北方棲姫13-560

560 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 14:08:02 ID:JF5Z7N/Y
北方棲姫ちゃんにエロいことしようと思ったけど良心の呵責に負けて短め
暴力描写っぽいのがあるので苦手な場合は注意をお願いします


「ったく、こんなガキにあいつらが苦戦してたとはねえ」
 男の胡乱気な声が湿った室内に響く。鎮守府の地下に据え付けられた一室、リノリウムの床にうずくまる童女
を見下ろしながら、男は蔑むかのように紫煙を口元から吐き出した。
 式服姿の艦娘数人を背後に付き従える男は、この鎮守府の提督であった。人の上に立ち、人を足蹴にする
ことに慣れた冷たい瞳が、床の上の童女を遠慮無しに射抜く。成人した男であっても萎縮させずにはおれな
い視線に晒され、童女もまた床に腰をついたまま怯えたように後ずさった。
「クルナ……クルナぁ!」
 喉奥から甲高い叫びをあげる童女は、どう見ても人間はなく、また艦娘とも思えなかった。
 まるで白磁で作られたかのような真白い肌に灯る赤い双眸。人間の基準を当てはめていいのかは分からな
いが、人間の童女であればおそらく二桁にさえ年齢は届かないだろう。何も身に付けていない一糸まとわぬ
格好ではあるが、その胸には当然女を思わせる起伏は存在しない。決して男の情欲の対象になることはない
、そんな身体だ。

 しかし提督である男は、背後の艦娘達に何かしら目線で合図する。提督の下知を受けた女達は一切躊躇う
ことなく、童女へと歩み寄る。
「ナ、ナニ? イヤッ、ハナシテェ!!」
 一人の艦娘が童女の両手を。もう一人の艦娘が童女の両足を後ろから抱えるかのようにして拘束する。赤
子がオシメを変えられる時のような格好を強要され、筋が一本走るだけの童女の秘部がありありと外気に晒
された。
 何故自分がこんなことをされるのか、童女―――北方棲姫と呼ばれる人類の敵は分からなかった。
(タスケテ、オネエチャン……タスケテ!!)
 瞳に涙を浮かべながら童女は姉へと助けを求めるが、生憎その想いに姉が応えることはない。代わり男が
一歩、厄介げに童女へと足を進めただけだった。
「ったく、海軍のお偉方にも困ったもんだ。姫に閨の相手をさせたいだなんてな。しかもその準備は俺がしな
きゃいけないときてる」
 男の視線はまるで物を見るかのようだった。興奮も落胆もない、ただひたすらに冷たい瞳。
 自分はこれから何をされるのか、童女は不安と恐怖から逃れようと必死で身体を揺するが、彼女を拘束す
る女たちの力からは逃れることが出来なかった。
「ま、そう不安がるな。すぐにエロいことしか考えられないようにしてやるよ」
 厄介そうに言った男が、吸い差しの煙草を口元から引き抜く。随分と短くはなっているがまだ火種の残る煙
草を、男は躊躇なく……童女の秘所へと押し当てた。
 内蔵を焼かれる激痛に響く絶叫はしかし、防音処理の施されたこの部屋から外へと漏れることはない。童女
を拘束する艦娘達は、痛みに泣き叫ぶ様子にも眉一つ動かすことはなかった。
「イヤァァァ!! タスケテェェ!! イヤダァァァ!!」
 獣のように泣き叫ぶ童女に助けがもたらされることはない。なにせ彼女を救出するべく派遣された深海棲艦
の艦隊は、先程撃破されたばかりだからだ。
 そうして北方棲姫の地獄は幕を開けた。
 光の届かぬ地下室で、陵辱は際限なく繰り返される。


これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/

最終更新:2015年07月07日 19:58