提督×赤城1-280

「ご褒美を、ください」
「・・・ん?」
赤城が珍しいことを言った
「褒美?」
「はい、今日は難攻不落の要所を突破したので・・・ダメでしょうか?」
「ふむ・・・」

確かに今日は彼女のおかげで沖ノ島を突破できたようなものだ
加えて普段から秘書として作戦会議に開発とお世話になっている
褒美を与えてしかるべきだろう
それに、普段生真面目な彼女がちょっとしたおねだりをしてきたのだ。
笑顔一つで応えてやる、というのが男というものだろう

「よし、いいぞ!好きなものを言っていいぞ・・・ポケットマネーで買える分だけだがな」
はたして何が飛んでくるのやら・・・財布の中身が足りればいいが
「いえ、それには及びません。私の欲しいものはすぐ近くにありますから」
そう答えた赤城は普段よりもゆるやかな笑顔を浮かべて近寄ってくる。年相応の少女のように
「ほう・・・?そりゃ一体なん───」
「ん・・・っ」

唇を塞がれた
俺よりも背の低い彼女は背伸びをして抱きつくように首に腕を絡め、キスをしてきた。
「ん、んん!?」
「ん、んむ、ちゅ」
動揺を隠せず硬直する俺と対照的に情熱的に口づけをする赤城
その勢いに押されるように、姿勢を崩した俺たちはそのまま仮眠用の簡易ベッドへ倒れこんだ

「んん、はむ、ちゅ、ちゅっちゅ、ちゅるっぴちゃ、くちゅっ!」
「あか、む・・・っは、ちゅぷっ」
喋ろうと口をあけたら舌をねじ込まれた
逃さない、というかのようにこちらの頭をつかみ、むさぼるように口内を蹂躙される
「ちゅっちゅ、ん、むぅ、ちゅ、はむ、ん、んんっ!」
「はっ、は、はむ、ちゅ、じゅるるっ!」
彼女に誘われるように、こちらも背中に腕をまわし、抱き寄せながら彼女を求めた
何度も何度も唇を重ね、絡まりあう
マーキングのように全身を密着させ、すり寄ってくる彼女
その柔らかさとぬくもりに興奮を覚え、股間は自然と固く、怒張を始めていた
それに気づいたであろう彼女はさらに体を押し付けてきた。そうなっていることが嬉しい、と言わんばかりだ
どのくらい経っただろう、快感と酸欠で意識が白くなってきたところでお互いの唇が離れた
ちゅぷっ と粘った音を立てながら二人の間に唾液の橋がかかる
「はふっ・・・はぁ、ていとく・・・」
いつもの彼女からは想像できないほどとろけた表情を見せる赤城
衣服は乱れ、彼女の白い肌、柔らかそうな大きな胸があらわになっている
起き上がった彼女は俺の腰の上にまだがっていて、袴で隠れた秘部は、お互いの下着とズボンをはさんで密着していた
なまあしふとももで身体を挟みながら、こちらの上着のボタンを外し、胸板をぺたぺたと触ってくる
愛おしそうに、自分のものだと主張するかのように
「あか、ぎっ・・・おまえ、いきなりなにを」
息を荒げながらも、尋ねる。
「ですから、ご褒美をもらっているんです・・・あなたをずっと、お慕いしていました。私は、あなたが欲しい」
言うと彼女は再び身体を寝かせ、こちらの胸にほおずりしてきた。時折ちろちろと首筋から腹部までをなめていく
「んふ、興奮して、くれているのですね・・・大きくなっています」
なまめかしい笑みを浮かべた彼女にズボン越しに手を添えられ、ビクリと腰を浮かせてしまう

カチャカチャ、ジィィ、ぐいっ
ベルトを外されチャックが降ろされ、張りつめていた下着さえも外される
押さえつけられていた怒張がぶるん!と跳ね起き、彼女の眼前に突き出された
「・・・予想外の、大きさですね・・・大丈夫かしら」
まじまじと息子を見つめた彼女は、言いながら自分の胸を近寄らせ
「提督は、こういったものが、お好きでしたね?」
挟みこみながら唾液をたらし、にちゅにちゅとこすりあげてきた。いわゆるパイズリである。
「うぁっあ!おま、こんなの、どこっで・・・っ!」
たまらず声を上げながら問いただすと
「・・・提督の机の一番下の引き出しに隠してあった資料からです。鳳翔さんがお掃除のときに見つけていらっしゃいました」

おかーん!何してくれてんのぉー!?
あ、やばい、おっぱいマジできもちいい
こちらの表情から好感触であることを察した彼女は嬉しそうにむにゅむにゅと胸を押し付けながら言葉を続ける
「彼女はどうしようか迷った挙句、机の上において行ったようなのですが・・・」
何それ、思春期の息子のエロ本を見つけたお母さんみたいなことやめて!
「さすがに提督がかわいそうなのでしまおうとしたのですが、その、表紙が私に似ていたので、気になってしまって」
おうふ、あかんそれ一番お気に入りのやつ
「あう、う、あれ・・・を、みたのか・・・ぁっ」
「はい、全部・・・その、ですから今日はそれを参考にしています・・・」
あぁ、そっか、見られちまったか、あれ
うん、はっきり言って赤城は俺のドストライクだ。ぶっちゃけ好きだ、愛してる
だが、上官である俺が好きだのいうのもなんだか問題があるような気がして黙っていたし
日頃はビデオで一人夜戦をしていたのだが・・・
(周りにはバレバレらしく、某駆逐艦の呼び方がクソ提督からヘタレ提督に変わったくらいである・・・ブラ鎮して大破させて黙らせたが)
彼女は俺を欲しいと言ってくれた・・・なら、いいよな?
「なぁ、赤城・・・」
「はい、なんでしょう」
愛しさ全開と言わんばかりの表情でずりずりしている彼女に向かって
「その、胸でするのも好きだけど・・・口でしてくれないか?」
思いっきり甘えることにした
「・・・はい♪」
嬉しそうに答えた彼女は身体をずらしてさっきまで包んでいたものに顔を近づけ
「ん、ちゅぷっ」嬉しそうに咥えこんだ

「くおっおぉぉ・・・!」
熱く滑った口内につつまれ、思わず声が漏れる
「んっ、ちゅ、ちゅぶ、ぷちゅっ、ちゅ、ず、ぴちゃ、じゅぶっ」
こちらの反応に気を良くした彼女は舌の動きや口のすぼめかたを器用に変えながらこちらを攻めたてる
「んふ、ひもち、いいれふか・・・?」
「あぁ、すごく・・・いい」
もごもごと口を動かしながら上目使いで聞いてくる赤城
かわいい、かわいい、かわいすぎてやばい
「すまん、赤城、もう・・・でる」
奥まで咥えこまれたその瞬間に、弾けた
どぷっ、びゅる、びゅくびゅくびゅくっ!ごぷっ!
「ん!?んんっ、んんんっ!」
赤城の口の中に次々と注ぎ込まれる精液
おそらく今までで一番出ていると思う
「んんっ、ん、んぐっ、ん!」
あ、あれ、ちょ、ま、飲んでるのか?
止めようにも達してしまった俺は動くこともできずに射精しつづけ
「んく、ん、じゅるるっ、ちゅる」
尿管に残った一滴を吸いきられるまでのけぞったままであった
「ぷぁ、は、けほっけほっ」
「ば、ばか、無理に飲まなくていいんだぞ!?」
「無理じゃ、ありません。私で感じて出してくれたものを、受け止めない理由がありません」
嬉しそうに返してくる彼女を見て、我慢できなくなり抱きしめる
「あ・・・」
「頑張ってくれてありがとう。今度は一緒に気持ち良くなろう、な?」
「提督、それは・・・えっと」
「赤城、抱くぞ」
「──」
彼女は頬を染め、恥ずかしそうにこくり、とうなずいた

体制逆転し、今度は赤城を組み伏せる形になった
恥ずかしそうな、それでいて幸せそうな表情を浮かべてこちらを見つめてくる赤城
もう、いてもたってもいられなかった。残っていた服をすべて剥ぎ取り全身をさらけ出させると、彼女の秘部はとっくに準備ができたかのように濡れそぼっていた
「本来なら、いろいろとこっちもしてやらんといかんと思うのだが・・・すまん、挿れる」
その光景を目にしてはもう、中に突き入れることしか考えられなかった
「はい、あなたのお好きなように・・・」
そんな童貞丸出しの俺を笑うことなく、抱きやすいように足を開き、ほほえみを浮かべながら受け入れてくれた
ちゅく、ぐ、みちぃっ!
「んぅっ、ん!」
中はめちゃくちゃキツかった。ギチギチとこちらを圧迫し、押し返してくる。迎え入れる彼女の顔からも痛みが伝わってくる
「大丈夫、か?痛い、よな・・・?」
「私のことは平気です、だから、全部、きて、ください・・・っ」
痛いはずなのに、必死で俺を受け入れようとしてくれている。ここで引いてしまっては逆に彼女を傷つけることになるだろう
意を決して両手で腰をしっかり押さえ
みちみち、みり、ぶつっ、ぐちゅ
彼女の初めてを奪い、奥まで一気にねじ込んだ
「うぁっ、く、うぅ~~っ!」
「全部、はいった、ぞ・・・!」
痛みを必死にこらえて抱きついてくる彼女を抱きしめ、ぽんぽんと背中をたたく。
「わかり、ます。あなたが、私のなかに・・・うれ、しい・・・!」
涙を浮かべながら、微笑む。そんな彼女がたまらなく美しく、愛おしく思えた。
「動く、な?」
もう、我慢ができない。歯止めがきかない
破瓜したばかりだというのにぐちゃぐちゃに攻めたい、中に出しまくって俺の形ぴったりになるまでめちゃくちゃにしたいという衝動が止められなかった
我ながらひどく自分勝手なやつだと思う。なのに彼女は
「はい・・・、私をあなただけのものに、して、ください・・・」
ことさら嬉しそうに受け入れてくれるのであった
「はぁ、は、はぁっ!」
「あ、あぁ、あああっ!ん、あ、ひあ、あぁ~~っ!」
ぐちゅぐちゅと音を立てながら貫く
彼女は声を抑えることなく、こちらの衝動を受け入れていた
背中にやさしく手を回し、抱きしめ、すべて受け入れるというようにこちらを撫で、あやしてくる
その深い愛情に甘え沈み、欲望のままに彼女の中を突き進む
限界は、近い
「はぁ、あ、く、う、あかぎ、もう・・・」
「はい、はい・・・ください、あなたを、ぜんぶ・・・っ!」
「う、あ、ああああああっ!」
どくどくどくどくどぷっ!
「ああああああああああああああああああああーーーーっ!」
同時に絶頂を迎え、俺はより奥へ、奥へと精を注ぎ込み
彼女は奥へ奥へと搾り取るように締め上げていった

最後の一滴まで出し切ったあと、俺は赤城の上に倒れこみ
「ありがとな・・・」
「はい」
愛してると思いを込めて抱きしめるのであった

このあと裸でいちゃいちゃして復活した俺が再度夜戦に突入したり
精根尽き果てて眠り込んだ俺たちを遠征がえりの天龍が目撃して
「くぁwせdrftgyふじこっ!?」
となるのは別のお話

妖怪ボーキおいてけとかよく言われる彼女だけど、一人くらいは本気で愛してくれる提督がいてもいいよね?
 

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最終更新:2014年06月11日 21:57