人物詳細
「ベルン動乱」と呼ばれる大陸全土を戦渦に巻き込んだ大戦争を引き起こし、
後世のエレブ大陸史において永劫にその比類なき悪名を轟かせる「反英雄」。
後世のエレブ大陸史において永劫にその比類なき悪名を轟かせる「反英雄」。
元々は誰よりも家族を思う心優しい少年であり、将来を嘱望されていた大器だったが、
保身と嫉妬により己を狙い続ける暗愚な父親の凶行に、常日頃から思い悩んでいた。
保身と嫉妬により己を狙い続ける暗愚な父親の凶行に、常日頃から思い悩んでいた。
だが後に周囲の圧力に押され、和平を強いられた父王が今度は己に毒を盛り、
暗殺に失敗するな否や、更には己を匿った部下や母親の生命まで狙い出す。
その人間の醜悪さに絶望し、結局は毒に冒された身体をおして父王を暗殺する。
――その日を契機に、彼は人を信じる事を放棄した。
暗殺に失敗するな否や、更には己を匿った部下や母親の生命まで狙い出す。
その人間の醜悪さに絶望し、結局は毒に冒された身体をおして父王を暗殺する。
――その日を契機に、彼は人を信じる事を放棄した。
即位後は封印を解いた「魔竜」が生み出す戦闘竜達を用いた武力によって、
人が人を支配する世を終わらせ“私”なき存在が世界を統制する
公正で静寂に満ちた世を作り出そうと目論んだ。
人が人を支配する世を終わらせ“私”なき存在が世界を統制する
公正で静寂に満ちた世を作り出そうと目論んだ。
一度は大陸全土を制圧しかけるも、戦況はリキア公子ロイの活躍により大逆転。
本隊は壊滅し、ベルン王宮にまで攻めいられた所を聖杯の召喚を受けここに至る。
その所業だけを見れば狂王アシュナードとほぼ同一であるが、内面に渦巻くものは真逆。
そして聖杯に対する願いも真逆であるため、最終的には敵対せざるを得ない関係にある。
本隊は壊滅し、ベルン王宮にまで攻めいられた所を聖杯の召喚を受けここに至る。
その所業だけを見れば狂王アシュナードとほぼ同一であるが、内面に渦巻くものは真逆。
そして聖杯に対する願いも真逆であるため、最終的には敵対せざるを得ない関係にある。
――ゼフィールは他のマスター達とは違い一切の電脳を通じず、
聖杯に渇望が届きムーンセルの聖杯戦争にマスターとして召されている。
だが、それは決して無償で行わる程ご都合主義という訳ではない。
彼の渇望を聖杯にまで届かせ、ムーンセルへと送り込んだ存在は「世界」。
つまりは生前のアルトリアと同じく彼は世界と契約を交わし、「死後英霊となること」と引き換えに
本来死すべき運命を棚上げし、聖杯戦争に参加する事が出来たという訳である。
ただし、ゼフィールは純正の英雄であるアルトリアとは違い、その所業は酸鼻を極める凄惨なものでしかない。
故にこの契約は「世界が渇望を満たす道のりを示す事と引き換えに、死後(反英雄として)永劫呪われた存在へと堕す」
凄まじい代償を意味していた。当然、エレブの覇王はそれを承知した上で世界に魂を売り渡した。
聖杯に渇望が届きムーンセルの聖杯戦争にマスターとして召されている。
だが、それは決して無償で行わる程ご都合主義という訳ではない。
彼の渇望を聖杯にまで届かせ、ムーンセルへと送り込んだ存在は「世界」。
つまりは生前のアルトリアと同じく彼は世界と契約を交わし、「死後英霊となること」と引き換えに
本来死すべき運命を棚上げし、聖杯戦争に参加する事が出来たという訳である。
ただし、ゼフィールは純正の英雄であるアルトリアとは違い、その所業は酸鼻を極める凄惨なものでしかない。
故にこの契約は「世界が渇望を満たす道のりを示す事と引き換えに、死後(反英雄として)永劫呪われた存在へと堕す」
凄まじい代償を意味していた。当然、エレブの覇王はそれを承知した上で世界に魂を売り渡した。
――すべては、世界を解放するために。
アシュナードが彼に詳しいのも道理で「英霊の座」からの知識で
「反英雄としての未来のゼフィール」を承知していたからである。
死後一つの世界で頂点の反英雄となるような逸材は、マスターとしてはこの上ない適任者であるが故に。
そして、近い世界観のものであれば、無知ゆえに寝首をかかれる危険性も減じるであろうから。
だがゼフィールは聖杯戦争において落命し、その魂は「英霊の座」なる永劫の牢獄へと囚われた。
彼は本来あるべき道とは違う道を歩み、死すべき運命と世界の変革を「周囲を踏みしだきながら」それを望んだ。
だが、その運命(Fate)を変えることはついに叶わなかったのである
「反英雄としての未来のゼフィール」を承知していたからである。
死後一つの世界で頂点の反英雄となるような逸材は、マスターとしてはこの上ない適任者であるが故に。
そして、近い世界観のものであれば、無知ゆえに寝首をかかれる危険性も減じるであろうから。
だがゼフィールは聖杯戦争において落命し、その魂は「英霊の座」なる永劫の牢獄へと囚われた。
彼は本来あるべき道とは違う道を歩み、死すべき運命と世界の変革を「周囲を踏みしだきながら」それを望んだ。
だが、その運命(Fate)を変えることはついに叶わなかったのである
特殊な能力
その巨大な体躯を活かした剣術の持ち主。
佩刀エッケザックスを振り回すのみならず、状況次第で封印の剣との二刀流をこなせる。
身体ごと回転して大剣を振り回しながら、突進して敵対者を蹂躙する彼の奥義
「王者の劫渦(バシリオス・ディーネー)」は、言うなれば対人魔剣に相当する。
ゼフィールはその特殊な背景ゆえ、マスターでありながら英霊を殺害可能な宝具を二つ所持している。
具体的な性能は下記を参照の事。
佩刀エッケザックスを振り回すのみならず、状況次第で封印の剣との二刀流をこなせる。
身体ごと回転して大剣を振り回しながら、突進して敵対者を蹂躙する彼の奥義
「王者の劫渦(バシリオス・ディーネー)」は、言うなれば対人魔剣に相当する。
ゼフィールはその特殊な背景ゆえ、マスターでありながら英霊を殺害可能な宝具を二つ所持している。
具体的な性能は下記を参照の事。
【宝具】
エッケザックス
ランク:A→C
種別:対人宝具(対竜宝具)
レンジ:1〜3
最大補足:1人
種別:対人宝具(対竜宝具)
レンジ:1〜3
最大補足:1人
人竜戦役時、種の存亡を賭けて人類が竜に対抗する手段として
魔力により造り出した八つある『神将器』の内一つ。
エレブ大陸の『八神将』のリーダー『英雄』ハルトムートが所有していた可変型の大剣。
当然のごとく、最高ランクの宝具特性を持つ現存する聖遺物である。
竜退治の逸話を持つため、竜属性を持つ者に対しては追加ダメージを負わせられる。
魔力により造り出した八つある『神将器』の内一つ。
エレブ大陸の『八神将』のリーダー『英雄』ハルトムートが所有していた可変型の大剣。
当然のごとく、最高ランクの宝具特性を持つ現存する聖遺物である。
竜退治の逸話を持つため、竜属性を持つ者に対しては追加ダメージを負わせられる。
本来の性能は濫用すれば天変地異を引き起こす可能性すらあったものだが、
蓄えた魔力を失われた『秩序』の回復の為に全て解放してしまったため、
現在ではランクが著しく低下している。
(逆を言えば魔力さえ与えれば本来の威力を取り戻す事は可能)
蓄えた魔力を失われた『秩序』の回復の為に全て解放してしまったため、
現在ではランクが著しく低下している。
(逆を言えば魔力さえ与えれば本来の威力を取り戻す事は可能)
通常は杖のような形をしており、その場合の威力はC-。
エッケザックスが大剣の姿と戻った場合、ランクはCとなる。
エッケザックスが大剣の姿と戻った場合、ランクはCとなる。
封印の剣
ランク:A+
種別:対人宝具(対竜宝具)
レンジ:1〜3
最大補足:1人
人竜戦役時、『英雄』ハルトムートが所有していた『神将器を超える武器』。
エレブ大陸において著名な伝説を築き上げた最強の武器。現存する聖遺物である。
その柄には“ファイアーエムブレム”と呼ばれる大いなる力を
封印・解放する魔力を秘めた紅の宝珠がはめ込まれている。
本人の意思を剣に乗せ、攻撃力に反映させる長剣。
種別:対人宝具(対竜宝具)
レンジ:1〜3
最大補足:1人
人竜戦役時、『英雄』ハルトムートが所有していた『神将器を超える武器』。
エレブ大陸において著名な伝説を築き上げた最強の武器。現存する聖遺物である。
その柄には“ファイアーエムブレム”と呼ばれる大いなる力を
封印・解放する魔力を秘めた紅の宝珠がはめ込まれている。
本人の意思を剣に乗せ、攻撃力に反映させる長剣。
所有者の精神力次第ではその刀身に炎を纏わせ、斬り付けた相手を炎上させる。
『魔竜退治』というエレブ大陸における最上の逸話を持つため、
竜属性を持つ者に対しては追加ダメージを負わせられる上に、
所有者の意思で殺さずに半永久的に封印する事も可能。
なお、完全な封印には十ターンの時間を必要とする。
『魔竜退治』というエレブ大陸における最上の逸話を持つため、
竜属性を持つ者に対しては追加ダメージを負わせられる上に、
所有者の意思で殺さずに半永久的に封印する事も可能。
なお、完全な封印には十ターンの時間を必要とする。