提督×霞6-256

霞が私の元に来たのは艦隊指揮を任されて間もない頃だった
彼女の性格は、悪く言えば可愛げがなく他の提督から敬遠されたらしい

当初は罵倒されたりダメ出しされたりと佐官に上り詰めた私のプライドなどお構い無しの彼女に対し悪い印象しかなかった
負けん気と言うのも変だが私も彼女に反論されないよう立ち振舞いや作戦を考えていた。
ほかの艦娘から案を聞いたりもした
そんなある日、大本営からお叱りを受けた。私の作戦は戦果よりも生存率を求めた物が多く他の艦隊よりも戦果が低かった
そして、止せばいい物を私は怒鳴り追い出してしまったのだ。この作戦は霞達と言い争いながら作り上げたものでそれを否定された事にキレてしまった
せっかく築いた佐官の地位、そして艦隊指令の座を投げ捨てるような真似である。冷えた頭に少しの後悔が過った

ため息を付きながら司令室に戻ると霞が立っていた
「馬鹿じゃないの?」と開口一番に罵倒される。実際馬鹿をやらかしたのだから反論など出来ない。数日したらこの艦隊は解体されるか私以外の指令官が着任するだろう
沈黙が部屋を支配し私は俯いた。
「しっかりしなさいよ、このグズ!」
そんな罵声が間近に聞こえる。ギュウと強くしがみ付いた細い腕、胸元に押し付けられた顔。
「か、霞?」「指揮するあなたが居なくなったら、皆が困るのよ…」と言いながらゆっくり体が離れる
「また、指令官が居なくなるなんてゴメンよ…」
かつての記憶が蘇ったのか震えている肩。普段の不遜な態度が嘘の様に小さい
中腰になり顔の高さを揃え目を見る。
「すまない、お前たちと練った戦略が否定されてつい」「戦果が少ないならもっと良いのを考えるなりしなさいよ馬鹿本当に馬鹿!」
霞は一息で言い終えるとグイっと顔を近けた。同じ目線のため唇が触れ合う
固まる私に赤らめた頬の霞が「でも、怒鳴り散らかす位霞達の戦略を大切にしてくれたのは嬉しかったわ」と。

「今のはファーストキス?」「普通聞く?…まあ、そうだけど」「私みたいなおっさんに…」「あなただからよ!もう、霞に恥をかかせる気!?」
そう霞が言い放った後、今度は私から唇を重ねた。肩を優しく掴み舌を唇の間にねじ込み歯列をなぞり口を開けさせる。
驚いた様だが霞もゆっくり口を開け舌を出してきた。その舌を絡め離し口内を舐める
くちゃっと唾が音を立て、時折漏れた吐息が耳を擽る。霞の小さな舌は最初こそされるがままだったが次第にこちらに絡め返してくる
「れろ…くちゅ、ぐちゅ…んんんっ!」
酸欠になったらしい霞が背中を叩く。名残惜しく離れた唇を混ざった唾が繋ぐ。
「霞」「ハァハァ、なによ」「ありがとう」「はぁ?何お礼なんか言ってるのよ」「お前が居てくれて私は…」
言い終える前に私の唇に霞の人差し指が添えられる「今は、そういう事は聞きたくない…」
プツプツと自らの服のボタンを外す
「最後までして頂戴」「…わかった」

はだけた服や子供っぽさの残る下着をゆっくりと脱がす。成長し始めた小さな膨らみの頂に薄いピンクの乳頭。ぴっちりと閉じた性器。
初老に片足突っ込んだオッサンと幼い少女が性行為など犯罪以外何物でもない、がその背徳感が背筋を走る。何より全てを曝け出した霞に中途半端では申し訳ない
口と左手で両方の胸を弄ると「ひゃあ!」と可愛らしい悲鳴が響く。
「あっ、気持ちっ良いっ!」
嬌声と熱い息遣いが響きだす頃には性器もしっとりと濡れている。
くぷっと右の人差し指が霞のナカへ。霞の体が弓なりに反り「入ってぇ、くるッ!」と息も絶え絶えに反応をする
ぐちぐちゃと指が膣内を押し広げる。そして二本、三本と指を飲み込む肉穴はだらだらと愛液を垂れ流しひくついている

「力を抜くんだ」といきり立った一物が霞の肉穴にあてがわれる。
ゆっくりと穴に飲み込まれるぷちっと愛液と共に血が流れる結合部。痛みから私にしがみ付く腕に涙や鼻水で汚れた顔。そして蠢く膣内
生々しく感じる性行為の快感と目の前の霞で頭が一杯となり無意識に振り出した腰が一段と早くなる
年甲斐もなく霞と交わり続け、何回もその膣に精を吐き出した

「ヘーイ、提督ゥ!戦果リザルトが上がったヨー!」
指令室の扉を壊すような勢いで第一艦隊旗艦の金剛が入ってくる
あの後、新しく戦略を考え戦果で大本営を黙らせた我が艦隊は気が付けば大隊と呼べる規模となった。

「まだ作戦に改良の余地ありね」
そんな私の傍らには霞が何時も立っている
これからも騒がしく忙しい毎日を可愛げのない愛しい駆逐艦と過ごせるように今日も今日とて戦略会議が開かれる
 

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最終更新:2014年01月10日 17:41