レイス

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本名不明。レイスはコードネーム。 1426の長を務める人物。 かつてはヒューマンの男性であったというが、現在ではガーディアンズのネットワーク内部のデータとしてその人格を保っている。 それがレイスの名の由来。 普段は1426オフィス内のチーフの席で、その上に据えられたモニター上に姿を見せている。 その姿を見る限りでは若い白人男性の容姿をしているが、実際にかつてどんな姿をしていたのかは不明。 非常事態時には、キャストをベースにした義体を自ら繰り、物理的な行動に出ることもある。 面倒ごとばかり引き起こし、頼りにならない部下たちを前に、彼が嘆息しない日はない。 ことに、お騒がせなミトに関しては頭が痛いようで、彼女に小言をくれかけては途中で投げ出す光景はもはや日常茶飯事。 が、彼自身もそれなりにいい性格をしており、他人を上手く使うすべをよく心得ている。 そのもっともたる標的となるのは、サブチーフであるクロイツ。 人格データの癖に酒や煙草をこよなく愛する発言も多く、オヤジくさい雰囲気も漂わせる人物。 そういった意味では、はぐれ者の巣窟1426の長として「らしい」存在とも言える。 根は部下思いな人物で、滅多なことでは態度や言葉に乗せないが、メンバーそれぞれの観察には余念がない。 他者に対して不必要な干渉はせず、傍観者的な立場を取ることが多いが、必要な時には己の言葉で他者を導くこともある。 基本的に飄々としており、物事にあまり動じず、メンバーらに小言は垂れながらも、異常事態を前に眉ひとつ動かさないなどの一面も。 また自身が必要と判断したことならば、それがいかなる行動であろうと躊躇いなく実行できる冷徹さも持ち合わせている。
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