提督×初雪、夕立16-215

215 名前: ◆NQZjSYFixA[sage] 投稿日:2015/02/24(火) 23:33:55 ID:B9e5BkgU
http://www55.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/478.html
の続きを投下します。続き物でちょいちょいオリ設定が出て来ていますが適当に無視してください。

あらすじ
新任提督が初日から雷ちゃんと肉体関係になったら
他の艦娘もしたいらしいので毎日一人ずつやり始めた




216 名前: ◆NQZjSYFixA[sage] 投稿日:2015/02/24(火) 23:34:55 ID:B9e5BkgU





 ぶじゅっ、くちゅ、という粘質な音が風呂場に響く。
「ふあぁっ、んっ、いく、いくいくーーっ!」
 俺の腕の中で、前髪を切りそろえた黒の長髪の女の子が絶頂に身もだえする。
 彼女の名は、初雪。駆逐艦の艦娘だ。可愛らしい見た目からは想像も出来ないが、
数百年前の艦の魂をその身に宿し深海棲艦を根絶するために日夜戦い続ける、海の戦士である。
 そんな立派な女の子は今、俺の太ももに腰掛けて股を開き、俺を背もたれに脱力している。
戦士とは思えぬ柔らかさ、上気した肌は性の昂ぶりを示すように熱を持ち、太ももには彼女の
膣で暖められた大量の俺の精液と、それ以上に初雪の愛液の生暖かさを感じる。
 今俺は、夜通しのセックスの後始末に初雪の膣に残った精液をかきだしているところだった。
 しかし初雪の瞳は情欲に濡れ、もっとしたいと言いたげに俺を見つめている。つい昨日まで
ぼーっとしてマイペースだった初雪とは凄い変わりようだ。あどけなさの残る顔立ちに宿る
色香に見とれ、思わず抱き寄せると、我慢しきれないのか初雪から唇を重ねてきた。さらに
舌まで入れられ、指の動きを催促するように腰を動かす。くちゅ、くちゅ、と先ほどよりは
控えめな音が鳴り出すと、うっとりと目を細めて舌をより激しく動かし始めた。
 が、俺はシャワーを強めに出して初雪の身体の汗や体液を落としてやる。
「気持ちは嬉しいが、もう朝だ。ちゃんと部屋に帰らないと」
 ぬるりと追いすがる初雪の舌を振り切って、頭を撫でながらそう答えた。
「えー……もっと司令官とセックスしたい……です」
 ぶーたれる初雪の顔はそこだけいつもどおりで、俺は微笑んだ。
「はいはい、また今度な」
 そう言って初雪の頭の上からシャワーを浴びせる。そのまま抱き上げて横に並べてある
椅子に座らせようとしたが、なおも往生際悪く抱きついてきた。むにゅりと乳首を押し付ける
ようにして身体を密着させ、俺の耳元でささやく。
「あんっ……司令官のチンポ、初雪のマンコにずぼずぼはめてください……子宮に精子かけて欲しいのぉ」
 つい数時間前に俺が仕込んだ、猫なで声でおねだりしてきた。
「ダメなもんはダメだよ。ほら、初雪も自分で身体洗って」
 苦笑してその額に軽くキスしてやってから、今度こそ初雪を座らせた。
「むー……初雪、もっとしたいのに」



 そう言いながらも諦めてくれたのか、シャンプーのポンプをかしゅ、かしゅ、と押して手に取り、
頭を洗い始めた。頭頂部を十分にあわ立たせてから、首の後ろに手を入れて長い髪を持ち上げ、
髪全体に泡をなじませていく。雷とも風呂に入ったことはあるが、髪の長い女性の洗髪を見るのは
そういえば初めてだ。当たり前だが無防備にも目を閉じて俯いている初雪が、わしわしと手を動かすたびに
張りのある小ぶりな胸がふるふると揺れる。そんな所をじっと見ていると、撃ちつくしたはずの
俺の股間が、またも息を吹き返してしまった。
 シャワーで泡を流した初雪がふと目を開けて下を見て、にまりと笑った。
「ん、後一回……一回だけ。司令官が射精してくれたら、初雪もすぐイクから」
 返事を待たずにがに股になって俺にまたがると、ぬぷぬぷと腰を沈める。
「あっ……ふ、うぅん……」
 夢見心地のように艶かしい吐息をあげ、きゅうきゅうと膣を締めてくる初雪の腰を掴んで、
時間もないのでガンガン腰を振ってすぐに射精した。
「はっ……あーーー……んんっ……」
 初雪はぽーっと酔ったように目を細め、今日一番の力で膣を締め、子宮口をくすぐるように大きく
腰を前後させる。
「あっ、きたきたっ、んっ、いっく……ぅ」
 ぎゅっと眉根を寄せて全身に力をこめて絶頂を味わってから、ふう、と息を整えて顔を上げると、
そこにはもうケロリとした顔のいつもの初雪が居た。
「ん、すっきりした。身体洗う」
 そこからはお互い無言で、普通に身体を洗った。

 着替えもてきぱきと済ませて、夜明けの廊下で初雪を見送る。
「はぁ、徹夜したから、眠くなってきた」
「あー……すまん。これから朝練だよな」
「ん。次セックスする時、いっぱい気持ちよくしてくれれば、いい、です」
「はは。気に入ってくれたみたいで嬉しいよ。ま、今日と明日は先約が居るみたいだが」
「夜は、そう。昼は空いてるから、セックス、できる」
「おいおい……仕事があるだろ?」
「まだ仕事少ないし。休憩時間、ある」
「本当大好きになったな……ま、そのうち機会があったらな」
「やった。それじゃ、司令官、おやすみ」
「神通に怒られるからがんばって起きてくれ」



 かく言う俺も眠い。風呂に入って温まった分、眠気も倍増だ。だがさすがに俺が居眠りもまずかろう。
「今日は何か歩く仕事をしようかな……」
 初雪の去った廊下で、独りつぶやいた。
 眠い目をこすりながら、朝飯を食べに食堂へ歩く。既に艦娘達はランニングを開始しており、遠くの
方から重い足音がかすかに聞こえる。朝の寒さに首をすくめながら、食堂の扉を開けると、ふわりと
味噌汁の香りが漂ってきた。昼は艦娘と同時だが、朝一番の食堂は俺一人だ。
 日替わり朝食を頼む。今日はアジの干物とカブの酢漬けがおかずだった。相変わらずのプロの味だ。
ぺろりと平らげて、さっさと自室に帰った。
 ふと思い出す。そういえば、俺も野菜の種を持ってきていた。
「じっとしてると眠くなりそうだしな……適当なところに畑でも作ってみるか。
 女の子が多いし果物でも作れば誰か食べるだろ」
 自分の荷物の中を漁りこの機会にと全部出して整理するも、記憶どおりに果物の種は一つもない。
(そういえば、艦娘の数が増えた特典で自転車があったな……)
 近くの町に行けば、多分種は買えるだろう、と算段をつけ、着替えて執務室へ向かった。

「おっはよ、司令官!」
「ああ、おはよう、雷」
 満面の笑みで出迎えてくれる雷に挨拶を返し、椅子に座ると、機械を起動する。
実は普段の秘書艦は神通なのだが、さすがに複数の艦娘に手を出し始めた初日から
神通を秘書艦にするのは俺の精神衛生上良くなかったので、事情を知る雷を指名しておいた。
「うっふっふー」
 雷が、口に手を当ててにまにまと笑って近寄ってきた。
「どうした? そんなにニヤニヤして」
「えへへ、司令官が初雪とも仲良くしてくれたんだなーって、嬉しくなっちゃった」
「ああ……やっぱり分かったか? 眠そうにしてたか?」
「ふふっ。そうね、にやけながら寝ぼけていて面白い感じになってたわ」
 そう言われると、苦笑するしかない。
「でもちょっとだけ嫉妬しちゃうかも。司令官、私のときより長くセックスしてない?」
「あー……そこらへんは初雪のリクエストもあってだな」
 雷の言い出したこととはいえ、一人でも良いといった翌日からこれでは、確かに文句の一つも
言いたくなるだろう。
「あっ、別に怒ってるとかじゃないのよ? 私は昨日までたっぷりしてもらったし」
 ぱたぱたと両手を振るが、俺は雷を招き寄せた。
「おいで、雷」
「えっ、や、ほんとに大丈夫……なんだけど」
 と言いつつ、照れくさそうに笑ってトテトテと歩いてくる雷を抱き締め、唇を重ねる。
「んっ……もう、司令官ったら、こんな朝から……」
 そういいつつ、既に雷の両手は俺の首の後ろに回っている。
「えへへ……ありがと、司令官。元気出た」
 俺たちは顔を見合わせて笑うと、ようやく仕事に取り掛かるのだった。

 その日の昼飯時。
「司令官とするの、すごい。ほんと、なんか、もう……すごい。おすすめ」
 初雪が食堂で、駆逐艦娘の話題の中心となっていた。
 ふんすと鼻息も荒く、胸を張ったドヤ顔で、どうにもふわっとした自慢をしている。



「うわー、ホントにやっちゃったんだ! でもでも、初めては痛いって、聞いたことあるっぽい?」
「ん、ちょっと痛かったけど、すぐ気持ちよくてわけ分からなくなるから、平気」
 臆面もなく感想を言ってのける初雪に、周りの艦娘が顔を赤くして声なき声を漏らす。
「あらあら……そんなに気持ちいいの? 他には、なにか印象的なことはあるかしらぁ?」
「ん……司令官は、恥ずかしいこと言わせるの、好き」
「ふぁっ!?」
「うは、ご主人様鬼畜キタコレ!」
 キャイキャイとはしゃいで居るところから少し離れて、神通が顔を赤くしながら黙々と昼食を
口に運んでいた。さらに別方向から、叢雲の射抜くような強い視線を感じる。
「あー、分かる分かる。司令官って結構そういうの言わせたがるよね」
 雷はというと、初雪の対面で余裕の笑みを浮かべている。

「お、おい。お前、あれ取材しないでいいのかよ?」
「いやー、ちょっと、ああいうストレートなのは、範囲外かなーって、ねえ?」
 新入りの重巡も遠巻きにしながらきっちり聞いているようだ。

「それで……どういうことを言わせるの?」
「ふっ……昼間に言うのは、無理」
 涼しげなつもりのドヤ顔で、初雪は顔をそらした。
「ええー!? 意地悪ぅ、内緒でいいから教えてよぉ」
「そこまで言うなら、しょうがない」
 ぽしょぽしょと初雪が耳打ちしてやると、見る見る相手の顔が赤くなった。
「そ、そこまで……!?」
「言ってたら、慣れるから。むしろ司令官を興奮させるのが楽しくなる、かも」
 おおー、とまたどよめいた。
「ううっ……でも、ちゃんと準備しておかないと……」
 ふらふらと去っていく者、猥談に聞き入る者、少しだけ離れて耳をそばだてるもの、ほとんど
全員が顔を赤らめている異様な食堂で、俺はさっさと飯を食って退場することにした。

 その日の午後から、鎮守府は南1号作戦に取り組み始めた。
 防衛線にたまに食い込んでくる敵侵攻艦隊を迎撃するという作戦だ。事前情報によれば、
ここは任務の難易度がぐんと上がっているらしい。
 といっても、今の戦力ではとりあえず重巡や水母など火力のありそうな艦と、錬度の高めの
叢雲などの駆逐艦を合わせた全力で出撃する以外の手はない。どこまでも艦娘頼みで申し訳ないが、
それが提督の立場だと割り切ることにしよう。
 それに、悪いことばかりでもない。厳しい分獲得できる艦娘も多彩になるらしいし、いくつか
新しく達成可能になる任務もでてくる。艦娘達が大怪我をしないよう祈りつつ、俺は出撃命令を出した。

 その日は新たな海域の進行許可こそ得られなかったものの、5人もの新しい艦娘を迎え入れることに
なった。



 そして、今日も夜がやってくる。
「今日は誰なのかな……」
 この一連の流れ……俺とセックスする順番を決めようなどと言う話は、絶対あいつが発案者だ
という艦娘が一人居るが、今日来るかどうかは半々だ。
 猥談に混じっていた艦娘か、それとも……と思っていると、ドアがノックされた。
「てーとくさんっ。こんばんわっ!」
 夜の闇にも負けない明るい笑顔と声で、夕立が枕を小脇に抱えて立っていた。
「お、夕立か。どうぞ、上がって」
「はーい」
 夕立はにっこりと笑って、気負いなく俺の部屋に入っていった。
「おおー……これが提督さんの部屋かぁ。男の人の部屋に入るの、始めてっぽい」
 きょろきょろと部屋を眺める夕立に、ドアを閉めてから歩み寄った。
「引っ越したばかりだから大した荷物もないけどな」
「あっ、本棚にちゃんと本があるっぽい」
 俺が近づくと、夕立は弾かれた様に本棚に駆け寄って、顔を近づける。
「提督さんは、どんな本読むのかなー」
 中腰になった夕立のヒップラインが強調されて、パジャマの下の下着の線がくっきりと
浮かび上がる。
「小説とかの文庫本かな。そんな高尚な本は置いてないよ」
「ふぅん……天の光はすべて星……冥王と獣のダンス……」
「読みたいなら借りていってもいいよ。近くの町にも本屋くらいあるだろうから、
 給料で買ってもいいな」
「ん、うん……そー、ですね……」
 ぎし、と音を立ててベッドに腰掛ける。
 夕立は中腰のままだ。そのままなんとなく尻を眺めていると、ゆっくりと背を伸ばした。
「えっと……」
 ちら、と横目にこちらを振り返ったその顔は、大分赤かった。
「さ、さすがに緊張するから、灯りは消してほしいっぽい……」
「ああ。それじゃ消すよ」
 今日気付いたのだが、この部屋の明かりは遠隔でつけたり消したりできるのだ。リモコンって奴だ。
かちかちとリモコンのボタンを押すと、電気が消えた。カーテンを開けた窓からの月明かりだけになる。
「うっ……あの、カーテン……」
「これ以上暗いと夕立がベッドに来れないしなあ」
「提督さん、意地悪っぽい……聞いたとおりっぽい」
 そういいながらも、夕立は枕を盾にしながらそろそろとベッドに歩み寄り、俺の隣に腰を下ろした。
「うー……やっぱり緊張するっぽい……」
「と言っても、いつまでも並んで座っててもな。……触っていいか?」
「あっ、その、ちょっと心の準備ひゃうっ!?」
 土壇場になってへたれたことをいい始めた夕立の腰に強引に手を回した。そのまま抱き寄せると、
ゆっくりとこちらに体重を預けてくれる。
 夕立の身体は、雷、初雪と同じくらい柔らかく、しかし決定的に違う部分もあった。
 ありていに言うと胸だ。
 幼さを残しながらも手足はスラリ伸びきっていて、女の子から女性になる過程の、どちらの魅力も
持ち合わせた魅力的な身体と言えた。



「はぁー……ドキドキして顔から火が出そうですー」
 俺の腕の中で縮こまる夕立から、そっと枕を取り上げようとすると、割と素直に渡してくれた。
そのまま顔を近づけると、ぎゅっと目をつぶって、それでもくいと上を向き、唇を突き出してくれる。
それに甘えさせてもらって、艦娘として起動させた時から数えて2度目のキスをした。
「んっ……ちゅ……」
 唇を愛撫しあう浅いキスを繰り返しているうち、少しずつ夕立から強張りが抜けていく。頃合を
見計らって、ぬるりと舌を入れると、戸惑いながらも応じて舌を絡めてくれた。
 ぴちゃ、ぴちゃと暗闇の中にキスの音だけが響く。だんだんと向こうからも舌を動かしてくれる
ようになると、夕立の体温も少し高くなってきたように感じる。
 そろそろいいか、と俺は腰を抱いていた手を上に滑らせる。華奢な肋骨の感触と、予想より大きく、
柔らかく、たっぷりとした重みを備えた胸の感触が心地いい。
「あっ……」
 ぴくん、と夕立が震えて離れると、唇と唇の間に銀の糸が引かれた。片手でゆったりと持ち上げる
ように胸を愛撫する俺に、どう反応していいか困っていると言う風に眉尻を下げ、潤んだ瞳を向けるが、
結局何も思いつかなかったのかもう一度唇を重ねてきた。
 了承を得られたのなら思い切りこね回すのみだ。俺は遠慮なく両手を使い、やわやわと夕立の
両胸をもみしだいた。
「んむっ、ぅううーー……」
 ぎゅ、と強めに揉んでやる度に夕立は鼻に抜けるような喘ぎをもらし、パジャマの上からでも
分かるくらいにぽっちりと乳首を勃起させた。
 今度は俺から唇を離し、乳首を中心に苛めてやる。
「あっ! んっ、てーとくさ、んんっ! それだめっ、だめっ!」
 乳首を摘まれるたび、捻られるたび、夕立はびくびくと痙攣した。続けるとあっという間に息を荒げ、
首筋にはしっとりと汗をかいている。桜色になった首筋に顔をうずめ、匂いをいっぱいに吸い込むと、
石鹸と、あまったるい女の子の匂いがして俺の興奮を煽った。
「やーっ、提督さん、においかぐのヘンタイっぽいぃ」
 コメントは無視して、首筋にキスの雨を降らせ、耳たぶを甘がみする。
「ひゃうっ!」
 ひときわ大きく震え、心なしか乳首がさらに硬くなった気もする。調子に乗って乳首の責めをさらに
激しくすると、
「んっ、く、ふうぅうううぅうんっ」
 それこそ子犬のように、甘えたような声を出して全身を震わせた。口をぽっかりとあけて、呆けたように
上のほうを向いている。どうやら絶頂したようだった。
「夕立は敏感なんだな」
 はふ、はふ、と息を整えている夕立のパジャマを脱がせにかかる。ボタンを外して上を脱がせると、
シャツが豊かな曲線を描いているのがさらによく分かった。勿論、その頂点の存在感も。
 下から手を入れてシャツも脱がそうとすると、夕立が両手を上げて手伝ってくれた。どうやら意識も
戻ったようだ。ゆっくりとベッドに押し倒してやると、抵抗もせず従った。



「ううー……死ぬほど恥ずかしいっぽい」
 月明かりだけだと良く分からないが、相当赤面しているのだろう。夕立は両腕で顔を覆って隠して
しまった。恥ずかしがる表情は見たいが、しかし月明かりに照らされた夕立の胸を遮るものはなく、
これはこれで良いものだと思いつつ、次は下を脱がせにかかる。
 くちゅ、と夕立の股間から湿った音がした。
「あううううううう」
 恥ずかしさに耐えかねたのか、ごろんと上半身を捻り、うつ伏せになって背を向けてしまった。
 それでも尻を突き出して脱がすのに協力してくれるあたり、本当に良くできた娘だ。パンツごと
するりと脱がせて膝を立てる体勢にすると、部屋の中にむっとした潮のような匂いが漂った。
 ぴったりと閉じた秘唇を両手で割り開くと、舌を這わせる。ぬるりとした濃い愛液を舐め取り、
ちゅるちゅるとすすった。
「~~~~~~~!」
 夕立はベッドのシーツに口を押し付けて、声にならない悲鳴を上げる。皮に包まれたままの
慎ましやかなクリトリスを指一本で弄んでやりながら膣を舐めていると、どんどん愛液は濃く、
多くなっていく。
 股間の真下のシーツのシミが大きくなって太ももまで愛液まみれになってきた頃、俺は
口を離し、感想を言った。
「ふう……夕立のはにおいも味も濃い目だな」
 びくりと突っ伏したままの背中が跳ねる。
「もぉおおお……ばかぁ……」
 涙声でそう言う夕立だったが、俺に見えているのは白く泡立つ本気汁を垂れ流すマンコと、
閉じようとする素振りもない股だけだ。
 お互いに準備は整ったようなので、俺も服を脱いで全裸になる。
 くちゅ、とわざと卑猥な音を立てて膣口に指を入れてかき回し、夕立の粘つく愛液を俺の肉棒に
塗りたくり、小ぶりな尻を鷲づかみにして亀頭を膣肉に押し付ける。
「夕立……いくぞ」
「提督さん、その……やさしく、して欲しい……な」
 さすがに気になるのか、ちらりとこちらを振り返る。俺はゆっくりと腰を進め、夕立の中に、入った。
 熱い。
 と言うのが、一番の感想だった。お湯のように熱く、握るようにきつい締め付けの夕立の中は、
少しでも力を抜けば押し返されてしまいそうだ。力を入れて押し込むと、ぷつりと軽い衝撃がある。
「いっ、た……」
「大丈夫か? しばらく動かずに居ようか?」
「ん、大丈夫、っぽい。そのまま、全部……入って、欲しい……」
 と言うことだったので、なるべく痛くないことを祈って、緩急をつけずゆっくりと挿入しきった。
「はぁ……はぁ……てーとくさんの……おなかの中いっぱいで……あつくて……ドキドキする……
 この感じ、結構、すきっぽい……」
 悩ましげに上ずった声で言われると、無性に動きたくなってくるが、まだ我慢する。
「あっ、ん……あーーっ……」
 もぞもぞと上半身で身もだえしながら言葉にならない艶かしい喘ぎをもらす夕立は、別人のように
色気を放っていた。



 勇気というか蛮勇を発揮して、もそもそと食事をしている夕立に振った瞬間、夕立はぽーっと顔を
真っ赤にして、目を伏せてしまった。
「はぁあ……夕立、ちょっと無理っぽい……」
 ざわっ、と周りの駆逐艦娘達が騒ぐ。
「ど、どういうことだ? なんかひどいことされたのか?」
「ええっ!? 司令官がそんなこと、するはず……ないと思うんだけど」
 がたんと腰を浮かせて雷が声を荒げかけたが、思うところあったのか歯切れは悪かった。
「ううん。提督さんは、ひどいことはしなかったんだけど……」
「じゃあ、どうしたんだ?」
 ちらりと、経験者の雷と初雪を見ると、夕立はため息をついた。
「二人とも、相当すごいっぽい……夕立、提督さんの……アレが気持ちよすぎて、気を失っちゃったっぽい」
 おおーっと色めき立つ艦娘達。
「一番奥にね、どばどばっ、てされると……気持ちよすぎて……何も考えられなくなるっぽい」
「ん、ちょっと、分かる気がする。夕立ほどじゃない、けど」
「あー、夕立はアレの感覚が好きなのね。へぇ、そういうのって人によって結構違うのね!」
「あんなの毎日してたら、頭がおかしくなるっぽい……」
「ん。初雪は、毎日でも、いいけど」
「私は実際毎日してたわ」
「んーっ……あたしは、週に1回でも十分っぽい」
 なにやら通じ合っている三人に、圧倒されたように他の艦娘達は赤面するしかないようだった。
 相変わらずのすわりの悪い思いに加えて、わき腹に出来た痣の痛みをこらえながら、俺は昼食を食べるのだった。





225 名前: ◆NQZjSYFixA[sage] 投稿日:2015/02/24(火) 23:40:21 ID:B9e5BkgU [10/10]
おわり
初雪ちゃんのエロがもっと見たいです(粉みかん)



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最終更新:2016年02月23日 03:50