古鷹×慰安夫 東「鎮守府慰安遠征」(前編)16-317

317 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/03/03(火) 00:57:35 ID:7ita1/Z.
鎮守府慰安遠征の者です
ちょっと投稿に間が空きそうなので、3レス分前編投下していきます
またバラバラですいませんが、お願いします




318 名前:鎮守府慰安遠征[sage] 投稿日:2015/03/03(火) 00:58:05 ID:7ita1/Z.





川内と出会い、新たな鎮守府での生活がスタートしてから数日が経った。
初めて鎮守府に来た時こそ取り乱していた東も、きっちりと仕事はこなしている。
だからと言って環境に慣れてきたわけでもない東は、自分なりに慣れる努力は惜しまない。
仕事を終え、時間が空いた川内が休憩室に来るたびに鎮守府の現状を聞き出していた。
そして机の上に並べた紙を見下ろし、一枚一枚が欠片となって一つの答えに辿り着く。

川内の言葉通り、現在所属している鎮守府は各々艦娘が性的なサービスを行う場だった。
しかし内部を封鎖するような外観からは、中で何が行われているのかを察するのは難しい。
窓自体もなく、今にして思えば敷地を囲う壁も気持ち高かった。
現場で行われていることに納得しがたいが、外にこの情報を持ち出すのは無理に近い。
今までいた世界とは隔離された性的サービスを行う場所となれば一つしかない。

「言ってみれば遊郭みたいなものか、だがそれよりよっぽどタチは悪そうだな……
 単純に身体を売ってるだけなら遊郭って話で終わるんだがな」
「それだけなら良いんだけどね。もうちょっと細かいんだ、ここの鎮守府ってさ」

ぼやく東に、ベッドの上で向かい合っていた川内が相槌を打つ。
今日も仕事を終えた川内が、東の部屋を訪れて話をしてくれているのだ。

「一言で言うと、お客さんの言う通りの展開で身体を売ることもあるってこと」
「言う通りの展開?」
「前みたいに女の子を犯したいってお客さんは襲ってくるし、私は悲鳴を上げる。
 逆に女の子に犯されたいってお客さんは、抵抗もしないで女の子に犯されるってわけ」
「犯されるってわけ、じゃないだろう。大丈夫か、ここは?」
「可愛いもんだよ。女の子を二人同時にはべらせたいって人もいるしね。
 あ、ごめん、仕事らしいから行ってくるよ」

矢継ぎ早に川内の口から飛び出してくる言葉に、思わず東は頭を抱える。
ポンポンと口にし、部屋を出ていく川内も鎮守府の空気に慣れている雰囲気すらあった。
いつか東自身も、鎮守府の雰囲気に呑まれてしまうのではないかという恐怖もある。
やりきれない思いを抱えながらも、川内に続くように東も仕事場に向かった。

仕事に向かうと言っても、艦娘たちが足を運んでくる休憩室で艦娘を迎える役目である。
川内の時のように身体を洗う手伝いも少なくないため、仕事用の服装は簡素だった。
ほとんど飾り気のない真っ白な寝巻であり、上下の繋がった浴衣のみで仕事を待っている。
一枚脱いでしまえば下着姿になってしまうほど薄着だが、この仕事には極めて向いている。



東は10の番号札のかかった部屋が持ち場となっているのだが、気の進むことではなかった。
直接手を下しているわけではないとはいえ、そういった仕事の手伝いをしているのだから。
大きなため息をつきながらも、今の東には持ち場の部屋で待機するしか出来なかった。
するとさして時間もかからないうちに扉がノックされ、艦娘が部屋を訪れる。

少しばかり開いた扉から、部屋をのぞき込んできたのはショートカットの少女だった。
黒みがかった右の瞳とは対照的に、左の瞳は輝くような明るい色を宿している。
何より特徴的なのは、全身を包んでいる真っ黒なインナーだった。
シャツとスパッツが一つになったような全身インナーの上には、何も羽織っていない。
東の姿を確認した少女は、そそくさと部屋に入ってきて口を開いた。

「あの~、新しいお手伝いさんって、あなたのことでしょうか?」
「ああ、東だ。え~っと、ごめん。名前聞いてもいい?」
「は、はい。古鷹型重巡洋艦1番艦古鷹です、恥ずかしながら改二です」

インナーの上に何も着ていないことが何より気になったが、東はあえてそこに触れない。
意識してしまえば間違いなく冷静ではいられないのは、以前から分かっていた。
仮に冷静でいたとしても、いざ話を進められてしまっては抵抗も難しくなるからだ。
しかし東とて男であり、古鷹の姿が気にならないと言えば嘘だった。

ぴったりと古鷹の身体に張り付くインナーは、東の視線を引き寄せてやまない。
幼い印象とは不釣り合いなほど、形よく浮き出る胸の形は魅力的と言わざるを得ない。
引き締まった腹周りは美しいラインを描き、へその形すら浮き出ていた。
一方で引き締まった腹から、肉付きがよくも太くない理想的な太ももへの流れ。
インナーが見せつける扇情的な古鷹の身体の節々を、撫で回したい衝動に駆られていた。
当然それを表に出すわけにはいかず、衝動を押し殺しながら口を開く。

「とにかく手伝いとしてここにいるんだ、何でも手伝うよ?」
「そ、そうですかぁ! よかった、じゃあ早速お願いします!」
「あぁ、何をしたらいいんだ?」
「じゃあまずここ、触ったり擦ったりしてください」

今にも手が触れてしまいそうなところまで近寄ってきた古鷹は、東の手を取った。
インナー姿の少女に手を取られ、思わず緊張に東の身体が固まってしまう。
幼くも落ち着いた印象から想像もできないほど積極的な姿勢に、後ずさってしまう。
しかし次の瞬間、古鷹に導かれた手は予想だにしないところへ導かれていた。



「んんっ、ここ、です。あっ、いいです、もっとぉ」
「ちょっと待て古鷹! 人の手使って何してんだ!」
「あっ、やめないでくださいよう、もっと。もっとしてほしいんです」
「待て! 俺の話を聞け! いったん止めろ!」

驚きのあまり勢いよく引いた東の手の先は、ぬるりとした粘液が糸を引き濡れていた。
あろうことか古鷹は東の手を自らの秘所に導き、自慰行為を始めていたのだ。
部屋に来た時には気付かなかったが、既にインナー越しに古鷹の秘所が光り始めている。
東の脳裏に、かつての鎮守府で浦風に手籠めにされた時の記憶がよみがえる。
このまま流されてはまずいと本能が早鐘を鳴らし、考えるよりも先に後ずさっていた。

「あ、逃げないでくださいよ、ねえ~」
「ねえじゃない、手首を捕まえるな! 仕事してきたんじゃないのか!?」
「仕事はしてきました、してきましたけど……」
「してきましたけど、何だ?」

東の言葉を聞いた古鷹の顔がみるみる紅潮していき、視点を床に落とす。
顔を合わせてられないのだろうと考えても、東の手首を掴んでいる手を放そうとはしない。
それどころか愛液の量が増えたのか、古鷹の秘所の照りが大きくなって滴り始めていた。

「い、イカせてもらえなかったんですよ。120分もずっとお預けだったんですよ!」
「イカせてもらえなかった? そりゃあ相手が悪かったんじゃないのか?」
「“イきたいのにイかせてもらえない古鷹ちゃんが可愛い”って言われ続けました」
「そいつはまた歪んだ客だったようで、それで?」
「重巡洋艦のいいところ一杯調べていいです! 私のことをイかせてください!」

我慢ができなかったのか、返事を許されないままに東は押し倒される。
古鷹が自分自身の身体を押し付け、二人揃ってベッドに倒れ込んだ。
同時に古鷹は跨り、正面から脇を抱えて拘束しながら東の唇を貪る。

「んんー! ぷぁっ、放せ! 放せってば!」
「ダメなんです、キスも気持ちよくって、もっと、もっとしたいです、あむっ」

抑えの利かなくなった古鷹のキスに、東の抵抗は無力に等しかった。
口では息を吸えないほど唇を押し付け合い、東の口内で二人の舌が音を立てて絡み合う。
唾液を流し込み、口内を舐め回し、唇を貪り、東自身を拘束した古鷹は積極的である。
普段の健気さとは対照的に、東に跨って犯しつくすようなキスを繰り返していた。







321 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/03/03(火) 01:00:51 ID:7ita1/Z.
前編は異常です、えっちなことに積極的な古鷹は一度書いてみたかったです
続きは時間かかりそうですが、また投下しに来ます
ではまた

322 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/03/03(火) 06:56:33 ID:XDQeGljs
乙です。後半も期待してます



これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/

最終更新:2016年07月20日 14:33