提督×千歳、千代田1-671

「そろそろトドメを……刺しちゃおっかなあ!」

自信に満ちた号令一下、迷彩カラーのカラクリ飛行甲板が寄せ木細工のように複雑な変形をみせる。
中から飛び立った艦爆隊は、千代田の操り糸に導かれ華麗に空を舞い、敵旗艦を西方海域の藻屑と変えた。

「やったぁ! この艦載機運用能力、正規空母並みよね! 千歳お姉っ、ちゃんと見てた?」
「もう、千代田ったら。調子に乗るな、っていつも私に言ってるくせにはしゃいじゃって……」
「ごめんごめん。でも千歳お姉の艦攻隊もすごかったよね~。先制打撃で敵、もうボロボロだったもん」

実際、“改二”に改造されてからの彼女たち姉妹の活躍はめざましいものだ。
水上機母艦から甲標的母艦を経ての長い道のりだったが、ここまで育ててきて良かったと心から思える。
うむ……しかし、それにしても……。

「現海域に残存敵戦力、認められず。付近の警戒を続けつつ母港に帰投しますね、提督」
『……あ、う、うん。ご苦労様』

そう呼ばれて、思わず返事がワンテンポ遅れてしまったのは、
哨戒機から送られてくるリアルタイム映像にいつのまにやら見入っていたからだ。

それが偶然映し出していたのは―――千歳と千代田、ふたりの胸部装甲部分のアップだった。

たゆん。
ぽゆん。
(大きくなってる……よな)

元々肉付きのいい千代田は勿論、千歳もスレンダーな体に比して胸はしっかりある方とは思っていたが。
こと航改二になってからというものの、どうも今まで以上の重量感、威圧感を感じるというか……。
戦闘中の“揺れ”や、秘書艦として働いて貰っている様子を見るにつけ、どうもそんな考えがぬぐえない。

(はっ……いかんいかん。何を考えてるんだ俺は。欲求不満なのか?)

いや確かに、最近は夜遅くまで執務をしている上に、大抵そばには秘書艦の千歳がいる状態だから、
セルフ処理する機会があまりなくて溜まっていると言えばそりゃ溜まっているのだが……。
ともあれ、くだらない考えは脳裏から追い払って、雑務に戻りつつ艦隊の帰りを待つことにしたのだった。

「今日のぶんはこれで一段落……か。すまんな千歳、いつも遅くまで付き合わせて」
「お気になさらず。提督こそ、毎日お疲れ様です」

片付けた書類の山を前に、あくび半分で伸びをすると、千歳がすかさず旨そうな煎茶を淹れてくれる。
ありがとな、と礼を言ってそれを啜っていると、執務室のドアがノックされ、意外な訪問者がやってきた。

「ん、千代田か。千歳を迎えに来たのか? それならちょうど終わった所だ」

仲が良すぎるほどに仲の良い姉妹のことだから、その行動自体に不思議はなかったが、
後ろ手に扉を閉めた千代田の、ややうつむいて頬を染めた奇妙な表情が、おや? と俺に不審を抱かせた。
こんな態度の彼女を見るのははじめてだった。

「ち、千歳お姉……夕方言ってたこと、ほ、ほんとにするの……?」
「ええ、もちろんよ。気が進まないなら、千代田は無理に参加しなくてもいいんだけど?」
「そ、それはもっと嫌なの! 二人きりでさせたら提督、お姉に何するかわかったもんじゃないし!」

俺の方をちらちら見ながら、なんだか妙に余裕のない妹と、マイペースにそれをいなす姉。

「ええと……すまん、まったく話が見えないんだが」
「あ、置いてきぼりにしちゃってごめんなさい提督。実は私たち―――」
座ったまま呆然としていた俺に、いきなり千歳が笑顔で距離を詰めてきて……次の瞬間。

ぽふっ……むにゅうぅっ。

布ごしに触る大きな水風船のような、ウォーターベッドのような……それともエアバッグ?
えもいわれぬ心地よいまろやかさが突然、俺の頭部をすっかり覆うと同時に、視界を奪っていた。
……な、なんだこれは、何が起こったんだ!?

「―――提督の欲求不満、その処理のお手伝いをさせてもらおうかなぁと思ったんです」
「うう……あ、あたしは千歳お姉がやろうって言うから、付き合ってあげるだけだからね!?」
「わかったから、千代田もはやくこっち来なさい、ほら」
「……っ! ああもう、なんであたしが提督相手にこんな……!」

む、むにゅにゅっ……と、新たなふたつの圧迫感がためらいがちに後頭部からやってきた。
服ごしにもはっきりわかる、計4つの柔らかな大ボリューム。
俺の顔は今、姉妹の乳房、予想以上のサイズのそれらに全方位から余すところなく包まれているのだ。
しかもこの感触、間違いない。前から疑っていたがふたりとも、ノーブラ……!

「ふふ、提督。改二になってからずっと、私たちの胸、ちらちら見てたでしょう?」
「いやらしい目つき、わかってたんだからね!? だから注意しなきゃってお姉に言ったのに……」

……な、ば、バレてたのか!? と、予想外すぎる現状に半ば金縛り状態になっていた俺は、
心地よいゆりかごのような感触と良い香りにぼんやり酔いかけた頭で、今更ながらマヌケに驚く。

「ずっと我慢してるんだから無理もないですよね、提督? だったらこれも秘書艦の務めかなって」
もにゅもにゅと押しつけられる柔球が、顔の輪郭にあわせて縦横無尽に形を変え、
「あ、あたしは関係ないのに……ともあれ、やるからにはちゃっちゃと終わらせるから!」
千歳が抱き寄せているのか、不服そうな声とは裏腹に千代田の肉感はむにむにと後頭部を強く圧迫する。
「すぐ済むかしら? 提督が満足するまでたっぷり搾り取ってあげないといけませんからね―――」

いきなり二人が身を離し、天国のような拷問から解放される。
どこか楽しそうに微笑んで双球を手で持ち上げる千歳、不満げに顔を赤らめつつ腕で胸を寄せる千代田。
ゆさっ……ぽゆん、と目の前で、それぞれの巨乳が形をゆがめつつ蠱惑的に揺れた。

「―――この、わたしたち姉妹の……おっぱいで」



「あら提督、お疲れかと思ったらこんなに元気じゃないですか……すごい」
「う、うわぁ、なにこれ、グロっ!」

椅子に座る俺の前にかがみ込んだ千歳が、はちきれそうに反り返った肉棒を見て微笑む。
隣に立つ千代田の方は顔をそむけたが、ちらちらと股間に視線をやっているあたり興味はあるようだ。
面目ないことだが、この状況とこれからへの期待に、俺の高射砲はかつてないほどの仰角を見せていた。

「じゃあ、まずは……」
濃紺に金の模様をあしらったジャケット状の上衣は羽織ったまま、
一見着物風だがその実シャツのような構造をした白い服のボタンが、ぷちぷちと胸の下側だけ外される。
わずかに開いたその隙間から、白くすべすべした双丘の作る、むっちりした魅惑の谷間がのぞいた。

「ここから、千歳の生おっぱいの感触を楽しんでくださいね、提督」
そう言って俺の肉砲をそっと握ると、ぴとっ……と、下乳の“入り口”に赤黒い先端をあてがい、
早くも漏れている先走りを、ぬるぬると“穴”の周辺に塗りのばしていく千歳。
「うっ……! ち、千歳っ……」
敏感な亀頭がすべらかな肉の上を這う感触だけでもたまらなく気持ち良く、ビキビキと主砲が硬度を増す。

「はい、準備OK。じゃあ私のドックに“乳渠”させちゃいますよ、提督のおちんぽ艦……んっ」
ぬぶ、ぶ、ぬぷっっっ……!
オスのローションをまぶされた肉棒が、極上のおっぱいオナホールに埋没していく不思議な快感。
女性器とは違う、かすかに汗ばみしっとりしたきめ細かな柔肌がまるで吸い付くように密着して、
もちもちした弾力を伴って左右から硬い男根を押し返してくる……他では味わえない未知の快楽だった。

「こんなに熱く、硬くなって……ふふっ、気持ちいいですか? 提督」
「もうっ……千歳お姉のおっぱいを好きにしていいのは、あたしだけなのに……!」
千歳がもにゅもにゅと服の上から両球をこねるたび、柔らかな、しかしずっしりした圧力がランダムに襲う。
なにやら不穏なことを言う千代田を気にする余裕すらない。気を抜くとこれだけで射精してしまいそうだ。

「次は千代田の番なんだから、ちゃんと見て参考にしないとダメよ?」
「わ、わかってるわよお姉……う~、こんなのの何が楽しいのか全然わかんない」
千歳のコントロールが、左右よりの圧迫から、上下にユサユサ揺する運動にギアチェンジした。
服を着たままというのも相俟って、手で握る以上の乳圧がみっちりと容赦なく、
そしてあくまで優しく、勃起主砲を包み込みシゴきあげてくる。
「くっ……くうっ……おぉっ……こ、この感触はっ……!」
たぱっ、たぱっと乾いた音が繰り返すたび、にちゅ、にゅちゅっと湿った音がそこに混じっていく。
極上の着衣パイズリにチンポが流す歓喜の涙が潤滑液になり、新しい刺激がまぶされるのだからたまらない。

「あら、提督。ふふふ、腰が動いてますよ?」
気付かないうちに、乳ズリに合わせて自分もピストン運動を始めていたらしい。
ギシギシと椅子が揺れ、硬く勃起した先端が胸元の布を破らんばかりに押し上げ、じわりと染みを広げる。
「む、無理もないだろ……千歳の、むねっ……気持ち、よすぎる……っ!」
「嬉しい、じゃあもっとサービスしちゃいますね? ほら千代田、提督にアレをやってあげて」
いつしか食い入るように姉の痴態を見つめていた妹が、びくっと反応し、
ぶつぶつ不満をこぼしながら、自分も服のボタンをはずして前をはだけた。

「……目、つぶっててよね。お姉以外に胸とか、見せたくないんだから」
「いやだからそれはどういう意味か詳し……わぷっ!?」
チンポを包んでいるのと同じ柔らかな手応え、いや顔応え? が俺の顔を直に包む。かすかな汗のにおい。
どこかヤケになったような動作で、ぱふぱふと巨大な生肉の水風船に挟まれ、こねくりまわされる。

姉のしっとりした美巨乳にパイズられながら、妹のたっぷりした生意気乳に顔をうずめている……!
その贅沢な事実が、俺に残っていたなけなしの理性を吹き飛ばした。
「や、ちょっ……!? お、おっぱい舐める、なぁっ……! て、提督のバカぁ……っ!」
思わずすべすべした極上の肉に舌を這わせ、吸い、甘噛みする。驚きつつも逃げるまではしない千代田。
おっぱいに思う存分甘えるってのは、こんなに気持ち良く癒されることだったのか―――!

「ふふっ、提督ったら子供みたい。こっちの悪い子もい~っぱい、甘やかしてあげますね」
ラストスパートとばかりに、俺の興奮に合わせて、にゅぶっにゅぶっと激しく乳肉を上下させる千歳。
ぱちゅっ、ぬぶ、ぶぷっ―――と下品な音をたてて、天国の拷問具に追い詰められていく肉の主砲。
こみあげてくる射精感に必死で堪えながら、やや乱暴に千代田の広大な乳世界を探索する俺の舌が、
「……や、そっそこだめっ! そこだけはダメぇ~っ!!」
ほかと感触の違う部分……乳輪を越えて先端に到達した。だが、そこにあったのは、突起ではなく。

「千代田は、陥没乳首なんですよ、提督。舌でほじくり出してあげると、よろこぶと思います」
「なっ何教えてるのよお姉っ!? ……ひっ!? や、あっあッ、だめぇっ、舌でほじらないでぇぇ!?」
俺は下半身の爆発から気をそらそうと無我夢中で、穴に隠れた可愛い肉突起を探り当てた。
制止も聞かず、指が埋もれるような柔乳房を鷲掴みにして、両の乳首を交互にねぶり、吸い出す。
とたん、抵抗しようとしていた千代田から力が抜け、がくがくと背をそらしながら、されるがままになる。
「よ、弱いのそこぉ! だ、だからダメって言ったのにぃぃ……お姉のばか、提督のばかぁぁ……!」
「千代田ったら、いつも乳首いじりですぐイッちゃうんですよ。提督、一緒にイッてあげてください」
あっ、でも……と、叩き付けるように暴れる俺の腰を、柔らかな双乳で受け止めながら微笑む。
「―――濃ゆぅい精液をたぁっぷり出すのは、私のおっぱいの中に、してくださいね?」

「ううっ! ち、千代田、千歳……っ! 出すぞ、千歳の胸に、乳内射精(なかだし)するぞっ!」
「ふあ、んあぁぁ! お姉っ、あたしもきちゃう、おっぱいでイッちゃうよぉ! て、提督ぅぅっ!」
どぐんっ! と、背筋を痛いほどの快感が走り抜け、爆ぜた。
柔らかな谷間でとどめの乳圧を浴びせられた肉砲からの初弾が、胸元の布をその勢いで内側から押し上げた。
くぐもった音をたてて千歳の乳肉に、谷間に、服の中に……濃厚な白濁液がどきゅどきゅと撃ち出される。

「んっ、熱っ! て……提督の、すごくいっぱい射精してますよぉっ……! すご、まだ止まらない……」
「やっあっああっっ!? お、おっぱいイッてるのぉ、イッてりゅから、ゆ、ゆるひてぇぇ……!」
若鮎のように背をそらして絶頂する妹を乱暴に抱き寄せ、こりこりと勃起した乳首を強く吸う度に、
まるでそこから存在しないミルクが俺の体を上から下に通過でもしているかのように、
姉のたわわな乳性器の中へと、ぐつぐつ煮えたぎった数週間ものの大量スペルマがぶちまけられていく。

「う、くぅぅっ! うぉ……ち、千歳っ、ま、まだ出るっ……!」
「うふふ、提督ったらこんなに……千歳のおっぱいおまんこ、妊娠させるつもりなんですか?」
長い長い放出を終え、肉幹に残ったぶんまでを器用に乳圧で搾り取った千歳が、ゆっくり胸を持ち上げた。
にちゃあぁっ……と糸を引く谷間から、プルプルした白濁が震えながら押し出されて垂れる様子は、
まさに女性器の中に思う存分欲望を生出しした後の光景のようだった。

「はぁ、はぁ……う、うそ、まだあんなに大きいままなの……!?」
驚くべきことに、あれほど射精したにもかかわらず、湯気と粘液にまみれた俺の欲望は天を突いたままだ。
「やっぱり一回出したくらいじゃ全然みたいね。ほら千代田、交代よ」
「……ふえ? あ、あたしもやっぱやらなきゃダメ……? あうぅ……」

激しい乳絶頂の余韻にもはや抵抗の気力もなくしたのか、
上気してうっすらと汗の浮いたふたつの重々しい乳房を、千代田は無防備に俺の前へと差し出した。
すっかり引っ張り出された乳首が俺の唾液に濡れ、だらしなく尖っているのをもう隠そうともしない。
そんな妹の乳を姉に続いて犯すべく、肉の主砲に再び新鮮な血が流れ込むのを俺は感じていた―――。

 

最終更新:2014年06月11日 22:35