ポケモン世界に転生したポケモン廃人が廃人思考と戦略でポケモンバトルの常識を塗り替えていく話。
序盤の一人語りは少々きついもののそこを乗り越えれば概ねポケモンバトル。
主人公の半生部分はバッサリカットでプラチナ編からスタートする。
バトルは遊戯王のカードプールチートものに近い。レベル差でゴリ押しするような内容ではなく
バトルごとに使用ポケモンや戦法が変えて勝利する感じなので同じ廃人なら思わずにやりとできる。多分。
ポケモンが近代兵器で殺される等の描写あり。
文章に括弧が多い。
ポケモンが饒舌に喋り過ぎていて違和感しか覚えない。
そもそもポケモンの二次創作である意味が見受けられない。
【あらすじ・概要・感想】
文明が発達し過ぎたが故に衰退へと向かっている世界が舞台。
混沌とした社会を沈静化させるために、人間達は予見書に記されていた二匹のポケモンのうちの一匹を探し出した。
そして文明を救うための任務を与えられたポケモンが主人公、って感じのストーリー。
読んでいて全体的に話の骨格が出来ていないように感じた。何を書きたいのかがあまり伝わってこない。
主人公の子供っぽい一人称描写と人間側の三人称描写が移り変わって混乱する。
それと三点リーダー多過ぎて読みづらい。
ポケモンの二次創作というよりはポケモンの世界からポケモンだけを抜き出した一次創作。
タイトル通りレッドへの憑依もの。文章力は高くなく、しかも1文ごと空行あり。
文中に(ryって書いてあったり擬音が多用されてたりからも、よみにくさは分かると思う。
作者は今まで7つの連載をどれ一つ完結させておらずそのうえ後書きで「次はバカテスでも書くかな」。
エタる可能性大。最初にフシギダネを選んだので、フシギダネが好きならどうぞ。だが面白さは保証せん。
情景描写、心理描写どちらもそれなりにしっかりしている。ストーリーも、序盤から主人公が連続で危機に追い込まれるという基本をしっかりおさえてる。
そしていきなり伝説に出会うでもなく、ケーシィのテレポートに助けられ、老人に助けられ。個人的にはかなり読めた。
最終更新:2012年03月18日 00:01