたゼフィールだったが、
ラジャイオンの翼を見て絶句した。
凍り付いている。
その原因は…翼を射抜いた封印の剣だ。
あらゆる竜を封印する封印の剣がラジャイオンすらも侵食し始め…動きが止まった。

「馬鹿な…一体誰が!?」
「ゼフィール、来るぞ!」

アシュナードの本気の叫びが耳を打つ。
翼からアシュナードの背に視線をめぐらし、ゼフィールが見たものは、
アシュナードの胴体を突き破ってきた鋭く赤い、槍の穂先だった。

「わしが…敗れる…か!」

ビルから一瞬にして飛び移ってきたランサーの魔槍が、アシュナードもろともゼフィールの心臓を貫いた。
空に赤い血の花が咲く。


 ◇ ◆ ◇


「あのアサシン…まさかやつまで現れるとはな」

DIOは最大出力で肉の芽に魔力を注ぎ込み、一度は倒れた鳴上悠を立ち上がらせた。
鳴上を撃ったのはDIOとも闘ったスタンド使いと思われるあのアサシンだ。
ライダーだけではなくアサシンまで釣れるとは、鳴上悠という撒き餌はこれ以上なく役にたってくれた。
DIOとしてはあのライダーと相打ち、もしくは能力の一端を知れればそれでよかった。
しかし予想外にアサシンまで現れ、DIOはあのスタンドの能力を存分に観察できた。
ホテルに居ながらにして、DIOは戦況を支配していたのだ。

「DIOさん、取って来ました」
「ありがとう、マドカ」

まどかがゼフィールの宝具である封印の剣を携えて戻ってきた。

「ほう…これは宝具か。
 主の手を離れてもなお実体化しているということは、英霊ではなくマスターが使うものか。
 なるほど、そんなマスターもいるのか」

鳴上に指令を送って封印の剣をホテルに向かって投げさせておいたのだ。
直撃した部屋は爆弾でも放り込んだような有様だった。
日光が差し込んでいたのでまどかに取りに行かせたのだが、まさか宝具だとは。
DIOとしてはナイフでは飛距離が足りないのでもっと頑丈かつ長い武器を欲していたのだが、
とんだ拾い物だ。

「よし…では仕上げに入るぞ、マドカ」

肉の芽に干渉し、鳴上の最後の令呪を使用させる。
狂化したランサーは宝具を使用できないが、令呪を使えば話は別だ。
鳴上が自身の消滅と引き換えに生んだ勝機だ。
逃す訳にはいかない。

「ザ・ワールド! ウリィィィィィ、地に落ちよライダー!」

ホテルから投擲した封印の剣は、ランサーのみを警戒していたライダーの竜の翼に突き刺さった。
動きを止めたライダーを、追いついたランサーの槍が襲う。
鮮血が吹きすさび、ライダーが散る。

「どんなサーヴァントであれ、マスターを失っては存在を保てまい。
 マドカよ、私達の勝ちだ」
「ディオさん、ランサーのマスターは…?」
「令呪を使い切ったからな。ランサーは宝具使用と同時消えた。
 マスターも程なく消滅するだろう」
「そう…ですか」
「マドカ、辛いだろうが…」
「いえ…DIOさん。とどめを、刺してください」

まどかの言葉にDIOはおや、と驚いた。

「放っておいても消えるのだぞ?」
「それじゃ駄目なんです。
 消えるのを見ているんじゃなくて、殺すのは私でないと…私が手を汚すんじゃないと、
 聖杯を壊す資格なんて持てないと思うから」
「…いいだろう、君が望むならば」

DIOは肉の芽に念じる。
今まで鳴上悠を蝕み、ときに助けてきた力…今度は違う。

「さらばだ、悠。
 君はいい手駒だった…が、それ以上に私のマスターの糧になってくれた。
 このDIO、心底から君に感謝するよ」

DIOはあえて瞳を閉じた。
今頃悠の肉の芽は暴走し、宿主を変質させ、やがて死に至らしめるだろう。
だがせめてもの報いとして、悠が痛みを感じることがないように。
DIOは優しく…幕を下ろした。


 ◇ ◆ ◇


「生き残ったか。しかし…」

瓦礫の下からアサシン、ファニー・ヴァレンタインが這い出てくる。
ランサーがライダーのみを狙っていたため、うまく隠れることができた。
だが、ライダーはどうやら討ち取られてしまったようだ。
ランサーも相打ちで消えたようだが。

「彼になんと説明したものか」

市長は今頃この自体の対処にてんてこ舞いだろうが、
さてさらに同盟相手であるゼフィールたちが敗れたと追い討ちしては、
ただでさえ心労が重なっているため、本当に心臓が止まるかもしれない。

「そして…あの感触。あのスタンド使いも絡んでいたと見て間違いないな」

最初にセイバーを交え戦った英国人風の男が操っていたスタンドの感触を、ここでも得ていた。
もしあのスタンド使いがこの戦いを演出したのならば、してやられたということだ。
大統領はため息を付いた。
今更悔いてもどうにもならない。今は現実に目を向けなければ。

「残ったのはこの剣だけか」

ベルンの覇王が振るっていた大剣エッケザックスだけが、その場に残されていた。


 ◇ ◆ ◇


この場に集いし四柱のサーヴァント。
ライダー、アシュナード。
ランサー、クー・フーリン。
アーチャー、DIO。
アサシン、ファニー・ヴァレンタイン。

いずれ劣らぬ一騎当千の古強者だったが、その明暗を分けたものは何か。
鍛え磨いた技の冴え。持ち寄った宝具の質。マスターとサーヴァントの信頼の深さ。
しかしあえて、一つの事実を見出すならば、
それは運――幸運の持ち主であったかどうか。
幸運の星は勝つべくして勝つ。
運が無い者から死んでいく。
敗者は…不運に魅入られたのだろう。




【鳴上悠@ペルソナ4】死亡

【ランサー(クー・フーリン)@Fate/stay night】死亡

【ゼフィール@ファイアーエムブレム 覇者の剣】死亡

【ライダー(アシュナード)@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡】死亡


【新都・冬木センタービル内、冬木市庁舎市長室(最上階)/日中】

【ジョン・バックス@未来日記】
 [状態]:疲労(極大)・冬木市市長・残令呪使用回数3回
 [装備]:「The watcher」
 [道具]:栄養ドリンク
 基本行動方針:最後の一人になり、ムーンセルを必ず手に入れる。
 1.なにがなんだかわからない・・・
 2.魔力の供給中、安静にして体力を回復する。
 3.アサシンから送信された映像を「The watcher」で確認。サーヴァントのステータスを読み取る。
 4.警察、消防署に配置したNPCからの情報を逐次チェックする。


 【アサシン(ファニー・ヴァレンタイン)@ジョジョの奇妙な冒険】
 [状態](4人目)、魔力消費(小)
 [装備]:拳銃、エッケザックス@ファイアーエムブレム 覇者の剣、
 [道具]:携帯電話
 [思考・状況]
 基本行動方針:ムーンセルは誰にも渡さない。わたしが手に入れる。
 1 市長に報告する
 2.桐柳寺に行き様子を探る(戦闘は絶対にしない、可能ならマスター暗殺)



【新都・住宅街/日中】

【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】
[状態]:疲労(小)、令呪残り2画
[装備]:鋼鉄の腕(アイゼン・デア・アルム)@エンバーミング 、鋼鉄の腕の予備弾@鋼鉄の腕(アイゼン・デア・アルム)
 ※行動方針:聖杯を破壊するために戦う(具体的な行動方針は不明です)


【アーチャー(DIO)@ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]:魔力消費(大) 、令呪(まどかの戦いに力を貸す)
[装備]:封印の剣@ファイアーエムブレム 覇者の剣、携帯電話

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