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No.25 白地の青のラインが入ったワンピースにタブリエを被せ、ベルトで止めた特徴的な制服を着た少女は、この聖杯戦争に対し怒っていた。 ハンマーとノギスを組み合わせた外見の万能工具「スプレンディッド・インパクト」を振り上げ、高らかに叫ぶ。 「う~、ハートに火がつきましたよ。絶対許せません、こんなこと!」 彼女の名前は「ナノカ・フランカ」。 百年か千年に一人の天才児と謳われながら、驕り高ぶることなく努力を続け、人並み以上に豊富な感情と元気と体力と正義感を持ち合わせた少女である。 結果、大いに成功し、大いに失敗する。具体的には発明で爆発を起こす。 親友が陰謀に巻き込まれ、監禁されれば自ら救出に行き、街をドラゴンが襲えば発明品で倒そうとする。 そんな彼女が目の前で殺し合いを始めると言われて、黙っているはずが無かった。 「絶対この戦いを止めて見せますからね!」 ナノカは参加者の中で一番最後に扉を潜る前、神父に向かい堂々と宣戦布告した。 扉の先は、純日本家屋の様式をした何らかの店舗だった。入り口の上に掛けられた看板には「詠鳥庵」とある。 「う~ん。えいどりあんって読むのかな? そういえば、リエがなんかの勝負に勝ったとき叫んでいたような……」 「それはえいちょうあん、らしいですよ」 「あ、そうなんですか」 「ちなみにエイドリアンは、映画「ロッキー」のヒロイン名です。  私も、とある催しの勝利宣言代わりに叫びました」 「なるほど。いや~、勉強になりました。  それで、あなたはどこのどなたですか?」 ナノカの問いに、いつの間にか隣にいた、メイド服を着た少女は丁寧にお辞儀をした。 「申し遅れました。私はサーヴァントの安藤まほろです。クラスはアーチャーに分類されています。  以後よろしくお願いいたします」 「まほろさんですか。私は工房士、ナノカ・フランカです! 初めまして!」 ナノカは元気ハツラツ、オフコースな底抜けに明るい声で返事をした。 「ところでマスターに質問がありますが」 「ナノカでいいですよ。私もまほろさんって呼ぶから」 「では、ナノカ様」 「様もいりません♪」 「それでは、ナノカさん。私達の声ってそっくりじゃありませんか?」 「え~、そうかな~?」 【参加者No.25 ナノカ・フランカ@蒼い海のトリスティア】 【サーヴァント:アーチャー(安藤まほろ)@まほろまてぃっく】

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