青葉×慰安夫 東「鎮守府慰安労働青葉編」15-906

906 :名無しの紳士提督:2015/01/31(土) 01:04:11 ID:eSis4ALI
905 不幸だわ……
加賀さんとかクールな人がそういう時に来たらグッと来るね
行動で示してくれたら惚れてしまう

そしてついでに鎮守府慰安労働青葉編、投稿します
前以上に「汗」が前面に出てくることに加えて、投稿者の青葉に対するイメージがかなり出てます
要らないシリアス混じってます、前半はエロなのでご心配なく、ではいきます

907 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01:04:50 ID:eSis4ALI
「もう寝巻を押し上げちゃってますねえ、このまま失礼しちゃいましょうか」

青葉はしなやかに腰を折ると、そのまま東の寝巻を手慣れた様子ではだけさせる。
浴衣程度しかないために、ものの十秒もかからないうちにソレは青葉の視界にさらされた。
脱ぐ前からはっきりと分かっていた大きさは健在で、思わず青葉の口元が吊り上がる。
先端がかすかに濡れているのは、足に堕ち始めている確証であった。

「あ、青葉……やめ……」
「聞こえませ~ん。では失礼して、それ」

青葉が抵抗を聞き流し、両の足の裏がソレを挟み込んだ瞬間だった。
青葉ごと跳ね上げてしまいそうな勢いで、東の身体が痙攣したのだ。
勢いよく背中を反った勢いで腰が突きあがり、意図せずして皮がひん剥かれてしまう。
一瞬で淡い色の亀頭が露わになり、射精にも似た勢いで先走りが吹き出した。
強烈過ぎる刺激に、思わず東は青葉の足にすがるように抱き付いてしまう。

一頻り痙攣が落ち着いたところで、東は肩で息をしながら頭上を見上げる。
そこにあるのは怪しい笑みを浮かべて見下ろしている東の顔があった。
恥ずかしさに言葉も出ず、自分ですら涙が滲み始めていることに気付いていない。
しかし懇願するつもりの視線も、今の青葉には火に油でしかなかった。

「あ~ぁ、べとべとじゃないですか。これはもうお仕置きですね」
「だ、ダメだ。お題は、やるから、やめてくれ……」
「じゃあ一緒に足も舐めてください。ほら、足も寄せてあげますよ」

再び青葉の足に顔を挟まれ、言葉を失った東の口から力なく舌が這う。
ほんの舌先で、舐めるというよりもなぞるような舌使い。
どうしようもないことを悟ったような、ゆっくりとした動きだった。

続けてそのまま両足が小刻みに動き、東のソレを挟んで扱き始める。
上下に扱き、前後に擦り、時にはニーソックスを擦り付けるように。
密かな練習すらも伺わせる、妖艶で淫靡な動きに耐えることなど無理に等しい。
無論、扱かれているだけではなく、いつの間にか東自身にも変化が訪れていた。

「いつの間にかずいぶん熱心に舐めてますねえ、そんなに興奮しちゃいましたか?」
「青葉……青葉ぁ……」
「可愛いですね。もう青葉の太もも、東さんのよだれでべとべとですよ」

908 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01:05:27 ID:eSis4ALI
青葉のニーソックスとブルマの間の太ももは、全体がどこか粘りを伴って濡れていた。
うわ言のように青葉の名を繰り返している東の舌も、もうなぞる動きとは程遠い。
舌全体を太ももに擦り付ける動きは、対象に愛おしさすら感じさせるほど丁寧だった。
時には唇で甘噛みまでしており、お題を拒んでいた東の姿はもうどこにもない。
今の東には理性も自制心も存在していない。
あるとすれば青葉に対する忠誠心にも似た何か、そして堕とされてしまった心だった。

視界を埋め尽くしている青葉の太ももは、逆らい難い誘惑の塊のように見える。
程よく締まりながらも心地良い柔らかさに、人肌特有の呑み込まれるような温もり。
舌先に伝わる青葉の汗の味も甘美なものとなり、いつまでも舐めていたいとすら思い始めていた。
鼻腔に広がる青葉の香り、耳に届く青葉の声も、媚薬のように東の心を溶かしていく。
追い討ちのように自らのソレを扱かれる快感、今の東に「青葉の虜」以外の表現はない。

「や、ん……ニーソの中まで舐めたいんですか? 変態さんですね」
「段々青葉も、気持ち良くなってきてしまいました」

ニーソックスをずらし、東の舌が膝の裏にまで伸び始めたころ。
青葉もブルマの上から自身の秘所を弄り始め、快楽をむさぼり始めていた。
嗜虐心が気付けば青葉の中でも快楽に繋がっており、徐々に足の動きも早くなる。
しゅっ、しゅっ、上下に全体を扱けば、東の身体は細かく跳ねる。
くちゅ、くちゅ、くぐもった水音と共に足裏全体でこねくり回せば、ゆっくりと悶える。
時には指でピンポイントにカリや亀頭を責めれば、勢いよく先走りが吹き出した。
青葉の足の裏は東の先走りでびしょびしょであったが、どちらも気にするそぶりはない。

「うっ、ん、はぁぁん! 東、さん、私も、気持ちいいですぅ!」

いつの間にかくぐもった水音は一つ増えている。
青葉の秘所から響く水音は激しさを増し、我慢の限界か、ブルマの中に入っていた。
ぐちゅり、ぐちゅりと最も大きな水音を響かせながら指を激しく出し入れさせる。
愛液まみれになったブルマの色はすっかり変わり、青葉にも余裕がなくなっていた。
お互いに快感に任せて舐め、扱き、弄り、高まりベッドが揺れるほど激しさを増していた。

「青葉、俺、もうダメだ……!」
「青葉ももう、イきます、来ちゃいますう!」
「青葉、青葉……!!」
「東さん、青葉も、もう……だ、め、で……!!」

909 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01:06:00 ID:eSis4ALI
青葉は自らの指で達しかけた瞬間、勢いよく東の頭を抱きかかえる。
東も応えるように力一杯に青葉の足に抱きつき、込み上げてくる快感に備えた。
皮肉にも両者が達する引き金となったのは、二人がぶつかった衝撃であった。

「ああああああ~~!!」
「うっ! ぐっ、あっ!」

勢いよく身体を反らし、ビクンビクンと身体を跳ねさせる青葉。
対照的に身体を丸め、自らの身体を抱え込みながらも腰を跳ねさせる東。
稲妻が身体を駆け抜けるような、すさまじい快感が襲い掛かった。
どちらも放心状態で力なく身を投げ、しばらく動けなくなっていた。

そんな中、先に我に返ったのは東、大きく肩を上下させるほど息が切れていた。
何気なく額に手をやれば、一瞬で汗まみれになるほど大量の汗が吹き出していた。
足元には力なく投げ出された青葉の足があり、黒のニーソックスの面影はない。
自分でも信じられないほどの精液が飛び出し、ニーソックスを白濁に染めていた。
ひとまず自分のソレをしまい、飛散したものの片付けを手早く終える。
すぐにベッドの上に寝転がっている青葉に近付き、肩を叩きながら声をかけた。

「青葉。起きろ、青葉」
「う、う~ん? あぁ東さん。おはようございます」
「寝惚けてる場合か。さっさと風呂に行くぞ、お前だって汗だくのままだろ」
「あ~ん、待ってくださいよう。身体が重いんです~、それに……」
「それに、何だよ?」

東から目を逸らしながら、青葉は気恥ずかしげに口元に手をやる。
今さら何だとため息交じりに聞き返す東の耳に飛び込む、か細い青葉の声。

「ぶ、ブルマがびしょ濡れで冷たくて仕方ないんです」
「自業自得だ。衣笠が帰ってくるまでにシーツも代えなきゃいけないんだ、ほら急げ」
「嫌ですよ~、ねえ~、東さんってば~」

ごねる青葉を引きずりながら、東はシーツを片手に風呂へと急ぐ。
何があっても誰かに遭遇するわけにはいかない以上、自然と早歩きになっていた。
鎮守府に風呂は一つしかないため、お互いにバスタオルを身体に巻いて入浴する。
丑三つ時を回っているため、片方を待っている時間も余裕も存在していなかった。

910 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01:07:03 ID:eSis4ALI
「やれやれ、酷い目に遭った。落ち着いたか?」
「落ち着いたも何も、私は事の始まりからいつも通り――」
「あ?」
「わ、わかりました。すいません、謝るので沈めないでください!」
「分かればいい」

髪まで沈むほどに一度だけ青葉を湯船に沈めてから、しばらくお互いに言葉を発さない。
青葉が先に身体を洗い、入れ違いで身体を洗い終わるまでの間。
湯が揺れる音、シャワーを使う音、身体を洗う音、夜風が吹き抜ける音……。
その中には会話はおろか、独り言すら存在していなかった。
そしてそろそろ出ようかと、東が腰を持ち上げようとしたその時――。

「東さん。ジャーナリストが一番やっちゃいけないことって何だと思いますか?」
「ど、どうしたよ急に。そりゃあ捏造とかじゃないのか? お前やってるけど」
「そうでしょうか? 私はある意味、捏造もジャーナリストの形だと思っていますよ」
「……お前の口から出てくると胡散臭さが半端じゃないな。ちなみに答えは何だ?」
「ジャーナリストが自分の記事に対して、感情を挟んでしまうことです」

もう一度ツッコミを入れてやろうかという東の考えは、青葉の横顔にかき消された。
普段から記事を集め、調子に乗っては提督のみならず仲間にも怒られている青葉。
広報を作っているのも遊びのような一面があったが、その横顔は真剣そのもの。
東にではなく、露天風呂から見える月を見上げた表情に嘘偽りは感じ取れなかった。
持ち上げようとした腰を再び下ろして、同じように月を見上げて口を開く。

「それは何だ、捏造とは違うのか?」
「ええ、全く。捏造は悪意に満ちたものもあれば、善意に満ちたものまで様々です」
「やる人間によって変わってくるか、だがそれと感情を挟むってのは一緒じゃないか?」
「少なくとも私は違うと思います」

青葉が腰を上げ、胸から足元までタオルを垂らして身体を隠す。
湯船に腰を掛けながら、髪を耳に掛けながらも言葉は途切れない。

「捏造はある程度その記事がどんな影響を及ぼすか、書いた本人が予測できるものです」
「そうだな。本人が書きたくて書いてるんだから当然だろうよ」
「でも感情に任せて書いてしまえば、誰にも予測できない記事が出来上がってしまいます。
感情に任せてしまえば影響は予測できない、ただ感情に流された情報が事態を歪ませる」
「難しい話だ。ただそう言うってことは、青葉はやっていないんだろう?」

911 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01:07:35 ID:eSis4ALI
やや声色を明るくした東の言葉に、青葉は視点を落として小さく首を横に振る。
力ないその姿は見ている側すら痛々しく、思わず東が息を呑んでしまっていた。
今まで一度として見たことはない、大破して帰投した時ですら見せたことのない表情。
後悔、大きく顔に書かれているような錯覚さえ覚えさせられる。
小さな涙が青葉の頬を伝ったのが見え、重苦しい雰囲気と共に言葉が続いた。

「けれど、自分で分かっていたのに、青葉は自分の感情に任せてしまいました」
「もしかして、もう何か書いたのか?」
「いいえ、記事は下書きを書いたところで破棄しました。でも今までそんな風にペンを握ったことなんてなかった。
 でも青葉は、青葉は……初めて感情に任せて広報を書いてしまうところでした……
 東さん、あなたが鎮守府から離れられなくなるような、記事を……」
「おいおい」

一瞬、怒鳴りつけてやろうかと考えた東の怒りがそのまま呑み込まれる。
重苦しい雰囲気に押しつぶされたせいもあるだろう。
今まで見たことのない青葉の表情に驚いたせいもあるだろう。
どんな言葉を掛けたらいいか分からなくなったせいもあるだろう。
しかしどの理由よりも一番大きな驚きがあったのだ。

「つーか、なんでわざわざ俺がここからいなくならないようにしたんだ?
 消えてほしいならお前の持ってる情報ばらまいたら、俺はすぐに殺されそうなんだが……」

青葉が首を横に振る。
東も死にたいわけではなかったが、手っ取り早い方法なのは分かっていた。

「それとも俺の評判を落とすせいか? 俺が艦娘に嫌われれば追い出されるか、まぁ十中八九処刑だと思うけど」

再び青葉が首を横に振った。
肩を上下させ、大きく東がため息をついた時。
今にもこぼれてしまいそうなほど大量に涙を浮かべた青葉の瞳が、東を振り向いた。
先ほどこぼした涙など、今堪えている涙に比べれば無いも同じなほどに。
静寂が包み込んだ露天風呂で、口火を切ったのは青葉だった。

912 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01:08:15 ID:eSis4ALI
「あなたを好きになっちゃったからに決まってるじゃないですか……」

そよ風にもかき消されてしまいそうなほどか細い声だった。
切なさに満ちた言葉は、ほとんど離れていない東の耳にも届くかどうか。
そんなか細い声は凄まじい衝撃となって東の鼓膜を貫き、狼狽させた。

「重巡洋艦娘として戦い、広報を書き、提督も女性の鎮守府に舞い込んだ記事の種。
 最初はそんな風にしか考えてませんでした、集めた記事だって普段通り扱う気でした。
 でも、でも、いつか東さんは鎮守府を離れてしまうって思ったら、止まらなくて……!」

先ほどまでの落ち込み、落ち着いていた雰囲気はどこへやら。
堰を切ったように次から次へと、青葉は抱え込んでいた言葉を吐き出していく。

「鎮守府内で問題を起こしたとしたら、慰安労働の時間が伸びるんじゃないかって……
 みんなから嫌われてしまえば、私だけ見てくれるんじゃないかって……
 記事を書いていたところで今日、衣笠が遠征で、独占欲みたいな気持ちに気付けて……
 自分のことしか考えていない記事を書きそうだった自分が恥ずかしくて……」

青葉の口から嗚咽が聞こえ始めたところで、青葉の瞳は大粒の涙をこぼした。
後悔、怒り、悲哀、それだけではない大量の感情の波は東に打ち明けられているのではない。
悪いのが自分であることは分かっているという、どうしようもないジレンマ。
それでも同時に感情に任せ、涙声での最後の一言は、間違いなく東に向けられていた。

「私はジャーナリスト失格です、でも、でも……大好きです、東さん……!
 この鎮守府の誰よりも、誰よりもあなたが好きです……慰安労働が終わっても……
 できるなら、離れたく、ないです」
「……好かれるのはいいけど、なんで俺なんだ?」
「情報を集めてる時から、あなたがどれだけ良い人なのかなんてわかってますよ
 夕張さんの件も、浦風さんの件も、長波さんの件も全部知ってるんですから
 それだけじゃない、あなたがどれだけ優しいかなんてみんな知ってます」

そこまで言うと、青葉はゆっくり立ち上がって小さく会釈をして踵を返した。
こぼれる涙を拭いながら脱衣所に向かう背中は、重巡洋艦としてはとても悲しく小さい。
艦娘としてでも、ジャーナリストとして駆け回っている時の青葉ではない。
恋をしているただの女の子、想いを伝えた一人の少女が見せる後ろ姿だった。
やがて青葉の手が脱衣所の扉にかかった時だった。

913 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01:08:52 ID:eSis4ALI
「青葉。ごめんな、そんなに思われてるなんて知らなかった
 ちょっと無神経だったよ、好かれてる側がこんなんじゃダメなんだよな」
「いいんです、届かないものだって、知ってますから」
「……ごめん。でもな、お前が抱えてた気持ちってすげえ大事なもんだと思う!
 いや、むしろお前がそう思ってくれてたって分かって、俺は誇らしく思う!
 一人の女の子がそんなに真剣に思ってくれるんだって、そう思えるんだ!」
「やめてください。慰めているつもりですか……?」
「違う。上手く言えないけどこれは素直な俺の気持ちで、返事にさせてくれ。
 ジャーナリストの仕事も、お前の気持ちも全部伝わった、だから頼ってくれ。
 俺はまだ労働期間がある、その間だけでも目いっぱい頼ってくれ。青葉!」

青葉が声を張って言い終わると、足を止めていた青葉が振り返った。
相変わらず涙は流れたままだが、うっすらと柔らかな笑みが浮かんでいるのが見える。

「……バカですか」
「な、なんだとこの野郎!」
「傷心中の女の子に言っちゃいけないこと言っているって気付いてませんね」
「え? あ、それはその、えーっと……!」
「でも、そんな不器用で優しいところ、やっぱり好きです、おやすみなさい」

青葉はそれだけ言って、一度はっきりとした笑顔と共に脱衣所に消える。
東は再び湯船に浸かり直してから部屋に戻った。
好きと告げられた青葉の言葉は、しばらく東の脳に残り続けていた。

しかし翌日から再び青葉の広報が様々な火種を呼んでいるのは別のお話。
今までと何ら変わらない、それどころか今まで以上に広報が起こす火種は大きい。
それでも元気がないよりはいいと思い続ける東に、ジャーナリストは声をかける。

「ども、恐縮です、青葉ですぅ! 一言お願いします!」

+ 後書き
914 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01:10:29 ID:eSis4ALI
以上で青葉編は終了です
青葉って実はかなり思慮深く広報書いてるんじゃないかなと思った結果がこれだよ!
書いてる途中で可愛く思えてきて長くなったのは内緒
ではまた


これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/

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青葉
最終更新:2015年03月03日 21:44