小ネタ:ヤンデレ響15-180

「司令官がいけないんだ、私を差し置いてあんなことやこんなことをするから……」

こう言うのは司令官を戒めるため?
それとも私自身が行動を止めないようにするため?
そのどちらの想いも今の私、駆逐艦“響”の中にうごめき続けていた。

「ほら、手を動かすよ」

囁くような合図と同時に司令官のモノを握っていた手をゆっくりと動かし始める。
うっ、と小さく呻く声をよそにくちゅくちゅとくぐもった水音が執務室に響いた。
扱く動きには似ても似つかない、撫でるような動きでも司令官のモノは敏感に反応してくれる。
びくびくと跳ねる司令官の身体とモノ、轡を噛んでいる口から漏れる熱い吐息。
そして床すら汚しそうなほど溢れている先走り汁が限りなくいとおしい。

「ふふ、気持ちいいかい?」

抵抗はしない、いや、できるはずがない。
司令官の両手は後ろ手に拘束され、両足首も縄で縛り、目隠しと轡も準備万端だ
自力での脱出は不可能、今、司令官を好きにできるのは私ただ一人なのだから。
なんと昂ぶるのだろう、自分がはしたないことをしているのは分かっているのに高揚が止まらない。
許されないことをしているのに身体がいうことを聞かない、征服感がどんどんこみあげてくる
そう、今、私が司令官にしていることは罰なんだ。

「いいかい司令官、この鎮守府で一番司令官を愛しているのは私なんだ、わかるかい?」

小さく司令官がうなずく。
耳元でささやいているのがこそばゆいのか、離れようとする肩にしがみついて言葉をつづける。

「それなのに金剛と抱き合ってへらへらしたり、新しく来た浜風の胸にデレデレしたり……
 司令官が私のモノだって、今日一日目いっぱい使って教え込んであげる、身体にね」

司令官は私のモノなんだ、誰にだって渡してなんかなるものか。
だから今、今日、こうして私のことを忘れられなくしてやるんだ。
私の身体が一番気持ちいいんだって、教え込んであげるんだ。
手で、口で、足で、響の身体が一番だって教えてあげるんだ。


これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/

タグ:

最終更新:2024年04月17日 00:10