提督×教室の艦娘達16-754

753 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/26(日) 22:40:04 ID:A.Hm0BbU [1/9]
宗教ができる程多数の提督を骨抜きにした艦娘は魔性と言えるのではなかろうか。
世に文月のあらんことを



ある意味鬱&ガイキチ?なネタ投下します

754 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/26(日) 22:42:38 ID:A.Hm0BbU [2/9]







発 第404特別任務艦隊442分遣隊研究班 軽巡洋艦大淀(ID:YTS731141CL)
宛 第404特別任務艦隊第61研究室主任研究官殿

鎮守府内執務室内装の提督及び艦娘の行動への影響に関する実験についての報告

上記の実験について簡潔に報告する。
本実験は、執務室の内装の変更が提督及びその指揮下にある艦娘に対してどのような影響を与えるかについての実験である。
今回の実験は、以前より所謂「教室」と呼ばれる内装の組み合わせ(以下教室)について
以前より羽黒、香取といった特定の艦娘の提督との肉体関係に発展する確率が他の内装の組み合わせ(以下内装)と比較して格段に上昇する現象が
報告されていたことから、その他の艦娘における変化の有無を調査することを目的としている。
実験においては無作為に選定された被験艦隊(以下艦隊)及び、同艦隊指揮官(以下提督)を『バーカウンター設置による提督及び艦娘の嗜好、性格及び行動の変化に関する実験』
と同様の条件で教室での変化の有無を検証する(艦隊及び提督に関しては資料1を参照)。
尚、実験を行った艦娘の人数が多数であるため、本報告においては特異な例のみについて取り上げる(全艦娘及び提督の調査結果は資料2を参照)。





「あら、模様替えなさったのですね」
「ええ。なんでも上から実験に使うからと…」
落ち着かなそうな提督を見て、鳳翔はくすくすと笑う。

「しかし、何と言うかこう……落ち着かないというか…」
「あら。なかなかお似合いですよ。先生」
「よしてください。尻がかゆくなる」
苦笑いする提督だが、鳳翔の方は意外にも生徒用(と思われる)机にちょこんと座っても違和感がない。
正規空母たちに比べれば小柄な彼女だが、年嵩な印象に反して何とも奇妙なものだ。

「ところで提督、あの子たちはどうです?」
「ええ。みんな良くできます。遠征でもだいぶ助かっていますよ」
鳳翔の言うあの子たちとは、彼女が以前引率していた駆逐隊のことである。
この艦隊に加わった駆逐はみな、彼女か天龍の引率で遠征をこなすのが恒例となっていた。

「やはりコーチが良いと違いますね」
「あら、そんな。うふふふ」
ちょっと恥ずかしそうに、だが嬉しそうに笑う鳳翔。
柔らかな日差しの下、和やかな雰囲気が満ちていた。



事例1 軽空母鳳翔(ID:YT107442815CVL)

艦娘の性格、行動については変化が見られないが、提督は実験後に「保護者会や父母面談を髣髴とさせる」と述べており、
教室が提督に教員あるいはそれに類するものの疑似体験をさせるという結果が得られた。
尚、この実験結果は被験者である艦娘の性格及び外見的特徴に起因するものと推測される(資料4)。





「てーとくー、なんか瑞鶴ちょっと退屈なんだけど~、ふてくされるぞー」
「もう少しで終わるからちょっと待ってろ」
座ったまま伸びをしながら瑞鶴がごちる。

何もしないで座ったままというのは苦痛に感じる者は多い。
ましてや、唯一同室の男が相手をしてくれず、無駄話にものってこないとなれば自分の仕事が終わってしまえばひどく手持無沙汰なものだ。

机に頬杖をつき、特に見るでもなく窓の外をぼんやりと眺める瑞鶴。
(いい天気だなぁ……あ、あの雲加賀さんに似てる)

不意に書類から顔を上げた提督の目に、そんな瑞鶴の横顔が映る。
ぱっちりとした大きな目、翔鶴の横に並んでいると目立たないが、意外にも色白な頬とその頬を覆っている弓を引く割に細く見える指。
健康的な色の唇は差し込む日光を受けて瑞々しく縁どられている。
案外、それらしく着飾らせて何も知らない人の前で黙っていたらどこかいいところのご令嬢に思われるかもしれない。

「ん?何?提督さん。私の顔に何かついてる?」
提督の視線に気づいた瑞鶴がふとそちらを向く。

「いや、可愛いなと思って」
「なっ!?」
提督はほぼ無意識のうちに言った。
ぼーっとしていたのではあるが、目の前の相手が白い頬を赤く染め上げ、耳の端まで茹だっているのを見ても、
まさか自分が思っていることをそのまま口に出したとは気付いていない様だ。

「なっ……えっ、かわい……と、突然何言って……っ!」
「うん?俺声に出してたか?」
「えっ……もうっ!馬鹿ぁ…」
一人赤くなってぶつぶつ言っている瑞鶴。

「提督は不意打ち過ぎるよ……」
「不意打ち?何がだ?」
精神疾患を疑うレベルに鈍い提督。



事例2 正規空母瑞鶴(ID:YT302142739CV)

この事例においても提督の言動に変化が見られ、艦娘の感情の変化に鈍感になる。
それに関連して艦娘側の想定していない好意の表明を行うといった所謂『日常系ハーレムラノベ』に近い状況が発生している。
また、こうした現象は古鷹型、青葉型、最上型等の重巡洋艦にも見られるが、全く発生しない艦娘(事例1の鳳翔等)も複数確認されており、
全容の解明には更なる研究が必要と思われる(資料5)。





夕焼けに染まる鎮守府の外れ、一人の男がオレンジの海を見て黄昏る。
海風に吹かれながら遠くを眺める彼の背後に人影が一つ。

「来たぜ。“約束”通り」
人影が男の背中に投げかける。
男は振り返り、人影を真正面から睨みつけると、咥えていた煙草を吐き捨て、足で踏み消す。

「おう。待ってたぜ……この“時”をよ」
そう言って男―提督は不敵に笑い、人影―武蔵も応じて笑う。

「んで、本気かい?」
武蔵が問う。
「決まってんだろ?そのために呼んだンだからよ」
提督が答える。
問答のさなか、二人はゆっくりと歩くように距離を近づけていく。

「へえ……随分と“気合”入ってるんだ……なっ!!」

二人の拳が同時に飛び、互いの頬にめり込む。
クロスカウンターの形となったまま、拳がめり込んだ真上の目が互いを捉え、いびつに変形した口角がにやりと歪む。
赤い世界のただ中で、二人が吠える。



事例3 戦艦武蔵(ID:YT719462214BB)

この事例においては艦娘と提督に同様の変化が見られた。
両者とも実験前より粗暴な言動が目立ち、好戦的な性格となり、また、普段喫煙の習慣のない提督が喫煙する等、生活習慣においても変化がみられる。
こうした変化は主に夕方、特に日没直前において顕著となり、今回のケースでは乱闘にまで発展してしまっている。
これについて提督、武蔵ともに「教室で夕陽を見ていたら殴りあわなければならないような使命感を感じ、そうすることで友情が芽生えるような気がした」と証言している。
同様のケースは他の艦隊での戦艦霧島についても報告されている(第441分遣隊17次報告)が、武蔵、霧島以外には確認されておらず、
今回のケースもそのケース同様、実験以前は提督、艦娘ともに凶暴化の兆候が一切見られない事からこれも教室の効果と思われるが、詳細は不明である。

尚、この乱闘により提督が負傷したが、実験の継続に問題は無いと思われる。





「さて……」
報告書を書き上げて、ふうと一息つく大淀。

「困りましたねぇ……実験中止とは。治療すれば続けられると思ったんですけど…」
彼女の報告書を見た第61研究室の回答は『被験者の心身に重篤な損害を与える恐れあり』として実験を中止するというものだった。

「私も楽しみにしてたんですよ?提督との教室プレイ」
そう言いながら大淀は席から立ち上がり、それまで背を向けていた部屋の中に振り返る。
コンクリート打ちっぱなしの壁と床に、鉄格子の嵌められた窓。
部屋の隅に置かれたこの部屋唯一の家具といえるベッドには提督が仰向けに横たわっている。

「でも、いいです。こうして二人きりの実験が出来るのだから」
大淀は報告書を書いていたPCの方をちらりと見る。時間だ。

「さあ提督。実験の時間ですよ」
そう言ってベッドに近づく大淀。
提督は虚ろな目をしたまま動かない。死んではいないのだが。

「楽にしていてくださいね」
大淀は提督のズボンを下ろすと、むき出しになった一物を自身の手で包み込み、丁寧にこする。
大淀の指が繰り返し刺激することで、一切反応を示さない提督とは対照的に一物はむくむくと大きくなっていく。

「あはっ、提督お元気ですね」
やがて自分の掌で収まりきらなくなったそれを嬉しそうに眺めながら大淀は言う。
「じゃあ始めましょう」
言うなり彼女もスカートをおろし、下着も脱ぐと、露になった下半身でベッドによじ登り、提督の上に立膝で立つ。
その股ぐらは湿って、雌の臭いがしている。

「んっ……」
反りかえった一物の上に跨り、自分の中にそれを入れていく大淀。
大きなそれは、彼女の中をこすりながら進んで行く。

「んっ…、あっ……、入りました」
しっかりと銜え込むと、大淀の両手が提督の腰を掴む。
「くっ…、さあ、行きますよ……あっ、んあっ…!!」
自分の腰を提督に押し付けながら、大淀が声を上げる。

「あんっ……あっ、ああ……っ」
提督の上で腰を振り、その度に嬌声を上げる大淀。
動きが大きくなるに比例して、その声も大きくなっていく。
「あひっ!て、提督っ……!いっ、いい…っ!あんっ!!」

肩で息をしながら一際大きく動き、声を上げる。
そこに普段の冷静で理知的な彼女の姿は無く、ただの雌が一匹。

「あっ、ひっ、ああっ!!あんっ!提督!提督っ!!あっ!あああーっ!!」
大淀の絶叫。
二人の間から提督の白濁が溢れ出る。


ぴたりと動かなくなった大淀は、肩を弾ませながら提督の上で恍惚の表情を浮かべる。

「ああ……中に、提督のが膣内に……いっぱい……あはっ、あははっ…」
虚空を見つめて大淀が呟く。

ふうと息をつくと提督との結合を離し、ベッドから降りたが、その目は自身の白濁でコーティングされた提督の一物に向いている。

「あら、まだ残ってますね」
嬉しそうにそう言うと大淀はベッドの脇、丁度提督の股の間にひざまずく。

「大丈夫。私がきれいにしますね」
そういってぬらぬらと光る一物を咥えると、舌先で丁寧に舐め上げた。

「んっ…、んっ、んっ」
舌がくまなく何度も一物を往復し、くちゅくちゅと湿った音が二人の間に響く。

不意に一物が再度硬直化し、再び白濁が噴き出る。
突然のことに一瞬むせた大淀だったが、一度口を離し、溢れて顔についた分も指でとって舐めると、母乳を求める子牛のごとく、再度一物に顔を突っ込む。

「んっ!ぷはっ!ふふふふ、提督まだ出るなんて……よっぽど気持ちよかったんですね。うふっ、嬉しいです」
二人の間が再度淫らな音を奏でだす。

その様子を天井の監視カメラだけが見ていた。





発 第404特別任務艦隊443分遣隊研究班 軽巡洋艦大淀(ID:KTS510466893CL)
宛 第404特別任務艦隊第63研究室主任研究官殿

『鎮守府内執務室内装の提督及び艦娘の行動への影響に関する実験』における没入症状についての経過報告

上記の件につき簡潔に報告する。
先日行われた『鎮守府内執務室内装の提督及び艦娘の行動への影響に関する実験』(以下教室実験)において、実験中の被験者負傷により実験が中断された際、
試験管であった軽巡洋艦大淀(ID:YTS731141CL)がこれに強硬に反対。
試験管というロールへの没入が見られ、これが他の艦隊で行われた同様の実験においては見られない特異な現象であったことから、この艦娘のみ資料1の状況下での試験を行うものである。
内容としては、艦娘と提督の生殖活動による艦娘の能力及び人格への影響の調査と艦娘のみに伝えており、艦娘に対し彼女が試験管であると伝えてある。
実験開始から72時間が経過した時点で重度の没入症状がみられ、症状はレベル4まで進行している。
この実験及び教室実験が被験者の置かれている状況と言う意味で所謂スタンフォード監獄実験の再現になりつつあるとの意見もあり、
提督及び艦娘に重大な身体的、精神的障害をきたす恐れがあるため、実験の中止を提案する。









761 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/26(日) 23:00:02 ID:A.Hm0BbU [9/9]
以上スレ汚し失礼しました。
底辺文系出身者が頑張ってレポートっぽく書いてみるテスト

762 名前:名無しの紳士提督[] 投稿日:2015/04/26(日) 23:23:31 ID:wQlHx2eE [4/4]
GJです!

763 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/26(日) 23:57:10 ID:nKQvwvXE
武蔵ノリ良すぎワロタ
二次元においての眼鏡キャラは基本サイコだからね仕方ないね
乙GJ




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最終更新:2015年10月10日 07:58